そうだ、俺がピナさんだ!   作:Maruwell

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今回もネタバレを含んでいます
それでもOKという方のみどうぞ






























番外  第75層、とある密会の記録(字幕付き)

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「それでピーちゃん、今回の収穫ハ?」

 

「きゅるるきゅるぅ、きゅるる!(今日は特に大量ですぜ、姉さん!)」

 

「ニャハ、いいネいいネ!報酬はいつもどおりでいいよナ?」

 

「きゅるる(もちろん)」

 

「よし、じゃあ早速聞かせてもらおうカ」

 

「きゅ、きゅるるくきゅるきゅるきゅるるる!

(まずは、キリトとアスナの仲が進展した!)」

 

「おお!ついに進んだのカ!どっちからダ?やっぱりアーちゃんからカ!?」

 

「きゅるきゅるるきゅぅ

(いやいやキリトの方からだよ)」

 

「なん、だと…!?本当にあのキー坊からいったのカ!?そっち方面では限りなく鈍感でヘタレなキー坊かラ!?」

 

「きゅる!きゅるぅきゅるきゅるきゅる

(そうなんだよ!でもまぁちょっといろいろあったんだけどね)」

 

「いろいろってなにサ?」

 

「きゅぅ、きゅるるきゅきゅるきゅるる、きゅる?

(えっと、これは姉さんの方でどうするか判断してもらいたいんだけど、いいかな?)」

 

「…なんだかあんまりいい話じゃなさそうだネ。わかった。聞かせてもらえるならオイラが責任を持って預かるよ」

 

「きゅる。きゅるきゅるきゅるるるくきゅるきゅるる。きゅぅきゅるきゅぅきゅ、きゅるくきゅるる

(わかった。今日キリトがKoBに入ってから始めてパーティを組んで攻略に行ったらしいんだ。その中にクラディールって奴がいて、そいつがラフコフの残党だった)」

 

「ラフコフの…。まだ残党が残っていたんだナ。…ん?クラディール?その名前って確か討伐戦の時に討伐軍のメンバーに選ばれてたやつじゃないカ…。なるほどナ、あの時の情報漏洩はそこからだったのカ」

 

「きゅ、きゅるるきゅきゅきゅるるきゅるるるきゅるくきゅるぅきゅきゅ

(それで、そいつが食べ物に毒を盛ってキリトを含めたパーティメンバーを麻痺状態にした後に殺し始めた)」

 

「なんだって!?キ、キー坊は無事なんだよナ!?」

 

「きゅっ、きゅるるる!きゅるきゅるるぅきゅるるるくきゅる!きゅぅくきゅぅきゅるる。きゅるるきゅきゅるぅきゅるるる!

(ちょ、姉さん落ち着いて!俺がこんなとこでのんきに喋ってるくらいなんだから大丈夫に決まってるでしょ!それにアスナと進展があったって言ったじゃないか。キリトにもしもがあったんならそんな話にならないでしょうが!)」

 

「そ、それもそうだナ…。ごめん、取り乱したヨ。もう大丈夫だから続けて」

 

「きゅる。きゅるるきゅっきゅる、きゅるるる。きゅきゅるるきゅるきゅるきゅぅ、きゅるきゅるるきゅるる

(わかった。それでキリトも殺されそうになった時にアスナが駆けつけて、クラディールを殺そうとした。でも殺すってことにアスナが動揺したところで逆に殺されそうになっちゃって、最後はキリトがクラディールを殺した)」

 

「……そう、なんダ。ラフコフ討伐戦以来だな。キー坊が誰かを斬ったのは…」

 

「きゅるるる、きゅるぅきゅるる。きゅぅきゅるるるきゅるきゅるる。

(しょうがなかった、としか言い様がないけどね。もしキリトまで躊躇してたら2人とも殺されていたかもしれないし)」

 

「大丈夫なのカ?キー坊は…」

 

「きゅる。きゅ、きゅるるきゅるぅ

(大丈夫。で、ここからが最初の話と繋がるわけだ)」

 

「おお!ようやく来たナ!」

 

「きゅるるきゅるきゅ、きゅるるきゅるぅきゅる。きゅるきゅるるきゅるる、きゅるるる?

(そのあとにアスナが責任を感じて、もうキリトに会わないって言ったんだ。そうしたらキリトがね、なにしたと思う?)」

 

「ああもう!そんなところで焦らさなくていいからさっさと話なヨ!!」

 

「きゅるきゅる。きゅるるきゅるぅ、『きゅるるるる、きゅるきゅるるぅ』っきゅる!

(ごめんごめん。キリトがキスしてから、「俺の命は君のものだ、だから君のために使う」って言ったんだよ!!)」

 

「うわぁ…、あのキー坊がそんなキザなセリフを…。それも俺の命は君のものって…、いったいどこの騎士様ですカ…」

 

「きゅきゅるぅきゅるきゅるるきゅる

(そのあとは2人でアスナのホームへと帰って行きましたとさ)」

 

「ほほーぅ。それはそれは、とってもナニカありそうじゃないカ」

 

「きゅるる!きゅるぅきゅるる(ですよね!姉さんイイ笑顔してますぜ)」

 

「そりゃね、そんな美味しそうな話聞いたらイイ笑顔にもなるサ。この話はオイラの方でも調査しておくよ。」

 

「きゅる!(お願いね!)」

 

「そういえばピーちゃんはいつから見てたんダ?そんなやばい状況でピーちゃんがキー坊たちを放っておくなんてありえないだロ?」

 

「きゅぅきゅるる!きゅるくきゅるる、きゅーきゅるるきゅるきゅるる

(そりゃそうだよ!俺が見つけた時には、クラディールが砕ける直前だったよ)」

 

「そっカ。じゃあ他の人たちは全員…」

 

「きゅるきゅるるる…(キリトからはそう聞いてるよ…)」

 

「まだラフコフは生きてるんだナ…。ピーちゃんも気をつけてくれヨ?無駄に目立つんだからサ」

 

「きゅるるくきゅ?きゅきゅる!きゅるるきゅる

(アルゴ姉さんもね?さぁ次に行こう!次はシリカたちのことかな)」

 

「ああ、ピーちゃんがずっと面倒見てた子とその相棒ネ。最近じゃボス攻略にも参加してるじゃないか」

 

「きゅるる、きゅるきゅるるきゅるきゅる。きゅるるきゅるきゅるるる

(そうそう、ようやくレベルも装備も十分なところまできたからね。俺も最近じゃ前ほどたくさんは会ってないし)」

 

「ピーちゃんの指導が良かったのカ、それとも2人にそれだけの実力があったのカ。どっちにしても攻略組の人数が増えるのは喜ばしいことだネ」

 

「きゅるるる。きゅるきゅるるぅ。きゅ、きゅるきゅるる、きゅるるきゅる。きゅるきゅるるきゅるる

(2人に実力があったんだよ。俺は本当にお手伝い程度しかしてないから。それで、向こうのピナの話なんだけど、やばいんだよあいつ。最近強くなりすぎて俺でも勝つのギリギリになってきたくらい)」

 

「それは凄すぎないカ?ピーちゃんってキー坊とかアーちゃんと同じくらい強かったはずだロ?それでギリギリって…並みの攻略組より強いじゃないか。」

 

「きゅるるきゅるきゅる。きゅるきゅるるる。きゅるぅくきゅるるきゅるるる。きゅるきゅるるきゅくきゅぅ

(事実だからしょうがないとしか言えないな。あいつはなんかいろいろおかしいよ。そこにシリカとの連携が入ってくるからもうどうしようもないし。まぁ敵になるわけじゃないから心強いだけなんだけどさ)」

 

「まぁそうだナ。あの子もこの世界唯一のビーストテイマーって言われてただけだったのニ、今じゃ立派な攻略組でしかも最強クラスの実力を持ってるとカ、時間が経つのは早いナ」

 

「きゅぅ。きゅるきゅるる、きゅるるぅ…(そだね。もうすぐ2年になるんだよね、この世界に囚われてから…)」

 

「おっと悪いネ、嫌なこと言っタ。さぁ!次の話に行こウ!まだあるんだロ?」

 

「きゅ。きゅるーきゅくるきゅるる?

(うい。えーっとあとはリズとクラインの話かな?)」

 

「おろ?なかなか面白い組み合わせじゃないカ。それで、その2人がどうしたんダ?」

 

「きゅるきゅるる、きゅるる、きゅるきゅるるきゅる。きゅるぅきゅるる?

(恋人とかそういうのじゃないんだけど、なんか波長が合うのか、最近すっごく仲いいんだよ。なんていうか芸人コンビ?)」

 

「ニャハハハハッ!リッちゃんとクラっちが芸人コンビ!?ちょ、待って、それはちょっと予想外過ぎだヨ!!ニャハハハハハ!!」

 

「きゅぅきゅるきゅる。きゅるるきゅるぅ!きゅきゅきゅるるきゅるる、きゅるるるきゅるる、きゅるきゅるる

(いやほんとほんと。姉さんも実際に見ればわかるって!ひたすらリズがクラインをボコしてるだけなんだけど、クラインの反応がいちいちおかしいから、だんだん面白くなってくるんだよ)」

 

「はー、笑ったぁ!お腹痛イ!!それじゃあ今度じっくり観察にでも行ってみるヨ。なかなか興味出てきたしネ!もし面白くなかったらピーちゃんとは笑いの話はできないかもしれないネ」

 

「きゅきゅきゅるる。きゅるぅきゅるるぅ?

(まぁその時はその時で。とりあえずこれくらいかなぁ?)」

 

「そっカ。いやー全部なかなかいい情報だったよ。

シリカちゃんだっケ?その子とパートナーの子の話は、オイラの方でもう少し詳しいことを調べてから商品にするかナ。

リッちゃんたちのは個人的に楽しませてもらうヨ。ジロジロ見られるのは気分良くないシ、何よりマナー違反だからネ。知り合いならともかく知らない人には教えられないヨ。

で、キー坊とアーちゃんの話だけど、これはピーちゃんも引き続き調査をよろしくネ!オイラも調べるから、2人で最高のネタに仕上げようじゃないカ!!」

 

「きゅーきゅるっ!きゅるるきゅるきゅるるくきゅるきゅるぅ!!………きゅぅ、きゅるる。きゅぅ、きゅる…

(りょーかいでっす!アルゴ姉さんとなら他のどの情報屋にも負けない凄まじいのが作れるぜ!!あ、あともう1つあった。けど、これは…)」

 

「どうしタピーちゃん?なにか話しにくいことカ?オフレコならそう言ってくれれば絶対に話したりしないゾ?」

 

「きゅるるきゅる、きゅるきゅるるきゅるきゅるる…

(それはわかってるんだけど、もしかしたらアルゴ姉さんにも危険が及ぶかも知れないから…)」

 

「危険!?………ピーちゃん、今すぐ話しなさイ」

 

「きゅ、きゅるる(いや、だからね)」

 

「ピーちゃん…?」

 

「きゅぅ…きゅるる、きゅるくきゅるるきゅるるる?きゅるきゅるきゅるる

(はいぃ…えっとですね、絶対に他の人には話さないで下さいね?本当にやばいネタですから)」

 

「約束するヨ。絶対に誰にも話さなイ。墓まで持っていくヨ」

 

「きゅ、きゅるきゅるる…きゅるー、きゅるるる?

(いや、そこまでしなくてもいいけど…。えーっと、とりあえず簡潔に言うよ?)」

 

「わかっタ。詳しいことはまた今度にするかイ?」

 

「きゅ、きゅるるきゅるぅ。きゅるきゅるきゅる

(うん、そうしてくれると助かるかも。結構長くなると思うからさ)」

 

「それで?やばい話ってのはなんなのサ?」

 

「きゅーきゅるる、きゅるきゅるきゅる(ヒースクリフが茅場晶彦)」

 

「………それは、確信がある情報なのカ?」

 

「きゅる。きゅるるきゅる(もちろん。じゃなきゃ話さないよ)」

 

「そう、だよネ…。確かにこれはやばいネタだネ。もし彼にバレればこの世界から強制退場させられるかもしれなイ…。で?ピーちゃんはこんなやばいネタを1人でどうするつもりだったのかナ?」

 

「きゅ!?きゅるきゅるる!?(あれ!?もしかしなくても怒ってます!?)」

 

「そりゃそうだロ。ピーちゃんとはこの世界でほぼ最初から今までずっと仲良くしてきてるんダ。オイラは親友だと思ってるヨ?それなのに1人でこんなネタを抱え込もうとするなんてサ。

そりゃオイラを巻き込みたくないっていうのはわかるけど、それでも隠さないで欲しかっタ。これでいきなりピーちゃんがいなくなっちゃったら、オイラ泣くゾ?

オイラだけじゃない。キー坊やアーちゃん、シリカちゃんやリッちゃんたちもきっと同じだヨ。

みんなピーちゃんのことが大好きなんダ。心配させられたりとか迷惑かけられたりもたくさんあったけド、それでもこのデスゲームで壊れることがなかったのは、間違いなくピーちゃんのおかげだヨ。

たくさん癒してもらったし、たくさん助けてもらっタ。だからネ、1人で抱え込まないでオイラ達を頼ってヨ、ピーちゃん。力になるからサ」

 

「きゅるる…。きゅる、きゅるる。きゅるきゅるるきゅるる、きゅるぅきゅるるる。きゅるるきゅるくきゅる?

(姉さん…。ごめん、ありがと。今度キリトとアスナ、それからシリカたちも混じえて詳しいことは話すよ。そのときは通訳よろしくね?)」

 

「もちろン!しっかり通訳してやるから安心しナ!」

 

「きゅるる!きゅっ、きゅるるきゅるぅ?

(了解!じゃ、今日はこれで解散でいい?)」

 

「そうだナ。時間と場所が決まったら連絡してくれヨ?」

 

「きゅるー!きゅるきゅるるー!(りょーかい!またね姉さん!)」

 

「おやすミ、ピーちゃん!また明日ナ!」

 

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こんなこと言ってました

次も番外かはたまた本編まで止めるか
なんとも悩みどころ…


ではでは
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