透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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75.この辺が、セクシー………エロい!

 

 

THE TOWER XVIさん、コメント付き評価ありがとナス!

 

ブライ君の居た世界は、オリ主紹介の所や黒服初遭遇の所辺りに書いた通り、いつものナーロッパ的な所でしたが、倫理観は元となった中世ヨーロッパ並みに終わっており、動物的な特徴を持つ種族を根絶やしにするレベルのやべぇ場所だったので、猫に多い虹彩異色症に見紛うような目がニュッと生えて来たブライ君も迫害対象と化した訳ですね!書いてないだけで肢体不自由者もキュッとされてたりします。

 

まあ、曇るのはブライ君だけで良いですし、お察しの通り本人の性格的に中々話す機会は無さそうですけど、近い内にドクハクくらいはさせるかもです。

 

 

そういう事情がある故にブライ君は

差別と神と飯を粗末にする奴と百合に挟まる男と勝手に乳を盛る絵師とメガネ掛ければ良いと思っている絵師とチョコがかかったポテチ買ってくる奴と漉し餡派とキノコ派とチョコミントを歯磨き粉と呼ぶ異端者とかが嫌いです。

後はホルモンとかシーフードカレーとかも嫌いだったはずですが、こいつ嫌いな物が多過ぎて正直もう覚えてません。

 

そして、チョコミントを食べたくなったのは、最近暖かくなってチョコミントの限定スイーツの販売が増えたせいなので私は悪くありませぬ!

 

 

てか、滅茶苦茶今更なんですが、作品に付けられた評価コメントって筆者以外に見れるんすかね?

 

──────────────────────────

 

 

 

クソデカい声で宇沢レイサと名乗ったストーカーらしからぬストーカーからそこそこ早歩きで逃げて暫くして、逃げ切った事を確信したカズサは近くでコンビニ何かを買ってやると言われたので、俺は抹茶アイスを所望し、有難く頂いた。

この体での最後の晩餐はチョコミントと決めているからだ。

 

「"美味美味ですね〜。"」

 

いや〜人の金で食うアイスは美味なぁ〜……なんて言うか、コンビニとか若干割高なところなら尚ヨシ!つまり最高!

 

(黙ってたらちょっとかわいいかも…………。)

 

「"ありがとうな、カズサ。"」

 

「気にしなくて良いよ、あいつから逃げるの助けてくれたし、これから相談にも乗ってもらうんだしさ。」

 

そういえば、あのストーカーは何だったんだ?挑戦状だなんだ言ってたが…………。

 

「"………で、なんなんだあのストーカー?てか、超今更なんだが正義実現委員会の人等に相談とかじゃいかんの?"」

 

美味いのは美味いんだがなぁ〜………やっぱコンビニで貰える木のスプーンはアイスが溶けるレベルでしか掬えないからクソ……まあ、スプーンくらい作れば良いんだが………。

 

「それも考えたんだけど………それはちょっと不味くて……。」

 

どゆこと?………まあ、俺も正義実現委員会……特に副会長に会うのは不味いけど……。

 

「その……何というか、ちょっと普通じゃないというか…まず、本人に全くストーカーしてるのが自覚無いみたいで……」

 

「"普通の人間はストーカーなんかしないぞ。"」

 

アレだろうか?「直接的な被害が出てないので我々は動けませ〜ん」とかいうクソ無能ムーブを正義実現委員会もやっちゃう感じなんだろうか?

 

「はは……そうかも…とにかく、別に懲らしめて欲しいとか、そういう理由じゃ無いの……ただ具体的な解決策が思いつかなくて……先生の力を借りられれなっ…て……ごめん、逆に先生を困らせちゃうよね。こんな曖昧なお願い。」

 

「"なるほど〜……躾に1番効くのは痛みだと思うって何処ぞの団長が言ってたんだけどー………別の方法を考えるか。"」

 

正実もだめ、暴力も極力NG………う〜ん面倒臭い。

 

「そんな簡単に安請け合いしちゃって良いの?……先生が困るだけなのに……でも、ありが──」

 

「"本当に困ればぶん殴りまくるだけだから良いよ。"」

 

「………………。」

 

その言葉を聞き、出会ってレイサからの逃亡までに幾度も考えた「頼って大丈夫かな?」と「絶対ダメでしょ!」の反復横跳びを繰り返したカズサのお礼の言葉は蓋をする様に喉の奥へ引っ込んだ。

 

「"ぶん殴(わからせ)るのは最終手段としてよ………普通にコンビニの前で駄弁ってても良いのか?それなりに人目があるし………。"」

 

かなり目立っているようで、さっきから通行人がチラチラとこちらを見てきている………つっても多分、これはキヴォトスにいる男児とかいう、物珍しいさのせいだろうが………俺はパンダか?

 

「それについては大丈夫、あいつ、壁を乗り越えるのは本当に遅いから。」

 

普段どんだけ熾烈な逃走してんだよ。

 

「"何その、普段から壁登りながら逃げてますよって感じの発言…………もしかしてキヴォトス人って壁登り出来るのが普通だったりする?"」

 

「ま、まあ?………練習すれば出来るんじゃないかな?普通に………。」

 

オッケー普通は出来ないやつな。

 

「はぁ………そうだね、こちらからお願いしたのに、事情を話さないのは良くないよね………その、あんまり言いたい事では無いんだけど………」

 

「"実はカズサとレイサは元カノだった。"」

 

「違う。」

 

「"違うかぁ………。"」

 

まあ、確かに元カノなら何で挑戦状なんて持って来るんだよって話になるが……………。

 

「"実はレイサはパルクールの大会でカズサに惜敗した事があり、それからは一方的にライバル意識を持つ様になって今と挑戦状を叩き付けている。"」

 

「全然違う……逆に何でそういう結論に至ったの?」

 

「"挑戦状がどうこう、壁登りがどうこうを絡めて考えてみた…………後アイス御馳走様。"」

 

割と自信はあったのだが………取り敢えずゴミはしまっておこう。

 

「お粗末様です…………それで、そろそろ答え合わせをしたいんだけど……」

 

「"良いよ。"」

 

「うーん………どこから話せば良いんだろ………先生、「スケバン」って知ってる?」

 

「"ああ、知ってる………"」

 

サラシで出る歩いたりしてて、問題さえ起こさずそこら辺を歩いていれば普通に股間に悪い奴等………と、滅茶苦茶正直には流石に言えない。

 

「"スケバン(助番[1]、スケ番)は、中学校、高等学校において不良行為をする女子生徒のこと。不良少女、ヤンキー、ツッパリの事を指す俗語。"」

 

「うん?まあ、うん、まあ……そうなんだけど……」

 

(何でスケバンって3回も言ったの?[1]ってなに?)

 

混乱するのも無理は無い。急にウ◯◯ペディアのスケバンのページを暗唱する意味不明な奴なんぞが目の前に現れたらこうもなろう。

 

「……取り敢えずこれを見て。」

 

横にいる不審者に少し混乱しつつも、カズサから差し出されたのは1枚の写真だった。

 

「"少し捲れ上がった服から覗く、程よく割れた腹筋がセ……………"」

 

セクシー!オリオン座よりも、腹筋の割れ目をなぞりたい!キッツイ目つきもgood!女騎士に継ぐマゾ堕ちの王道の様な不良女子!!王道というのは、素晴らしいから王道というのだ!!

 

 

 

よし……良く理性を保った!最後まで口に出さかったのは偉いぞ俺!

 

「"せる………けど、強そうだな!………んで、アレだろ?話の流れ的にこの写真の人物はカズサって事で良いんだろ?"」

 

まあ、どう見ても本人だし。

 

「……うん…………せせるの意味は分からないけど、そういうこと………私……元スケバンだったの。」

 

本人は至って深刻そうだが何故だろう………補習授業の面々を見ていたせいか、衝撃が弱すぎる……後、せせるってなんだろう。

 

「"なるほど、トリニティ制覇を目指していた……今も目指しているレイサは、自分に完膚なきまでの敗北を味わわせた相手であるカズサに対してのリベンジを果たすべく、カズサが不良を辞めた今でもリベンジの機会を狙っている…………という訳か……。"」

 

「全然違う………とも言い難いかな……。」

 

「"言い難いのかぁ……。"」

 

マジか、適当に言ったのにちょっと合ってたとは…………もしかして、かつての仲間パターンか?

 

「色々あってスケバンはやめたんだけど………あの宇沢は、中学の頃から強いスケバンと聞けば、ああやって飛びかかるような熱血バカだったの、自称『正義の使徒』……って奴?今もわざわざなんか自警団に入って私を追い回してきて本当迷惑。」

 

レイサは私人逮捕系y●utuberかもしれん。

 

「"確認なんだが、元って事は、もうスケバンじゃないんだよな?それなのに何故に正義の使徒が襲い掛かって来るんだ?"」

 

「そう……それなのに、あいつは、毎日毎日、ああやって突っかかってくるの!今日だって3回だよ!3回!」

 

3回だよ!3回!

 

「そろそろ、中学の時と違うって分かって欲しいんだけどな、昔の感覚で突っかかって来られるの、いい加減ウザい………高校生なんだから、もう中学の姿とか忘れて良い頃じゃない?お互い忘れて、新生活を満喫すれば良いのに、どうしてこんな事するのか、心底理解出来ない。」

 

心底ウンザリとしている感じだ。

 

「"確かに大変だな〜……自分の黒歴史を知ってる騒がしい奴が毎日追っかけて来るとか、俺なら自分の首吊るか、相手を始末するもん。"」

 

「忘れたい過去ではあるんだけど、そこまでしたい訳じゃないから。」

 

「"ただの冗談だ………んで、それを直接本人に伝えた事はあるか?"」

 

冗談を冗談と見抜けない人はシャーレを使うのは難しい。

 

「いいや、話した事なんてないよ、あんな風に突っかかってくるのに、会話なんて無理でしょ?絶対に聞く耳なんて持たないよ。」

 

予想通り過ぎる返答!………というか、先日滅茶苦茶似たような事が起こったんですが……。

 

「"なるほどね………まずはカズサ、理由はどうあれ、自分を変える事が出来たお前を褒める……本当に良く頑張ったな。"」

 

ゴールデンタイガー並感。

 

「な、なんなの急に………別にただ分別がついただけで、褒められる様な事じゃないよ………。」

 

「"いいや、そんな事は無い。大抵の場合はプラスをマイナスにするよりも、マイナスをプラスにする事の方が難しいだろ?"」

 

評判とか評判とかな。

 

「"統失患者を盲信したアホ共(信仰に厚い人)って訳じゃねぇが、何事にもきっかけってものがある。お前が不良を目指した理由も、辞めた理由も当然あるはずだ…………だが所詮はきっかけに過ぎない……その不良を辞めるきっかけがどんなものかは知らんが、最終的に変えたのはお前自身だ、その事を俺は称賛する。"」

 

「マイナスが0になっただけで、普通だって………でも、まあ、ありがとう。」

 

カズサは横顔すら見られたく無いようで、こんなクソ暑い中わざわざフードを被りやがった…………言うほどツンは無かったけど良い感じのデレをありがとう!

 

「"数ある選択肢に気付いて、尚且つその中からプラスな物を選んだ上に実行できるのは普通に立派だろ、自発的とか能動的とか関係なくな。"」

 

ダイエットや禁煙禁酒を幾度と無く決意した奴等に爪の垢を高額で売り付けられるレベルだと割と真面目に思うんだが、本人も中々認めてくれないだろうからそろそろ本題に入るとしよう。

 

「"……………んで、何でこんな話をしだしたんだって言うと、今必要なのはレイサとカズサが変わるきっかけが必要だと思ったからだ。"」

 

「えっ!?私も!?」

 

素っ頓狂な声を上げるカズサには、原因の一端が自分にもあるかもしれないという考えは無さそうだ。

 

「"ああ、そうだ、お前とレイサで間違い無い……………そんで、唐突だが1つ聞きたい事がある。"」

 

「…………何?」

 

「"俺の第一印象をどう思った?"」

 

「………それは……………えーっと…………。」

 

長考&長考………ついには腕を組んで顎に手まで当て始めた。そんなに言い難い事か?

 

「"別に何言っても怒りはせん、なんたって俺は首席行政官殿から定期的に罵倒されているからな、超慣れてる。"」

 

「フッ…何それ。」

 

いや、冗談では無いんだが……。

 

「そうだね……まずは噂通り、話が通じない……意味の分からない所でふざけるし、すぐに物騒な手段を持ち出すし、すごい高圧的で偉そうだし、ストーカーを自ら招き入れるちょっと頭のおかしい人。しかも現れたかと思えば、小さい子供だったし、正直相談する相手を間違えたと思った。」

 

「"………そうか。"」

 

オブラートis何処?何言っても良いとは言ったが、何でも言い過ぎだろ………てか、コタマに関しては当番無しのシャーレの仕事をしてから言って欲しい!俺は実際偉いんです!

 

と、言いたい所ではありまくるが、今回は我慢だ。今日で終わるとは思っていないが、今日やれる事をささっと終わらせてチョコミントを食べたい………。

 

最後にチョコミントを食べたいということは、最後以外はチョコミントを食べないということでは無いんです。

 

「"それは今も変わらないか?"」

 

「ううん、少しは変わったよ………意味不明なおふざけとか、物騒とか、高圧的とか、おかしい人って言うのは変わらないけど、こんな面倒な事を真剣に考えてくれるし、少なくとも噂よりはずっと良い人だと思った。」

 

悲しいかな、相談する相手としては間違いだったという点は訂正されなかった。まあ、今のところ碌な具体案を出してないし、仕方なし。

 

「"つまりはそういう事だ。"」

 

「どういう事?」

 

「"人の印象なんて話してみれば案外簡単に変わる。少しキツイ言い方だが、結局のところ、お前は更生したかもしれないが、それだけ…………お前はレイサとの関係を変えようとはしていない。

見かけに囚われないのか、過去に囚われてるのか知らんが、格好が変わろうとレイサは今でもお前を不良だと信じて疑わず勝負を挑み続け、それに対してカズサは対話もせずに「聞く耳を持たない」と拒絶し続ける。どっちが悪いとかの比重は今は置いといて、どっちかが踏み出さないと、この関係は続くと思うぞ。"」

 

「……確かに、そうかもだけど………。」

 

フードで隠れていてどんな表情をしているのかは分からんが、言いたい事は分かる。

自分を見るや否や「マイネェェーーーム!イズ!レイサァァ!ウザワァァア!!」てな勢いの奴と冷静に話なんぞ出来る訳がないし、俺もしない。

 

「"別に今から話して来いとか言うつもりは無いし、あくまでこれはチラッと話を聞いただけで思い付いた手段の1つでしかない。………というか、俺もレイサの事を良く知らないまま言ってるだけだし、お前の認識通りかもしれないんだ、寧ろ行動は起こさずに今はそういう心の準備だけをしていて欲しい。"」

 

取り敢えず確定してるのは声がデカくてアイムジャスティスな自警団って情報くらいだ…………つまり殆どなんも分かってねえ。

 

「分かりました、アドバイスありがとうございます。」

 

何か急に改まった?声色的に「チッ……うぜー…」って感じじゃないし、一応理解はしてくれたのか?まあ、何にせよ…………

 

「"んじゃ今日は解散!またレイサ絡みで何かあれば連絡してくれ、俺も俺で現時点で出来そうな事をやってみるからさ………勿論暴力以外で。"」

 

 

 

 

ブライはカズサと連絡用のモモトークを交換し、その場を後にした………様に見せかけ、近くの建物の屋根の上からカズサの動きを伺った。

 

 

 

 

カズサは学校側に去った。

ならばやるべき事は決まっている。

そう、カズサとレイサの両者についての情報収集だ。そして、優先すべきは杏山カズサについて。

カズサには悪いが、「普通」の認識は人それぞれだ……テストぶっちや、闇市侵入を「普通」と言い張る奴もいる。つまりは客観的なカズサの情報収集が必要になる。

それを確認する為には、カズサが確実に関わっているスイーツ部を訪ねるべきだと考えた。

そして、客観的情報を知るには本人の前では遠慮する可能性がある。謂わば「とあるクエストの分岐条件を発生させる時限クエスト」の様なものだ。

時間制限は勿論、杏山カズサがトリニティに戻るまで…だ。

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

今の所は特に何も起きてないはずなのにブライ君が心の中以外はそれなりに真面目な対応してる気がするし、素直に褒めてる!!

ブライ君オリジナルキャラの癖にキャラ崩壊しやがった!

 

抹茶か?チョコミントじゃなくて抹茶食ったからなのか?

 

 

 

先程オリキャラって記述したんですが、ブライ君にはモチーフとなったフィクションキャラがいたりします。

 

結構有名なキャラなんでバレバレかもしれませんが明日の投稿で答え合わせをします。

 

アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?

  • 紫封筒
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