ベルさんとの特訓を終え、ギルドに到着した。ギルドから公開情報が出ていた。そうベルさんがレベル6になっていた。エイナさんの話ではベルさんがたった一人で深層の階層主モンスターレックスを倒した。
モンスターレックス……大規模のパーディで攻略がかかる。いわば怪物(モンスター)の親玉。そんな存在をたった一人で倒すなんて……。
「あのね今回のことは気にしなくていいと思う……。ってどこ行くのアイズ!?」
「……すみません。ぼうっとしゃって、今日はもう帰ります」
アイズはそう言ってギルド出た。そんなアイズの様子に心配するエイナ。
アイズはショックが大きい。もともと遠かった背中が、さらに遠くなった。誰かに手を掴まれた、振り向くシルさんだった。どうすんだろう?
現在私は洗い物をやっています。今日はお客さんが多いようだ、そのために私が選ばれた。まぁ、今だってランチを作ってもらってるから、これくらいは甘んじよう。
「この量は凶悪だ、手伝いましょうアイズさん」
「リューさん!手伝ってくれるんですか?」
「もともとはこちらの問題ですから、申し訳ありませんアイズさん」
リューさんは謝罪したが、いやいやいやと言った。するとはリュさんは何かあったのかですかと聞かれた。気づいてたんだ、私が悩んでいるのを。私はリューさんに聞いた、ランクアップはどうすればできるのか。
「偉業を成し遂げればいい、人も神々さえも讃える功績の達成を。己自身より強大な相手の打破、より上位の経験値を手に入れ一定量を超過すること。それがレベル上昇の条件です」
偉業の達成……。それがランクアップ出来るを方法、じゃあ強い怪物(モンスター)達と戦う必要がある。でも自分より強い相手と戦っても普通は負ける可能性が高い。
「それを埋め合わせるのが技であり駆け引きです」
技と駆け引き……。ベルさんとの初日での特訓で技と駆け引きは必要だと言っていた。
「アイズさん、人の数だけそれぞれの冒険には意味が有ります。その意味から目を逸らさないでください、貴方は冒険者だ。貴方が望むものは恐らくその先でしか手に入れることはできないと思います」
「ありがとうございますリューさん」
私とリューさんは早く洗い物を終わらせた。シルさんにも挨拶を交わして、自分のホー厶に戻った。
次の日
「今日で終わりだね……」
「はい……。今日までありがとうございました」
――やっぱり私は追いかけたい。朧気ながら見えてしまった背中は絶望してしまうほどに遠いけど―― あの高みへ もう一度手を伸ばしたい!そして私はあの怪物(モンスター)を倒す! 最後の特訓が始まった。
ベルは最初に攻撃を仕掛けた、アイズは上手くガードした。激しい攻撃が続いた。アイズは反撃をしたが、ベルに止められた。だが初めて彼に反撃が出来たのは嬉しい
「ベルさん……。今日までありがとうございました」
「僕もありがとう。……楽しかった。」
彼は微笑んだ。やっぱりその笑顔はずるい。私の心臓がドキドキしている。
「……それじゃあ、頑張って」
「……はい」
言葉少なにこちらへ背を向けて、あの人はゆっくり遠ざかっていく。眩しい光の奥に消えていくその背中を見つめながら、私は身を送った。頑張ろう、強くなってベルさんに認めてもらうんだ。後、何度も膝枕されたからそのお返ししたい。
その頃ダンジョン9階層で、三人の冒険者達は逃げていた。一人は怪物(モンスター)の尻尾にやられた。二人目はその怪物(モンスター)の爪で切り裂かれた。
「何でてめえがっ…… ここにいやがるんだよぉぉぉぉ」
襲っていた怪物(モンスター)は10階層にいるインファントドラゴンだった。それも黒い姿だ。おそわれた冒険者は魔剣を使って、攻撃したが、効かなかった。完全に混乱し、何度も魔剣を使った結果魔剣は壊れた。インファントドラゴンの炎に冒険者は焼かれた。
「……やるな」
赤髪の女は呟く。その周りにはアイズ達が倒した植物の怪物(モンスター)も居る。
「この強さならあの女を見つけ出せる。待っていろアリア……」
アリアは誰なのか分からない。だが恐ろしい事が起きるとはこの時のオラリオも知らなかった。そしてアイズも関わってくるとは思ってもいないだろう。
バキリ、と。カップの取っ手が割れた。
「……」
ヘスティアはぴたりと動きを止め、じっとその陶器を見下ろす。お気に入りのカップの取っ手が割れるとは何が悪いことが起きる、前兆かもしれない。アイズとリリは後片付けを終わらせ、ダンジョンに向かうがヘスティアは嫌な予感がした為、アイズにステイタス更新をした(昨日リリはすでにステイタスを更新しているが、あまり伸びていない)
「それにしても一週間だっけ?よくもまぁ、あの英雄(アルゴノゥト)にしごかれたじゃないか」
「えぇ、あの人の特訓はすごかったです」
「………アイズ君。ちょっと掘り返すようで悪いけど。英雄(アルゴノゥト)と何か……いかがわしいことした?例えば、そうだぁ……膝枕とか」
アイズ君はびっくりしている。やっぱりか!おのれぇベル何某めっ……!僕のアイズ君に膝枕しているなんて、ゆるさいぞぉぉぉ!やはり、特訓を許すのはやめたほうがよかったのだろうか。
「あのヘスティア様、怪物モンスター)との戦闘以外でも強化されるものなんですか!その…特訓とかでも!?」
ごまかしたな………。アイズ君の質問に答えるか。強化はされる、でもお遊びやただ作業しているだけじゃダメだ。実戦でも訓練でも必死に打ち込めたなら、それは確かな糧となり経験値として認められる。
しっかり身になったかが重要なんだ。アイズ君のステイタス更新は…………え?
アイズ・ヴァレンシュタイン レベル1
力 SS1040
耐久S950
器用SS1000
敏捷SS 1030
魔力SS 1040
何だよ……SSって…… 僕は見たことがない。僕は頭を抱える。アイズ君はステイタスを見ずにサポーター君と一緒にダンジョンに向かった。何事もなければいいんだけどな……
場面は変わり、ロキ・ファミリアのホー厶でフィン リヴェリア
ティオナ ティオネはベルを持っている。今日はダンジョン探索行こうと話しになった。探索する予定の階層は決めていないが、ベルが来たら、決めようとなった。
「あ、ベルと…ベート!?」
「悪いか俺も来るのは?」
「別にぃ」
「てめぇ…」
「ごめんごめん、僕が無理矢理連れてきたんだ」
ベルがべートを誘ったのか。まぁ、この二人って、仲が良いからな。ベルも来たし、何処の階層に向かうかを決める。今回は40階層にすることにした。本当は未知階層に行きたいが、今回は遠征ではない。未知階層は遠征の時にしよう、ベル達もダンジョンに向かうのだった。
アイズ達は8階層に来ていた。ここの怪物(モンスター)は楽勝になった。
「アイズ様やりましたね!」
「……そうだね」
「どうしたんですかアイズ様?」
「何だか静かすぎない。先の怪物(モンスター)達も……」
そう普段ならもっと出てくるし、騒がしいはずだ。しかし今日は数も少ない。静か過ぎる。これはおかしい、二人は嫌な予感しつつ、10階層に向かうのだった。そう後ろに黒い龍が現れた
「インファントドラゴン!?」
「どうしてインファントドラゴンが!?」
二人は驚く、本来なら10階層に現れるのに。それだけじゃない色が黒になっている。黒いインファントドラゴンはアイズ達を襲い掛かる。二人は避けれたが、次の攻撃は避けれるかは分からない。黒いインファントドラゴンはアイズを襲う、まさか狙っているのはアイズ!?
黒いインファントドラゴンはアイズに攻撃したが、リリが庇ってくれたおかげで大丈夫だが、その代わりリリが大怪我をした。リリは気絶し、このままではまずいと思い、アイズは魔法を使う。
「炎の風(フレイムテンペスト)!うぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
黒いインファントドラゴンには効かなかった。尻尾攻撃され、アイズは壁に当たった。黒いインファントドラゴンは雄叫びを上げる、あまりの強さにアイズは絶望する。こんな怪物(モンスター)に勝ってる訳がない。
黒いインファントドラゴンは炎を吐く、このまま突っ立っていたら私もリリも死ぬ。アイズは避け、攻撃を仕掛けようとするが、避けられる。
「ア アイズ様ぁ……」
「リリッ 逃げて!」
リリは何度も首を振る。アイズの強気の言葉で、リリはその場から逃れた。後はアイズだけが、黒いインファントドラゴンの雄叫びのせいで、逃げれない。アイズは再び挑むのだった。
その頃6階層で、ベル達は暴れている。
「楽勝だね」
「まぁ、こんな程度楽勝だぜ」
「次はどんな奴と戦うの?」
「そうだね、もう少し探索したいし、次の階層に向かおう」
フィンはそう言い次の階層に向かう。途中襲ってくる怪物(モンスター)が居たが、返り討ちにした。襲ってくる怪物(モンスター)達は立ち向かうが、襲わない怪物(モンスター)達はほっておくことにした(怪物(モンスター)達はあまり強さに怯えて、隠れている)前から三人の冒険者達とばったり会う。どうやら三人の冒険者達は何か慌てているようだ。
「一体何があったんだい?」
「9階層に黒いインファントドラゴンが現れたんだ!」
「黒いインファントドラゴン?」
そんな聞いたことがない。この三人には黒いインファントドラゴンを見て、その場から逃げたのだ。フィンから他に襲われている冒険者はいるかと聞かれる。
「そうだ!金髪の女が襲われていた」
「その子はどっちに!」
「…あっちだ!」
ベルはその場所に向かう。べートとティオナも追いかける、フィン リヴェリア ティオネも追いかけるのだった。
アイズは黒いインファントドラゴンと戦っている。爪攻撃や尻尾攻撃されている。アイズは避けまくるが、それだけでは勝ってない。黒いインファントドラゴンは一瞬スキが出来た。アイズは攻撃を仕掛けたが黒いインファントドラゴンは尻尾をなぎ払いされ、アイズは倒れ込み、血を吐く。
「が……ぁ……!?」
痛い……… 苦しい……っ。この怪物(モンスター)は強い。もぅ、無理なのかな。
「え―――」
私の目の前に現れたのはベルさんだった。
今回いかがでした、実は原作通りミノタウロスを出そうと思ってんだです。でもミノタウロスの因縁はベルだなと思い、変更したんです。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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