2ヶ月ぶり…
特に言い訳は無いであります…
ドナドナドーナード~ナ~ 小竜をのーせーてー
………はっ!なんか頭の中に知っているけど知っていたくない曲が流れてきたんだけど!?
これはあれか、ボスとのあまりに激しかった戦いに俺の心が深刻なダメージを負っているんだな。うん、そうだ、そうに違いない!決して現実逃避とかそんなことは断じてないのですよ!?
断じて、断じて!今の俺がドナドナされてるなとかそんなこと微塵も、これっぽっちも思っていませんですとも!ええもちろんですとも!
「きゅるるるぅ?きゅるきゅるるぅ?きゅぅ、きゅるきゅぅ…
(そういえばあの仔牛ってどうなるんだっけ?そこまで歌われてなかったんだっけか?うーむ、あの歌うろ覚えだからなぁ…)」
「ピーちゃん?………返事がない、ただの抜け殻のようダ…」
「アルゴ…」
「……なにさキー坊、なんか言いたいことでもあるのカ?」
「いや、別に…」
「…ほう。次何かの情報売る時、金額2倍ナ」
「んなっ!?ちょっと待て!いくらなんでもそれは酷いだろ!?」
いやでも別に俺は売られるわけではなく怒られに行くだけであって…、どっちかって言うとマシ?いやまだ結論を出すのは…
「酷くなんてない「ごめんなさい。ちょっといいかしら?」だロ。ってン?ああ君は確かキー坊とコンビ組んでる」
「っ!!そ、そういえばアルゴは初対面だったよな?紹介するよ、今アルゴが言ったとおり、ボス戦で俺とコンビ組んでるアスナだ」
「初めまして、アスナといいます」
「で、アスナ、こっちが情報屋の《鼠》のアルゴ」
「初めましてだネ。まぁ仕事柄、アーちゃんのこともそれなりに知っているつもりだけどナ」
あ、ある意味売られるよりもきつい目にあうのか?いや、それならある業界ではご褒美とも言われてるけど、俺はどっちだろう?……はっ!待て待て、落ち着け俺。そっちに行ったらもう戻れなくなるぞ…
「そうですか。あ、それよりもキリト君、それとアルゴさんもかな?聞きたいことがあるんだけど」
「あー、アスナちょっと待ってくれるか?聞きたいことはわかってるけど、それを話すと長くなるから街に戻ってからでもいいか?」
「そうだネ。どうせだからリッちゃんも呼んでおこうカ。そうすればピーちゃんのこと知ってる人が全員集まるシ、お説教もできるからネ」
「その話、俺も聞きたいんだが、一緒に行ってもいいか?」
「エギルか、アルゴどうだ?」
「どっちにしてモ、もうピーちゃんのことは知られてるからいいと思うヨ」
「じゃああとは本人だけか。おーいピナー、そろそろ戻ってこーい」
いやでもそっちに行ってしまえば、これからも何度もあるであろうOHANASHIも気持ちよく感じることができるのか…。あれ?そっちのほうがもしかしなくてもいいかも?
「…きゅ!きゅるきゅるるる!!きゅるきゅるきゅるる!?
(…はっ!いやだから落ち着け俺!!そっちはダメだって言ってるだろ!?)」
「お、帰ってきたか?」
「いやまだだヨ。ピーちゃ~ん?そろそろ現実逃避はやめなヨ、自分でやらかしたことでショ?」
いやでもやっぱ…ってあれ?なんでみんな集合してるの?そしてなんでみんなこっち見てるの!?
「きゅ、きゅるる?きゅるるる?(あの、皆さん?これはどういう状況で?)」
「やっと戻ってきたネ。じゃあ行こうカ。ピーちゃん、アーちゃんとエギルに説明するかラ」
「きゅる?きゅるる?(はい?何がですかね?)」
え、あれ?いつの間にか話が進んでるんだけど?
ちょっと待って!俺を仲間はずれにして話進めるのはどうかと思うんだけど!?
「きゅぅきゅるるる?(ってか何を説明するの?)」
「そりゃピーちゃんのことに決まってるだロ。本当になんにも聞いてなかったんだネ…」
あ、そっすか。そりゃまぁそれしかないよな、このタイミングで説明することって。
それと姉さん、さっきまでトリップしてたんだからしょうがないだろ!姉さんのせいなんだからな!姉さんだけでも怖いのに、そこにリズまで入ってきたら…、あぁダメだ、この話はとりあえず今は忘れよう。じゃないと話が進まなくなる。
「アルゴ、ピナに話していいかの確認をとるんじゃなかったのか?」
「それは問題ないサ。保護者が許可を出してるんだかラ」
「保護者って…。まぁ間違ってないけどさ」
あれ?知らない間に俺に保護者が出来てる…。
おかしい…。俺もプレイヤー扱いなんだから姉さんと同等のはずなのに…
ペット扱いというよりも、子供扱いか?
「それにピーちゃんのことを周知させようとしてるんだかラ、もう本人の許可も何もないようなもんだロ?なにより自業自得だしネ」
「…確かに」
おい、キリト。なんだその可哀想なものを見る目は!やめろ、そんな目を俺に向けるんじゃない!
ってちょっとアスナさん!?あなたまでなんでそんな目で見てるの!?エギル、てめーもだ!待てお前ら!俺は可哀想な子じゃないぞ!!絶対違うんだからな!?
「まぁピーちゃんが残念なのは今に始まったことじゃないからいいとしテ、そろそろ行こうカ。オイラも仕事があるからネ、あんまりのんびりはしていられないんダ」
「きゅるきゅるる、きゅるるる!?(今にも何も、残念じゃないからね!?)」
「そうだな、いつまでもここにいても仕方ないし、3層でレベリングもしたいし」
「帰り道でピナちゃん抱っこしていってもいいかな?すごくしてみたいんだけど」
「ダメだヨ。保護者であるオイラが連れて帰るからネ」
「美少女が小竜を抱いている絵か…、なるほど、なかなかいい商売になりそうだな」
「きゅっ!?きゅるきゅるるぅ!?(ちょっ!?全員スルーかよ!?)」
俺の意見は無視ですか…。てか全員でスルーはひどくないですかね?俺も仲間に入れてくれてもいいんじゃないですかね?話振ってくれてもいいんじゃないですかね!?姉さんとかキリトとか姉さんとかさぁ。終いにゃ泣くぞコンチクショウ…
「おい、ちょっと待てや」
とかなんとかでいじけてたら後ろの集団から声をかけられた。
俺結構長いあいだトリップしてたはずなんだけど、なんでまだいるんだ?いやまぁ俺たちもまだいるから言えることじゃないけど、攻略組の人たちって案外暇人が多いのか?
てかその喋り方…、頭にヤの着く感じの人ですかね?
ってあれ?このイガイガ頭見たことあるぞ…
あれだ、「チートや、チーターや!」の人だ!!名前は覚えてないけどな!
「なんだよキバオウ、まだ何かあるのカ?さっき話はつけたはずだゾ?」
「あんな脅しまがいの話で納得するわけ無いやろがっ!
そうだ、キバオウだったな、イガイガ頭の名前。うん、どうでもいいなこんなのは。
それよりも脅しまがいって…。姉さんや、どんな説得の仕方したのさ…。
いや、俺がやらかしたせいではあるんだけどさ、それで敵を作るようなことはして欲しくないんだけどなぁ。
まして今回の相手は無駄にめんどくさい奴なんだから尚更だよ…
まぁいざとなったら俺がぶっ飛ばせばいいか。ぶっ飛ばせるか知らんけど。
…ところで全く関係ない話なんだけどさ。
「そうだそうだ!」なんて声が後ろの集団から聞こえるんだけど、リーダー格の人が何か言ったあとの取り巻きの言葉って、基本的にそうだ!な気がするのは俺の勝手な偏見なのかな?
今実際に目の前で見せられて間違っていないような気がしてるんだけど、どうなんだろ?
「きゅぅきゅるる、きゅるきゅるぅ?(なぁキリト、そこら辺どう思う?)」
「何言ってるかわからないって。アルゴを通してくれよ…」
「きゅるるる~、きゅきゅるきゅるるる
(そうなんだけどさぁ~、いま姉さん忙しそうじゃんか)」
「メッセも使えないから、全く会話にならないな…」
「可愛い…」
「…なぁキリト、今の話を聞く限りじゃアルゴはその竜の言葉が分かるようなんだが…?」
「ああ、なんでかはわからないけど、アルゴにはピナの言葉がわかるらしい。まぁそれも含めて後で話すよ」
「やっぱり抱っこさせてもらえないかなぁ」
キリトの言うとおり、迷宮区内じゃメッセージ機能が使えないから、姉さんが間に入ってくれないと満足に意思疎通もできないんだよな…
さっきの姉さんの言葉を信じるなら、これからは結構自由に動けるようになりそうだし、迷宮区に入る機会も多くなるだろうから、そこでのコミュニケーションの方法も考えないといけないかもな。流石に姉さんを毎回連れてくるわけにもいかないし、それより何より危ないところに連れて行くわけには行かない。
むぅ、紙とペンさえあれば、筆談でなんとかなるのに。戦闘中は無理だけど…
そういえば姉さんは大丈夫なんだろうか?さっきまで大声で言い合ってたと思ったんだけど、いつの間にか小声で密談みたいになってるし…
あれ?なんかイガオウが青くなってる気がするんだけど…。何言ってるんだろう?
SAOの世界って本当に感情表現が豊かだよな。顔色まで変わるとかすごいと思うんだ。
あ、姉さんがこっちに戻ってくるみたいだし、話終わったっぽいな。
イガグリは…なんか白く燃え尽きてる!?
…えっ?あんなのまで表現できるのかよ、無駄に凝ってんな、おい。
「ごめんネ、無駄に時間を使っちゃったヨ。さぁみんな行こうカ」
「あ、ああ…。な、なぁアルゴ、あのさ…」
「何かナ、キー坊?」
「い、いや、やっぱり何でもない…。気にしないでくれ」
「ふふふ、わかったヨ」
「「「………」」」
こ、こえええええぇぇぇぇ!!!
なんだ今の笑顔!?笑顔?いや見た目は間違いなく笑顔だった、はず…
その後ろに般若っぽい何かが見えたような気がしたけど、気のせいだよな!そうだよな!?誰かそうだと言ってくれ!!
今のはダメだって、見ちゃいけないやつだって!
ほら!エギルさんですら冷や汗だらだらでめっちゃ目をそらしてるよ!?
アスナなんか俺に抱きついてきてるんだぞ?
………?
あれ、今なにかさらっとやばいことをスルーした気がする…
なんかこう、今のタイミングじゃ、それこそ命を落とすんじゃないかって思える程の何かをスルーした気がするぞ?
「さぁピーちゃんおい、デ…」
………あっ
題名の割にやつは出てきていない…
前回は1ヶ月の停止
今回は2ヶ月の停止…
次は3ヶ月後ですね!!(錯乱)
はい、ってなわけでまだ生きていますよ
待っていてくれた方、本当に申し訳なかったです
前書きのとおり、言い訳はないでする
まぁそれはいいとして…
もう何話か2層の話、というかまぁ今後に向けてのなんちゃらを書いて、それから時間を飛ばそうかと思ってます
更新は今後も話が思いつきまとまり次第になるので、遅かったり早かったりと安定しないとは思いますが、お付き合いいただけたら嬉しいです
ではでは
(今回はフラグ立てなかったからな!)