透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか? 作:ゴジマツリ=ユーリエフ
ソムニウムファイルシリーズの新作が発表されたので初投稿です。
本格的♂超スピード!?展開
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さて、反省部屋に閉じ込められてしまった………壊してしまっても良いのだが、そうすれば俺が侵入した事もバレる上に扉代を請求されてしまう……幸い扉の近くには電子ロックがある。これさえ分かればどうにかなる。
4545 8100 0810 0721 114514 114514810 1145148101919 8585 1919 5963 4649 18782 37564
「"はぁ…………。"」
万能パスワードが全敗かぁ………。
プルプルプル…
開かない扉の前に佇んでいるとどうしようもないくらい丁度良いタイミングでビデオ通話が掛かって来た。
「事情は大体把握しています、パジャマパーティーをすると聞いて動向を伺っていましたが……まさか先生もご一緒だったなんて…………テンション上がってきました。」
「"何で当然の如く事情を把握してんだよ!"」
電話を掛けて来たのはコタマだった……故に「何故事情を把握している?」という問いに意味は無い。
「勿論盗聴……では無く、ヴェリタスの技術を活用したまでです。」
「"今更誤魔化しても意味ねぇよ……。"」
「見たところ、反省部屋のドアが開かずに困っているようですね。」
「"強引にスルーするつもりだな?"」
「反省部屋は問題児を閉じ込める為の施設──ですので内側からはオートロックが掛かっています、コユキさんなら簡単に解除できるでしょうけど、先生の場合は正攻法での脱出は不可能です。」
強引にスルーするつもりだ。
「ですが、ご心配なく、ミレニアムの外まで安全に脱出できるルートを私達がご案内します。」
「"なるほど、悪魔との契約という訳か………他にも協力者がいるのか?"」
「はい、隣にハレが、副部長も認める天才ハッカーが協力するのですから、セキュリティシステムを掻い潜って無事脱出できる筈です。」
「待って、コタマ先輩、これ以上トラブルを起こさない方が……。」
全くもってその通りだ………と言いたい所ではあるが、ここに監禁される訳にはいかない………。
「"それでコタマ…………対価は何だ?"」
「以前は断られてしまった、先生の声を録音したモーニングコール、十種を………台本はこちらで用意します、先生はただ読み上げて頂くだけで構いません……これならばハレも協力してくれますよね?」
そんな事もあったなぁ……。
「確かに魅力的な提案だけど…………本当に良いのかな?」
「"因みにそれって、何処かで発売されたりします?"」
「いえ、かなり貴重な物ですので、私達だけで楽しむつもりです。」
「"貴重な物は部内で共有か…………他にもそういうのあったりする?"」
「ハレ、今すぐ反省部屋の扉を開いて下さい。」メソラシ
「"何故目を逸らすんだい?"」
コタマは目を逸らし、その近くでカタカタとキーボードを弾く音だけが響く………しばしの沈黙の末扉は開かれた。結局最後まで質問に答える者は現れなかった。
反省部屋の外の廊下は、遠くで光る
「気を付けてね、先生、コユキが逃げてるから、追加のセキュリティシステムが稼働している………それと、もし誰かに遭遇したら……ハッキングじゃ助けられないから。」
「ひとまずは出口がある一階を目指しましょう、誰かが近づいて来たらすぐに報告します。」
「"頼んだ。"」
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コタマとハレの誘導に従い、トラップや例のシャッターを避けながら結構な距離を移動した………監視カメラもハッキングしてもらってここまでは順調、後はイレギュラーさえ無ければ…………
「先生、ちょっとストップ、そこを右に曲がると……」
「待って下さい………何か聞こえます。」
「"足音だな……それも割と近い。"」
音的に2人……ユウカとノアだろう、コユキは捕まって2人に運搬されている可能性があるが放置で良いだろう。
「距離40メートル、6秒後に接触します……何処か隠れる場所は…!」
「"天井に貼り付くか?"」
「忍者じゃないんだから……隣の調理室開けておいたよ。」
「"ありがとう。"」
忍者では無いがニンジャの主殿と呼ばれた事ならある………それにしても恐ろしく早いハッキング、ミレニアムがガバセキュリティなのか、ハレがすげぇのか、これもうわかんねぇな。
ドンッ!
などと考えながら調理室に入ってすぐ、何かに膝関節をぶつけてしまった。
「"痛っ!"」「うぎゃーーっ!」
足元から聞こえる聞き覚えのある小さな悲鳴に目をやると、コユキがデコを両手で押さえながら蹲っていた………何故か兎っぽい黄色のパジャマを着て。
「"不注意だった、蹴ってしまってすまんなコユキ。"」
略してすまん■!!…………にしても流石三大校の調理室、黒板側の席が取れなかった奴に同情するくらいバカ広い。ミレニアムだし多分もう使われて無いだろうけど。
「いてて………先生もここに来たんですね、先輩かと思ってビックリしちゃいましたよ!」
「"俺は逃亡中にわざわざパジャマに着替えてるお前に驚きだよ。"」
「潜伏中でしたし、折角の先輩達の好意を無下にする必要はありませんし、取り敢えず着替えてみました………何か問題でも?」
なんなんだろうなぁ……倫理観が破綻してる癖に偶に正論言うのは………。
「"いや、何の問題もない、寧ろいい感じだ。"」
「にはは、そうでしょう!」
黄色くて目立つしうるさいし、最悪の場合は囮にして逃げよ。
「"あっ、そうそう、そういえばユウカ達もこの辺に来てるっぽいぞ。"」
「何でそういう事を早く言わないんですか!?早く隠れますよ!!」
焦った様子で俺の手を引こうとするコユキに逆らい入口から少し先に行ったところにある皿等が収納されたドデカイ調理棚の陰に身を潜める。
「何やってるんですか!こんな所じゃすぐにバレちゃいますよ!」
「"考えが浅いな、俺を誰だと心得る?"」
「?」
「"キヴォトスのエレクトロマスターだ。"」
「初めて聞いたんですけど。」
「"…………まあみていろ。"」
「捕まったら恨みますからね!」
どの口が言うんだ、この女は。
ドン
乱雑に扉が開いた音がした………反省部屋での声色的にノアはそれ程キレて無さそうだったし、来たのは多分ユウカだろう。
扉が空いて間もなく、カチッという音と共に照明が点灯する。そしてこここそが好機。
コツッ
「コユキね!やっぱりここだと思ったのよ、早く出て来なさい!」
「「"………………。"」」
「出て来ないなら、どうなっても知らないわよ!」
ユウカが音の鳴った方向、黒板側へ歩いて行く………残念だったなユウカ、そこにあるのは小石だけだ……まあ、それすら今から消すのだが。
「"逃げるぞ。"」
「はい。」
ユウカがドスドス歩いている間に調理室を脱出した。人に散々だらしないと言っておきながら、自らが開けた扉を閉めなかった事がユウカの敗因だ。
余裕をぶっこいているようでこちらも意外とヤバかった。もしもノアが来た場合はきちんと扉が閉じられていただろうし、2人同時にこの部屋に入って来た場合は、スタングレネードかコユキが尊い犠牲になるしか道はなかった。
流石クソゲーで出し易い数字を避け捲った男だ、今日はツイてる。
「先生鬼凄いじゃないですか!このまま監視カメラも警備ドローンもぶっ壊して行きましょうよ!!」
何と言う変わり身の早さだろうか、調理室から脱出してヴェリタスの協力を得ながら安全圏に入るや否やこの様子だ。
「"壊さねぇよ。"」
「どうしてですか!?この迷路の様な建物から何度も先輩達から逃げ切った脱出マスターの協力が得られるんですよ!パパッと壊しましょうよ!」
「"弁償する金がねぇんだよ!"」
「そんなの私がどうにかしますから!」
「"絶対他学区から持って来るだろ!つーかこのやり取りちょっと前にしただろうが、再放送止めろ!"」
「なるほど……これが。」
「ユウカさんから聞いていましたが、思った以上ですね。」
「心の中でマキみたいって思ってたの……後で本人に謝らないと。」
「同感です………マキと言えば、そろそろ着く頃ですね。」
ヴェリタスのお二方はコユキとは面識はないらしくドン引きだ。それはそうとコタマ、特にお前は人の事言えねぇからな?
「なんなんですかこの反応!私何か変な事言いました!?」
無自覚なろう主人公か?………まあ、悲しい事にこの破綻した性格も電子解錠能力の凄さもマジで無自覚なんだが………。
「"てか待て、マキまで呼んだの?"」
「万が一に備えていた方が良いからね。」
意外だ……マキレベルのお子ちゃまは夜8時くらいにはグッスリなイメージが…………。
「先生不味いよ、後方から警備ドローンが近づいて来る。」
「こうしてる場合じゃなさそうです、早く一階の出口に向かわないと!」
「"落ち着けコユキ。コタマ、ハレ、近くにあの2人は?"」
「いないみたいです。」
「"じゃあ遮断だな。"」
鉄の壁をババっと出して終わり!多分これが一番早いと思います。
「えっ!!?先生の魔法ってふわふわかき氷を作れたり、さっきみたいに小石を落とす以外にこんな事も出来たんですか!?」
「"お前俺の事舐め過ぎだろ!?つーかふわふわかき氷の方が高等テクだからな?"」
まあ、こいつなら例の一件より前も閉じ込められてそうだし、俺の不良ボコボコ動画も日常過ぎて出回らなくなったレベルだし知らなくてそれ程不思議ではないのか?
「先生の作ったふわふわかき氷……食べてみたいです。」
「私も、エナジードリンクをかけて食べたい。」
ハレは安定のエナドリ中毒者だ。
「"止めておけ、俺より格下の術師や魔力を吸収出来ない、しにくい体質の奴が俺の魔力由来のかき氷を食えば俺が消去した場合でも食った分は屁が止まらなくなり、消去しなかった場合は吸収出来ずに直近3時間は下痢or肛門から水が直接出る事になるぞ。"」
「やめとこう」「止めておきましょう」
勿論植物類も同じ事が起こる。それは俺の魔術に限った話しでは無い。故にあの世界では魔術に適正のある者は商人を目指す事は難しいというのは常識だ。
なったとしても魔術に関して漠然としか知らない奴も"そういう噂"が流れるせいで来ないし、来たとしても魔術で作製可能な商品に問題があったと難癖を付けられればほぼ100%罰せられる。げに、まっことクソぜよ。
「あの時の腹痛はそういう事だったんですね!!そういう事は早く言って下さいよ!!」
「"すまんすまん、お前がトイレダッシュするまで忘れてたんだよ、ここから出たらかき氷作るから許して。"」
「要りませんよ!二度と作らないで下さい、そんな…………あっ、今度ノア先輩に───」
「"却下、俺が殺される。"」
観察日記から復讐帳にガチでシフトチェンジしてしまう。
「にはははは!先生は死にませんよ、この壁が守ってくれますから!」
超スパルタな綾波やめろ。
「"そこは「私が守る」じゃねぇのかよ………まあ、何でも良いけどさっさと移動しよう、相手がドローンの動きを把握してる可能性もあるし。"」
「そうだね、じゃあ、案内を再開するよ。」
流石は凄腕ハッカー集団だ、これと言ったトラブルは無く、コユキが時偶かき氷の件の恨み言を吐く余裕すらあった。
因みにユウカ達にあの壁が見られると不味いので十分距離を取った後に消去した。
「裏口まで来れたね、候補は他にも幾つかあるんだけど、ここはあまり使われてないし、見つからないと思う。」
「お疲れ様でした、予定より順調です、後は開けるだけです………。」
「"ありがとうコタマ、ハレ。"」
完走した感想ですが(激ウマギャグ)………良い乱数に恵まれて、これ以上ない程のデレパターンやサポートキャラを引く事ができ、大幅にタイムを短縮されワールドレコードを更新する事ができました。
「………ん?あれ?」
「"どした?"」
「このドア……開きせん……。」
「"おんやぁ?"」
雲行きが怪しくなってまいりました………。
「どういう事?……私もやってみる……。」
お願い、成功させて小鈎!
あんたが今ここで失敗したら、俺やコユキの脱出はどうなっちゃうの?
チャンスはまだ残ってる。ここを開ければ、ユウカ達に勝てるんだから!
「なにこれ、コードが………。」
「……ハレ!逆ハッキングされています!急いで対処しないと位置が!」
「そんな、早すぎる………!この人、私達より一枚上手だ!」
「"全知さん!全知さんなのか!?"」
クソッ!ハッキング対決とか絶対熱い場面なのに今は全然喜べねぇ!
「真っ向勝負じゃ勝ち目は無さそうです、別口を探さなくては……でも、この手口はまるで……副部長……。」
しかも何か同組織だし!クソッ!傍観者で在りたかった!!
「先生、今はそこから離れて!このままじゃ、監視カメラが復旧しちゃう!」
「そんな!引き返せって事ですか!?何とかなったりしません!?」
「"諦めろコユキ、噂によればヴェリタスの副部長はヴェリタスのお母さん的存在らしい………娘は母に勝てんのだ………作品によってはヒロインよりヒロインの母のが人気だったりするし……。"」
「言ってる意味が分からないんですけど!?」
「"いずれ分かる日が来るさ…………つー事で今からお前は米だ、その事実をまんじりともせず受け入れろ。"」
囧「うあぁああああー!なんでー!!」
駄々を捏ねるアホピンクを肩に担ぎ、身体能力を引き上げる。
RTAに必要なのは祈祷力………取り敢えず今はコユキが漏らさない事を祈ろう。
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「にははははは!ネル先輩より、ずっとはやーい!!!」
「"順応早いなお前。"」
流石クソガキだ。それと割と有益な情報、今度ネルに絡まれたら全力逃亡しよう。
「"そろそろ止まって大丈夫か?"」
ノーキルノーアラートの逃亡中にバタバタと音を立てるのは最低限避けたい。
「うん、もう大丈夫…………ごめん先生、完全に油断してた、よく考えたら当然の事なのに。」
「ええ、副部長はセミナーのセキュリティ担当をしていますから。」
「"気にするな、お前等が居なければ俺は反省部屋で詰んでいた。"」
「でもまさか、相手はリモートなのに一蹴されてしまうなんて。」
コンピューターについては知識が乏しいが、口振り的に取り敢えず実力差があるって事だけは分かった。
「じゃあどうすれば良いんですか?朝までずっと隠れるしかないんです?もしかして、朝になっても解決しないんじゃ…………ああぁぁぁ!もう終わりだあぁぁ!!」
勝ち目の無さそうな相手に取り乱すコユキなのだが………正直な所、脱獄バレした時点で解決する事はないと思う。
ま、私は潜入してる事すらバレてないから例外なんですけどね!!
「ううん、まだ策はあるよ。」
某策士のとっておきのやつだろうか?
「そうですね、ここからはアナログな方法で行きましょう。」
「"破壊は無しだぞ。"」
「分かってる、副部長は今、リモートでセキュリティを制御してる、裏を返せば、システムを設置してない所には手が届かないって言えるよね。」
「"ミレニアムにそんな所あんのか?"」
イメージ的には技術大国ですぞ!?
「うん、私達のプライベート空間がそう、他にもハイテク機器を導入してない古い施設や、老朽化してそのまま放置された場所もある。」
「ここはミレニアムの中心、最大規模の施設です、裏を返せばそれだけ年季が入っている事を意味します、増改築を繰り返し、管理の行き届いてない箇所も十分あります。」
「古い場所………老朽化した場所?」
コユキも知らないようだ、脱出マスターの名が廃るな。
「"流石天才ハッカー共だ、早速案内を頼んでいいか?"」
「ええ、打ち捨てられて久しい荒んだ場所で申し訳ありませんが、事態は急を要しますので、早急に案内を開始しいたします。」
「ええ!!汚い所は嫌なんですけど?もっと何とかならないんですか!?」
「"お前の心より汚れ歪んだ物はねぇよ、それはそうとコユキ………お前との逃走はここまでだ。"」
二億ベリーの恨みは無いが多分これが最善だろう。
「ええええええ!!?何ですか、いきなり!私、何かやらかしました!?」
「"我が道を征きたいなら、お好きにどうぞって事だ、汚い場所に潜るか、一人で朝まで耐え忍ぶか自由に選ぶがよい…………あっ!飲み物なら出せるぞ。"」
「要りません!」
「"あっそう、じゃあ俺一人だけ頂こうかな。"」
GOKから取り出したちょっと冷たいミルクティーを喉に流し込む。適度な運動の後にはキンキンに冷えた物を……と思っていたが、あまり贅沢は言えない。
「"うまし!!"」
「ミルクティーがあるなら最初から言って下さいよぉ!先生汁の方かと思って断っちゃったじゃないですか!!」
「"変な名称を付けるのをやめろ!!"」
せめて味のしない液状のバラムツとか波動水とか水素水にして欲しい。
「静かにして下さい……向こうから何かが………誰かが近づいて来ます!すぐに離れて下さい!」
「えっ!えっ!?誰なん───」
コユキの口を押さえ、すぐ近くの扉を開けて中に入った。勿論だらしないユウカとは違うのでしっかりと扉は閉めた。
「"更衣室だな、物音を立てずに隠れられそうな場所を探すぞ。"」
「はい。」
横にズラッと並んだロッカーが6列もあるロッカールーム………最近は使われていないようで何処も鍵が刺さりっ放しだ……隠れられそうな場所はあるのだろうか。
取り敢えず相手の出方を見る為に耳を澄ませおこう。
「このドアおかしいですね………使われていないのに取っ手の部分にホコリがありません……それも片側だけ。」
「「「「"!!!!"」」」」
詰んだのでは?
「気にし過ぎじゃない?」
鈍感ユウカはあまり気にしていないようだが、時間の問題だ。間違い無くノアは乗り込んで来る。
俺は刺さりっ放しの鍵をランダムに拝借しつつ、その何個かに鍵を掛けながらコユキの手を取り入り口から最も離れた位置のロッカーの鍵を取り、その中に身を潜めた。
ロッカーの鍵をランダムに取ったり閉めたりした理由は2つ。
一つは実は今でも使われてますアピールをするため。
もう一つは、誰かを追っている時に、複数ある開かないロッカーを無理に開ける等という面倒臭く、どう考えても時間の無駄に等しい行為をわざわざしないと考えたからだ。
と、いう事で俺は、内側の留め具部分に土台となる岩をビッシリ貼りつけつつ、ロックが掛かった時と同じ様に横に倒した鎌形の留め具を生成すれば良い!それで勝確、魔術バンザイ!!
「私はここを調べます、ユウカちゃんは、他の場所を探して見て下さい。」
声が近い……ノアは既に入って来たようだ。
「───────!!!」
口を押さえているコユキが何かを訴えているが、狭っ苦しくて今はそれどころでは無い………暴れんなよ……暴れんなよ………
ぎいぃぃ……バタンッ ぎいぃぃ……バタンッ
ガチャ…ガチャガチャ ぎいぃぃ……バタンッ
ぎいぃぃ……バタンッ ぎいぃぃ……バタンッ
ロッカーを開けたり、開かないロッカーはロッカーの小さい穴から覗いてたりと割とねちっこく調べていっている…………そして事で緊急事態発生!!
その緊急事態とは至ってシンプル、俺がノアの様子を見れているという事だ。
とある哲学者は言った。「深淵をのぞく時、深淵を覗いているのだ」………と、つまり、俺からノアを見れるという事はノアからも俺を見る事が出来るという事だ。
しかし、ここで派手な魔術は使えない。スタングレネードやスモークグレネードの類も持ち合わせていない………そして遂にノアは俺達の潜む列のロッカーを調べ始めた。
だが、この状況からここをやり過ごす方法は一つだけある!
ぶっつけ本番の賭けだ!しかし、ここで捕まってしまうよりは断然マシだ!
ブライは覚悟を決めてGOKから若返りの薬を取り出し、それを一気に飲み干した。
なるほど……聞いてた通りに体が熱い……生姜湯みたいだ……。
………ブライには薬剤や毒物にはそれなりの耐性がある……しかし、その耐性は後天的に得たものである。つまり、キヴォトスにしか存在しないような新薬などには耐性が無い。
それ故に
その日、俺は小児になった。
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"先生"はもういないじゃない。
因みにブライ君が初めて飲んだサヤの薬は「指の関節が無限にポキポキ鳴る代わりに絶えず脇からワケギが生えてくる薬」というよく分からないものです。
何故そんなメリットが一切ない薬を飲んだんですか?と聞きたくなるかもしれませんが、理由なんて「その場のノリで」くらいしかありません。
生えてきたワケギはシャーレの前に小さな無人販売所を作り「私で育ちました。」という意味不明な生産者表示を付けて一束80円の値段を付けて適当に放置していたそうです。
え?ブライ君がどうやって毒の耐性を得たんだって?
まあ………そういう事ですね。
アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?
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紫封筒
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虹封筒
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ピンク封筒
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百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
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ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
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いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!