昨日レベル2になれた。今日エイナさんに報告したら、びっくりしていた。そうだよね、1か月半でレベル2になれたり、単独でインファントドラゴンを倒したから、びっくりするのはあたりまえだと思う。
「ごめんっ!こんなところで叫んじゃって……」
「いいですよエイナさん、レベルはどうせ公開されますから」
「あ…うん その通り…なんだけど…」
問題はランクアップ自体じゃなくてかかった時間なんだってば……!レベル2到達が約1か月というのは異例の最短記録だよ!? いずれ明るみに出るとはいえ、出来るだけ隠しておきたかった………。レベル1の冒険者がどうやってインファントドラゴンを倒すのよ……
「…はぁ、わかったよ。アイズが私の言いつけをち~~~~~~っとも守ってくれないってことは」
「ええっ!?いやそれは………ごめんなさい」
「……アイズ、安易に逃げようとしなかった君の判断はもしかしたら最善だったのかもしれない。でもね、一歩間違えれば君はここにいなかった。忘れないで……死んじゃったら何もいみもないんだよ」
エイナさん………心配をかけてごめんなさい。そうだエイナさんに相談もあるんだった。私の発展アビリティのことで相談しようとしていたんだ。
発展アビリティとはレベルが上がる都度ステイタスに追加される可能性がある。基本アビリティとは毛色が異なりスペシャルあるいはプロフェッションの能力を開花・強化させるのだ。
アイズはレベル2になれた選択可能のアビリティが複数出てきた。今回はどのアビリティがおすすめにすればいいのかを相談に来たのだ。発展したアビリティが狩人 耐異常 幸運だ。このどれかを迷っている。
「一番簡単なのは目指すものの違いで考えてみることだと思う」
「目指すもの?」
「うん」
エイナのおすすめは狩人。着実に堅実にダンジョンを攻略するなら狩人。コツコツと進むことができる。しかしアイズの目標がもっと上にずっと高いところにあるなら、その道のりには実力とは関係ない。運も味方もつけなきゃいけない。
「だったら幸運は君に必要なのかもって……私はそう思う。どっちのアビリティを選んだって間違いじゃないよ。だから自信を持って決めてごらん」
エイナさんの言葉で、私は決めた。ホー厶に戻り、ヘスティア様とリリに発展したいアビリティを決めた事が伝えた。私は幸運を習得することにした。ヘスティア様は私のステイタスを更新してくれた。何も変わっていないですよ?
「体の構造が変わるわけでもないしね。『力が溢れてくる……!』とはいかないよ。でもねステイタスの昇格は本物さ。いざスイッチを入れれば前とは比べ物にならない動きができる筈だよ」
そうなんだ、ヘスティア様は私のステイタスを見せてくれた。するとスキルがあるよと教えられた。私は大喜びした。
「おめでとうございますアイズ様!」
「ありがとうリリ!」
私はリリに抱きついた。一体どんなスキルを習得したのだろうか。私は自分のステイタスを見た。スキルの名前は悠久の聖火(ウェスタ)戦闘中に 力や魔力が上がる。状態異常を無効にも出来る。これが私のスキル、ダンジョンで試したいな……。
「アイズ君、少し買ってきて欲しいものあるんだ。頼めるかな?」
「はい、大丈夫です!ついでに防具も見てきていいですか」
「あぁ、いいよ」
アイズはメモを貰い、出かけた。ヘスティアの様子がおかしい何かあったのかと思い、リリは尋ねる。実はアイズのスキルは二つあるのだ。リリは驚く、アイズのスキルが二つあることに。そのスキルは憧憬一途(リアリス・フレーゼ)と復讐姫(アヴェンジャー)だ。
「あのヘスティア様、どうしてこの二つ教えなかったんですか?」
「……復讐姫(アヴェンジャー)は憎悪や怒りの感情を増幅させる効果なんだ……。あの子は怪物(モンスター)に対して憎悪や怒りの感情が高いんだ」
「……そうなんですか。リリは知らなかったです。憧憬一途(リアリス・フレーゼ)は?」
ヘスティアは憧憬一途(リアリス・フレーゼ)もリリに教えた。リリは驚く、あんなにステイタスが上がっているのはこのスキルの力なんだ。アイズは嘘が下手だから、このスキルも秘密にしている(本当はベル・クラネルの想いに嫉妬してる)。
「サポーター君、秘密にしてくれるかい」
「分かりましたヘスティア様」
「ありがとうサポーター君……」
「いえいえ。アイズ様があの英雄(アルゴノゥト)様ですか…」
やはりサポーター君も驚いてるね。それもそうだよね、最強ファミリアの男に惚れてからね。まぁ、彼はいい人だけど、僕のアイズ君は渡さないからねぇ!
「リリ、英雄(アルゴノゥト)様のことは話した事ないですが、少しだけ聞いてますよ」
「なんだい?」
「冒険者達から、あの人は才能の権化であり、災禍の怪物と呼ばれているらしいです」
「どういうことだいそれは?」
サポーター君の話では、当時6歳だった頃に恩恵を貰い、冒険をしていた。格上の怪物(モンスター)を倒し、さらにとあるファミリアの幹部も倒した事がある。そしてたった一年でランクアップしたことがある。
なんだろう彼はアイズ君に似てるね……。無茶するところは特に。そんなやばい子をアイズ君は目指しているんだ。僕達は応援しなけきゃいけない。僕はサポーターのステイタスを更新させた。サポーター君も頑張るだよ
ダンジョン25階層
「べート 邪魔ーっ!ぶった切っちゃっても知らないかね!」
「てめぇのノロくせぇ、獲物に誰が当たるか!」
「ちょっと、あんたら喧嘩後にしなさいよ!」
べート ティオナ ティオネは張り切ってる。三人共、あの戦いを見て、血が騒いだのだろう。三人の様子を見ているフィン リヴェリア ベル。
「三人共も張り切ってるね」
「仕方ない事だ、あれを見せられたらなぁ」
そうアイズがインファントドラゴンを単独で倒した。フィン達も心を打たれた。だから今回の冒険で、べート達はあんなに暴れているのだ。
「……フィン リヴェリア、僕も少し暴れてくるよ」
ベルは剣を抜き、ベート達の所に向かった。彼もうずうずしたのだろう、才能の権化と呼ばれていた自身も暴れるのだった。その後、フィンとリヴェリアも我慢が出来なくなり、同じように暴れるのだった(その光景は見たある者達はロキ・ファミリアを怖いと感じた)
その頃アイズは以前防具屋で買ったヴェルフ・グロッゾが作った防具を探している。見つからないため、店員に聞きに行こうとすると、赤髪の短髪の男性と店員が話していた。
「いつもすみません」
「気にすんなって」
何を話しているかは分からない。店員さんと男性の人は私に気が付き、話しを終えた。店員さんにヴェルフ・グロッゾさんの作品ありますかと聞くと、店員さんと男性はびっくりしている。どうしたんだろう?私もしかして変な事言ったのかな?
「もちろんあるぜ。ヴェルフ・グロッゾの作品」
その男性はヴェルフ・グロッゾさんの作品を出した。この作品を私に上げると言うのだ。もちろん私は遠慮した、先に購入したのにそれを貰うのは嫌だ。店員さんは大丈夫ですよと言うのだ。
「俺がヴェルフ・グロッゾだからだ」
「え?貴方がヴェルフ・グロッゾさん?」
「あぁ、そうだぜ」
ここで製作者に会うとは思ってもいなかった。私はお金を払い、ヴェルフ・グロッゾさんの作品を購入した。私とヴェルフさんは少しだけ話した。
「驚いたぜ、お前があのインファントドラゴンを倒した冒険者なんて」
「えぇ、まぁ……」
あのときは必死だったからな。するとヴェルフさんが突然お前のパーティに入れくれないか言うのだった。新しい武器を作るため素材が必要なのだ。本来ならある人に頼むのだが、一昨日から居ない為、どうしようと考えていたのだ。
私がインファントドラゴンを倒した冒険者だと知り、パーティに入れくれないかと頼んでいるのだ。私はいいですよと答え、ヴェルフさんはありがとうと言うのだった。
「私のファミリアにもう一人居るんですけど、連れてもいいですか?」
「大丈夫だぜ」
ヴェルフさんは去った。そういえば何か忘れているような…………。あ!ヘスティア様に頼まれた買い物をしないと。私は急いでヘスティア様に頼まれた物を買い、ホー厶に戻った。帰りが遅かったから、ヘスティア様とリリに怒られた。
「でも、明日はパーティメンバーに一人加わったの」
「新しいメンバーですか……。確かに必要ですね」
「二人だけときついのかい?」
「そうですね、かなりきついです」
リリがそう言ってなんて、するとヘスティア様はご飯を食べ終え、出かけた。どうしたんだろうヘスティア様こんな夜中に出掛けるなんて大丈夫かな?
今回いかがでした、アイズまさかのスキル3つもある。ヤバいですね。今回レベル5だった頃のベルのステイタスを公開します、これです。
ベル・クラネル レベル5
力 SS1100
耐久 S999
器用 S999
敏捷 SS1000
魔力 SS1100
こんな感じですね、スキルと魔法は登場するので待っていてください。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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