どうしてもこうなった
後悔も反省もしてない
[ピナ&キリト]
今だ俺から少し離れた場所で、何かを話し合っている姉さんとリズの方にアスナが向かって、また1人になったから何をしようか考えてたところに、今度はキリト(裏切者)がやってきた。
とりあえずこいつは許さん。あとエギル。
アスナ?アスナはいいんだよ、美少女だからね!
でもキリトはダメだ。いくら女顔でも野郎はダメだ。あとエギル。
「ピナ、あのさ…」
『なんだようらぎりもの』
「裏切りって、別に裏切ってはないだろ?」
『しらん』
「はぁ…、まぁさっきのは悪かったよ。でもわかってくれ、アレは無理だ…」
ですよね~。
うん、わかってはいるよ?ただ納得してないだけで。
友達なのに助けてくれないとかどういうことかなぁとか、君たちを助けようとした結果なのになぁとか思ってるだけだ。
『まぁいいや』
『それでなに』
「あー、ちょっと相談、というか提案なんだけど、聞いてもらってもいいか?」
なぜに俺?
相談ならエギルのほうがいいんじゃねぇの?
この中で唯一の大人だし、適役だと思うんだけど。
『えぎるは』
「エギルはちょっと…、というよりピナ以外には話したくないな」
なんじゃそりゃ?
ほかはダメで俺だけいいってなんだ?人じゃないからか?
なんかこう、イケナイ話じゃないよな?
『なにそれ』
「えーっと、そのだな…、とにかく!聞いてくれるか!?」
ふむ?よくわからん。
『まぁいいよ』
「サンキュ」
そこからの話なんだけど、こう、少し重めの話だった。それとキリトがアホだってことがわかった。
っていうか、話の中に名前が出てきて思い出したわ。
俺が関わったのが2層からだったし、すっかりクラインの存在を忘れてたぞ…
そういえばキリトって、クラインをおいて先に進んだんだったな。
で、そのことと、1層のボス攻略の時に取った態度(ビーターの話ね)とかがあったから、これからは俺も街で過ごせるようになるんだから、なるべく会わないほうがいいとか言ってきやがった。
『きりとってあほだったんだな』
「アホって、俺はピナのために…」
何が俺に為に、だよ。それは自己満足ってやつだろうが!
いや、どっちかっていうと自己弁護か?
どっちでもいいや、とりあえず全部論破してやろう!
完膚無きまでに叩き潰してくれるわ!!
『まずそれがまちがい』
『おれはただでさえともだちのすくないのにあわないほうがいいとかなにおれをいじめたいの』
「………、いやそうじゃない。俺と仲がいいって知られて上手く馴染めなかったら、ピナも嫌だろ?それに、新しい友達だって作りづらくなるかもしれないんだ」
『そんなのねえさんとりずがいればどうとでもなるわあのふたりなめんなよねえさんのことはおまえだってよくしってるだろりずだってねえさんとのつきあいのおかげでかなりじんみゃくあるんだからなというかそもそもこのせかいのひとぜんいんがびーたーをあくとしてみてるわけじゃないからなうぬぼれてんじゃねぇよ』
「……………。えっと、こんな雰囲気の途中で悪いんだけど、ピナ、せめて分割してくれ。平仮名だけだと解読できない…」
「きゅぅ…(おぅ…)」
………気まずい、というよりなんかハズい。
いやでもキリトがアホなこというのが悪いんだぜ?
それに熱くなりすぎて一気に文章打った俺も俺ではあるんだけどさ…
なぜだ!なぜシリアスブレイクが発生したんだ!?
まだ言葉の弾丸で論破できてないんだけどな!!
誰だよ、俺の見せ場を邪魔した奴は!?………俺か、知ってる。
『とにかくいままでどおりでいくからな』
「はぁ、なんかピナと話してると、いろいろと悩んでたのが馬鹿らしくなるな。わかったよ。変なこと言って悪かったな、これからもよろしく、ピナ」
「きゅるっ!(おうよっ!)」
なんかよくわからん感じで終わったけど、まぁ終わり良ければ全て良し、だよな?
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[アルゴ&リズベット&アスナ]
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「じゃあこんな感じの方針で行こうカ、リッちゃん」
「了解。ここまできっちりやっておけば、あの子も変なことしなくなるでしょ」
「だといいけどネ…」
「ここで断言できないところが、ピナのピナたる所以なのよね…」
「アルゴさん、リズベットさん、ちょっといいですか?」
「アーちゃん、どうかしたのカ?」
「さっきピナと何か話してたようだけど、それ関係の話?」
「その通りです、リズベットさん。よくわかりましたね?」
「なんとなくだけど、私と同じな気がしたのよ。あ、あと私のことはリズでいいわよ?アルゴもピナもそう呼ぶし。あと敬語もいらないわ。代わりに私も敬語使わないし、あんたのこともアスナって呼ばせてもらうから」
「オイラにも敬語はいらないヨ」
「わかった。それで2人に聞きたいんだけど、時々ピナちゃんを抱っこしに来てもいいかな?あとパーティー組んで、一緒に攻略に行ったりとかもできたらしたいんだけど…」
「理由を聞いてもいいかナ?」
「うん、もちろん。私ね、この世界に囚われてからしばらくは、《はじまりの街》の宿に引き篭ってたんだ。死にたくなかったし、リアルのことでもいろいろと考えちゃって…。
でもしばらくして、こんなゲームに負けたくないって思って、どうせ死ぬなら戦って死んだほがマシだって思ってね。無茶なレベリングして、倒れて、キリト君に助けられて、それでもまた無茶をして。そんな時にみんなに、ピナちゃん会えた。
可愛くて、思わず抱きついちゃって、それでね、すっごく癒されたの。こんなに理不尽で無情な世界にも安らげる場所があることに気が付けたんだ。きっとピナちゃんに会わなかったら、やけになって無謀なレベリングを繰り返して死んでたか、耐え切れなくなって壊れてたと思う。えっと、つまり私の心を壊さないために、無茶なことをしないために安らげる時間をください!」
「…危なかったわね」
「そうだネ…。もう少し遅れてたらアーちゃん、本当に死んでたかもしれないネ」
「自分のことながら、私もそう思う…。だからピナちゃんとみんなにはとっても感謝してます」
「まぁ最初から反対する気はなかったわよ。ピナのOKは出てるんでしょ?」
「うん」
「じゃあオイラからも言うことはないヨ。パーティーの方も、誰かが一緒にいてくれる方がオイラ達も安心できるからこっちからもお願いするネ」
「ついでに素材集めしてくれると助かるわ。あ、装備がご入り用でしたら是非リズベット武具店をご利用ください!」
「リッちゃん、まだお店持ってないだロ?」
「いいじゃない、どうせ出すんだから」
「ふふふ、わかった。じゃあ今度お願いするね?」
「まっかせなさい!」
「これで保護者が3人になったネ。リッちゃんアーちゃんにもさっきの話、しておいてくれル?オイラはちょっとエギルと話してくるヨ」
「わかったわ、アスナ、話っていうのはね…」
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[エギル&アルゴ]
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「ふむ、美少女×小竜。やっぱりいい商売になりそうだよな…。キリトは…女装させればいけないことも、いや、やっぱりないか…」
「さっきから何を考え込んでるのサ?」
「ん?ああ、アルゴか。なに、ボス部屋でアスナがピナを抱いてる姿を見て思いついたんだがな。この世界は常に命懸けだ。最前線を行く攻略組は言うまでもなく、まだ《はじまりの街》に留まっているプレイヤーたちだって、下手をしたら死ぬかも知れない。そんな世界だからこそ娯楽が必要だと思わないか?」
「間違ってはないと思うけド、娯楽って言ったって何をするつもりなんダ?ピーちゃんの貸出とかそういうのは流石にダメだゾ?」
「そんなことはしないさ。まぁ見世物にはしようと思っていたが」
「見世物?」
「そうだ。ピナだけじゃなくてアスナとリズベット、それからアルゴ、お前も一緒にだ」
「は?なんでオイラ達まで出てくるのサ?」
「美少女とモフモフの小竜、これが合わさればいい線いくと思わないか?」
「あーなるほどネ…。ふむ、オイラは情報屋だシ、リッちゃんは鍛冶屋を開くからいい宣伝になりそうだけド、アーちゃんにメリットがないヨ?」
「それは売上の一部を報酬にすればいいだろう。もしくはアイテムとかな」
「ほう…。でもそれで変なプレイヤーに絡まれたなんてなったら洒落にならないヨ?」
「ああ、そういう問題もあるな。まぁまだいい商売になりそうだと思っただけだ。実現させるにしても色々と準備が必要だし、頭の片隅にでも覚えておいてくれればいい」
「そうだネ、面白そうではあるかラ、もしも動くときはオイラにも声をかけてくれヨ?」
「ああ、そのときは《鼠》のアルゴの力を頼りにさせてもらう」
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なんか嫌な予感がする…
気のせいか?気のせいだよな??
まぁ何はともあれ、これからは街にも行けるようになったわけだし、久しぶりにレストラン行こう!
とりあえず2層編(?)終了です。
なんか長かったな、2層…
次は時間が飛んできます
ついに、ついに!あの人たちが登場するぞ!
え?3層?ナ、ナンノコトカナー
とりあえず原作1、2巻の話に入っていく方向で書いていきます。
ご要望があれば忘れた頃に書くかも…?
ではでは