冒険者(アイズ・ヴァレンシュタイン)
ここは迷宮都市オラリオ。―――『ダンジョン』と呼ばれる場所に挑む所である。ここに挑めるのは神の恩恵を授かった者達だけ。ある者は故郷を復興するため、ある者は未知をするため、そしてある者たちは力を手にいれるため
『グォォォォォ』
「!?」
ダンジョンには色々と階層がある。今叫んでいるのはミノタウロスである。本来なら15階層に現れる筈が、ここ5階層に現れた。今居るのは、冒険者になったアイズ・ヴァレンシュタインだ。
アイズはレベル1。ミノタウロスに勝ってるわけがない。しかしアイズは何があっても、倒さなければならない。アイズには力が必要なのだ。
「ハァぁぁぁぁぁ!」
アイズはミノタウロスに挑んだ。しかし持っていた剣が壊れた。このままではやられてしまう。アイズは目を閉じる。だが、痛みはなかった。目の前に居たのは白髪に赤い目、黒いコートを身に纏っている少年だった。
彼はオラリオ最強派閥のロキ・ファミリア所属ベル・クラネルだった。アイズはベル・クラネルに助けられたのだ、
「えっと…大丈夫…?」
アイズは逃げた。ミノタウロスには逃げなかった彼女が男から逃げたのだった。ベルはなんで逃げたのかと思っている。
地上
「エイナさん!」
この声、アイズの声だ。今日も無事だったんだ、安心した。アイズを見ると血塗れだったのだ。
「キャぁぁぁぁぁ!」
「ベル・クラネルさんの事を教えてください!」
とりあえず血塗れになっているアイズをタオルで拭かせた。そこからエイナのお説教が始まった。まぁ、心配をかけたから仕方ないことであるが。
「じゃあ、ベル・クラネル氏のことね」
本来ならそういう情報は教えられないが、かわいいアイズの為に、エイナは教えてくれた。ベル・クラネル 所属ファミリアはロキ・ファミリア。二つ名は英雄(アルゴノゥト) レベル5の冒険者。女性冒険者達からも人気が高い。噂ではたった一人で、大量のインファントドラゴンを倒した事があるようだ。情報があるのはこれだけだ。
「もしかして、アイズ。彼に惚れたの」
「/////////!?」
エイナのニヤニヤしながら言われ、アイズは赤くなる。助けてくれたお礼を言いたいだけですと言うが、まだドキドキが止まらない。
「私も彼の事が格好いいと思うし、助けられて惚れるのは分かるわ」
「あの趣味は…」
「そういう情報はないわね。……彼のお話はここまで!」
もっと知りたい事があるのにと考えているアイズ。
「かわいい顔してもだ―め!」
アイズは自分のホー厶に帰るのだった。ボロボロ教会だが、ここがアイズと神ヘスティアが住んでいるホー厶。現在ヘスティア・ファミリアの団員はアイズ一人だけだ。アイズは教会に入り、下に降りてくと神ヘスティアが迎えてくれた。
「おかえり、今日も大丈夫だったかい?」
「…ハイ、途中で死にかけました」
「大丈夫なのかい!?」
「えぇ……」
アイズはダンジョンで起きたことを話した。するとヘスティアの態度が変わる。
「おのれベル何某!僕のアイズ君を手を出そうなんて、そうはいかないぞ!!」
「ヘスティア様?」
「いいかい、アイズ!男なんて、単純で馬鹿が多いんだ!僕の目が黒いうちは君を嫁に出さない!」
「ヘスティア様……」
「それよりも、ステイタスの更新やろか」
「お願いしますヘスティア様」
アイズはベットに座り、ヘスティアはアイズの後ろでステイタスを更新させた。
アイズ・ヴァレンシュタイン レベル1
力 I82→86
耐久 I15→18
器用 I98→102
敏捷 I172 →180
魔法 0
<<魔法>>
<<スキル>>
「あのスキル所が…」
「ごめん手元が狂ってね、スキルもないんだ」
「…………そうですか 先にお風呂入ってきます……」
「ゆっくりと入るといいよ」
アイズは風呂場に向かった。ヘスティアはアイズが風呂場に行ったのを確認し、アイズのステイタスを見る。
「なんなんだい、このスキルは…」
アイズ・ヴァレンシュタイン レベル1
力 I82→86
耐久 I15→18
器用 I98→102
敏捷 I172 →180
魔法 0
<<魔法>>
<<スキル>>
憧憬一途(リアリス・フレーゼ)
・早熟する
・懸想が続く限り効果持続
・懸想の丈により効果向上。
「このスキルはアイズ君や他の子達には知らせない方がいいかもしれない。僕だけの秘密だね」
それにベル何某の想いなんて、僕は認めないぞぉぉぉ!
次の日
アイズは早く起きる。早めに起きたほうが、強くもなれる。まだヘスティアは寝ているが、静かに向かうのであった。
「どうしようご飯食べてなかった…」
朝ご飯食べるのをすっかり忘れていた。まだこの時間はお店は開いてない。アイズはどうしようかと考える。
「あのぅ」
アイズは後ろ振り返ると、緑の服にエプロンをしているかわいい女性だった。
「あのぅ、これ、落としましたよ」
「え?ありがとうございます」
いつの間に落ちてたのだろうか。
「冒険者の方ですよね?こんな早くからダンジョンへ行かれるのですか?」
「…えぇ」
お腹が鳴った、朝ご飯食べてなかった。
「これをよかったら。大したものじゃありませんが。」
「そんな悪いです!初対面の人にお弁当なんて…。それにこれ、あなたの朝ごはんじゃ……」
「気にしないでください。私のほうは、お店が始まったら賄いが出ますから。その代わり、今夜の夕食は是非当店で。約束ですよ?ダメ……ですか?」
そんな顔されるととても断りづらい。アイズは分かりましたと言い、自分の名前を言った。
「シル・フローヴァです。アイズさん。」
シルも自分の名前を言った。お互いに自己紹介を終え、仕事に戻った。アイズはいつも通り、ダンジョンで修行する。昨日壊れた剣は新しく買った。アイズはここでの怪物(モンスター)には苦戦はしない。小さい頃、父親に教わった剣術がある。
だが、父親と母親はあの怪物(モンスター)にやられた。アイズはあの怪物(モンスター)を倒すために強くなればならない。それと同時にあの人と一緒に戦いたい。一瞬ベル・クラネルを想像するが、今は強くなることに集中する。
随分魔石を手に入れた、今回は此処までしよう。ダンジョンに出ると、いつの間に夕方になっていた。最初はギルドに向かわないと、魔石を換金出来るのはギルドだけだ。換金を終え、ヘスティア様の所に戻る。私はヘスティア様にステイタス更新を頼んだ。
「あの私のステイタスがかなり伸びてますけど?」
「君はぼくが簡単な読み書きもできないそう思っているのかい?」
「ヘスティア様 でもおかしいです!? やっぱり何かが……」
ヘスティア様は少し拗ねてしまい、バイトの打ち上げに行ってくると言うのだった。となると夜のご飯は私だけか。そうだシルさんと約束したお店に行こう。私はシルさんが働いているお店に向かうのだった。
今回いかがでした、実はアイズのスキル、もう一つある予定だったんですよ。色々とあって、変更したんです。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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