そうだ、俺がピナさんだ!   作:Maruwell

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今更だけど
「━━ ━━ ━━」の中の部分は会話のみです
ピナさんの言葉も全て竜語になりますので、姉さんが通訳してない場所はご想像にお任せします


粉砕、玉砕、大○采!!

さてと!

すごい人とフレンドにもなれたことだし、街に帰りましょうかね!

まだ街を出て1日しか経ってないけど、早く帰れるならそれに越したことはないし。

 

 

「きゅるきゅるるるきゅぅきゅるる(なぁお願いがあるんだけどさ)」

 

「ン?なんだイ、ピーちゃん?」

 

「きゅきゅきゅぅきゅるる?(俺を街に連れて行ってくれないか?)」

 

「アルゴ、通訳してくれ」

 

「30分1000コル」

 

「んなっ!?ちょっ、それはないだろ!?」

 

「オイラは【鼠】のアルゴだゾ?情報が欲しいナラ買ってもらわないとナ」

 

「まさかこんなことまで商売にするとは…わかった。払えばいいんだろ、払えば!」

 

 

うわぁ、また始まったよ。

キリトめ、アスナという嫁がいるのにリズやシリカにも手を出していたのは知っていたけど、まさかそれよりももっと前にアルゴ姉さんにまで手を出していたとは…

 

 

「きゅるぅ、きゅるるぅぅぅ!!(リア充め、爆発しろおおおおぉぉぉぉぉ!!)」

 

「「っ!?」」

 

 

ふぅ、すっきりした。

さて、そろそろ仲間に入れてもらいましょうかね!

 

 

「びっくりしたぁ。いきなりどうしたんだ、ピナ?」

 

「きゅーきゅるる、くきゅぅきゅうきゅるるきゅる?(あのーお二人さん、イチャついてる途中で悪いけどそろそろ話進めてもいいですかね?)」

 

「…何もなかったように入ってくるんダナ」

 

「アルゴ、通訳してくれ。金払ったんだから文句はないよな?」

 

「…あア、ちゃんとやるよ」

 

 

おっと、姉さんに魂の叫びを聞かれてしまったらしい。

まぁその場で後ろ向いて叫んだだけだし、当たり前だけどな!

 

━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━

 

「きゅるる、きゅきゅきゅぅきゅるる?」

 

「街に連れてってくれ、だってサ。でもピーちゃん。先に言っておくケド無理だと思うヨ?

圏内に普通にMobが入れる、なんて噂が流れでもしたラ、どうしようもないくらいの大パニックが起こりかねないからネ。

例えこの世界がピーちゃんをプレイヤーとして認識してたとしてモ、プレイヤー達にハ、ピーちゃんはどうしたってMobにしか見えないんだからサ」

 

「俺もアルゴと同じ意見だな。この世界じゃ間違いなくパニックが起きる。今は特に戦えるプレイヤーだってまだそんなに多くないんだ」

 

「きゅる…きゅるるぅ…」

 

「さすがに、ネ。ごめんネ、ピーちゃん。これはお姉さんでもちょっとどうしようもないヨ」

 

「ん?ちょっと待った。アルゴ、確かベータの時にSAOでもモンスターをテイムできるって噂がなかったか?」

 

「きゅる?」

 

「あー、そういえばそんなのもあったナ。でもあれは結局ベータでは誰一人成功したやつがいなくて、デマだったって話になったンじゃなかったカ?」

 

「確かにそうだったけど…でもその理由なら、うまく立ち回れば街にいても大丈夫なんじゃないか?そういうのは得意分野だろ、【鼠】のアルゴさん?」

 

「それはもちロン、って言いたいところだケド、まだオイラのことを知ってるのはベータテスター以外はほとんどいないと思うヨ?

それだけじゃさすがのオイラでも無理な話だネ」

 

「そうか…いい案だと思うんだけどなぁ」

 

「きゅるー、きゅるきゅるきゅるる、きゅるるるきゅぅくきゅぅ?」

 

「おっとゴメンゴメン。ピーちゃんはいなかったからわからないよネ?

まぁ今のところはそういうことダネ」

 

「アルゴ」

 

「わかってるヨ。よくわからなかったけど、すぐには無理ってこと?だってサ」

 

「ああ、ごめんなピナ。またテイムモンスターの噂が出るか、もう少しアルゴの影響力が強くなってくれば大丈夫だと思うから、それまでは我慢してくれないか?」

 

「きゅるぅ…きゅ、きゅるるきゅるきゅる」

 

「それならしかたないか、だって。

ごめんネ、ピーちゃん。なるべく早く街に入れるようにしてあげられるように頑張るから待っててネ」

 

「きゅる!きゅるきゅるる!」

 

━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━ ━━

 

まぁそうですよねぇ。

こうなることはわかってたからいいんだけどさ。

さすがに何でもかんでも上手くはいかないかぁ…

 

でもまぁ、2人も俺が早く街に入れるように協力してくれるし、悪くはないよな?

 

ってかこの2人はどうしてここに来たんだ?

さっきからずっと話してたけど、何か目的があって来たんじゃないのか?

俺がいるのを知っててきたわけじゃないし、クエストを受けに来たんだろうけど。

 

アルゴ姉さんがベータでも情報屋やってたって話だから、その時にここのことも知ったんだろう。

ってかアルゴ姉さんの鼠ペイント、ここの証に似てる気がするけど、まさか、な…

聞いてみるか。

 

 

「きゅるる、きゅるきゅるる(なぁ、アルゴ姉さん)」

 

「今度はなんだイ?ピーちゃん」

 

「きゅきゅきゅる、きゅるるきゅっきゅるるぅ?(その鼠ペイントって、もしかしてここの証のやつじゃない?)」

 

「…よくわかったネ。

そうだヨ、ベータの時にこのクエをやってクリアできなかったんだ。

それでそのまま情報屋なんてやってたら、いつの間にかこれがオイラのトレードマークになっちゃったのサ。

キー坊には言っちゃダメだヨ?面白いものが見れなくなっちゃうカラ」

 

 

おうふ、本当にそうだったのか。

にやっと悪い笑顔を浮かべるアルゴ姉さん、マジかっこいいっす!

 

ってかアルゴ姉さんクリアできなかったんだな、ベータの時の方が難しかったのか?

 

 

「ん?まだなんかあったのか?」

 

「いや、何でもないよ。オイラ個人への質問だからネ」

 

「そっか。ところでクエストを受けてもいいか?ずっと話してたからそろそろ動きたいんだ」

 

「あア、そうだったナ。ピーちゃんが衝撃的すぎて忘れてたヨ。オイラはやらないから行ってきていいよ」

 

「おう!じゃあちょっと行ってくる!」

 

 

逝ったか…

頑張れよ、キリト。

岩割りの試練は地獄だぞ…

 

そして、俺たちに鼠ペイントキリトを見せてくれ!!

なんかもう面白そうな予感しかしないぜ!

早く来ないかなぁ。

 

 

「そういえばピーちゃんがこのクエストにかかった時間ってどのくらいダ?こんな短時間で終わったってことは、ベータの時よりも相当楽になってるんだナ」

 

 

え?短時間?

いやいや何言ってるんですかアルゴ姉さん。

ほぼ2日間殴り続けましたけど?

ってか落下パンチ思いつかなかったら、たぶんまだピコピコ叩いてたけど?

 

 

「きゅるるぅきゅるる。きゅるきゅきゅるきゅるるる?(何言ってんのアルゴ姉さん。あれ割るのにほぼまる2日かかってるからね?)」

 

「エッ!?2日ぁ!?どういうことダ、ピーちゃん!?まだ2層が開放されてから3時間くらいしか経ってないはずだヨ!?」

 

「きゅる~きゅるるきゅる、くきゅるぅきゅるるきゅぅきゅる、きゅるるきゅる

(いやーなんか俺ね、ここよりもっと上の層から来てるんだよね、1ヶ月くらい前から)」

 

「…これは、どう考えればいいんダ?ピーちゃん、もしかしなくてもキミってとんでもなくイレギュラーな存在だヨ?これは、ますます………」

 

 

なんか途中からゴニョゴニョとしか聞こえなくなったけど、まぁ気にしなくてもいいだろう。

アルゴ姉さん、それはもうだいぶ前から気づいてたから大丈夫だぜ?

一応いろいろと考えたからな、俺も。

 

 

「なんじゃこりゃあああぁぁぁ!?」

 

「「!!」」

 

 

つ い に 来 た か

待ってましたぜ、キリトさん!!

さっきまで俺の言ったことを考えながらブツブツ言ってたアルゴ姉さんもキリトのいる方を見てニヤニヤしている。

さぁその鼠ペイントを俺たちに見せるのだ!!

 

 

 

 

 

 

 

あはっはっははははは!くふっ、ふはははははは!!!!

キ、キリえもんがいる!!

やべぇ、某猫型ロボットのヒゲにソックリなんですけど!

ひぃぃぃぃぃ!

やばい、笑いが止まらない!は、腹痛い!

思わずそこらじゅうにぶつかりながら飛び回っちまってるけど、これはしょうがないって!

アルゴ姉さんだって地面に腹抱えて転がってるんだぜ?

 

はぁ~、面白かったぁ。

他人事だからいいけどな、もし俺が人間で同じことになってたら最悪だったわ。

あれで街は歩けねぇや。

 

まぁ岩を割れば消してもらえるんだ。

頑張れよ、キリえもん!




なんか会話だらけになってしまった…

他の人がいると会話書きたくなっちゃってしょうがないです。
前の感じがいいって方がいましたら、知らせてもらえるとありがたいです。

ではでは
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