透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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65.その日、俺は■■にされた。

 

 

今日も今日とて キャラ崩壊注意じゃああぁぁいッ!!

 

 

 

 

Twitterを誰と交流する事なくゲーム日記及び、性癖を垂れながすコンテンツとして利用していたら、かれこれ10回以上のシャドウバンだかサーチバンだかゴーストバンをくらいました。

そろそろ垢バンとかされそうで怖いです。

 

普通にゲーム日記が無くなるのは困る。

 

──────────────────────────

 

 

「"はぁ………どうにかは……なったか?"」

 

ロッカーの外のホコリっぽい空気を吸って息をつく。ロッカーの中よりは幾分かはマシだ………

 

いつもよりずっと高い声に違和感が半端ない。少し伸びた髪も鬱陶しい。

で、一応賭けには勝ったのだが何だろう、この敗北感………まさかコユキを見上げる日が来るとは………

ていうか、シュン聞いた話と違って服までは小さくならないし………この違いはなんだろうか?もしかして、この世界全体が女尊男卑を助長しているのか?

ズボンとパンツと靴&靴下はもう機能しない………取り敢えず上着だけは絶対に手放せない。

 

 

若返りの秘薬。それは山海経高級中学校の錬丹術研究会に所属する生徒、薬子サヤが作り上げた秘薬。ブライは難を逃れる為にそれを飲み干し、現在は体が8歳頃に戻り、身長も128cmまで縮んでしまった。

 

「先生?先生ですよね?」

 

ノアが去り、発言の自由を得たコユキがコハルでも分かる疑問をぶつける。

 

「"それ以外の選択肢があると思うか?"」

 

その言葉を聞いたコユキの口元が緩み、徐々に口角が上がり始める。

 

「には、にははははは!先生、私より小さくなってるじゃないですかぁ!」

 

「"人に指を差すんじゃありません。"」

 

クッソムカつく…………が、まあ、解毒剤もある、折角の機会だし少し試すか。

 

                 ペシっ

「にははははは!全然怖くありませんよ〜だ!」

 

それなりに本気でやったがデコピンが効いている様子は無い……やはり体相応に弱体化している。

 

「痒いですねぇ!何ですか今の?もしかしてコユキお姉ちゃんと───」

バシンッ!

 

「アイッターー!!!」

 

「"調子に乗るからそうなる。"」

 

が、魔力出力の感覚がかなり違う………火力2倍くらいに調節したつもりだったが、デコを押さえて蹲るまでとは………慣れない体のせいか、いつもの調子でやると過剰になってしまうようだ。

身体の方だけがぶっ壊れるクソナード状態とは違って、魔力操作の方に問題が出るし、身体能力もかなり弱体化する、そのせいで被弾面積の縮小するが回避能力のバカみたいに低下する…………全く良い所なしな上に、慣れるまでにはそれなりに時間が掛かりそうだ。

 

「コタマ先輩、ちょっと向こうに詰めて。」

 

「待って下さいハレ、私にももう少し見させて下さい。」

 

カメラ隠そ。

 

「ああ、ちょっとカメラ隠さないで!」

 

「"残念ながらクソガキタイムは終了だ。"」

 

若返りの秘薬にはあまり利が無い事が分かった。それにハッカー共とアホピンクに弱みを見せる訳にはいかん。グッバイクソガキボディ………

 

「先生、避けて下さい!」ダダダダダダッ!

ドンッ

ダダダダダダッ!

 

唐突な警備用ドローンの襲撃、身長が大幅に縮んだ事により視界が狭まったand慣れない体の操作感によりブライは咄嗟の対応が出来なかった。

しかし、コユキがドローンの接近を察知し、ブライを押し出しつつ自らのサブマシンガンにより警備用ドローンを破壊した。

 

「先生ごめん!気づくのが遅れた。」

 

だろうな!PCから目を離してたからな!……さっきからショタ化にデメリットしか見つからねぇ!

 

「"ってぇ……助かったコユキ、やっぱ碌なもんじゃねぇなこれ、ささっと飲んでささっと……………解毒剤割れとる…………コユキが人を助けるという一生に一度あるかないかのレアシーンなのに解毒剤割れとる!!。"」

 

「折角助けたのに酷い言われよう!?」

 

「"解毒剤の予備が無くて焦ってたんだよ!悪かったな!"」

 

クソッ!回復アイテムはカンストしてないと気が済まない癖に何でこんなやべぇ薬の解毒剤の予備を用意しなかったんだ!

 

「と、言う事は……先生は暫く子供もままという訳ですね………閃きました、今からでも報酬の変更は可能ですか?」

 

「"無しに決まってんだろ!"」

 

「そうですか………ハレ、これから通るルートの監視カメラを録画しましょう。

 

「もうやってる。」

 

「いやー、まさか先生を見下ろす日が来るなんて、人生何があるか分かりませんね!にはは!今までの仕返しです、先生が小さい今の内に───」

 

スッ  ブォン ブォン

 

「冗談です冗談ですって!無言でデコピンの素振りするのを止めて下さい!!」

 

割とピンチなのに揃いも揃ってお気楽しやがって。

 

「"皆様に悲しいお知らせがあります…………。"」

 

「「「??」」」

 

「"現在、急激な体の変化により、魔術の制御が上手く行きません、よって、本作戦において私は魔術を使う事が出来ません、あらかじめご了承下さい。"」

 

「ええぇぇ!!それじゃあ今の先生が産めるのはウ◯コだけじゃないですか!?」

 

「"そうだよ(肯定)"」

 

「ごめんマキ…………。」

 

「………本人は居ませんが同一視した事を謝らざるを得ませんね。」

 

悲しいがコユキのうんコールジョークは事実である。今壁を出そうものなら天井に穴が開いて上階の天井がこんにちはするだろう。GOKも性質上、それなりのサイズの物の場合、取り出すだけで仕舞えないorそもそも出せないの2択だと思う。唯一問題なく使えるとすれば防御寄りの身体強化くらいだが、それもアロナさんの力で事足りる。悲しいね。

 

*1

 

「"それよりも、だ…………ノアがどっか行ったんだし、そろそろ移動しようぜ。"」

 

「そうですね、相手の動きは気になりますが、ハッキングは逆効果でしょう。」

 

「私達だけでなんとかするしかないね。」

 

「"お前等の事は頼りにしてるぜ…………あっ、後コユキも。"」

 

「よーし分かりました……今度脱出した時は先生のパソコンの検索履歴をキヴォトス全体に拡散します!」

 

「"冗談だからマジでやめろ。"」

 

 

 

 

結局のところ、リモートでセキュリティ返しやら逆ハッキングの意味がよく分からないかったが、相手が手を出せない領域というのは確かなようで、移動を開始して暫くしてからは特に妨害らしい妨害に遭遇する事は無かった。

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

それなりの時間をかけてなんとか目的地付近までは着いた。どうやらコタマ達の言う改修されてない部分とは地下にあったようでかなり暗い………いったいどんな用途があってこんな通路を造ったんだか。

 

 

「"はぁ………。"」

 

歩幅は小さくて移動に時間がかかるし、魔術の制御は出来ないし、上着で隠れてるけど下半身に何も身に着けてないし、走る度にチ◯コ揺れてウザし、足冷たいし、私いじけちゃうし…………本当にこの体は不便な事この上ない、これを有り難がってたシュン姉さんの気持ちが分からんぜよ。

 

「どうしたんですか先生〜?もしかして疲れちゃいました?」

 

「"いや、やっぱお前にミルクティーやったのは失敗だったかなって。"」

 

コユキは俺の事を普段から舐め腐っているというのに、今は完全に下に見ている。現に今もニヤついているし、少しでも歩幅が開けばニヤニヤしながら振り向いて来る。これは脱出したらデコピン不可避だ。

 

「酷いですよー!先生は生徒を助けるものなんじゃないんですか!?」

 

「"俺は教師になった覚えは無い………てか良いか?そもそも教師ってのはな、人の身を預かる癖に大抵の奴がやべぇ事を見て見ぬふりする様な保身第一マンで、器が小さくて、歪みまくった自分の考えを生徒に押し付ける碌でもねぇ奴の事を言うんだよ。"」

 

某聴覚障害者がヒロインの漫画とかで見た。

 

「やっぱり合ってるじゃないですか。」

 

「"おっ?戦争か?俺はキノコ派には容赦しないぞ?"」

 

4本ずつ同時に弾けばコユキのデコぐらい陥没させれるんじゃないか?

 

「先生、その突き当たりを右に進んで下さい……そして大変申し訳ありませんが、ここから先、私達は支援できそうにありません。」

 

「"何か問題が?"」

 

「電波の届かない場所なので、通路は不可能です、多少入りくんではいますが、迷子になる程ではないので先程お話した通りに進んで頂ければ問題ありません。」

 

「出口はマキが開けてくれる手筈になってるから安心して。」

 

ここからはハッキング&ナビゲート無しの真っ向勝負になる訳か………まあ、一応ルートは把握してるし、ゴールは近い……問題はないだろう。最悪バレても、迷い混んだ一般通過ショタのフリをすれば俺は助かる筈だ。

 

「"そういう事なら仕方ない、忠道、大義である!貴様等は台本作りに勤しむと良い!"」

 

「それはそうと……滅茶苦茶真っ暗ですね、これじゃあ転んじゃいそうですけど?ケガしたら大変ですし……電気つけちゃダメですか?」

 

「電力を使うと、制御室に通知が行く、つまり位置がバレちゃう。」

 

「"仕方ない……ここは俺が光を出してやりますか……。"」

 

「えっ?でも先生は魔法が使えないんじゃ……?」

 

「"制御が難しいだけで使えはする……出力ミスったらコユキの網膜焼けるかもだけどww"」

 

「笑い事じゃないですよ!!もう良いです、早く電気の場所を教えて下さい!」

 

流石に冗談だ。制御が聞かないとはいえ、そこまでガバガバではない………筈だ。

 

「先生、どうする?」

 

「"そんなに遠い訳じゃないし、追いつかれる前に逃げ切れば良いんじゃね?"」

 

勿論今の体躯のままでは難しいだろう、しかし不可能ではない。なんたってこっちには(コユキ)がいるのだから。

 

「それもそうだね……分かった、右に曲がってすぐの場所に照明のスイッチがあるよ。」

 

「ありがとうございます!みっぎの壁〜♪みっぎの壁〜♪」

 

脱出間近でハイになってやがる。悲しいかな、こういう時に油断した奴から死んで行くのだ。

 

「あっりましたぁ〜!」

 

「ちょっと待って……今、何か音しなかった?」

 

ハレの問いかけにコユキは手を止めて首を傾げる。かくいう俺も音等聞こえておらずハテナ状態だ。

 

「"悪い、何も聞こえてない。"」

 

「あ、そっちじゃなくて……。」

 

ぎいぃぃ……

 

通話越しに聞こえた扉の開く音で全てを察した。

考えてみれば当然の事だ、先程まで行われていたハッキングがパタリと収まったのだ、当然相手も諦めたorハッキング出来ない場所に逃げ込んだと考えるだろう、なんせ扉を開けた相手は……

 

「ふ、副部長!」

 

「……ど、どうしてここに!!……い、いえ違いますこれは……!!」

 

つまりはそういう事だ、ハッキングへの対処を終えたならリア凸するのは当然だろう………さらば戦友達よ。

 

「ッ!罠でしたか!こんな策を張り巡らせていたなんて……!」

 

「取り敢えず逃げて!」

 

そこで通話は途絶えた………おかしい人を亡くしてしまった。

 

「せ、先生…これって……。」

 

「"そういう事だ………多分場所はバレている、コユキ、電気を付けて早く行くぞ。"」

 

「………はい。」

 

電気を付けて俺達は走った。明日の朝日を拝む為に、あの勇敢な死者の、哀れな死者の犠牲に報いる為にもひたすら走った。

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

「はぁ…はぁ……はぁ…………もうすぐゴールに着きますね……。」

 

「"ああ、次の十字路を左に曲がって突き進めば俺達の勝利だ。"」

 

何の用途でこんな入り組んだ地下なんぞを造ったかは知らんがこれでお別れだ。解毒剤は明日にでも便利屋68に頼むとするか………いや、やっぱやめよ、何やかんやで薬が爆破される未来が見える………頼むなら護衛の方か?

 

「やっぱりここを通ると思ったわ!」

 

「ヒィッ!」

 

十字路を左に曲がろうとした瞬間、右側の通路から聞き覚えのありすぎる怒気を孕んだ声が聞こえて来た。コユキの姿で隠れてしまってはいるが紛れもないユウカだ。周囲に大量のドローンを引き連れてるみたいだし囮の使い時か?

 

「見つけたわよコユ………………」

 

フリーズした?

 

「"何か知らんが逃げるぞコ────"」

 

「ねえコユキ………その子、私の弟に似てない?」

 

「「"はい??"」」

 

弟がいたとは初耳だ…………いや、ショタ化て幼くなったとはいえだ………流石に絶望的に似てなさ過ぎない!?

 

「その子、私の弟じゃない?コユキ、あんたは誘拐犯なの?」

 

本当にいるのか?………つーか目がやべぇ完全に据わってやがる、さてはこいつ重度のブラコンか?

 

「ちょ、ちょっと待って下さいユウカ先輩!この人は先生ですし、先輩に弟が居るなんて話初めて聞いたんですけど!?」

 

「"え!!!?"」

 

さらっと正体をバラされた事が吹っ飛ぶレベルの衝撃的事実なんですが!?

 

「何か言ったかしら?口答えするならハチの巣にされる覚悟を持つ事ね。」

 

……コイツ正気じゃない………マジでコユキがハチの巣にされかねん…………。

 

「"待て!俺だ!ブライだ!連邦生徒会長に拉致られてキヴォトスに来たブライだ!ほら、お前はシャーレの当番に良く来てくれたじゃないか!覚えてるだろ?"」

 

流石に迷い混んだ一般ショタ作戦は中止だ。

 

「ブライ………シャーレ………。」

 

「"そうだ、その調子だ!思い出してくれ、俺達の………あーー、えっとぉ……あんま良いものはないけど……思い出を……。"」

 

怒られたり怒られたりした記憶しかねぇな。

 

「先輩言ってたじゃないですか、先生は書類の処理が遅くて、単純なミスを繰り返すし、すぐに汚部屋を作る仕方ない人だって!」

 

「"何でお前は余計な事しか言わねぇんだよ!"」

 

「だって本当の事じゃないですか!」

 

「"はっ!違ぇな、反省部屋に籠もってる又聞き野郎は知らねぇかもだが、今の俺はできる子だ!"」

 

汚部屋改善だけだが嘘は言ってない。

 

「……せん……せい…?」

 

どうやら記憶が戻って来たようだ…………洗脳されたヒロインに呼び掛ける主人公の気持ちが分かった気がする。

 

「"ああ、その呼び方は未だに好きになれんが、この際何でも良い。"」

 

「それじゃあ、私の弟ね。」

 

 

 

「"何故だぁっ!!"」

 

 

 

「先生が「何でも良い」なんて言うからじゃないですか!」

 

「"限度ってもんがあるわ!!"」

 

振り出しに戻った………この姉を名乗る不審者はヴァルキューレに突き出すべきか?まあ、その為にはどっちにしろ電波が通じる外へ出る必要がある………しかし、数でも武力でも勝てる見込みは無い。

 

「"ふぅ………埒が明かない、まっ、何にせよ今の俺達じゃ勝てない。"」

 

だが、それは諦める理由にはならない。

 

「"逃げるぞコユキ!"」

 

「…………先生一人で行ってください……私はこれ以上走れそうにありませんし、ここでユウカ先輩を食い止めます。」

 

「"………コユキ……お前……。"」

 

劇場版か?劇場版コユキなのか?

 

「どきなさい!私はお姉ちゃんよ!!」

 

「どきません!!!」

 

コユキとユウカが互いに銃口を向け合ったかと思えば、コユキがこちらを振り向き笑顔を作る。

 

「先生、今度あった時はまた一緒にボードゲームをやりましょう。」

 

コユキの目には「覚悟」があった───

 

「"…………ああ、お前が飽きるまで付き合ってやる………なんならヴェリタスの奴等も呼ぼう、きっと楽しいぞ。"」

 

「ふふふ……それも良いですね………………行って下さい先生、ミレニアムから出られるだけの時間は稼いでみせます。」

 

明日を捨てる「覚悟」があった。

 

「"ありがとうコユキ………お前の事は忘れない……。"」

 

 

「待ちなさい!!」

 

 

コユキを信じてユウカとドローンに背を向けて走りだした。ハレ……コタマ……コユキ……全員の犠牲を無駄にしない為に必死に走った。制御が聞かない身体強化にバランスを崩しつつも必死で走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………やってくれたわね、コユキ。」

 

いつもならば先程の反省部屋の時の様に感情的に飛びかかるユウカだが、今は違う。コユキを見下ろす目は何処までも冷淡であり、それと同時に、確かな狂気を宿していた。

 

「当たり前じゃないですか、ここで先生を逃さなかったら、これからはいったい誰が私と遊んでくれるって言うんです?」

 

屑は良識や常識が欠落している事は多いが、屑は屑なりの良心が確かにある。情けは人の為ならず、コユキは自分の為に助けると言ったが、其の実、中身はどうあれ自分より小さなヘイローの無い子を巻き込む訳にはいかない。そう考え、コユキは目の前の恐怖に立ち向かうと決めた。

 

「そう………………あなた震えてるみたいだけど、覚悟は出来てるんでしょうね?」

 

この問いかけに意味は無い。

 

「どっちにしても、もう遅いですよ………。」

 

こうなった時点で引き返す道など無いことは、これまで幾度となくユウカと相対したコユキが1番理解している。

 

「……………一つ良い事を教えてあげるわ………弟を守る時のお姉ちゃんは───世界で一番強いのよ。」

 

にはは!そういうの、私にサシで勝ってから言ってくれません?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いったいどれだけ走ったのだろうか……5分?10分?もしかして30秒?必死過ぎて時間の感覚がない。

背後で今尚響く銃声がコユキの決死の抵抗を物語る。

 

そんな物思いにふけっていると、月明かりに照らされた階段が見えて来た………ゴールだ。これで俺は奴等の死に報いる事ができる。

 

靴を持ち得ない俺はペタペタと音を立てながら階段を駆け上がり、希望の光(月明かり)に照らされた場所へ遂に辿りつく。

 

「"扉を開けてくれてありがとうマキ!お前のお陰で───"」

 

「恐怖というものには鮮度があります。」

 

「"…………マキ?"」

 

でない事は分かっている……。背後から聞こえて来る聞き覚えのある綺麗な声は、殺意や敵意を感じないのに不思議と背筋に寒気を覚える。

 

「怯えれば怯えるほどに、感情とは死んでいくものなのです。真の意味での恐怖とは、静的な状態ではなく変化の動態。」

 

声のする方を向けば笑顔のノアが立っていた。

 

「希望から絶望へと切り替わる、その瞬間のことを言うのです。」

 

先程のユウカ程ではないが、それなりに威圧感がってかなり怖かった。(小並感)

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

端的に言う。あの後、ノアに捕まり、事情聴取を始めイロイロされた………。

今にして考えてみれば、ゲーム開発部にバカみたいに甘い対応をしていた時点でユウカはロリコンだと気が付くべきだった……そうすればショタもイケるタイプだと警戒出来たかもしれん………まあ、過ぎ去った過去の話だし、それに気が付き警戒したところで完全に作戦負けだったし、何の意味も成さない訳だが………。

 

「暗いので足元には気を付けて下さいね、みなさま、先生を待ってるんですよ?」

 

「"本当にユウカは落ち着いてるんだろうな?………というか、手をつなぐ必要はなくないか?"」

 

普通に恥ずかしいんだが。

 

「先生を捕まえた「オニ」の特権ということで。」

 

さっきから死ぬ程聞いたぞ、それ………主にイロイロとイロイロされた時に……………何でこうなったかなぁ。

 

「"はぁ………"」

 

「どうしました?」

 

「"いや、ここはキヴォトスだし、ミレニアムだし……まあ、仕方ないとは思うんだよ…………弱体化とか解毒剤の予備とかを想定して無かった俺も悪いよ?でも、なんて言うか無駄に無駄な物が多過ぎない?"」

 

「そんな事ありません、ちゃんと似合ってますよ、ブライ君…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいえ……………ブライちゃん。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「"マジでその呼び方やめろ。"」

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、俺は幼女にされた。

 

 

 

 

──────────────────────────

 

イラストの背景はお主らで脳内補完しといてくんなまし!

 

TSタグがついてないので今のブライ君は勿論女装です。

と言ってもノアのオニの特権を行使された為に着替えさせられたので自ら進んでやった訳ではありません。

 

因みに、ユウカは「スマートに勝利〜♪」する為にコユキの挑発には乗らずドローンを使用し勝利しました。

 

三下演じてただけで、実はコユキは強かった!………なんて展開にはなりませんでした。悲しいね。

 

*1
GOKの制限:身体強化をかけていない素の状態で持ち運ぶ事が出来る物のみ収納が可能。※オリ主ブライ より

アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?

  • 紫封筒
  • 虹封筒
  • ピンク封筒
  • 百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
  • ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
  • いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!
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