透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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6.ん、毎日がエブリデイ

 

ケモミミ娘が好きなだけであって、ガチケモ女が好きなケモナーって訳じゃない。

 

────────────────────────

アビドス対策室

 

 

「いいよ、いいよ、おじさんが言い出したんだしさ〜。」

 

視界の端でロリおじが "お茶" の準備をしている。名簿を見る前から何となく分かってはいたが最年長らしい。怪しい物をぶち込まれるような事は無いと信じたい。

それよりも今は…

 

「"先程は申し訳ありませんでした!"」

 

シロコ様への謝罪が先だ。

 

サッー!(迫真)

 

!?

 

「ん、こっちも挟み撃ちにしたし気にしなくて良い。」

 

なんと寛大な御心!これでホシノの態度が軟化してくれれば…

 

「"あっ、そういえば、忘れてました。取り敢えず弾薬と……これの記入を!"」

 

謎空間から取り出した書類と弾薬を渡す。これで仕事は半分終了。後は暴力組織を潰すだけだ。

 

「ありがとうございます!これでやっと支援が受けられる。」

 

「良かったですね、アヤネちゃん!」

 

「やったー!」

 

仲良きことは美しきかな、男が立ち入れぬ聖域が誕生した。

そして6人分のコップが乗ったお盆を持ったロリおじが近づいて来る。

 

「どうぞ。」

 

「"……ありがとうございます"」

 

アイスティーでは無くただのお茶だ。チャッカマンを近づけてみたが、少なくとも火が付くお茶では無い事が分かった。

全員に行き渡って分かったが、さっきの サッー!(迫真) はコーヒーの砂糖だったようだ。嗅覚仕事しろ

 

「何故火を出したんですか?」

 

「"故郷での癖でして……それじゃいただきます。"」

 

ドン引きするのは分かる。ちょっと警戒しすぎていた。

よく考えたらこいつら未成年だ。ウォッカ9 ウイスキー1 のウーロン茶など作るわけがない。

 

「"うぅっ……洗剤じゃねーかよ!"」

 

見た目はお茶だ。やっぱり、まだ殺意マシマシじゃないか!

 

「やだな〜ジャスミン茶だよ。」

 

「"変わらないだろ!"」

 

アビドスは鳥取じゃなくて沖縄だったかもしれない

 

「そんな物もあったんですね。」

 

「"やっぱりトラップじゃねーか。"」

 

「先生はチョコミントが食べられないタイプ。」

 

「"チョコミント味の歯磨き粉があるのなら教えて欲しいぐらいには好きですよ。"」

 

チョコミントの事を歯磨き粉とか言う奴は、歯磨きエアプかチョコミントエアプの二択だ。

 

「無理に敬語は使う必用はない。」

 

確かに、初対面とは言え、殺し合った仲?で敬語はおかしい。お互いに殺意は無かった信じたい。…少年漫画理論過ぎんか?

 

「私も使う気ないから。」

 

それはそれでどうなんだ。

 

「さっきから取って付けたみたいで気持ち悪いよぉ……。」

 

化物って言ったこと根に持ってるな?まぁ、今でも認識は改めるつもりは一切ないけど。

 

 

「そ、それより自己紹介がまだでしたね。」

 

強引に軌道修正しに来たな

 

5人の自己紹介をしてもらった。名簿で見ていた通り何故か生徒会長の枠が不在。今日まで関わりなど無かったが、非常に仲が良く政権争いの只中という訳では無さそうだ。

まあ、今回の仕事には関係ないか。

 

「"よろしく。アビドスの…"」

 

ダダダダダダダダッ!

              

               ババババババッ!

 

 

「アビドスは殲滅だ〜!ヒャッハー!」

「Вы это перевели」

「WRYYYYYY─ッ!」

「弾薬貧乏なんぞ恐るるに足らず!」

 

 

 

自己紹介を終えただけで銃声が鳴り響く。

う〜ん……世紀末。

 

 

 

「カタカタヘルメット団の襲撃です。」

 

「あいつら…性懲りもなく」

 

「はーい、みんなで出撃です☆」

 

「私がオペレーターを担当します。先生は……前線で!」

 

 

「"提案なんだが、あいつら正門からしか入って来ないし、壁を生やして四方を囲んでグレネード投げれば良くね?"」

 

多分これが一番早いと思います。

 

「いいわね、それ!」

 

 

 

 

 

人数有利だからといって分散せずに正面突撃して来たのが敗因。そんな慢心が許されるのは何処ぞの王だけだ。

 

まあ、弾薬が無い少数部隊だったアビドスが魔術師を連れてグレネード祭りを始めるとか普通に初見殺しのクソゲーだ。

哀れカタカタヘルメット団。

 

壊れた場所から逃げるのに必死だったようで大量の銃が地面に転がっている。

 

 

 

 

 

「カタカタヘルメット団、撤退中!」

 

「あははっ!己が無力を知れヘルメット団め!」

 

「"や"っ"た"ね"ぇ"!"」

 

「お疲れさまです。皆さん学校に帰還しましょう。」

 

ドロップ品回収を忘れるのは良くない。

 

「"その前に落とした銃拾って、後から銃弾抜き取ろう。銃弾はあればあるだけ幸せになれる"」

 

何か微妙な顔をされた、奴等襲撃者ぞ?

 

 

色々と交渉した末、敵の兵力を確実に削げると言うと理解はしてくたようだ。

 

そして始まる超物騒な落穂拾い。

これは資源の有効活用であり、一部の人が大好きなSDGsって奴だ。決して盗みではない。

 

 

 

 

 

 

その後、魔法創造物を消去して一階通路の砂を外に放り出し対策室に戻った。

 

 

「先生の魔法凄かった。私達だけの時と全然違う。凄い量の資源と装備。先生って凄い!これが権力の力…」

 

「"頭痛が痛くなってきた。"」

 

「ん、先生はカ■ナールを飲むべき。」

 

「"………………"」

 

「"まあ、いいや。それより対策委員会について聞きたい。"」

 

名称自体は手紙に書かれていたが、アロナが見せてくれた名簿に記載は無かったので少し気になった。

暴力組織に襲われる理由は活動内容にあるかもしれない。知っておいて損はないだろう。

 

 

「それでは、ご説明いたします。対策委員会とは、アビドスを蘇らせる為の部活です。」

 

「現状、私達だけで学校を守り切るのは難しい。先生が来て良かった。」

 

「だねー。弾薬も底をついてたし、流石に覚悟したね。中々いいタイミングで来てくれたよ。」

 

「これでもうヘルメット団なんてへっちゃらですね☆」

 

ざっくりし過ぎて何が何だかだが、取り敢えずすまない、ピザのチラシと一緒に放置してすまない。また銃口を向けられそうだから口には出さないけども。

 

「これで攻撃を止める奴等じゃないけど。」

 

「あー確かにしつこいもんね。」

 

「そういう訳で、ちょっと作戦を練ってみたんだー」

 

「えっホシノ先輩が!」

 

「うそ……。」

 

「おじさんだって偶にはやるのさー。」

 

 

作戦はシンプル。弱っている敵をこちらから攻め敵前哨基地を壊滅させる…それだけ。

シロコ曰くここから30kmの所に敵の前哨基地はあるようだ。

ささっと終わらせて、帰ってクラフトチェンバーでも回そう。

 

 

 

 

 

 

 

ヘルメット団前哨基地に向かったのだが…

悲しい程にワンパターンだった。戦闘というより蹂躙。

初見殺しのクソゲーと言ったが、2回目だから対策出来る訳ではなかった。

 

みんながノリノリで投げ込むせいで壁の再生成がかなり面倒。

こうなると分かっていたら、弾薬よりもグレネードを多めに持ってくるべきだったかもしれない。

まあ、楽しそうだから良いか。

 

 

「ヘルメット団の件が片付きましたね。これで一息つけそうです。」

 

「そうだね。これでやっと重要な問題に集中できる。」

 

「うん!先生のおかげだね。これからは全力で借金返済に取り掛かれる!ありがとう先生……あっ!」

 

 

あまり聞いてはいけない話を聞いてしまったらしい。セリカはハッとして口を噤んだ。

 

「"マジかぁ…"」

 

砂漠化や生徒数以外にも問題あったのか

 

「セリカちゃん…それは……。」

 

「いいじゃない、隠すことじゃあるまいし。別に罪を犯した訳じゃないでしょー?」

 

「そうだけど、先生は部外者だし。」

 

「確かに誰かから協力を得てパッと解決できる問題じゃないけどさ。耳を傾けてくれるのは、先生くらいしかいないじゃん?悩みを打ち明けるくらい、いいんじゃない?」

 

 

ホシノとセリカの意見が対立する。

不思議なものだ。さっきまで感謝していた人間に拒絶され、ジャスミン茶トラップを仕掛けるおじさんが割と高めな評価を下している。ていうか何か話を聞く流れになってない?

 

 

「この学校の問題は、ずっと私達でどうにかして来たじゃん!なのに今更、さっき来たばかりの大人が首突っ込むなんて…私は認めない!」

 

「"残念ながら俺はまだ15だ。"」

 

「「「「「え!?」」」」」

 

「だったら尚更良くないでしょ!」

 

そう言い残し、セリカは教室から逃走する。

 

「"分かる!"」

 

何かキヴォトスに来て初めてマトモな感性の人に出会った気がする。………いや、ニコニコしながらグレネード投げ込む女だったわ、あの人。

 

「私、様子を見てきます。」

 

 

 

 

その後、教室に残ったシロコ、アヤネ、ホシノの3人から借金について聞いた。

アビドスには9億6235万の借金がある。それを返し続けなければ廃校になってしまう。

それを理由にアビドスから出て行く生徒が後を絶たなかったそうだ。砂嵐を対策する為に悪徳企業から金を借りた事が借金の理由らしい。

街を歩いたから分かるが対策は何の意味も成さなかったようだ。

確かに、こんなに面倒臭いならリンが無視するのも分かる。

ここまで知っていたのか分からんけど。

3人も手伝わなくても恨む事は無いと言っているが…

 

「"借金返済については案がある。セリカ達も帰って来ないし明日にしよう。"」

 

俺にはとっておきの策がある。

 

「本当に良いんですか!?ありがとうございます、先生」

 

「"砂嵐や生徒はどうにもならないけど…"」

 

「うへー魔法でもやっぱだめか〜」

 

魔法は便利であるが、万能ではない。所詮は魔力を弄った何かであり、完璧な命を創り出すことは出来ない。植物の場合、光合成や呼吸は行うが生殖能力だけは必ず欠如してしまう。つまり緑地化することは出来ない。

 

取り敢えず帰ってクラフトチェンバーだな。

 

 

 

 

────────────────────────

次の日

 

 

「"セリカ来なくね?"」

 

「今日は自由登校日だからねー」

 

対策室にはセリカ以外の全員が揃っていた。昨日あんな事が合って気まずいのだろう。だがセリカのいない間に提案された俺の完璧な案が可決してしまえば状況は悪化するだろう。

 

「"おっさん、セリカの場所知らない?"」

 

「おじさん、ちょ〜っと傷ついちゃったよ」

 

????????

 

「女の子におっさんは駄目ですよ。先生。」

 

「流石に今のはちょっと…」

 

「ん、」

 

おじさんを自称しておいて、おっさん呼びには傷つくのか?違いなんて殆どないだろうに。

 

「"ごめん、おじさん"」

 

「……………」

 

 

 

「"ごめん、先輩"」

 

「先輩と呼ばれる筋合いはないよ。」

 

面倒臭い

 

「"…それで、何か知らない?"」

 

「……先生も必死だねー。もしかしてストーカー?」

 

 

やり返しのつもりか、おじさんがニヤニヤしながら問いかけて来る。おじさんを自称するおじさんが悪いのだ。断じて謝るつもりは無い。

 

「"もうそれでいいよ。"」

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

「"ここがあの女のワークプレイスね"」

 

柴関ラーメン。看板には煙管を咥えた犬の住人が描かれている。信じたくないが多分店主だ。

 

呆れたな…!今時流行らんぞ…!獣人差別など…

とか言われそうだから口には出さないが本当に大丈夫なのだろうか?主に衛生面的なアレで

 

「あの〜☆5人なんですけど〜!」

 

ノノミが躊躇なく扉を開けて宣言する。もう逃げ場は無い。

 

「セリカちゃん、お疲れ…」

 

「お疲れ。」

 

「みんなどうしてここに。」

 

「"………………"」

 

「先生まで…まさかストーカー!?」

 

「そうだよー。どうしてもセリカちゃんに会いたいって。」

 

「"ストーカーであること以外は肯定する。"」

 

俺はどちらかと言うとストーカー被害者なんだよ!

 

「アビドスの生徒さんか。セリカちゃん、お喋りはそのくらいにして注文受けてくんな。」

 

看板に描かれていた犬の人!大丈夫、多分大丈夫。

席に案内されて生徒達が話しているが店主が気になって仕方ない。

 

「ご、ご注文はお決まりですか?」

 

見知った顔への接客を顔を赤らめ恥ずかしがっているセリカに皆は次々と注文していく。

……ていうか何だ580円のラーメンって!良心的価格過ぎない?採算とれてる?

 

「"柴関ラーメンで。"」

 

「…所でお金大丈夫なの?またノノミ先輩に奢ってもらうつもり?」

 

「私はそれで大丈夫ですよ☆」

 

集られて居るのか…可哀想に

 

「いやいや、きっと先生が奢ってくれるよー、大人のカードでね。」

 

情報料と言う事にしておこう。

 

「"使い過ぎるから俺は現金派なんだよ。"」

 

まあ、ゲームを前にした場合は何の意味も成さないがな。

 

 

 

 

その後、セリカに罵倒を浴びせられながら見送られた。美味い上に580円、犬の体毛も入っていない。そしてセリカの罵倒付き。

逆ボッタクリのとんでもない詐欺店だ。何度も通って店を赤字にしてやろう。

 

 

────────────────────────

その日の夜

 

 

 

 

 

「"アロナ、どんな手段でも良い。セリカの居場所を特定してくれ。"」

 

『一つだけありますが、それは先生の行使できる権限を越えています。』

 

「"やってくれ…必用だろ?…それに、法を遵守するストーカーが居ると思うか?"」

 

『普通に気持ち悪いですよ。先生。』

 

「"分かってるよ。"」

 

 

 

夜、セリカが行方不明だという連絡が入った。楽しかった昼間の空気は何処へ行ったんだ。

バイト先や帰路にも居らずお手上げ状態。その他行きそうな場所をホシノと探したが勿論いなかった。

そして今はスーパーAIのアロナにセントラルネットワークへの侵入を頼んでいる。

 

「"ホシノ、特定出来た。"」

 

「対策室に戻ろう。」

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

「ホシノ先輩、先生!場所が分かったって本当ですか。」

 

「先生が連邦生徒会が管理するセントラルネットワークにアクセスして分かったみたい。」

 

「先生はそんな権限まで…」

 

「うへ〜勿論バレたら始末書だよー?」

 

「"そんな事、教師である私がするはず無いでしょう?"」

 

クソッ!何でこいつに話してしまったんだ!リンちゃんだけにはバレないでくれぇ!

 

「"はい、始末書の話終了、終わり終わりぃ。それよりセリカだ。セリカの端末はここにあったらしい。"」

 

「ここは…砂漠化が進んだ市街地の端の方?」

 

「チンピラばかり溜まっている場所だね。」

 

「このエリアは、カタカタヘルメット団の主力が集まっている場所です。…やはりヘルメット団の仕業…」

 

やはりヘルメット団本拠地か…私も同行する

等と言える程ふざけられる状況ではない。普通に危険が危ない緊急時だ。俺が言うのもおかしな話だが命は有限だ。

…………アレを使うしかない。

 

「"セリカ救出に命を賭けられる奴…ジェットコースターが得意な奴は丈夫な紐を持って屋上に来い。"」

 

 

 

 

 

 

────────────────────────

屋上

 

 

「"全員来たか………"」

 

分かっていたが全員来た。と言ってもオペレーターのアヤネは勿論対策室だ。

 

「当たり前。」

 

「来ない訳ないよねー。」

 

「これから何をするんですか?」

 

「"その綱を使って飛ぶ。岩でリングを作って手を固定するが一応しっかりと掴まっておいてくれ。後、危ないから口は開くな。目的地に着いたら救出を最優先にしろ"」

 

「なるほど」 「分かった」 「分かりました」

 

3人の腕を綱に固定する。

本当にこれだけはやりたくなかった…

 

「覚悟」だッ!「覚悟」が必要なんだッ

 

「"行きまーす!3.2.1. GO"」

 

体が一瞬、宙に浮く。落下防止の柵の上に立つ。自分の周りの物理法則を書き換えた代償か、臓器が中身を含めて モワッ とし続けるせいか気分が悪くなる。

4人で移動することを踏まえて、風では出力の問題で飛べる確信は無かった。

だが、重力操作は違う。俺がただ横に落ちるだけ。ホシノ達は落ちる俺に引っ張らるだけ。

ならば重量に制限は無い。

 

 

 

 

 

 

上空

 

 

風の音がうるさい。気分も悪い。何Gかかったら死ぬなんて具体的な知識が無いから何度もリセットを掛ける。そのせいで余計に吐き気が増す。

 

「"アロナァ!今何キロォ?"」

 

『信号が途絶えた位置まで残り4キロです。』

 

「"フルパワーだぜ!信じらんねぇ!"」

 

勿論、遅すぎるって意味でだ。まぁ、途絶えた場所についてもなんの意味ないけどな。

 

 

耐えろ!

シャーレだろ

先生なんだろ!

 

 

 

見えた。通信が途絶え場所から真っ直ぐに走り続ける複数のトラックが見えた。間違い無くアレだ。

 

 

出来る限り近づいて、ゆっくりと四つん這いで着地して、3人を拘束している岩を消す。そしてトラックの群れを指差し

 

 

 

 

 

 

 

「"オロロロロロロロロロロロロロロ"」

 

盛大に吐く。

視界に映るのは、月明かりに照らされた砂、昼間の580円。

聞こえてくるのは、銃声、叫び声、爆発音、自分から発せられる不快な水音。

どれくらい時間が経ったか分からないが、音が止みアヤネから通信が入る。

 

「セリカちゃん発見!生存確認しました。」

 

駆け付けたいが、今はもう少しだけ休みたい。

遠くからワーワー騒がしい声を上げながらこちらへ近づいてくる。

 

「えっ!先生まで…ってめっちゃ吐いてる。大丈夫なの?」

 

「"……元気そうで何よりだ…"」

 

「急に吐き出すもんだから、おじさんも驚いたよー」

 

「"魔法は万能じゃなくてな…物によってはこうなる"」

 

驚いただけで心配していないというのがミソだ………出来れば2度と使いたくない。本当、切実に

 

「そういえば、帰りはどうするんですか?」

 

「"あっ!"」

 

 

 

 

この後、普通怒られた。

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全部 陸八魔アルって奴が悪いんだ!

 

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