透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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剣先ツルギはセミブりたい!
56.私からすれば地味すぎるくらいです、もっと横乳出すとかです!


 

 

 

Q.セミブる って何ですか?

 

A.セミブルー+する です。

 

セミブルーとは

青色のセミまたは、セミファイナルを控えたセミの肉眼では捉えにくい予備動作。

美少女回転寿司、永遠の一瞬を閉じ込める呪法、夏休み前のカップルの妄想等、諸説あります。

 

 

 

例の如く、1話目では海に行きません。てか正義実現委員会どころかトリニティにすら行きません。

 

それはそうと、今回も下ネタ注意です。

しかも本当に汚い。多分今まで一番ブライ君がキモいです。

 

 

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恐らく地獄の2日間(夏期訓練)を生き抜いた者だ……面構えが違う…………

まあ、そんな事があったところで俺の事務処理能力が上がるなんて事なく………いつも通り仕事には当番が必須の状態が続いている。

 

「"ふぃーーーお疲れぇ……手伝ってくれてありがとうヒフミ。"」

 

普通の女子高生を自称するくせに普通に事務能力があるのはどうなんだ?いっつも普通の時間に終わるぞMs.普通女め。

 

「どういたしまして、先生もお疲れ様です。」

 

普通に帰られる前に普通に聞きたい事がある。

 

「"そーいや、最近当番に良く来るけど、何か買いたい物でもあんのか?ま、多分ペロロなんだろうけどさ………。"」

 

「あはは、勿論それもありますけど……」

 

「"…………それ"も"ありますけど!!?"」

 

「驚き過ぎじゃないですか!?」

 

「"当たり前だろ!?"」

 

「えぇ………。」

 

ヒフミがペロロ以外の為に貯金するとか、明日は手榴弾でも降るんじゃないか?

 

「……実は、アズサちゃんと海に行く為の水着を買おうかと思ってまして……。」

 

「"あ~海かぁ……そういやアズサが行きたいって言ってたなぁ……。"」

 

俺は当分見たくないなぁ。

 

「はい、アズサちゃんにとって初めての海なのでしっかりと準備しておきたくて。」

 

「"なるほど、動機は遊ぶ金欲しさ………と。"」

 

「何か誤解を招きそうな表現は止めて下さい!」

 

「"はいはい。"」

 

何はともあれ、アズサの目標がまた一つ達成されそうでブライさんもにっこりだ。ヒフミンありがとう。

 

「それでぇ……今から芝タウンのショピングモールで水着を買おうかなって思ってまして………もし時間があればどんな水着が良いか先生に見て頂ければと…………。」

「"ありますねぇ!ありますあります!"」

 

「す、凄く食い気味ですね………。」

 

最高の餌を吊り下げておいて良く言う。

 

「"レタスが嫌いな奴でもハンバーガーは好きだろ?つまりはそういう事だ、俺も協力しよう。"」

 

「…うーん…えっとぉ……何だか良く分かりませんが、ありがとうございます?」

 

海は嫌いでも水着の女は好き……そう直球で伝えてもキモがられるだけなので遠回しに伝えたのだが失敗したらしい。

 

まあ、何はともあれクソ暑い海には行かずに涼しいショピングモールで水着回という訳だ。何と贅沢な事だろう。

 

 

 

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などと気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ!…………うん、普通に女性物の水着コーナーに男が入るのは凄い気まずいよね!クソがッ!

 

「丁度シーズンだからか、可愛い水着が沢山ありますね。」

 

「"ウン、ソウダネ。"」

 

シーズンだから周りに人も沢山居るよ……………。

 

「色もデザインも沢山……見ているだけでも楽しくなって来ました!折角ですし先生も新しい水着、買いませんか?」

 

「"海パンなんぞ大した違いとねぇし要らねぇかな。"」

 

「そういう物なんですね………うーん………。」

 

ヒフミが水着の物色を始めた。俺はあるか分からない周囲の視線を掻き消す為に、頭の中でカイザー元理事の耐久テストを想像し始めた。

 

「可愛いフリルがいっぱいのこれも良いけど、何だか全体的に地味なような………。」

 

高所からの落下ヨシっ!

 

「ただでさえ私は普通なんだから、もっと派手な水着じゃないと、砂浜の石ころ扱いされちゃう………。」

 

確かにキヴォトスの顔面偏差値は高い、だからと言って決して地味では無いと思うが…………あっ、金属破砕機はダメか…親指を立てペキペキ音を立てながら砕かれている。

 

「もうちょっと……もうちょっと視線を釘付けに出来るような水着は────ッ!!これです!!」

 

ヒフミが一着の水着を天高く掲げる。

 

「"────ン"ッ!!!!"」

 

「さ、流石に大胆過ぎたでしょうか?」

 

それを見た瞬間、破砕される元理事と共にその空想は弾け飛んだ。

 

ヒフミの選んだ人の目を引く水着とはなんと牛柄水着であった。牛柄の時点で既に叡智ではあるのだが、こいつは訳が違う………隠さなければいけない部分のみ隠しているような、ある意味裸よりも恥ずかしい水着なのだ………しかも着るのがヒフミだ………ゲーム開発部では無くヒフミなのだ!

 

………ふぅ……クールになれ、前原圭一!このチャンスを逃してなるものか!

 

 

 

◯ックスしないと出られない部屋でオックスする為にゲーム開発部とブライは牛柄ビキニを着た過去がある。しかし、オックスしたところで玄関が開く事はなく、恥のかき損に終わった悲しい過去がある。

 

 

「"ない!絶対にそんな事はない!ヒフミ、お前は変わりたかったんじゃないのか!?平凡からの脱却を望んでいるんじゃなかったのか!?ダイヤモンドだってなぁ!最初はただの石ころなんだ!磨いて削って、初めて人の目を惹きつける!!お前も変わりたいんだろ?石ころ卒業したいんだろ!?なら着るんだ!今日!今!ここで!!変わるなら今だっ!!お前は絶対に輝ける!!輝けるんだぁ!"」

 

 

超必死な演説、これで多少鼻息が荒くなろうが違和感はないだろう……今更人の目なんか気にするな、慣れている筈だ。

 

「……………はいっ!!」

 

変わる決意をしたヒフミは試着室に走って行く。俺もそんなヒフミの後をゆっくりついて行く。

 

ヒフミにありがとう、世間体にさよなら、そして、全ての俺に、おめでとう………ま、世間体なんぞ割と最初からあってないような物だ。

 

 

 

暫く待っているとカーテンのシャーがシャーして、中から顔を赤らめ恥ずかしさのあまり、何かくねくねしているヒフミが現れる。

 

それも当然の事だろう。本当にその水着は俺の見立て通り最低限のみ隠されているだけの超変態水着なのだから。

 

「え、えっと……どう……でしょうか?」

 

カシャカシャカシャカシャ

 

心を殺し俺はただヒフミを撮る事だけに集中する。

 

「"手で隠すなヒフミ、正当な評価ができん。"」

 

「は、はいぃ………えっとぉ……な、何故写真を撮る必要が……」

 

カシャカシャカシャカシャ

 

素晴らしい写真は大量に撮れた筈…………しかし、これらはまだ前半戦、前面のみでしか無い…………ここまで来たのだ、背面も見なければ無作法と言うもの。

 

「"他の水着との比較の為だ………ヒフミ、後ろを向いてくれ、後ろ良ければ全て良し的な言葉もあるだろ?"」

 

カシャカシャカシャカシャ

 

「お、終わり良ければです……………。」

 

やはり叡智に必要な要素の6割は恥じらいだと思う。ヒフミは恥じらいながら、おずおずと背を向ける。

 

「"超エキサイティング!!!!"」

 

アウトだ!絶対にアウトだ!ヴァルキューレを呼べば確実にしょっぴかれる案件だ。

 

「!?????」

 

カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ

 

連射!圧倒的連射ッ!

 

「"ごめんヒフミ!昨日食べた刺身が当たったみたい!ちょっとトイレ行ってくる!!"」

 

 

取り敢えず俺は全力でトイレに走った。因みに昨日の晩飯はペペロンチーノだった。

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

「"ふぅ……………。"」

 

何がとは言わないがいっぱいでたね♡

今はただ、ヒフミとトイレットペーパーに感謝を!

 

 

ポイッ

 

何が免罪符だ、何が聖水だ………そんな物が無かろうが俺の中の罪など簡単に流せる……そう!トイレならねっ!!

 

 

ジャアアアアッ!

 

 

 

 

「クックック………これは少々困りましたね…………。」

 

滅茶苦茶聞き覚えのある不快な声………極楽から地獄とは正にこの事だ、最高に気分が悪くなった。17分割してGOK送りにすれば全て解決…………だが、なんやかんやでヒフミが巻き込まれそうだし、清掃員の方が可哀想なので今回は止めておこう。

 

コンコンッ

 

左隣の壁が叩かれる。殺されないからって良い気になりやがって。

 

「排泄中に失礼します、先生、その……もしよろしければトイレットペーパーを分けては頂けませんか?」

 

何だその挨拶。てか何で当然の如くこっちの事把握してんだよ。

 

「"申し訳ない、いっぱい出たせいでトイレットペーパーが切れてしまってな………手元にボロッボロのパピルスか剣山ならあるがどうする?"」

 

「先生も人が悪い………紙を切る音はこちらにも聞こえていました……少し…ほんの少しだけ私に紙を恵んでは頂けませんか?」

 

えっキモ……何で隣の個室の音聞いてんだこいつ……。

 

「"黒服さんよぉ………砂漠で水を欲するならばそれなりの対価が必要だとは思わないかい?ま、俺はお前の肛門がカピカピになりながら死んでくれれば一番満足なんだけど。"」

 

「随分と嫌われたものですね………やはり原因は小鳥遊ホシノの一件でしょうか。」

 

「"お前個人への恨みはそのくらいだな。"」

 

 

ガチャ  バンッ!

 

扉を閉めて洗面所へ向う。黒服と話してストレスを貯めるよりもヒフミの水着鑑賞会をしていた方が……比較にすらならんな。

 

 

 

シャアアアアァァ

 

 

 

 

「………アビドスの一件で先生が落とした左腕………どうなったのか気になりませんか?」

 

手を洗い去ろうとする俺に何やら交渉を仕掛けてくる。

 

どちらもミンチになったと思っていたのだが……迂闊だった………まあ、「左足」という単語を言及しないあたり左手は黒服が回収したのだろう。何らかの実験に利用されてそうでムカつくが今回ばかりは好都合だ。前とは違う、以後気を付けよう。

 

「"そんな物にたいした価値は無い……まあ、ケツ拭くくらいは出来るんじゃねか?"」

 

吉良吉影みたいに。

 

「…………交渉は決裂ですか………現金も持ち歩くべきでしたね………先生、やはりボロボロのパピルスでも良いので恵んでは頂けないでしょうか……?」

 

黒服はキャッシュレス派だったらしい。そんな事はどうでも良いけどケツがカピカピになりながら死んでくれ。

 

「"ベアトリーチェの死骸かアリウス自治区の攻略法を教えてくれるんなら状態の良いパピルスでもトイレットペーパーでも右腕でもくれてやる。"」

 

「…………リスクとリターンが釣り合いませんね。」

 

無理とは言わない辺りどうやら攻略法はあるらしい。平静を装った黒服も紙に見放されたとあらば焦りまくってボロ出しまくりだ。

まあ、千切れた腕の利用方法を見出だしていない可能性もある訳だが。

 

「"しゃねぇなぁ…………優しい優しいブライさんからのプレゼントだ足元を見ると良い。"」

 

「?………!!────これは木……ですか。」

 

魔術により個室の下の間の穴からトイレの両端に届く、そこそこ太めの丸太(ドアのストッパーの役割を持たせる切れ込み入り)を生成した。これで暫く扉は開け無い。無様にケツを晒しながら隣の個室に救いを求める事すら許されず、宿便して死ね。

 

「"アメとムチという言葉があるだろ?誰だってアメが欲しいし、俺だって可哀想な子には過剰にアメを与えたい…………だがなぁ、お前は頭から爪先まで真っ黒な汚ねぇ大人だ、慈悲深〜い俺が恵んでやるとしてもハッカ味のドロップかサルミアッキだ………それにな、貧しい国には魚を渡すだけじゃダメなんだ、魚を捕る方法を教えなきゃその国はいずれ破綻する、言いたい事は分かるか?"」

 

「私に紙を作れと!今!この場所で!!」

 

キャラ崩壊してんなぁ

 

「"黒服、知ってるか?自由度の高さで有名なゼルナの伝説 野生の息吹に登場するミニダンジョン達はどれも最低でも3つの解答が用意されているらしい………凄いだろ?"」

 

「………………。」

 

「"ここまで言っても分からないようだな………つまり、その丸太をどう使っても良いという事だ、紙を作るも良し、ケツを擦り付けて切れ痔になるも良し、座りっぱなしでイボ痔を作るも良し、潔く坐して死を待つも良し、お前と丸太には無限の可能性がある…………言いたい事はそれだけだ、じゃあな黒服、生きていたらまた会おう。"」

 

 

 

トイレの入口付近に清掃中の札を立て、俺はその場を去った。

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

トイレから出て先程の店の前に向うと、既に袋を持ったヒフミが立っていた。黒服を相手に時間をくったせいでヒフミ既に水着は買い終えてしまったらしい…………あの水着は不味くない?

 

「"こめんヒフミ………トイレの帰りに知り合いと会ってさ、叩いて叩いてじゃんけんポンがすげぇ盛り上がって遅くなった。"」

 

「そ、それって、じゃんけんに意味はあるんでしょうか……?」

 

「"あるわけないだろ?"」

 

「……………ですよね。」

 

「"………それで……水着ってどうなった?"」

 

場合によってはヒフミがかつての仲間によってエクスキューションされてしまう。そして俺はナギサにエクスキューズした後にエクスキューションされてしまう。

 

「………やっぱり私には私らしいものを、と思いまして…フリルのついたシンプルな物を買いました………せっかく先生が背中を押してくださったのに、すみません。」

 

どうやら俺とヒフミのエクスキューションは免れたようだ。

 

「"気にするな!変わらないからこそ良いような物だって存在する、まあ、変わるなって言いたい訳じゃない、少しずつで良いんだ…………個性的になろうとはっちゃける奴ほど最終的には無個性なキョロ充になり下がるってもんだからよ。"」

 

「あ、あはは………ありがとうございます。」

 

ヒフミは「余計な一言さえなければ、色々な人にそれなりに良い印象を残せるのになぁ」と心の中で考えていた。

 

 

 

 

その後、ショピングモール内のアイスを食べ、特に何事も無く解散した。

 

 

 

──────────────────────────

後日

 

 

 

今日は朝から雨が降っている………今日の当番はノアか………珍しく少し遅刻遅刻しているようだ……まあ、椅子に座り窓の外を眺めるだけで、未だに仕事を始めていない俺に咎める資格は無い。まあ、そんなつもりも無い訳だが。

結局のところ雨が悪い……ノアが遅刻したのも、俺が書類に手を付けないのも、ガチャに爆死したのも、天井を叩く為に課金したのがユウカにバレたのも全て雨のせいだ。

 

そんな事を考えながらチラッと一番上の書類に目を向ける………何で口語表現やらアラビア数字がNGなんですかねぇ……面倒臭い。

 

数十秒窓から目を離すと既に悪は去っていた……どうやら通り雨だったようだ。雨雲が過ぎ去った空には鮮やかな虹が見え始めた。これできっと全ての罪は赦される………勿論、漢数字を考えて広めた奴以外に限る。

 

 

ガチャ

 

そんな現実逃避をしていると、背後から扉が開く音が聞こえて。救世主登場と言ったところだ。

 

「すみません先生、5分36秒も遅刻してしまいました。」

 

相変わらずクソ細かい。

 

「"大丈夫、俺もいま来たところ。"」

 

「先生はシャーレに住んでる筈では………もしかして寝坊ですか?」

 

ほらな、「いま来たところ」はこういう風に誤解されかねない。ホシノもヒナもその辺を理解して欲しいものだ。

 

「"いや、待ち合わせの際に相手に到着時刻は聞かれたら「いま来たところ」と返せと言われた事が何度かあってな。"」

 

「………なるほど……これはユウカちゃんに報告ですね。」

 

「"なんか知らんが止めてくれ、絶対怒られるやつだろ。"」

 

ま、お叱りついでに仕事を手伝ってくれる事の方が多いので普通に有り難かったりする。

 

「それよりも先生、タオルとスリッパをお借りしてもよろしいでしょうか?実はタイツまでぐっしょり濡れてしまって………。」

 

「"無視かよ!……まあ良いけど……ちょっと待ってろ、今すぐ───"」

 

「いえいえ、お気遣い無く、先生はお仕事の方を進めておいて下さい。」

 

「"えーやだぁ………実は俺…日課の坐禅がまだ済んでないんだ、坐禅しねぇとやる気出ない!"」

 

「前前回の当番際には瞑想と言っていた筈ですが………。」

 

「"…………………よし!仕事やりますかね!"」

 

許さねぇぞ観察日記!!全部貴様が悪い!

復讐帳の誤解が解けて冗談が言い合える仲になったのは良いが、「面白いから観察日記をつける」なんて、結局は復讐帳の時と変わらんではないか。

 

「それではタオルとスリッパ、お借りしますね?…………先生、こっちを見ては行けませんよ?」

 

「"ああ、勿論だ、俺を誰だと心得る?キヴォトス一誠実な男ブライさんだぜ?脱いだタイツをリサイクルしてエコバッグを織ろうとも絶対に振り返らない!過去のやらかしも何もかも!!"」

 

「そうですか……いつも通りで安心しました。」

 

そう……俺が振り返る事は絶対に無い…絶対にだ!…………うん、特に理由は無いが虹でも見ようじゃないか……………やっぱりな!!!!!……見てないからって油断しやがって!!

…………ふぅ…やはり虹は良い……特に美しいと感じる色は黒だ……今日に限ってそれが揺らぐ事はないだろう………妙に光沢のある……あれはサテン生地と言ったか?そういえばレースとフリルの違いは何処にあるんだろか?まあ、エロかったらそれで良いじゃないか………なんだろうなぁ、普段タイツを穿いてる奴が生足を晒した時のこの股間に来る現象は…………

 

「"!!"」

 

窓に反射するノアと目が合った気がする………さて、虹を見るのはこのくらいにして仕事を始めようじゃないか………

 

 

 

 

「タオル、ありがとうございました。」

 

「"おう。"」

 

俺は真面目な一般シャーレ担当顧問俺は真面目な一般シャーレ担当顧問

 

 

 

 

「………本当に見ませんでしたか?」

 

「"う〜うぅぅぅっ!止めてくれぇ!急に耳元で囁やかれるとすっげぇゾワッと来る!"」

 

急な攻撃に少しビクついてしまった。声が……声も良い女性に急に耳元で囁かれたら誰だってそーなる、俺もそーなる。

 

「それでどうなんですか?」

 

「"見てないよ!白のレースなんて!!"」

 

いつもの調子で的外れな別の回答を行う!これで俺が虹を見ていた事がバレる事はない!………はず!

 

「…………………」

 

「"………………"」

 

真顔………真顔!!これは一体…………。

 

「そうですか……それでは改めて、お仕事進めて行きましょう。」

 

「"おうよ!"」

 

笑顔だっ!これはもろたで工藤!

 

 

※バレてます。

 

「書類回りの整理は私が受け持ちますので、先生はメールと留守電の確認をお願いしますね?」

 

「"ありがとうノア!マジ圧倒的感謝っ!!"」

 

書類の山をノアに手渡す。もう勝確ですわ!

 

「それじゃあ……始めましょうか。」

 

「"はい!"」

 

いつも通りメールフォルダを確認する。いつも通りのイタズラメール基殺害予告という名の不良共の怨嗟の声が複数届いていた。まあ、アラバ海であれだけ大量の不良をしばいたので仕方なし。念の為一件一件中身を確認して削除すれば時間は潰せるが仕事が進む訳ではない、そろそろ怒りを収めてくれねぇかな。

 

………あっ、そうだ!(唐突)コタマに協力してもらって命乞いシチュボ作ろう!絶対に不良達に需要ある!命乞いなら完璧な演技が出来る自信があるぜ!俺天才か?

 

「そういえば、最近先生がミレニアムに来られないのでユウカちゃんが寂しがっていましたよ?」

 

「"そんな事言って、会ったら会ったで小言攻撃始まるパターンだろ?"」

 

「何か心当たりがあるんですか?」

 

そりゃあるに決まってるだろ。課金の件とか課金の件とか。

 

「"確かになぁ、合宿やら他にも色々あってトリニティに一ヶ月近く拘束されてたからなぁ………コタマとかエンジニア部とかにも用があるし今日分の仕事が終わったら行くとしますか、ミレニアム。"」

 

「露骨に話を逸らしましたね…………ユウカちゃんに報告して早く仕事を終わらせるとしましょうか。」

 

ノアはスマホを取り出し操作し始める。サボりとか僕は良くないと思います!!

 

「"ま、待て!どっちの報告?"」

 

「やはり何か心当たりがあるんですね?ですが安心して下さい、報告するのは先生がミレニアムを訪問する事についてです。」

 

悪戯っぽく笑うノア…………このサド女め!

 

「"そういうのマジでビビるから止めろよなぁー。"」

 

 

とうおるるるるるるるるる

 

ノアと雑談をしながらメールを14件ほど確認した後、唐突に電話が掛かってきた……どうやら相手はヒフミのようだ。

 

がちゃり

 

「"もしもし、はい、ブライです!どうしましたか、ボス!?"」

 

 

「あ、あの、今私達は正義実現委員会の方達に追われてまして!……あっ!た、助けて下さーい!!

 

 

「"そうかそうか、脱平凡おめでとう、じゃ俺は仕事に戻るわ。"」

 

まだまだ夏はなげぇのだ、ドンマイ ヒフミ、ドンマイ アズサ………きっと海にはいつか行けるさ。

 

 

 

 

夏空のウィッシュリスト編 完

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

最近知ったのですが、ノーマルノアのメモロビでノアが窓ガラスに書いていた

 

Qui aimes-tu le mieux, homme énigmatique, dis ?

 

という言葉を日本語に訳すと

「謎めいた人、あなたは誰を一番愛していますか?」

になるらしいです。

 

ノア×ユウまたはユウ×ノア過激派の方に配慮して一応滲ませておきます。

 

気になる方は翻訳するなり滲んだ部分をドラッグするなりすれば意味が分かります。

 

 

因みに私は黒服は皆様のアイドルなので運子しないと思ってる派です。

 

アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?

  • 紫封筒
  • 虹封筒
  • ピンク封筒
  • 百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
  • ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
  • いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!
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