あなたはピナさんの餌付けに成功しました
1、とりあえず抱きしめる
2、とりあえずお持ち帰りする
3、とりあえず写真を撮る
結果はあとがきで~
あの後、俺、アルゴ姉さん、キリト、アスナさん、エギルさんの5人(?)は、リズが待っている宿に移動した。
え?あの後どうなったのかって?
さ、さぁ?お、俺にはなんのことだかさっぱりわからないなぁ~
いや、別に話しちゃいけないとか、そういうわけじゃないんだよ。ただ、ね…あれは、うん、なんだ。語ったらいけないんじゃないかと思うんだ、うん。
唯一言えることは、怒った姉さんは現段階で最強のプレイヤーだってことかな。
もう少し詳しく知りたい?
じゃあそれを見た攻略組各人の言葉を教えよう。
キリト「動きが見えなかった…。おかしいな、今のレベルで例え俊敏値に全振りしてたって,
俺が視認できないとかありえないはずなんだけどな…。突進系のソードスキルより速いって…」
アスナ「ボスを見た時以上に、はっきりと死を感じたわね…。それにピナちゃんを取られる動きは一切見えなかったし。実は情報屋っていうのは嘘で、その時間でありえないレベリングしているんじゃないの?」
エギル「ノーコメントだ。…俺じゃなくて向こうの2人に聞いてくれ。もう聞いた?そうか、ならそれが全てだ」
だってさ。
これで納得した?したね?もし納得してなくても、したことにしておいてくれ。
で、最初に言ったように今はリズがいる宿にみんなで集まってるわけなんだけど…
まぁあれだね。改めて姉さんたちに、姉さんたちから見た俺のことも含めて説明されると、俺ってとんでもないイレギュラーなんだって再認識したよ。
確かにイレギュラーなのは最初からわかってはいたし、自覚もしてるつもりだったけどさ、仲良くしてきた人たちからの意見とか聞くと自分の認識は甘かったのかなぁって思った。
中でも姉さんとキリト、それとエギルさんの意見かな。
3人ともVRMMOが発売される前からオンラインゲームとかよくやってたみたいで、そういうコンセプトのゲーム以外で、敵対するはずの存在がプレイヤーとして認識されているなんて、単なるバグでしかない。見つかったらすぐに修正される、というよりも見つかったらいけないレベルの、だってさ。
ましてや製作者は「私の理想の世界」なんて言ってた茅場晶彦氏なんだから、それこそそんなミスを起こすわけがないだろうって。
…それを聞いてて思い出したんだ。そういえば俺って神様転生だったなぁ、って。
いや~完全に忘れてたよ。そりゃいくら茅場氏でも修正できないって。
だって相手は神様だぜ?修正しようとして直せるもんじゃないでしょ、きっと。
それ以前にまだ見つかってなかったりしてな。それはないか。
その後、俺がほかのプレイヤーとほぼ同じように各種機能を使えること、姉さんにだけ言葉が
通じることを話して、アスナとエギルともフレンド登録したところで俺の説明は終わった。
そして俺は…
━━━━ ━━━━ ━━━━ ━━━━ ━━━━
「さてト、リッちゃん」
「そうね、アルゴ」
「きゅぅ!??」
「ピーちゃん?ちょっとここで正座してネ?」
「きゅるぅ!?きゅっ、きゅるるるぅきゅる…?」
「できなイ?ふーん、できないらしいヨ、リッちゃん」
「大丈夫よアルゴ。ピナがそんな簡単な事出来ないわけないわ。あ、やっぱりできないかもしれないわね」
「そうかもしれないネ、リッちゃん」
「ええ、なにせ」
「「何も言わずに迷宮区にはいかないっていう簡単な約束すら守れないからねぇ?」」
「きゅ、きゅる、きゅるるぅ…きゅ、きゅるるるぅ!!!」
「にゃはは。今回のことはピーちゃんだけが悪いわけじゃないから、そんなに必死にならなくてもいいんだヨ?」
「ふふふ。そうそう、私たちにも悪いところがあったからねぇ。ピナ1人のせいじゃないわ」
「きゅ、きゅるるる?」
「そうだヨ。今までオイラ達が甘すぎたのもいけなかったんだかラ」
「そういうことよ。保護者組の私たちがしっかりしつけなかったことも問題だったのよ」
「きゅぅ、きゅるる…?」
「「これからはもっと厳しくすることにしたから、覚悟してネ(なさい)?」」
「きゅ、きゅるる…。きゅるるううううううぅぅぅぅぅ!!!」
「お、おいキリト。お前もピナの保護者じゃないのか?行かなくていいのか?」
「お、俺は保護者じゃないよ。友達とか仲間とかそんな感じの方だって!てか、何さりげなくあの中に俺を入れようとしてんだよ!?あの中に入るとか、俺には無理だ!」
「お前は怒られる方じゃないんだろ?だったら何も気負うことなんかないじゃないか」
「おいエギル、あんたは俺に何をさせたいんだよ!?今は冗談でもやめてくれ!」
「リズベットさんとは仲良くなれるかもと思ったけど、あんなに過激な子だとは思わなかったわ…」
「実はリズベットには俺も今日初めて会ったんだよな。ピナとかアルゴから聞いてた話と印象が違いすぎるんだが…」
「ま、まぁまだお互い自己紹介し合っただけだし、ピナちゃん抜きでの付き合いをしてみないと、本当はどんな子なのかわからないんじゃないかな?ほら、アルゴさんだって、ピナちゃん関連とそうじゃないのとで結構違うんでしょ?」
「それもそうだな。とりあえず今は巻き込まれないように祈っていようか」
「祈るも何も、退散すればいいんじゃないか?」
「今あの2人を刺激したら何が起こるかわかりませんよ?」
「…ああ、わかってる。言ってみただけだ」
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ごめんなさい。僕が悪かったです
本当に悪いと思ってます
これからはどこか行く前に必ず知らせます
なのでもう許してください…
うん、あれだね。怒られるよりもこういう、なんていうか追い詰められる感じのほうがクるね。
2人ともニコニコしてたし、目は何度見直しても笑ってなかったけど…
とりあえず、今後はもっと厳しくしつけされるようです。
ちなみにいま姉さんとリズはその打ち合わせなのか、2人で話し合ってる。
で、俺は怒られたままの体勢でうなだれてますよ、と…
ってかさぁ、キリト達さぁ、ちょっとくらい助けてくれてもいいんじゃないの?
隅っこの方で3人で固まって、コソコソなんか話してたみたいだけどさぁ。
俺が怒られたのって確かに自業自得な部分も多いけど、一応君たちを助けようとした結果でもあるんだからね?
俺が着いた時に、あんなピンチになってなかったら、俺だって飛び出すことなかったはずなんだからさぁ…
「きゅる、きゅるるる、きゅるきゅるるる…
(そうだ、全部キリトが悪いんだ、俺は悪くない…)」
「ピナちゃん?大丈夫?」
「きゅるきゅ、きゅぅ?きゅるるるきゅる?きゅきゅるるきゅるるる…
(俺は悪く、ん?なんでしょうアスナさん?今ちょっと忙しいんですけど…)」
「えーっと、できればメッセージにしてくれると嬉しいな」
『そうだった』
今回はしょうがないよな?
ちょっと精神を安定させるのに忙しくて、ほかのことに気を配る余裕がないんだ。
やばいぞ、怒られるたびにこんな状態になってたら、いろいろと問題が出そうだ…
『それでなに』
「えっと、ピナちゃん大丈夫かなぁと思って」
『だいじょうぶじゃない』
「あはは…、やっぱりそうだよね」
『なんでたすけてくれなかったのさ』
「それはえっと、その、ごめんね?」
ちょっと困ったような表情で首をコテンと傾げるアスナさん、マジパないっす。
さすが未来のキリトの嫁。これは、なかなか…、ひっ!?なんか後ろの方からとんでもない殺気が!?
恐る恐る保護者組の方を覗いてみたけど、こっちを見てる様子はなかった。
なんだ、気のせいか…。ビビリすぎ?バカいっちゃいけねぇよ。
『もういいけどさ』
『すごくこわかったんだからな』
「あー、うん、私も自分が怒られてるわけじゃなかったのにビクビクしちゃったよ」
それを真正面から受けてたんだぜ、俺。よく耐えましたって褒めてくれちゃってもいいんだぜ?
『たすけてくれなかったばつになんかして』
「いいよ。何がいいかな?」
『じゃあどっかいくときとかにぱーてぃーくんで』
「そんなことでいいの?」
『ほかにおもいうかばない』
「そっか、それなら保留にしておく?思いついた時に言ってくれればいいよ」
『わかったそうする』
「うん。それと、ね?私からもお願いしていいかな?」
アスナから俺に?なんだろうか?
『なに』
「時々抱っこしに来てもいいかな?」
………なんだって?
え、またそのパターンですか?リズとそんな感じのイベントはたくさんこなしたから、もうお腹いっぱいなんですけど…
「ダメかなぁ?」
『だめじゃないです』
お腹いっぱいだと思ったけど、それはそれだよな!
美少女の頼みだし断るなんてするもんじゃないよな!
とはいったものの、一応保護者さんに聞いてもらったほうがいいよな?
なんかこういう話は勝手に決めたら怒られそうだし…
『ねえさんたちにもきいてみて』
「やっぱり聞かなきゃダメかぁ。はぁ、わかった、聞いてみるね」
がんばれー
なんて言ってる場合じゃないんだけどな。
まぁ抱っこくらいなら姉さんとリズにさんざんされてるから、そろそろ耐性ついてきたし大丈夫だと思うけど。
女の子ってやっぱりこういう小動物とか好きなんだな。キリトには抱っこされたこともしていいか聞かれたこともないし。
まぁもし万が一聞かれても、全力で拒否するけどな!
野郎に抱きしめられたって嬉しくもなんともねえってばよ。
1を選んだ人の運勢は~
近いうちに衝撃的な出会いがあるでしょう!
躊躇せずにアタックするのが吉
2を選んだ人の運勢は~
大切なものがどこかへいってしまうかも?
その手に掴んだものは離さずに、しっかりとお持ち帰りしましょう
3を選んだ人の運勢は~
思いがけないことでとってもハッピーなことが!?
宝くじとかコンテストとかに挑戦してみるのがいいかも
(※内容に関して作者は一切の責任を持ちませんのであしからず)
はい、というわけでなんとなくやってみました
別になにか根拠があるわけでもないので適当に流してOKです
なんかワンパターンかしつつあるのが気になるところ
時間が飛べばまた変わるかなぁ?
次話で第2層編は最後になるかと思われます
この調子で早めに書きたいものですな
ではでは