透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか? 作:ゴジマツリ=ユーリエフ
てゃんでぃさん、評価ありがとうございます。
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中国版のアルちゃんPVがアホほど可愛いかったので初投稿です。
そういえばなんですけど、ミカばかりがゴリラって言われてますけど、クソデカ機関銃持ち歩いてるノノミも大概ゴリラですよね?
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「ねぇねぇ2人とも仲良さそうだね〜私達も混ぜてよw」
この何処へ行っても迫害されかねない知的要素一切無しの台詞を吐きやがったのは俺達………いや、カズサが良く知っている人物だった。
ボイス付きのテキストであったとしても、あまりのまったりさにプレイヤーから容赦なくボタンを押されそうな声の方みると、案の定……な、奴等だったのだが………
「ハッハッハ!慌てるねぇ……中々可愛い顔するじゃあないか。」
「あ、当たり前です!わ、私達は怖いですからね!不良なんですから!」
サングラスをかけ腕組みをしているアホピンクと、黒マスクを付けバットを片手に持った我が同士と、何故か最後までチョコたっぷりなやつを咥えたヨシミがいた。
流石のキヴォトスと言うべきか、マヌケなスケバンコスプレ三人衆がいようとも、そのうちの1人が笑い声を上げとようとも、そこらの奴等はチラ見して素通りだ。
「えー……合ってる?本当に大丈夫?」
大不正解だ馬鹿野郎。
「……………なに?あ、あんた達ここで何してるの?なんなの、その格好………?」
女の子ドン引きで草…………本格的に逃げる準備をした方が良いやつか?
「か、カズサちゃん!カズサちゃんが何者だったとしても、私達はカズサちゃんと一緒だよ!」
我が同士よ、答えになっておりませんぞ…………。
「それはありがたいんだけど……それ以上に、今なにをしているのか聞きたいんだけど………マジで意味分かんない……なんなのそれ?ナツの話し方も変だし……。」
いや、こいつの話し方は元々変だ。
「フッフッフ………拒む必要はない……これからの人生、今までとは違う世界………共に行こうじゃないか、杏山カズサ……いや、キャスパリーグ。」
瞬間、カズサから放たれる殺気………ナツを睨見つけるカズサのチラッと見えたこめかみには立派な青筋が浮かんでいた。
つまりは青筋インナーピンクだ。
「ほら!だからダメだって言ったじゃん!」
「"当たり前だろ……逆にさっきの俺との話をどう解釈したらこうなるんだよ………。"」
まあ、俺も中途半端にしか情報渡して無かったけど………
「ん?その事は秘密にしとくんじゃ無かったの?」
「"謝って足を舐めたら許してもらえたから大丈夫。"」
「変な嘘吐かないで。」
「"はい。"」
カズサさん不良のオーラ出てますよ。
「"…………で、お前等は何がしたかったんだ?"」
「私達、カズサちゃんが無理しないで一緒に居られるように」
「「放課後スイーツ部」から「放課後スイーツ団」に変える事にしたのだよ。」
バカでは?………だがまあ、善意100%だという事だけは分かった。
「「部」が「団」に変わっただけじゃん、何で急にそんな事するの………?」
三分の一も伝わっていない意図に頭を抱える俺と友人の突拍子もない奇行に俺の正面で首をひねるカズサ。
「やっぱり!!そうだと思ってました!!!」
そして聞こえて来る聞き馴染みのあるデカい声。
声の方向へと振り向けば、短い距離を全力疾走するレイサがいた。
「そうだったんですね!やっぱりそういう事でした!もしかしたら、本当に悔い改めたのでは無いかと思っていたのに……やっぱりそんな事ないですよねっ!あなたの本性がそう簡単に変わるはずがない!」
熱を取り戻した灰は再び火を上げる。こっちもこっちで感情がジェットコースターしてやがる。
「放課後スイーツ団!まるでやわらかいスイーツを食べるように、辺り一帯を食べ尽くすという恐ろしい意味なんでしょうねっ!?」
「新たな組織を立ち上げるだけでは飽き足らず!また先生を誘拐して………!公権力まで掌握しようとするなんて!!卑劣ですよキャスパリーグ!」
歩く町内放送という二つ名がふさわしいレイサの話を聞いた周囲の歩行者達がヒソヒソと話し始めた…………意外にもキャスパリーグの二つ名はスケバン以外の生徒の間でもそれなりに有名らしい…………いや、待てスズミさん?あなたは自警団として知っておくべきでは?
「カズサが先生を誘拐!?」
「か、カズサちゃん?本当なの!?」
「いや、何言ってんの!?」
そして本人達は漫才を始め出す始末………徐々にカオスになっていく………。
「"仮に誘拐だったとしても返り討ちに出来るし気にしなくて良い。"」
「そこはハッキリ否定してよ!変な噂が広まっちゃうでしょ!?」
「"ごめん…………。"」
「今、先生に嘘の供述を強要しましたよね?」
さてはこいつ相当やべぇな?
「ちょっとカズサ、あんたの友達ヤバいわよ?どうにかしなさいよ。」
「友達じゃないんですけど!?」
「言い訳無用ッ!!」
「覚悟して下さい、杏山カズサ!そして放課後スイーツ団!今度こそあなた達を倒して正義を実現します!!」
あ〜そうそう、俺が初めて「正義実現委員会」と聞いて思い浮かべたのはこんな感じ……………。
「覚悟して下さいね!」
「良いだろう………私達放課後スイーツの結束、見せてやろう!!!」
そして、銃撃戦は始まった…………キヴォトスのピンク髪はアホしかいないのかもしれない。
「先生……私、どうすれば………」
「"一旦ボコるしかないんじゃないか?"」
そう言い残し、俺は屋内席へ移動しキャラメルラテを頼んだ。
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「"案外早く終わったみたいだな。"」
結果は言うまでもなくレイサの敗北である。シスターフッドが隠し持ってるであろうエレナの聖釘があればエ゛ェェイ゛ィメン゛ッッ!!されずに済んだろうに……。
「こいつ、威勢の割には大した事なかったわね。」
「こ、こっちは四人だったし……。」
四人に勝てる訳のないだろ!!
「そうね…全くなんなのよ……床に伸びちゃってるし、もしかして気絶した?」
「やはり素晴らしい、誰も私達を止められない!!この勢いてま周辺を占領するのだ!」
「"その場合、俺と敵対する事になるぞアホピンク。"」
「とか言ってやすぜ、キャスパリーグの姉御。」
急に三下になったな。
「ねぇちょっと………お願いだから、もう本当止めて……。」
カズサの顔にはもう恥じらいなどなく、養豚所の豚を蔑む様な瞳だけがあった。つまりは嵐の前の静けさ、ブチギレ寸前という訳だ。
「"解釈がイカれていたとはいえ、こいつらもこいつらでカズサを理解したかったり、頼って欲しかったんじゃないか?………多分………。"」
言い切れない……言い切れないのだ………アホピンクの普段の振る舞いを知らない俺からすれば、今のナツが"真剣なナツ"と言い切る事が出来ない…………全く、空気も読まずにふざけ倒す奴はこれだから………。
「ごめん先生、申し訳ないけど、これ以上黙ってられない、言いたい事言わせてもらう。」
はい、キレました。
「あのさ、もうこんなバカな事はやめて、ただでさえ、あのバカのせいで大変なのにこれ以上面倒事を増やさないで。」
感情的にはならず淡々と自分の要求を伝える。カズサは静かにキレるタイプらしい。
「私達を関わらせたくないのならもう遅いよ、だって私達は同じ船に乗ることにした───」
「ちょっと、まずはカズサの話を聞こうよ!言い訳は後でいいでしょ!」
「はい。」
そしてアホピンクは教師がブチギレる中、こちらに向かって変顔をしてくるタイプだろう。
ヨシミは事あるごとに「ちょっと男子」してくるタイプの真面目女子なのかもしれない。
「ありがとうヨシミ……まさか、あんたに感謝する日が来るなんてね。………どうしてこんな事したのか何となく分かるし、気持ちもありがたいんだけど、もう止めて………私そんな事頼んだ?今まで言ってなかった理由を考えて。」
相手に理解を示そうとした者達と自身の理解を拒む者……なんとも悲しいすれ違いだ。
「この際だからハッキリ言っておくけど、私にとっては全部忘れたい過去なの。折角気遣ってくれたのに空気を悪くしたのはごめん、そういう事だから今後は触れないで………それじゃ、今日はもう帰るから。」
俺の作戦概要も聞かずにカズサは帰っていってしまった。
………どちらにせよ、今の状態のカズサに説明したところで成功どころか了承も得られないだろう。
「カズサちゃん………。」
「う〜ん…………。」
「"中途半端に情報を与えた俺も少しは悪かったと思ってる………まあ、本人もああ言ったんだしこれから気を付ければ良いんじゃないか?"」
ちょっとした反省会が始まって間もなく、誰かが走り去る音が聞こえた。
言うまでもなく、音の発生源は完全に蚊帳の外にいたレイサだった。捨て台詞も何も無く走り去る背中には何処か哀愁を感じた。
俺は何かとんでもない思い違いをしていたのかもしれない。バーンアウトだとかト◯ジェ◯だとかでは無い。事の発端も今のレイサの感情も………案外シンプルな事なのかもしれない…………。
「え……あれ?………あの!」
「アイリ……今はやめた方が良い。」
「…………1人にしてあげた方が良さそうだね。」
「"ま、俺は空気なんて読まないんですけどね!!じゃあな!!"」
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レイサをストーキングしてしばらく………レイサは現在、トリニティ自治区内の公園でブランコに揺られている……滅茶苦茶俯きながら。
空気は読まないとは言ったが声をかけ辛い状況に俺は文字通り草葉の陰からレイサを観察している………のだが、街灯まで灯き始めた………そろそろ声を掛けないとマジで一晩ここに居る事になりそうだ。
「"隣、失礼するぞ。"」
「………先生でしたか。」
わ〜、ずっと下見てる〜。
「"あ〜、今日の事なんだが───"」
「そ、それはもう心配いりませんよ!はい!私もこの耳で聞きましたので!杏山カズサは過ちを悔い改めて、今は仲間と共に平凡な生活を送っている!それが分かった今、それを邪魔する様な野暮はいたしません!」
必死過ぎて大丈夫じゃない事がバレバレだ。
「"そうか…………それともう1つ……何でスズミがそこらの生徒が知ってるようなキャスパリーグの事を今日まで知らなかったんだ?お前は頼ったりはしなかったあのか?それは何故だ?"」
「………あれ?そういえばスズミさんにも話した事はなかったですね?………でも、何ででしょう?………私が倒すべき宿敵!………とか思ってたからでしょうか?………あはは。」
「………まあ、そもそも連絡する様な相手もいませんが……。」
何かすげぇ悲しい事が聞こえて来た………だが、それこそが俺の見誤った真実への道を舗装する。
「"そんじゃ最後にもう一つ………キャスパリーグを超える不良が現れたとして、そいつはお前の宿敵となりうるか?"」
「それは──────」
「見つけたぜ!自警団のチビ!」
答え合わせ&大事な質問タイムだというのに………もう少し早くレイサに声を掛けて置くべきだった。
「ああ!こいつで間違いない!!」
「おい!応援全員呼べ!逃すなよ!今が絶好のチャンスだからな!」
約20人ちょいのスケバン達………昼間のお礼参りか?
「"お姉さん達、何しに来たの?"」
「あ?何だ?小学生もいんじゃん………はぁ……だりぃ……おい、ケガしたくなかったらさっさと帰えんな、ウチらはそいつに用があるだけだからよ!」
やはりお礼参りか。
「わ、私ですか?」
「とぼけてんじゃねぇ、全部わかってんだぞ!……お前……キャスパリーグの正体知ってんだろ?」
あ、そっちかぁ〜。
「キャスパリーグ?……そりゃあ知ってますけど……それがどうかしましたか?」
「どうしたじゃねぇよ!奴が新しい組織を立ち上げたって聞いたんだよ!」
「知ってる事を吐きやがれ!」
「ちょ、ちょっと待って下さい!それは誤解です!キャスパリーグは皆さんの思う様な人ではありません!というか、もう引退しました!」
「何言ってんだ?そんな話を信じろって?バカにしてんじゃねぇ!」
それなりの地位にいた人物が急に引退したと聞かされれば当然そう思うだろう。
冒険の度に苦労して手に入れた最強装備を様々な理由でホイホイ手放す赤毛の冒険家を見て「こいつ正気か?」と思った事が俺も何度かある。
「最初から簡単に口を割ってくれるとは思っていなかったがよぉ………仕方ねぇ………おい、クソガキ、10秒やる、さっさとこの公園から出やがれ!」
見える限りの全銃口がレイサに向いている。
約20対2とか恥ずかしくないのかこいつら?
「"あーあ………業務用チョコミント…食い損ねたなぁ……。"」
ちょっとしたおつかい程度で手こずりやがって………許さねぇぞ陸八魔アル…………。
「おいガキ!聞いてんのか!」
「"聞いてる聞いてる…………聞いてるついでに聞きてぇんだけどさ────"」
「あ?何だそれ?つかどっから出した?」
視線だけを向けたスケバンは少年の手に唐突に現れた試験管を見て疑問を口にした。
「"人の会話に割り込むなって、親に教わらなかったか?"」
そのスケバンは向けたのが視線だけであった事を後悔するだろう。
最後の晩餐はチョコミント………つっても、よくよく考えれば、この体で最後に口にするのは薬じゃねぇか………。
「おい、てめぇ、あまり舐めた口聞いてると─────」
ビリ………
「………なんかこいつデカくなってねぇか?」
「つーかこいつ、な〜んか見覚えが………いや、待て!」
ビリビリッ!
「おいおいおいおい!」
「マジかよこいつ!」
ビリビリビリビリッ!
「"お姉さん達のせいで色々大きくなっちゃった!責任とってくれよな?"」
全裸。これ以上の説明は不要!!
「やべぇぞ!こいつ変態だ!」
「興奮のあまり股間が光ってやがる!!」
「"失礼だな、コンプライアンス的な観点を配慮して乳首とケツも光らせてある。配慮の鬼だろ?"」
「せ、先生!そんな事より何か着ましょう!そういう格好で出歩かれるのはいくら先生と言えど自警団として見過ごせません!」
恥じらいというものは一応あるのか…………それにしてもこんな時にまで仕事熱心な事だ。
「先生ってあの先生か!?」
「通りで見覚えがあったわけだ!」
「"冷静になろうぜレイサ。俺達は今、そこら辺にいた全裸の変態にすら襲い掛かろうとするレベルで性欲が爆発してるやべぇ変態に取り囲まれてんだ、気を抜いたらお前だって食われちまうかもしれんぞ………性的な意味で!"」
「性的な意味で!?」
「"ああそうだ、性的な意味で。"」
「食うかよ!!つか何だこの状況!いくらシャーレの教師つったって、流石にこの状況なら正実呼んでもウチらの勝ちだろ!」
「"先に襲いかかっておいて被害者面するとかマジで言ってます?お前等みたいなのがいるから不同意性交等罪の冤罪が無くならねぇんだよ!"」
「ダメだこいつ………まともに相手してると頭おかしくなりそうだ………。」
「もういい!聞くだけ無駄だ、てめぇら!やんぞ!」
「"だって……初めての共闘作業だな、トリニティの審判者。"」
「作業は必要ないと思います!それと……よろしくお願いします!結石の錬金術師さん!」
「"その呼び方やめろ。"」
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オマケ「一方その頃」
スマホの消滅、ハルカの爆破、その他諸々の試練を越え、ブライの救援などもあり、ようやく例のブツ終えた便利屋68。
そんな便利屋達は、もはや"いつもの場所"となりつつある場所で祝杯を上げていた。
「1000円越えるラーメンだの、回らない寿司屋だの何だの、美味しいって言われる物はあらかた食べたけど……」
「しばらく食べてないけどね!」
「………大将の作る一杯580円のラーメンが1番美味しいわ。」
「料理人冥利に尽きるぜ!ありがとな、嬢ちゃん!」
「……………お金って言うのは一体何なんでしょうね。」
「今の私達に足りない物じゃない?」
「………………。」
「ムツキの言う通り。まあ、今回はギリギリ黒字だからマシだけど…………はぁ……ただのおつかいだったはずなのに、どうしてこんな事になったんだろう。」
「お、おつかいじゃないわ!アレも立派な仕事よ!」
「そういえばさっきの、先生がやってたゲームの真似でしょ?アルちゃんってばす〜ぐ影響されちゃうんだから。」
「ぐっ…………!」
「わ、私はカッコ良いと思います!」
「ありがとうハルカ…………大将、替え玉良いかしら。」
「おうよ!」
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第二のオマケ「待ち人、粘り強く待て」
「ショッピングです★」
「"どしたんノノミン?藪からスティックに。"」
「今日の当番のお仕事も終わりましたし、アビドスで買い揃えられない様な生活必需品を買っておこうと思いまして。」
「"なるほど、確かにアビドスで営業してる店ってそんな多くねぇから今の内に買っておかないとな。"」
じゃあ今日はそこらのショッピングモールまで送れば良いか。
「「"……………………"」」
「…………5人分の生活必需品ですから、かなりの量になりそうですね〜」チラッチラッ
お前がいつも持ち運んでる鉄塊はなんだよ。
「アビドスまでの配送サービスなんて基本的にどこも引き受けてくれませんからね〜…………チラッ★」
わざとらしいの域越えてんだろ!
「"その「チラッ」ってやつは口に出すもんじゃないぞ。"」
「えへっ★」
「"「えへっ」てなんだよ…………。"」
今日こそ英雄のガーゴイルを倒そうと思ったんだがなぁ……………反応した俺の負けだ。
「"仕方ない…………俺も買いたい物がない訳じゃねぇし……自動で回転するタコ焼き機が置いてあるところで頼むぞ。"」
「はい!」
そんなこんなで訪れたのは本当に何の変哲もない何でもござれなショッピングモール。
「あっ!先生!あそこにも寄って行きましょう!」
「"うぃぃぃす………。"」
やっと辿り着いたぜ生活雑貨…………。
「うーん、やっぱりディフューザーもそろそろ買い替えた方が良いですかね?……………あら、オセロもありますね!今度みんなでやりましょう!」
ディフューザーはまだしもオセロて……………こんな具合でさっきから、目的内外問わずに寄りまくり買いまくりだ…………これだから女性と買い物するのは嫌なんだ。収納魔法が無ければ全力逃亡不可避だ。
「"すまんノノミ………少しトイレに行ってくる。"」
緊急脱出だ……………退屈過ぎて意識が持たん……そこらのフリーソファーにでも座って少し休んでから戻ろう。
瞬きしただけで5分も過ぎ去ってしまうとは………買うか買わないかで言えば間違い無く買わない性能のあのソファーも案外侮れん………メインの必需品達が売ってる店だ……多分移動してないだろう………多分。
で、先程の店に戻ったのだがノノミは居なかった………まあ、あんだけクソデカい機関銃を持ってるんだ、すぐに見つかるだろう。
そんな事を考えながらノノミと回っていない店がある方向へ歩いていると、ガシャガシャだかガキガキだかとにかく重い鉄同士がぶつかるような大凡ショッピングモールとは似つかわしくない音が…………いや、ここはキヴォトスだ、銃火器が大量に積まれたショッピングカートがあっても不思議ではないか………この前だって雑に手榴弾を運んでたバカが暴発させていた……アレはマジで勘弁して欲しい。
「先生!こっちですこっち!」
すぐ真横から聞こえた俺を呼ぶ癒し系ボイスと癒されぬ系雑音の方へ体を向けると、所有者が少し隠れるレベルにデカいカバンをショッピングカートに乗せたバカがいた………重量制限とか筋力とか色々とツッコミたい所はありまくるが取り敢えず今はおいておこう。
「"ノノミお嬢様……何を買ったかは知りませんがマジで破産されますぞ。"」
山盛りのカート……今日で見たのは三回目だ………こいつはショッピングモールをC●STC●か何かと勘違いしてるんじゃないか?
「いえいえ、私のカードの限度額はまだまだです!」
「"そっかぁ〜。"」
おっそろしいな、十六夜家…………。
「"それで、何を買ったんだ?"」
「ダンベルです★」
「"ダンベル?"」
「はい!ステージの上で最高のパフォーマンスをする為には体力作りが重要と聞きましたので」
まだその設定続いてたのか…………。
「取り敢えず5キロと10キロと20キロの物を5つずつ買いました!」
「"………えっ!?"」
待て待て待て…………25+50+100………175キロ!?えっ?あなたクソデカ機関銃持ってますよね!?ウタハ先輩!多分この人もレールガン打てますぅ!
「どうしました先生?」
「"い、いや、何でない…………重そうだから魔法で一旦収納しとくな…………。"」
やはり纏まった状態での収納は不可能………1つ1つ収納していくか………。
「やっぱり先生は優しいですね★ありがとうございます。」
「"面倒事とかは、やれる奴や得意な奴に任せときゃ…………すまん、忘れてくれ。"」
いつもの癖でつい口を衝いてしまった…………否定だけならまだしも、今回は内容がよろしくない。
「気にしないで下さい。みなさんのやりたい事、やるべき事をお手伝いするのが私のやりたい事なので…………それに先生が変な所で素直じゃないのは今に始まった事ではありませんし★」
「"……………スクールアイドルじゃないのか。"」
「スクールアイドルもです…………そういえばあまり聞きたい事はありませんでしたが、先生のやりたい事は何ですか?」
人は学習する生き物だ。「取り敢えず今はゲームがしたいです!!」などと失言に失言を塗りたくる俺ではない。
「"不労所得を得て何もせず過ごしたいかな〜。"」
「あはは!」
なにわろてんねん!こちとら真剣やぞ!
「"………後はアレだな、今は何か食いてぇな。"」
「先生、一階にあった「きな粉あんみつパフェ」の看板見てましたもんね。」
「"バレてたか………。"」
流石ノノミさんだ、良く見てらっしゃる。
「それではショッピングに付き合って頂いたお礼としてパフェを御馳走させて下さい。」
「"良いんですか!?"」
ノノミさんからパフェ奢ってもらえるってのに、それを断って英雄のガーゴイルに挑もうとしたバカおりゅ?
パフェ奢ってくれる美少女との買い物を差し置いて、いつでも出来るゲームを選ぼうとしたバカおりゅ?いねぇよな!!?
「ええ、勿論です!…………その前に最後に一軒だけ見たいところがあるんですが、よろしいですか?」
「"ここまで来れば一軒もニ軒も大差ねぇ!テントから水着だろうと、揺り籠から墓場だろうと一向に構わん!何処とでも言いたまへ!!"」
「ペットショップなのですが、先生は動物に対してのアレルギーはありませんか?」
「"おーけーおーけー、オールナッシング!てか、ノノミはペット飼ってたのか?"」
良く考えなくても世話好きだし、別に違和感は無いな…………犬と猫、どっちだろう?どっちもか?それとも別のやつか?
「いえ、まだ飼っていませんが、将来的には飼いたいんです。取り敢えず今日は首輪だけ買おうと思います★」
「"あはは!なにそれ超気が早いなw"」
「ふふふ、そうですかね?……………そういえば、もう1つお聞きしたい事があったんですが、先生は何色がお好きなんですか?」
「"そうだなぁ〜俺は─────"」
俺はこの日ノノミの金で食べたきな粉あんみつパフェの味を忘れるまで忘れないだろう…………。
因みに、自動で回転するタコ焼き機はユウカにバレて怒られたし、3.4回くらい使った後に収納し魔法………後のGOKの餌食となった。
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俺はショタやめるぞ!ユウカ───ッ!!
マジな話しますと、小さい体での魔術の制御を会得しているので、この場で薬の効果を打ち消すメリットは一切ありません。寧ろ忠告通りに逃げたフリをして後ろから奇襲を掛けるチャンスを自ら潰したアホです。
これだからノリと勢いで生きてる奴は………
それはさておき、無駄に長くなる事確定だから無理矢理オマケで引き伸ばして2回に分けたとはいえ、二度打ちしたり単純に長かったり前回と今回のオマケの差が酷ないか?
だが先に書いておこう!次話本編そっちのけで書いた次回のオマケが3500字を越えた!(今回の第二のオマケは約2600文字)
アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?
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紫封筒
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虹封筒
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ピンク封筒
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百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
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ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
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いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!