今日リリと一緒にダンジョン10階層に来ている。怪物(モンスター)の気配を感じた。私達が振り向くとインプが5体が現れた。1体目が襲い掛かる。
「全っ然っのろいっ!」
インプの右腕を斬り落とし、そのインプ蹴り飛ばした。仲間のインプにぶつかり、アイズはインプ2匹を貫いた。
「アイズ様!後ろから!」
アイズも気配に気づき、インプを真っ二つにした。インプ達にアイズは囲まれるが、リリの援護で2体を倒した。初めてのパーティプレイだ。アイズは蹴り技を使って、インプを倒した。インプ2体がリリに襲い掛かるが、リリは袋を投げインプ達に当てた。するとインプ達が苦しみだすのだ。少し顔が赤くなりながら、ベルさんが私に近づいた。
「訓練だよ!」
「は はいっ」
「いかがでしょうか、パープル・モスの毒袋は」
そういえば前に毒があるって言ってたんだ。流石だよリリ!苦しんでいるインプ達を倒した。奥からオーク達も現れた、多すぎる。アイズは剣を納める。
「風の炎(フレイムテンペスト)!」
オーク達も撃破することに成功した。リリはアイズに聞く、何故ダンジョンに潜る前からボロボロなのか。アイズはリリに誤魔化した。もしもベルと特訓しているとバレたら、止められる。二人は一度、休憩することにした。 食事を食べ終え、ダンジョンの探索を再開する。
次の日
どこ……ここ……そうか。またベルさんに何もできずにのされちゃったんだ、何度目だろう。今日は1日やることになった、リリはノー厶の店で世話になったお爺さんの手伝いをするため、今日はいない。すると目の前にベルさんが現れた、再び膝枕されていた!?ベルさんが私の髪を何度も触っていた!私は起き上がった。好きな人に何度触られたのは恥ずかしい!
「まだ休む?」
私は首を振った。
「体は平気……みたいだね」
「……はい」
そこから何度もボコボコにされ、膝枕される。私はベルさんに聞いた。上達しているのか、だって最近気を失っているのが多い。これで上達しているのかが不安になる。
「君はちゃんと変わってるよ。びっくりしちゃうくらい。君が気絶するのは僕が力加減を間違えているだけだから……」
「いっいえそんなことは!?」
あっ結構落ち込んでいる……。最近少しわかってきた、穏やかで崇高な英雄(アルゴノゥト)。こんなちょっとしたことで落ち込む姿はまるで普通の男の子みたいだ。するとベルさんが私に聞きたいらしい。何を聞きたいのかな?
「君はどうして強さを求めるの?」
「えっ!?」
強さを求める………。少しぐらい答えてもいいよね
「……私の両親はある怪物(モンスター)に殺されたんです。その為の強さがほしいんです」
「……君も同じか……」
「えっ?」
「……僕も父親がある怪物(モンスター)に殺されてるんだ」
ベルさんのお父さんも殺されてるんだ……。私とベルさんは少しだけ似てるんだ。すると正午の鐘が響いた、もうお昼になるなんて早い気がする。ベルさんは少しあくびをしている。あくびをしている所なんか可愛い。
「……今からお昼寝の訓練を訓練しようか」
私はえ?となった。ダンジョンじゃあいつでもどこでも、すぐに寝れようにしないといけないと言うけど、ベルさん眠いだけでは思った。少し顔が赤くなりがら、私に近づいた。
「訓練だよ!」
「は はい!」
「えーと……ここで寝るんですか?」
「うん、ほらここに」
私とベルさんは一緒に寝ることになった。緊張して寝れないようよ、ベルさんはもう寝てる。流石第一級冒険者です、私も眠気がきた。私も眠れた。
声が聞こえる……幸せな物語を読み聞かせている優しい声。遠い昔に聞いた… 懐かしいあの声…
『こうして眠り姫は一人の若者の手によって目を覚まし、二人は末永く寄り添い幸せに暮らしました』
お母さん……!
『この物語は好き?私もあの人のおかげで幸せだから。あなたも素敵な人に出会えるといいね』
ここは何処か分からない。怪物(モンスター)に襲われそうになった時。お父さんが助けてくれた。あの頃私は嬉しくてお父さんに抱きついていた。
『私はお前の英雄になることは出来ないよ。もうお前のお母さんがいるから。お前だけの英雄にめぐり逢えるといいな』
お父さんとお母さんの夢を見たのは久々だ、もしかしたらベルさんと一緒に寝たからかな。目の前にベルさんが居た、可愛い寝顔だった。本当に男の子なのかな。そう思っていたらベルさんに抱きつかれた。
どういうことぉぉぉぉぉぉぉ!?なんで抱きつかれるの!まさか寝ぼけてるの?早く離れないと、強く抱きしめてるせいで、離れられない。お願いですベルさん、早く起きてください!このままじゃあ、私死んじゃいます!早く起きてくれなかったから、再び寝た。
目を覚ましたら、夕方になっていた。ベルさんも起きていた、この人の顔が見れない。本人は分かっていないけど。お腹が空いたちゃった、ベルさんもお腹空いてたんだ。でも何処に向かうのかな?
「北のメインストリート、じゃが丸くんのお店があるってティオナに教えてもらったから」
え…… じゃが丸くん……? いやな予感がします。じゃが丸くんのお店に到着した。そう笑顔で挨拶しているヘスティア様だった。
「アっ……アイズ君……?」
やっぱりぃぃぃぃっ――!ヘスティア様の笑顔が怖い!ベルさんはじゃが丸くんの小豆クリ―厶味を注文した。
「何をやっているんだ君はぁあああああっ!?」
「ごごごごごごめんなさいいぃっっ!?」
このままバレたら、ベルさんとの特訓が出来なくなる!ヘスティア様は説明するんだと言う。私はたまたますぐそこで出会って言ったけど、神の前では嘘はつけなかった。ベルさんは正直に答えた。ヘスティア様にだけはバレたくなかったよ。
「僕のアイズ君に唾をかけておこうとしたってそうはいかないぞ!何て言ったって僕の方が先だからな!」
これ以上、アイズ君と関わらせるのは危険だ!あのスキルがロキにバレたら、大変なことになる。それにアイズ君を取られたくない!僕は二人に関わらないように言う。
「お願いですヘスティア様っ、あともう少しだけ、あともう少しだけベルさんとの特訓を許してください!」
「少しだけなんてそんなこと言って、どうせ……!」
「あと二日でいいんです!」
私は何度もヘスティア様に頭を下げる。最後のその時までこの人の教えを学びたいと、心の内の気持ちを包み隠さず伝えた。私が頑張って強くなれば、ヘスティア様やリリを楽にすることが出来る。必死に願いを続けることしばらく。唸っていたヘスティア様はジロリと私のことを見つめ続け、やがて嘆息した。
「とことん甘いようなぁ、僕も…」
「ヘスティア様……」
「本当に、あと二日間だけだぜ?」
ヘスティア様のその言葉に、私は心から頭を下げた。我儘ばかり言って迷惑しかかけていない自分自身を懺悔しながら、それ以上の感謝をする。ヘスティア様はその後、ロキ・ファミリアにベルさんとの関係が絶対にバレないことが条件。
「言っておくけど、アイズ君に変な真似をしたらその時点でこの話はなかったことにする、いいね?」
「…………」
「な、なんだい。先から僕の顔を見て……」
「すみません、とても可愛い女神だな思って」
「//何を言ってるんだ君は!僕にも誘惑しようなんてそうはいかないからな!//」
あのヘスティア様、少し顔が赤くなっていますよ?突然ヘスティア様がベルさんとの特訓が見たいと言うのだった。今日はお仕事は上がるそうだ。ヘスティア様が着替えて来るまで待つことひなった。
「優しい、神様だね……」
「……はい」
ヘスティア様を伴って市壁に赴いた私達(ちょうどリリと再開し、リリも一緒に行動している)は、それまでの時間を取り戻すように訓練へ打ち込んだ。見物するヘスティア様とリリの前でみっともない所見せてたくない。それもあってか気絶はしなかった、その代わりズタボロになった。気がつけば夜になっていた。
「なぁアイズ君、君はボコボコにされているだけじゃないか」
「リリも同じ意見ですね」
確かにボコボコされましたけど。
「今日だか薄暗いですね?」
「そうだよね」
いつもなら魔石街灯が付いてるのに、今日だけ付いてない。見ると魔石街灯が壊れている。大丈夫かなと思っていると、ベルさんの背中にぶつかった。そうベルさんが止まっていたのだ。どうして止まっているんだろう?
前を見ると白いフッドを被ってる二人組が何か話している。二人組は遠くに行った。
「あの先の人達は?」
「…………今日はここを通るのはやめよ。別の道から行こう」
「……あのどうして?」
「………ちょっとね」
理由は分からない。ここは言う通りにしたほうがいいかもしれんない。私達は別の道でホー厶に帰ることになった。ホー厶に到着し、ベルさんは少し寄り道したら、ホー厶に帰るそうだ。私はベットに寝転んだ。
『あの時ベルさんの顔が怖かった…」
あの優しそうな顔をしていた人が怖い顔になっていた。何があったのだろうか。この時アイズは知らなかった、裏で動く集団。そして、その中に赤い髪の短髪の女と関わると、おっとこの話はまだ先だ。
オマケ
まだ、アイズとヘスティアが二人で過ごしていた頃の話だ。ヘスティアはアイズの育て祖母について聞いた。一体どんな人物だったのか。
「そうですね、優しい人でした」
「そうなのかい?」
「私が寝れなかったらから、一緒に寝てくれたりもしてくれました。」
「へぇ~、優しいね」
だが、男性の付き合いに関してはやばかった。浮気をした男はこうしろ、色々と言ってきた。自分にも旦那が浮気した時は今言ってきたことをやったと。
「あの時のおばちゃんは怖かったです」
「君のおばちゃんはヤンデレかな?」
ヘスティアは心当たりがありそうだが、多分気の所為だろうと思い、何も言わなかった。
オマケ2
3年前、学区から来たレフィーヤはオラリオに来ていた。ここでどんな人に出会うのかと。するとゴロツキ冒険者がレフィーヤに絡んでいる。
「おいおい、エルフさんよ。少し付き合えよ」
「すみません、私忙しいので」
「いいから付き合えよ!」
「やめてください!」
無理やりレフィーヤを連れて行こうする。だがそれを止めた人物が現れた。そう少年だった。
「……その子嫌がってるだろう?離せよ…」
「黙れ!ガキ!!てめぇを殴るぞ!」
「……やってみろよ」
ゴロツキ冒険者はその少年を殴ろうとした。しかし、その拳を受け止め、投げ飛ばした。ゴロツキ冒険者はその少年の強さをビビり、その場から逃げた。
「大丈夫かい?怪我はしてない?」
「え?大丈夫です…」
何だろう先までは怖かったのに、今はそんな感じはしない。不思議な人だ。
「ごめんね怖がらせて、怖い感じになれば、ビビるか思ったけど逆効果だったね」
「いいえ、助けてくれてありがとうございます!」
「いいよ。僕は偶然通りかかっただけだから」
その少年はレフィーヤから離れようとした時、レフィーヤが呼び止める。少年はなんだろうと思いつつ、レフィーヤの所に戻る。
「あの私も貴方と同じファミリアに入りたいです!」
「僕のファミリアかい?分かった、案内するよ」
「ありがとうございます!私、レフィーヤ・ウィリディスです」
「じゃあ、僕の名前を言わないとね。僕はアルって言うんだ」
「よろしくお願いしますアルさん!」
アルはレフィーヤをファミリアに案内した。この人はどんなファミリアなのかと期待している。そう予想以上にヤバい所に案内された。
「あの…アルさん。ここて……ロキ・ファミリアのホー厶ですよね?」
「そうだよ。」
「えぇぇぇぇぇ!」
私は驚く。まさかロキ・ファミリアのホー厶に案内されるとは思わなかった。どうしよう緊張してきた、後ドキドキしてきた。
「ベルたん、おかえり。なんやその美人!?」
「落ち着けロキ。ベルおかえり」
この人がロキ。隣にいるのはリヴェリア様ぁぁぁぁぁ!ちょっと待ってください、今お二人はアルさんのことをベルって言いましたよね。まさか、アルさんって……
「ごめんね、名前を偽って。僕の名前はベル・クラネルっていうんだ」
私は突然のことでぶっ倒れた。それから3年後。
「あのレフィーヤが倒れた時はびっくりしたな」
「だって、まさかロキ・ファミリアに案内されるとは思わなかったですよ」
「でもレフィーヤはうちらのファミリアや。頑張るやレフィーヤ」
「あぁ、私達も期待しているからな」
「はい!私も頑張って強くなります!」
そう言って、レフィーヤは今日も修行するのだった。
今回いかがでした、ベルとレフィーヤはこんな出会いでした。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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