神様は配信者 作:上様
『どうも、ミカ様です。それでは今日も張り切ってご飯節約生活をやっていこうと思います』
先輩達の真似をしながら私は今日も、もやしの動画を撮ります。
『さて、今日はどうやって食べましょうか。早くも調理法が無いんですけど……』
うーむ、どうすれば良いんだか。生、焼く。後は、煮るとか?そうだ、調味料一式用意したからもやしの味噌汁でも作ろうかな。
『今日のご飯が決まったので、早速調理に取り掛かっていこうと思います。まずは、器に1パック分のもやしを入れて』
……バイバイポイント。
『味噌は前回用意した調味料の中にあるので、それを使っていこうかなと思います』
味噌を器に入れて、お湯は。も〜。
『"お湯"』
またまた交換して、ペットボトルサイズのお湯を少し入れます。これぐらいかな。箸でくるくるっとかき混ぜて一口味見してみる。
『あっち、いけど美味しいですね。ホッとします』
別に此処は寒くも暑くも無いんですが、こう言うのは飲みたくなるんですよね。
『あ、味見のつもりが食べ終わっちゃいました。すいません、今回はこれで終わりです。また次回〜』
『こんにちは、ミカです。今回はお腹に溜まりそうな物を作っていきます!それは……』
少し待ってから大きな声を出す。
『ラーメンです!』
ふっふっふ、こう言う事も出来るんですよ私。まぁ、それは置いといて作っていきますかね。器はっと。
『あ、そういえば聞いて下さいよ。昨日見たら1番最初に上げた動画の再生回数がなんと、五十回超えたんですよ!見てくれた方はありがとうございます!!まだまだ全然ですけど、これからも頑張って動画を出して、早く先輩方に追いつける様に頑張りたいですね』
そう言いながらも。ささっと、器にもやしを入れていきます。
『今回は豪華にもやしを二袋使っていきます!』
慣れた手つきでもう一袋パックを開けると、ペットボトルのお湯を入れる。
『昨日は味噌だったので、今回は醤油にしてみましょう。味変は大事ですよ?皆さんもたまには、勇気を出して新たな一歩を私と踏み出していきませんか?』
良い感じにこう、良い話をして
『出汁が取れたもやしはそのまま具として使えます。そして水で切ったもやしをスープに入れて、柔らかくなったもやしを上に盛り付ければ、完成です!』
『じゃ、頂きます。うん、もやしがもやしでもやしですね。ちょっとスープを……あ、醤油の味がちょっと濃いかな。でも、もやしを浸して食べると染みて美味しいです。難点としてはもやしがスープに沈んで、自分が食べてるのが具なのか、麺なのか分からない点ですね。皆さんも是非食べてみては如何でしょうか?それではまた!』
もうそろそろキツいかもしれないです。もやし。もやしになりそう。