透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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70.後日ダァン!! 禁断の二度打ち

 

 

思った以上に普通に間に合いました。

今日の自分の頑張り次第で来週にまた訪れる改名の危機はどうにかなるでしょう。知らんけど

 

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マリカはラダゴンである

聖園はアステールである

 

2人?とも爆発する星雲だしたり、隕石を落としたりするし、間違っても仕方ないね♂

 

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「先生!高い所の物を取る時は私に言って下さいって言いましたよね?ケガでもしたらどうするですか!?」

 

「"心配しなくてもこの身体にも、もう慣れた、それにケガくらい激早回復でどうにでもなる、流石に心配し過ぎだ。"」

 

「そういう問題じゃありません!」

 

「"じゃあどういう問題なんだよ…………。"」

 

現在、ショタ化して4日目………ユウカがシャーレに宿泊し始めて3日目の朝。

脱衣場にある洗面台で歯を磨く為、足場として岩を生成して歯磨き粉を取ろうとしただけでユウカ殿はご立腹である。

 

因みに、リンには普通に怒られた。

最初こそ「えっ?あの馬鹿の妹?いや、どうすりゃええねん!」という感じだったが、俺のロリ口調練度の低さと、珍しく困惑するリンにニヤけが抑えきれなかった辺りを不審に思われ、何やかんやでバレた。流石キヴォトスのナンバー2だ。

 

「"何にせよ、身体と魔法の制御は殆ど完璧〜♪だ、だから今日の仕事が終わったら俺は山海経に行かせてもらうぞ。"」

 

薬の運搬依頼を頼んだ便利屋68に何があったかは分からないが、進捗報告はない。これはどうにか自ら赴くしかないかもしれない。

 

「今の先生がそんな危険な事をしない為に私はシャーレにいるんです!忘れたんですか?」

 

しかし、自ら赴く事はこの過保護女がそれを許してはくれない。

当時の予想とは少し違ったが、これはこれで厄介だ。

 

「"それはそうなんだがよ…………つーかセミナーの仕事は良いのかよ。"」

 

ユウカと元々その日の当番の生徒のお陰で恐ろしく仕事が終わるのはとても有難いんだが…………早く元の体に戻りたい。

この2日間だけでも…………何故3日もショタ状態なんですか?何で女装してるんですか?趣味なんですか?とか、バブみを感じてオギャりたいんですか?………と、当番の奴等には社会的に死にまくる誤解を色々とされてしまった筈だ。

………取り敢えずは写真の流出が防げただけでもマシだったと思っておこう。

 

 

「そんなの両方とも終わらせてるに決まってるじゃないですか。」

 

ユウカも面白い冗談が言えるようになったものだ。

 

「"え、怖…………もしかして仕事中に両手を動かしてたのってそういう?"」

 

「ええ、私、両利きなので、右手でも左手でも字を書けますよ。」

 

「"両手で書ける事と同時に書類を処理できる事は別問題だよね?"」

 

「先生は私が何の意味も無く両手を動かしてたって思ってたんですか?」

 

なにわろてんねん………冗談で言ったつもりなのにやべぇよこいつ………。

 

「それはそうと先生、今日の先生の服はメイド服です!」

 

意気揚々にそう言ったユウカが近くのカゴから取り出したのは、何か水色のメイド服………やべぇよこいつ!

 

「"アリスよりアリスしてんじゃねぇか………。"」

 

比較的マトモな服→セーラー服→魔女→何か水色のメイド服………「明日には薬が!」なんて考えで男児用の服を買わなかった俺が悪いのだが……なんと言うか、徐々に女装に対するハードルが下がって行っている気がする。

それとは別に気に入らない事がひとつある。

 

「"そういえばさ………そういう衣装がお前の趣味だから、毎回違うのはまだ分かるんだけどさ…………何故、寝間着や下着類まで毎度新品の物が回って来るんだ?"」

 

「…………あっ!先生、もうこんな時間ですよ!急いで何か作らないと、すぐにモモイが来ちゃいますよ!」

 

「"まだ7時なんですど!!後、今日も朝食を任せてしまってごめんなっ!!"」

 

ユウカは追求を逃れる為に足早に逃げて行った。

これもう訴えたら勝てるだろ………。

 

取り敢えず、仕事が終わったら暫定ミッション難航中の便利屋の救援の為にアヤネに連絡してアビドスを頼ろう。

現状、治安維持活動はしなくて良いとは言われているが、そろそろマジで戻らないと「お前がバブみを感じてオギャてる間に犯罪率が◯◯%上がりました。」的な事をリンから言われかねん。

 

 

 

そして、この状況を悪化させる事が目に見えてる、当番予定のモモイは今の内に追い払おう。

 

 

 

 

ブライ

[モモイ、唐突だが今日の仕事は無くなった。ただでさえ少ないお前の用事を一方的に潰してしまった詫びとして3000円振り込んでおくからお前はミレニアムに引きこもっていてくれ。]

 

モモイ

[えっ!?なにそれ酷い!]

 

ブライ

[おいおい、働かずして3000円が手に入っちまうんだぜ?最高じゃねぇか!]

 

モモイ

[先生よぉ……ちと、桁が足りんとちゃいますかぁ?]

 

ブライ

[3000円もあればeショップで無料アセットを適当に配置しただけのクソゲーとか、AI出力のエロ絵パズルとか買い放題だろうが!喜べ!]

 

モモイ

[残念でした!30本くらいしか買えませーん!]

 

ブライ

[そんだけ買えれば十分だろ。]

 

ブライ

[んじゃ、また。]

 

 

若干雑だがヨシッ!モモイが来ない事はユウカにも伝えておこう。

 

 

 

 

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椅子に座っているというのに地面に足がつかないこの感覚は今でも慣れない…………まあ、違和感があろうが無かろうが、書類の処理速度に問題は無いのでヨシッ!

 

そして、俺の服装選び以外は多分マトモなユウカの方をチラッと………いや、ガッツリとユウカの方を見ると、マジで両手で書類を処理している………セミナー怖い…。

 

 

と、この様に、ユウカが当番なら楽ではある……楽ではあるんだが………さっきみたいな過干渉母親ムーブがなぁ…………そろそろコンビニ以外の外食に行きたい…………そろそろ外食行かないと死ぬぜ!!

 

 

 

そんな事を考えながら手元の書類に目を落とした瞬間、室内には扉と壁が追突した様な音が響いた。

 

 

バタンッ!

 

 

「サプラーーイズ!!!」

 

「遊びに来たよ先生!」

 

俺の認識は間違っていなかったようで、追突音と共に聞こえて来たアホ丸出しの声……これはアレだ、あいつだ。

 

「失礼します。」

「お邪魔します!!」

「はぁ……はぁ……お、お邪魔します。」

 

クソアホボイスに続いて複数聞こえて来た声に、思わず机を利用し体ごと振り返る。

分かっていたが、全員引き連れて来やがった……サプライズゲーム開発部してきやがった!!

やはり3千円では足りなかったか………。

 

「ユウカと………?……誰?」

 

「………っ!!」

 

「ヒイッ!チビメイド様が増えました!」

 

「大丈夫だよアリスちゃん、あの子C&Cじゃないみたいだから。」

 

モモイの後ろに隠れるユズと、ミドリの後ろに隠れるアリス。

どうやらユズの人見知りもアリスのメイド嫌いも治っていないらしい。

 

つーか何で来やがった………何にせよ、ユズとミドリならまだしも、アリスとモモイにバレるのは色々と面倒臭い。

 

取り敢えずユウカにアイコンタクトを送る…………何か笑顔で親指を立ているが、イマイチ信用ならない。

 

「"初めまして、ゲーム開発部の皆さん、お………私はブライの妹の………………妹の……"」

 

なんたって俺が俺の妹を自称しないいけないんだ………せめて、せめて服装さえマトモであれば………

 

「先生にも妹がいたんだ!あー、確かに目の色が同じだ!」

 

「可愛い………けど、何だろう………自己紹介してるだけなのに凄く苦しそう。」

 

偽名か………メイド服……偽名………メイド……メルプリンは絶対にバレるな………

 

「"ブライの妹のクローリカです、ゲーム開発部の皆様につきましては、いつも兄がお世話してやってます。"」

 

「あっ、これ絶対先生の妹だ。」

 

「うん、間違いないね。」

 

こいつらチョロいわ!

 

「そして私の妹よ!!…………あっ、これは言わない約束だった!」

 

先日の癖がまだ抜け切っていなかったユウカはつい口走ってしまった自分を心の中で咎める。

しかし、この一言がブライを更なる窮地へと追い立て。

 

「「「え!!?」」」

 

「師匠とユウカの妹でしたか、私はアリ───」

 

ちょ!ちょちょちょちょっと待って!!先生とユウカの妹!?て、て、て、て、てことは!!」

 

「結婚したんですか……私以外の女と……」

 

今ミレニアムで流行ってんのかよそれ!?疾うの昔にサ終したわ!!

 

「お前と結婚するのは、俺だと思ってた……テレレレレレレー↑今夜は、帰したくない。」

 

アリスま……お前に関して生まれる前のネタだろうが、セルフでテレレレレレレー↑まで付けやがって……

………ユウカめ、折角こいつらが納得しかけたのに事態をややこしくしてからに。

 

「"違う!マジで違う!"」

 

「小姑問題!!」

 

話が通じねぇ!!

 

「"違います!そもそも、兄と早瀬さんに婚姻関係等は一切ありませんから!"」

 

「………あのね、クローリカちゃん………いきなり自分のお兄ちゃんが取られて悲しいのは分かるよ………」

 

何かモモイが珍しく姉らしい事言い始めた………諭しているつもりだろうが、すげぇ見当違いだ。

 

「でもね、ユウカだって口うるさいくて、太腿が太くて、偶に本当に意味の分からない台詞を言い始めるし、冷酷な算術妖怪だけど、ちゃんと良い人だから…………嫌かも知れないけど、クローリカちゃんもユウカの事をしっかり見てあげて。」

 

殆ど悪口じゃねぇか、もうちょっと良い要素言ってやれや!

 

「モモイ…………。」

 

お前も雰囲気に騙されてんじゃねぇよ!

 

「"早瀬さん、モモイさんは──"」

 

「モモイで良いよ!」

 

「"この馬鹿は一切貴方の良い部分を言っていない。"」

 

「酷い!!」

 

酷いのはどっちだ……、

 

「まあ……先生の妹さんだから……。」

 

やっと顔を出したユズの第一声がこれである…………そして、アリスは何故か無言でこちらを見つめている。

 

「モ〜モ〜イ〜!!」

 

「いや、これはちがくて、ユウカにも良いところがあるよ!ユウカは……その……………ユウカは細かい事にもすぐ気がついて、下半身ががっしりして………後はその……」

 

「あんたねぇ………。」

 

「"全部同じじゃないか………。"」

 

面接かよ。

 

「えっと……後は……計算が得意で…………」

 

会計兼算術妖怪だからな。

 

「体重だって100キロもあるんだから!」

 

「"マジで!?"」

 

そういえば何処かで聞いた事がある……体重3桁行ける奴には才能があると………いや、しかし……まさか……脱いだら凄いのか………!(筋肉的な意味で)

 

「ち、違いますからね!?これはヴェリタスがデータを改竄して───」

 

「ユウカがクローリカ相手に敬語……妙ですね………。」

 

名探偵アリスさん!?

 

「どういう事?アリスちゃん?」

 

「思い出して下さいミドリ………ユウカが敬語を使う相手の条件を…………。」

 

「ユウカが敬語を使う相手といえば…………目上の人か先生だけど………!!……という事は!」

 

「クローリカちゃんは先生のお姉さん!!」

 

「そんな訳ないでしょ!」

 

やっぱアホだな、この姉妹。

 

「アリスちゃんの言いたい事は何となく分かったんだけど………そんな事って、あり得るのかな?」

 

「そうだよ!(便乗)」

 

やめなってモモイ!

 

「ミドリ、ユズ、モモイ、協力して欲しい事があります。」

 

ゲーム開発部は円陣を組み、何やらヒソヒソ話始めた。どんな悪巧みを考えているんだか……

 

エロ同人は電子派だから探されても問題は無いが、一般の漫画は単行本で本棚に収めておきたい派だ、荒らされては堪らんな。

 

「"何をするか知りませんが、あまり騷いだり暴れたりしないで下さいね……………貴女方4人程度、5秒もあれば征圧できますので。"」

 

「ヒイッ!」

 

「わ、わかりました………。」

 

「流石はかつて私を拾ってくれた師────の生き別れの妹、凄まじい神獣の嘆き智です。」

 

 

 

誰だよ、アリスに推理系のゲームをやらせた奴…………全く、君の様な感の良い弟子は嫌いではないよ。

 

 

 

 

そして、アリス達が始めた作戦?はどうやら全力でだらける事みたいだ。ゲームをしたり、ゲームをしたり、ゲームをしたり、ゲームをしたりと、皆四者四葉にリラックスし始めた。

 

キヴォトス人はどうやら天之岩戸作戦が好きらしい。

 

「"特に害は無さそうですね、早瀬さん、仕事を再開しましょう。"」

 

俺が言わなそうな台詞トップ10には入りそうな台詞だ。

取り敢えずは、天之岩戸だろうが、何だろうが、ユウカが居るならば仕事はすぐに終わる筈だ。

さっさと終わらせてもらって、アビドスの奴等を呼ぶとしよう。

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

仕事が始まって約2時間ちょい。

やはりユウカがいれば楽々朕々。ショタ化さえ解ければ本当に言う事なしだ。

 

そんなここ最近毎日考えている様な事を考えていると、机に置いたシッテムが小刻みにバイブりだした。

 

「"…………長ぇな。"」

 

中々の連投具合だ、便利屋の連中か、ヒフミがやらかした事によって、ナギサがメッセージ連投からの鬼電パターンの二択だろう。

どちらにしろ確認を…………

 

 

 

 

 

 

………………アリスの……スタ連?

 

 

 

 

 

 

 

「やっと油断してくれましたね………我が師よ。」

 

今にも刺してきそうな背後の声と共に俺の周りは薄暗い闇に覆われた。

アリス一人に見られたところで何だと言うのだ、すぐに戻せば幾らでも誤魔化せる。

 

「"何の事かな?天───"」

 

「師匠がシッテムの箱を開いた場面はしっかりと録画させてもらいました!」

 

「"……………ほぅ……中々やるようになったな。"」

 

アリスの作戦に敗れたってマジ??

 

 

「やっぱり先生だったんだね!」

 

「絶対思ってなかったでしょ………。」

 

「……凄いね、アリスちゃん。」

 

「ええ、本当に凄いわ、どうして分かったの?」

 

ひょっとしてギャグで言っているのか?

 

「"疑われた理由はお前の口調のせいだろうが。"」

 

「いいえ、それは違います!アリスが師匠を疑ったきっかけは、師匠の名乗った「クローリカ」という偽名です。」

 

やはり名乗った偽名が悪かったか………………タバサを名乗っておけば結果は変わったかもしれない。

 

「ん?それはどういう事かしら?」

 

「師匠が名乗った「クローリカ」というのは──」

 

 

 

 

 

 

 

 

「師匠の金ヅルの女性の名前です!」

 

「"事実だけど言い方ァ!"」

 

俺の金ヅルはコタマさんだけだ!!

 

「あーー、本当だ。」

 

「そういえば、私もお世話になってた!」

 

「私は……そういうのはちょっと………。」

 

「"まあ、ユズはそういう裏ワ───"」

 

 

 

 

「先生、ちょっとお時間いただけますか?」

 

「"それ強制だよね?拒否権ないよね?てか待てユウカ、これもゲームの話だから!このオチつい先日あったやつだから!禁断の二度打ちはやめようぜ、マジで!"」

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

「"少し見てろ。"」

 

変な勘違いをしたユウカに説明するため、俺はソファーに座り、いつもよりクソデカいコントロールを握って、目の前のテレビへユウカの視線を誘導する。

………ゲーム開発部の奴等ならまだしも、お硬い??ユウカさんの前で剣と魔法のファンタジーに農業をぶち込んだギャルゲーをプレイする事になろうとは………

 

「…………えっと……これはいったい?」

 

「"見ての通り、コボルトの周りをグルグルしているだけだ。"」

 

顔面に映っているのは、明らかに有害そうな飯を食ったと思えば、すぐさま牛に跨りコボルトの周りを周回する男とそれを見つめる紫髪の美少女…………改めて見るとシュールな絵面だ。

そしてその画面を覗き込む5人の少女と女装男児が一人………なんだこれ?

 

「"この行動を暫く続ければクローリカがこっちにカレーを投げつけてくれるんだよ。"」

 

「嫌われてるんですか?」

 

「"いいや、それどころかこいつらは交際関係にある。"」

 

「ちょっと意味が分からないんですけど……。」

 

確かに恋人からカレーを投げつけられるのはDV的な何かに他ならない。

 

困惑するユウカに心の中で同意していると、画面の中の少女はカレーうどんを持ち上げた。

 

「カレーうどん……ハズレです。」

 

「"ああ、たいした額にならんしハズレだな…………"」

 

デモンストレーションだからどうでも良いけど。

 

「"こういう感じで一杯50万or25万で売れるカレーを投げてもらえるまでリセマラを繰り返すわけだ、こうやってお金に困った初心者を救済してくれるキャラをアリスが「金ヅル」って呼んでるだけだ、分かったか?"」

 

「えーと……まあ、取り敢えずは………。」

 

何をやっているのかは分からないが、どうなるかは分かったようだ。取り敢えず誤解は解けそうで何より。

 

「なんて言うか………剣も魔法も無い光景だよね。」

 

「"馬鹿野郎、コボルト君の持つ剣が目に入らぬか!"」

 

「あっ、そうだ(唐突)、先生にもこのゲームみたいにMPとかあったりするの?」

 

言葉のドッチボールが過ぎる。

 

「"あるにはあるが、ほぼ無尽蔵にあるから、たいして気にする必要はないな。"」

 

「師匠は魔力と最大MP極振り筋力そこそこの紙耐久ユニットでしたか。」

 

大体の生き物がお前等と比べれば紙耐久なんだよなぁ…。

 

「今回は筋力を捨てて魅力に振り直したのですか?」

 

「"いや、別にそういう訳じゃなくてだな………。"」

 

アリスのステ振り発言を皮切りにゲーム開発部達は思い出したかの様にショタ化した経緯について質問し始めた。

 

「"まあ、これはそうだな…………。"」

 

ソファーから立ち上がり、少し歩いてゲーム開発部達に手招きをする。

それに寄って来たゲーム開発部達を確認し、小さく呟く。

 

「"冷酷な算術使いの側近との戦闘の際にかかったデバフだ。"」

 

嘘は言ってない、嘘は言ってないのだが………恐怖に慄くアリス以外は半信半疑な様子だ。

 

「"嘘は言ってないぞ?それよりだ……モモイ、「今日は引きこもっていろ」と送った筈だが?"」

 

「えっ!?ちょっとお姉ちゃん、そんな事聞いて無いんだけど!?」

 

「そりゃあ、先生が「来るな」なんて言うんなら、行くしかないよね?」

 

実にモモイらしいムカつく返答だ。

 

「ウチの姉がすみません…………。」

 

「"…………俺達は同じアホに振り回された被害者だ、気にするな。"」

 

「先生質問!」

 

妹の謝罪もなんのその、元気良く手を上げたアホは不遜にも俺に質問があるようだ。

 

「"なんだいアホピンク?"」

 

「先生は何でメイド服を着てるの?」

 

「「‼️」」

 

「"………………………"」

 

「そうだ!今度のゲームは女子高に入学した女装男子が主人公のノベルゲームにしようよ!」

 

それなんてエ■ゲ?

 

「そうだね、お姉ちゃん!そうしよう!……という事で先生!写真を撮っても───」

 

「"我が弟子よ───教えを授かる覚悟は出来たか?"」

 

言うと思ったよ、偶にアホな妹。

 

「はい!!」

 

「"ま、その前に仕事を終わらせないといけないが。"」

 

アリスの目が輝いている………後が怖いなぁ………まあ、こいつらの手元に俺の写真が渡るよりマシだ。

 

「アリスも手伝います!」

 

「"因みに他の奴も受講料は無料だ。"」

 

「私もやる!」「私も手伝います!」「わ、私も。」

 

 

 

最大限がっかりさせない様に今から色々考えよ……。

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

ナンテ!ナンテシゼンナセツメイカイへノユウドウナンダー!

 

 

 

ユウカの太ももの太さと設定だけがどんどん盛られて行ってるぜ!!

 

 

因みに、50万のカレーをぶん投げてくる美少女が登場するゲームの元ネタ作品には、手作りの鉄剣をぶん投げられると嬉し過ぎて、クリア後にやっと作れるようになるレベルの強武器をプレゼントしてくれる鍛冶屋のおじさんが登場します。

 

そのせいで人によっては攻略できる美少女やイケメンよりも鍛冶屋のおっさんに貢いだ回数の方が多かったりします。

 

 

アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?

  • 紫封筒
  • 虹封筒
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  • 百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
  • ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
  • いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!
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