透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか? 作:ゴジマツリ=ユーリエフ
最近、人と話している時、脳内にブライ君が湧いてきて変な口調で変なツッコミを入れて来ます。そろそろヤバいかもしれません。
──────────────────────────
頭が良い奴がいつでも頭の良い選択を取るとは限らない。
それはキヴォトスよ最先端技術を担うミレニアムの生徒だって例外ではない…………何だろう、当然の如く扉をぶち破るの止めてもらっても良いですか?
「"なあユウ───"」
「お姉ちゃん!」
「"姉上"」
「お姉ちゃん!!」
「"姉上よ、流石に扉破壊はやり過ぎじゃない?普通に十円玉で開くタイプのやつだよね?いやまあ、そもそもの話、ドア抉じ開けてくれなんて頼んでないんだけどさ。"」
「………………何で……どうして「お姉ちゃん」って呼んでくれないの?」
言葉のドッジボール!姉上呼びに戻った事が滅茶苦茶不服だそうだ。
「"お前が姉では無いからだ。"」
まあ、実際に姉がいたところで、「お姉ちゃん」とは呼ばないだろうけど。
「…………くせに……」
「"ん?"」
「スマホゲームのキャラクターには「お姉ちゃん」って──」
「"そぉい!!!"」
俺は眼帯を投げた。しかし、遠くへ飛ぶ事は無かった。何故ならば────
「はっ‼️………スゥ~〜〜ハァ〜〜スゥ~〜〜ハァ〜〜」
ユウカはそれを空中キャッチし、他の参加者に背を向け、バレない様に吸い始めたからだ。
ユウカからの闇討ち対策としてノアが選んでくれたであろう眼帯だが、大事なのは俺の名誉と今だ。
公式からお出しされたリナお姉ちゃんのショート動画で悶え苦しんでいた事実を公にされてはいけぬのだ!!
──────────────────────────
と、いう訳で俺は今、王様ゲームに参加させられている。
ルールは簡単。ノアの持っている割かれた割りばしを皆で1本ずつ引く。
先の方が赤かった者が王、その他の参加者に命令を行える権利を得る。ただし、それは必ず番号指定でなければならない。
その番号というのは、王以外の割り箸に割り振られている。
「流石に長考し過ぎてじゃない?そもそもこういうのって、一斉に引くものなんじゃないの?」
約一分間割り箸とにらめっこをしているユウカの背中を見てマキは退屈そうに正論を吐く。長考という程では無いが、ご指摘はご尤もである。
「"本来ならなそうだな………だが今回だけはこのルールじゃないと俺が嫌だ。"」
割り箸を引くトップバッターはユウカだ。次にコタマ、その次はコユキにお願いした。……ハレも若干怪しいが、三馬鹿の中では多分一番マトモなので大丈夫だろう。
これは言うまでも無くこれは俺が王になって欲しくない順だ。
こいつらが王になったら碌な事にならないのは目に見えている。だから王になる確率が少しでも低くなるように問題児共には先に引いてもらい、尚且つ俺が王になりやすくする。
「決まったわ!」
それぞれ割り箸を引いた。
結果、俺は3番。そして王は…………
「私が天に立つ!」
左手に割り箸を握りしめてドヤ顔のユウカがそう宣言する。一番恐れている事がおきた。……だが特定の個人を指名できる訳じゃない。まだ助かる、マダタスカル。
「"一応言っておくが、公序良俗に反さない常識の範囲でな。"」
「先生が言うんですか!?」「先生が言うの!?」
「"おうナチュラル無自覚問題児共、日頃の行いを振り返りって俺を拝み倒しやがれ。"」
「………マキ、また何かやったの?」
お母さん参戦!これで勝つる。
「"ああ、この間D.Uにある橋の下でバンクシーしてたところを捕まったらしくてな、俺が水圧洗浄するハメになったよ。"」
「いや、それは、違くて……私の内に燃え上がる芸術魂が……」
「言い訳は要らない。マキも明日はコタマと一緒にお説教だから。」
「………はい。」
母は強し。何処かにユウカを律してくれる存在がいないだろうか………。
「連絡先教えるから、また何かあったら連絡して。」
「"おっ?逆ナンか?"」
「…………………」
「"嘘です、有難く頂戴いたします。"」
チヒロの連絡先を頂いた。度々お世話になる事は確実だし、色々と失った今日一番の収穫と言っても過言ではない。
「話は終わったようですね、それではユウカちゃん、ご命令を。」
悲しい事に側近ならいる。しかもかなりの忠臣が。
「そうねぇ……それじゃあ、3番の人はこれ以降、私の事を「お姉ちゃん」と呼びなさい。」
ユウカは箸選びの時とは違い、数秒の後に一片の迷い無く命令を下した………しかも俺の番号を……
「私は6番ですね。」
「私は───」
皆は自分の番号を口々に報告していく…………。
「と、言うことは………。」
「"違う!わ、罠だ!これは罠だ!姉上が俺を陥れる為に仕組んだ罠だ!こんなにピンポイントで言い当てるのはおかしいじゃないか!!それが罠だという証拠!!"」
「もう普通に姉上呼びしてるし良いんじゃないですか?」
「"良い訳あるかっ!"」
姉貴、姉御、姉ちゃん、姉上ならまだ許容できる……しかし、「お」姉ちゃんは嫌だ!コユキ確保の時はサラッと言えたが、何か改まって言わされると普通に嫌だ!具体的にどう言えば良いか分からんが「お」が付くだけで恥ずかしさが増す!
「酷い言い掛かりですね、たまたまユウカちゃんの運が良かっただけですよ。」
「"いや……しかし、これは………"」
すぐさま養護する忠臣……ぶっちゃけお前も怪しいんじゃい!
「もう良いじゃん、ちゃちゃっと呼んで次行こうよ!」
「そうだそうだ!」
そこに透かさず飛んでも来るマキとコユキの援護射撃。さっきの仕返しか?
「次は逃しません。」
そして、何処から出したか分からない、若干見慣れたマイクをこちらに向けるコタマ。堂々とやれば良いという問題じゃない。
「"あの〜…コタマママ……"」
「嫌。」
クソッ!ついコタマママと呼んで気分を害してしまった!
……………全く……仕方ない………覚悟を決めるとしよう……
そもそもの話、俺はデータで戦う超絶素敵なシゴデキ冷酷クールガイだ、必要とあらばこの程度、何の造作も無い。
「"ぉ……お姉ちゃん。"」
「きゃああああああっ!!」
歓喜の悲鳴を上げるユウカを初めて見た。改めて今日のユウカのキャラ崩壊が甚だしい………いや、こっちも素なんだろうけど。
「くッ!……まさかこんなものが見られるなんて……録音だけで満足できると考えていた私が浅はかでした………!」
「安心してコタマ先輩、少し俯きがちに頬を染めた先生の事は、このスマホに保存した。」
「"詳細に語らんでいいわ!!"」
「………本当に良い後輩を持ちました。」
「"何一つ良くないんだが?"」
「ハレ先輩!良ければその動画を私にも下さい!」
「私にもお願いします。」「私も。」「私もお願い。」
何たる尊厳破壊か…………これはもう…………やるしかない。
「"コタマ、ハレ、そのデータを完全に消去しなければ、ここにいる全員にPTSDを発症させる。"」
その言葉を聞き、コユキはデコを押さえ、他の者は疑問符を頭に浮かべた。
「"違うぞコユキ………なあコタマ、最後に発売した音声作品を覚えているな?"」
「それは勿論………………まさかっ!」
コタマのニヤけた面が凍り付く。
「"そうだ、"命乞いシリーズ"だ………それを今
「バリエーションが尖り過ぎてません!?」
「"俺もそう思う。"」
他ヴェリタスメンバーとユウカの顔も青褪めて行く。ユウカも購入者だったようだ。
「コタマ先輩!ハレ!今すぐデータを消して!」
「"復元できる事が分かればもっとやべぇの追加するからな。"」
「今やってます!」「今やってる!」
「い、良いんですか!?ユウカちゃん!」
「良いのよ!流石に今の状態の先生にアレをされたら2週間は寝込む自信があるわ!」
子供の断末魔で性的興奮を覚えるやべぇ奴がいなくて助かった。
「それ程までに危険な物なんですか!?」
「ええ、ボーナストラックまで聞く事は本当にオススメしないわ…………特にノアは気を付けて。」
「やはり警戒して購入しなかったのは正解だったようですね。」
このように、命乞いシリーズは一部のサディストを除き、大変不評だった。
ミレニアムプライスで爆発的に伸びた初代の貯金は前作のクソ棒読みで失ったのと、ニッチな需要故に今作の初速はかなり落ちていた。
因みにボーナストラックはコタマには内緒で全力アドリブを決めた「命乞いが受け入れてもらえず、丸ノコでギャリギャリされて死に絶えるやつ」だ。
そのせいか、一部では無いサディストからはそれなりのお気持ち表明をされた。
「イジメたかったけど死んで欲しくなかった。」という迷言は流石にスクショ不可避だった。
「"良し、しっかり消したようだな。"」
データがお亡くなりになった事を確認し、第二回戦が始まった。
「"また、ユウ………お姉ちゃんなのか………。"」
恥ずかしさよりも絶望が勝つ………今回もユウカはそれなりの時間を要し王を引き当てた。しかし今回の俺のナンバーはラッキーセブンである。希望を捨てるにはまだ早い。
「約束を守れて偉いわ。」
俺の頭上に手を伸ばすユウカの手を弾く。
「"頭を撫でる許可をおま……お姉ちゃんに出した覚えは無い、撫でたければ俺の番号でも言い当て命令するが良い。"」
「それもそうね………。」
ヨシッ!俺が指名される確率は変わらないが命令内容はどうにか誘導できた。
「何かもう、普通に言い慣れてません?」
「"黙れコユキ!俺が王になったら誰かに誰かの事を「チュキチュキラブリー義宗ちゃん」って呼ばせるぞ!"」
「何で義宗ちゃんなんです?」
チュキチュキラブリーまでは良いのか。
「ていうか、それ、私達にも被害及ばない?」
「"細かい事は気にするな、ササッと指示出して第三試合と行こうぜ。"」
そう、心は
「細かくないんだけど………。」
勿論、チュキラブ義宗は嘘だ。俺の目的は別にある。
「それじゃあ、七番が王様にほっぺをムニムニされる!」
鼻息荒げユウカは宣言する。
「"俺だな……………残念な事に誘導は通じなかったか。"」
やはりこれは何かイカサマがある筈だ。
「また先生?」
「"そう、まただ。"」
2回連続で王になったユウカと指名されたという事態にチヒロも訝しむ。
「うらやましい。」
「にはは!2回連続なんて運が無いですねぇ!ざぁこ♡ざぁ〜こ♡ツキ無し、勝ち無し、敗北者ぁ♡」
何だこのメスガキは………後でわからせないと。
「"次でお前等の不正を暴く、さあ、一思いにムニムニするが良い。"」
「へぇ………向かってくるのね……逃げずにこのお姉ちゃんに近づいてくるのね……」
「あら、意外ですね、もう少し抵抗するものかと思いましたが……。」
ゲッソーが少し意外そうなに問いかけて来る。
「"仕方ないだろう、子供のほっぺたのモチモチ感に人は抗えんのだよ………次点で耳だ。"」
改めて風呂に入ったのだろう、コユキとバトった割にはユウカからはシャンプーの良い匂いがする。
ここで全力で深呼吸をしても今なら許されるかもしれないが、今は目的を最優先………手早くムニられるべきである。
「なるほど……先生も
「"お前の中で今の俺の認識がどうなってるのか分からんが、これは全人類共通の認識だと思うぞ。"」
俺とユウカは握手を交わした。
「何かもう、普通にお似合いなんじゃないですかね、先輩達。」
「そ、そんな訳ないでしょ、何言ってるのよコユキ!」
「"そうだそうだ、冗談はその椎茸みたいな目だけにしろ!"」
繋がれた手がユウカにより圧縮され始めた。
「"………あっ、ちょっとユウカさん痛いです………。"」
「ご、ごめんなさい。」
自分が拒絶するのはOKなのに人から拒絶されるのはアウトなのか……自分勝手な奴め………。
「モチモチと言えば、マキの肌も中々のものですよ。」
「"良いねぇ……そりゃ触ってみてぇな。"」
確かにマキならあり得そうだ………今度ゲーム開発部のチビ共のやつでも触るか………。
「ん?良いよ!触る?」
「"良いんですかい、マキさん!?"」
「うん、その代わりに私も先生のを触らせてもらうけどね。」
おいおいおい!代金が安過ぎるぜ!ホ別三万を覚悟しましたよ、俺!!
「"全然オケ〜イ!三国貿易万歳!!!"」
「それは少し違うような………。」
それからユウカが俺の右頬を、マキが俺の左頬を、俺はマキの頬をムニムニし始めた。結果的に、突き立てのモチのようなマキの頬を両手でムニムニできる俺が一番の勝者だ、今回ばかりは指名したユウカと情報提供をしてくれたコタマに感謝しかない。
そして俺はマリーに懺悔しなければいけない事が出来た。
あろう事か、こちらの頬に手を伸ばす時に見えたマキの脇の美しい曲線を見て、サンクトゥムが起動してしまったのだ。
確かに今はマキでもは俺より遥かに背が高い……しかし、見た目も中身もクソガキな奴相手にスタンドアップするのは一生の不覚である。今の俺の体の発達具合的に白線を出せない事が唯一の救いだ。
「とても微笑ましい光景だけど、あの中に混ざろうとしたらいけない気がする。」
「分かります。」
「何故か先生が難しい表情をしていますが、3人とも楽しそうですねぇ………という事で、私達もやりましょうか、コユキちゃん。」
「え!私ですか!?」
「嫌ですか?勿論、私の頬も触ってもらって構いませんよ?」
「いやー、それはちょっと恐れ多いと言いますか……恐ろしいと言いますか……」
「何か言いましたか?」
「いえ……何でもないです………。」
その後、ハレとコタマもその場ノリで互いの頬を揉み始め、殆どの人間が互いの頬の感触を確かめ合う謎の空間が出来上がった。
そして、目の前に広がる異様な光景をヴェリタスのお母さんは生暖かい目で見守っていた。
──────────────────────────
そして始まる第三回戦!!!
今回の俺はガチである。ガチで不正を暴きに行く!
と、いう訳で、早速ユウカの観察に移る。
ノアの後ろに回り、箸を選んでいるユウカの方を見る………当然、目は合わない………しかし、今のユウカはあまりにも不自然である。ユウカの目線の先にあるのは、ノアの持つ箸の束では無く、ノアの顔面に向いている。
そして暫くして、箸の方に目を向けたと思えば、すぐさま迷い無く箸を引き抜いた。
…………これはつまり……あらかじめ決めておいた変顔でノアがユウカが王になれるように誘導している………という事か?
いや、確かにノアが用意した物とはいえ、アレは細工の一切ない何の変哲もない割れた箸………いったいどうやって………少なくともこちら側から分かる情報はその程度か。
「計算通り、かんぺき〜♪」
安心と信頼の独裁国家だ。そして俺が引いたのは1番、ユウカは必ずソレを指名する。
「それじゃあ────」
「"1番の奴に何やらせるつもりだ?"」
「さ、流石私の弟ね、良く分かったじゃない。」
全く……白々しいにも程があるぜ………
「"さぁ、命令をどうぞ。"」
「それじゃあ、1番が王様の耳元で「お姉ちゃん大好き」と囁く!」
「ユウカさんに先を越されてしまいましたね、残念です。」
流れ的に間違い無く俺だという確信のあるコタマは悔しそう呟く。
「"じゃあ後でコタマにも特別にしてやろう。"」
「良いんですか!?」
ムムッ!良いんです!
「勝手に決めないで下さいよ!!それに、やっぱりチヒロ先輩は先生とグルだったんですね!」
「"え?何の話〜?"」
「ちょっと何言ってるか分からない。」
「え?」「え!?」
1番がコユキである事を知り、目に見えてテンションが下がったコタマと驚きを隠せないユウカ。
そう、俺が引いたのは1番……しかし、それをチヒロと交換し、チヒロにはコユキと交換するように協力してもらったのだ。
「不正には不正を」古事記とハンムラビ法典にもそう書かれてある。
「"何故驚く必要があるんだ?ユウ──"」
「お姉ちゃん!!」
「"フッ…………偽りの王に付き従う民が何処にいると言うのだね?"」
「え?どういう事?」
「"無知無知なマキマキめ……まさかあの程度の不正を見抜けんとはな…………説明してやれ苗木。"」
「………………。」
「"説明をお願いします、チヒロさん。"」
「分かった。」
そう言って慈悲深い協力者であるチヒロさんは、自らのスマホに録画されたユウカが割り箸を選定する映像……俺が見ていた光景の反対視点からの映像を皆に見せた。
「モールス信号ですね。」「モールス信号だね。」「うん、モールス信号。」「モールス信号ですね。」「"うん、モールス信号らしいぞ、これ。"」
「そう、モールス信号。どうやって場所を把握しているのかは分からないけど、ノアはユウカに瞬きでモールス信号を送って王の割り箸の場所を送っていたの。」
あの時、ユウカがノアの顔面を執拗に見ていた理由はそういう訳だった。
もしかしたら、ユウカもモールス信号を送っていたのかもしれないが、俺にはモールス信号が分からないので気付きようが無かったという訳だ。
てか、モールス信号が分かる高校生とかミリオタか厨二病拗らせてる奴だけだろ。何でこいつら理解してんだ。
「"ま、そういうこった。"」
「口ぶり的に大体全部チヒロ先輩のお陰ですよね?何で先生がドヤ顔なんですか?」
「"………不正を暴く提案をチヒロにしたの俺だし……。"」
「ぐぬぬ………!」
「バレてしまいましたね。」
ぐぬぬって口で言う人始めてみた。
「特別ルールを提案したのも先生ですけどね。」
「"ぐぬぬ!!"」
「何それ可愛い!」
「"悔しがったり驚いたり忙しい奴だな!"」
「先生も人の事は言えませけどね。」
まさかコユキに敗北する日が来るとは…………てか、ノアは俺が特別ルールを提案するところまで読んでいた?……まあ、本人も不正を認めたし良いか。
「"にしても、案外あっさりと認めたな。"」
「疑われて時点でこのルールでの続行は不可能ですし、わざわざ隠す必要もありません。」
不正をした−69点 潔い+69点
「"それもそうだな、んじゃあ、不正に塗れた今回のは無効って事で改めて第三回を始めましょうかね。"」
それから、それっぽい筒を探し、ルールを従来通りの皆で割り箸を選んで一斉に引くというものに改変して第三回をやり直した。
その結果…………
「ふふっ……私が王様ですね。」
ノアが王だった。
「では、2番の方が王様の耳元で「ノアお姉ちゃん大好き」と囁いて下さい。」
「"何だよぉおもおおお!またかよぉおぉぉおおおお!"」
そして指名されたのは俺だった。
そこからもゲームは続いたのだが……
「ふふふ……勝ちました……では5番の方が王様に「お姉ちゃん愛してる」と言って下さい。」
「5番は私……。」
「ハレでしたか……。」
コタマとハレのキマシタワーが設立されたり。
「1番の人が王様に「お姉ちゃん大好き」と──」
「1番の人が王様に「お姉ちゃん大好き」と──」
「4番の方が王様に「お姉ちゃん大好き」と──」
「5番の人が王様に「お姉ちゃん大好き」と──」
「1番の人が王様に「お姉ちゃん大好き」と──」
「4番の人が王様に「お姉ちゃん大好き」と──」
「"1の指名率高くない?"」
様々なカップリングが爆誕した。
そして、ありとあらゆるカップリングが誕生した後に、やっと俺が王の権利を手に入れ、ゲームの終了を宣言した。
因みにコユキは最後まで一度も王様になれず、拗ねていた。
──────────────────────────
※ブライ君はノアの事を「滅茶苦茶記憶力の良い人」くらいにしか思っておらず、瞬間記憶能力がどうとかは知りません。
割り箸というのは綺麗に割れる事の方が稀で、大抵は変な形になります………なるんです!
と、言う琴で、ノアは割れ具合を記憶し、酷く類似した物には底面に傷を入れる等して番号を把握し、王の箸の場所とブライが引いた箸の番号をモールス信号で送っていたというのが種明かしです……そう、
アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?
-
紫封筒
-
虹封筒
-
ピンク封筒
-
百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
-
ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
-
いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!