世はまさに世紀末!
社会秩序は崩壊し、終末に備えていた極一部の生存圏以外は軒並み魔界に呑まれたかつての国土をあたし達は爆走している。
当然速度制限なんて無いし、時々跳ねたりぶつかったりするのは野良悪魔を轢いただけなので無問題!
周囲に人間の姿どころか生存圏すら見当たらないのは確認済みで、見つかるのはRPGのシンボルエンカウントめいてうろついている野良悪魔と、魔界の高位悪魔が棲むだろう異界の数々ばかり。
終末前なら間違いなく一大事だろう光景が残念ながら終末後のスタンダードである。こんなん見ると終末前に必死こいて防衛してたのがアホらしくなるで! 無意味だったとは言わんけどさ。
「こりゃ復興までの道のりは遠いねぇ、どこから手を付ければいいもんやらだ!」
「逆に言えば公共事業に事欠かないということでもありますけどね。ところで距離的には既に八雲町あたりだと思いますが、マップはどうなってますか?」
「ええと……ごめんなさい、終末前とは全然一致しなくて確証が持てないみたい。あちこち地形が増えたり減ったりして――国土そのものが広くもなってるわ」
「おっけー、少なくとも道南では終末前の地図はほとんど役立たずってことね。それでも参考程度にはなるから破棄は保留で。とりあえずそのまま測量よろー」
「わかったわ」
カレンちんがハンドルを握る傍ら、ノートPCとにらめっこしているシオリっちにそう伝える。
起ち上げているのは【異能タダタカ】なる測量アプリ。例によってフリスビーニキ謹製の終末後対応マッピングアプリの一種で、広範囲を大雑把に検知して3Dマップに起こしてくれる優れものだ。
これまでもマッピングソフトの類は幾つもあったけど、魔界化に伴う前提条件の変化等で動作不良を起こしまくったせいで新規に開発する必要があったみたいやね。
今回の挨拶回りに陸路で向かうことを知ったフリスビーニキから、ついでにテスターしてくれと依頼があったのでこうして測量してるってワケ。
この結果をフィードバックしてより精度を高めた正規品をそのうちリリースするみたいだけど、詳しいところは門外漢なのでわかんね。
「っとぉまたも敵影発見! こっちを包囲する形で追ってきてんね、予測エンカウント地点はこの先の丘陵地帯、カレンちん!」
「了解です、飛ばしますよ――!」
そうこうしている間にもまたも敵の襲撃がやってくる。
カレンちんがアクセルをベタ踏みして速度を出すも、それよりもずっと速いスピードで追ってくるのは果たして如何なる悪魔か。
魔獣か? 妖鳥か? はたまた過激派の天使か……しかしそのどれでもなく、けたたましいマフラー音を吹かせて丘の向こうから飛び出してきたのは――
「「「ヒャッハー!! 身包み置いていきなぁ!!!」」」
そう、モヒカン共である。
誰もがよく知るモヒカンヘアーに棘付き肩パッド、世紀末カスタムのオフロードバイクという、どこからどう見ても立派なヒャッハー達だ!
「ヴォースゲー!! マジのモヒカンだ、生ヒャッハーだ!! 目撃例が挙がってるのは知ってたけど道南にもいたなんて!! ここクソ寒いのに!!*1」
「ポストアポカリプスと言えばモヒカン、という認知がそのまま悪魔化したのでしたか。ネタとしては面白いですが統治の上では頭が痛い問題ですね……」
「えぇ……どういうことなの……?」
飛び出した勢いで銃撃を見舞い、そのまま屋根やボンネットを踏みつけて地上に降りてくるが、さすが製造部謹製の【改造オボログルマ】だ、何ともないぜ!
しかし耐久性を重視した試作品のため轢き逃げ以外の迎撃手段が無く、並走するヒャッハー達を排除するには至らない。
だったらとっととあたしらでやっちまえよって? バカ言うんじゃねぇ生モヒカンだぞ、こんなん最後まで観察してぇじゃん!
「ヒューッ、見ろよ! マブいスケが二人も乗ってやがる!」
「ほんとだゲヘヘ……ヘイ嬢ちゃん、このまま一緒に俺達とランデブーしようぜぇ!?」
「よく見りゃ乗ってるクルマもドえれぇ別嬪じゃねぇか……悪路をものともしねぇぶっとい足回り堪んねぇなぁ!」
「オイまててめーら今ナチュラルにあたしをハブったか???」
モヒカンのくせにあたしを眼中にも入れずに二人どころかクルマ相手に鼻の下伸ばしてんじゃねーぞゴルァ!!
「いやぁだって……なぁ?」
「肉薄すぎて抱き心地悪そうだし……ロリコンなんて噂されると恥ずかしいし……」
「オレの世紀末が半分も入らなそう」
「【外道】悪魔のくせに随分個性豊かだなオイ。つーか心配されんでもしっかり奥まで咥え込めるわ! なぁシオリっち!」
「なんでここで私に振るの!?」
「「「!?」」」
おらっ、モヒカン風情がいっちょまえにブヒってんじゃねーぞ!
くらえっ、ホビー部主催リアルマリカー大会御用達の便利アイテム【バナナの皮】!!
「「「アバーッ!?」」」
「貴様らは愉快だったがあたしへの侮辱は許さん、そのまま頭ぶつけて死ね!!」
踏めば必ず転ぶバナナの皮にタイヤを滑らせ、派手にスピン&クラッシュしたモヒカン共に中指を突き立てる。
つーかこれあいつらと相性いいな。全国的に出没してるみたいだし量産要請しとこ。
「悪は滅びた。冷静に考えるとあいつらランダムエンカウントの悪魔としては割とエグいな、見つかるとほぼ逃げられん上に好戦的だし」
「そうですね。今後の対策は必要不可欠でしょう」
「見た感じレベルの振れ幅も大きかったしねぇ、下は10から上は30まであったし。スレで注意呼びかけとこ」
「そうですね。あとで支部からも正式に通達しておきましょう」
「えらく生返事じゃん? どしたのカレンちん」
「……隣を御覧ください」
なんぞと言われた方向を振り向いたら、ガシッと両肩をシオリっちに掴まれ凄まれた。
やっべこれ本気で怒ってるときのやつや(
「言ったわよね……ああいうのは人前で言わないようにしましょうって……!」
「ひ、人じゃなくて悪魔だから……」
「揚げ足を取らない! まさか連合の人達にもうっかり言ってたりしないでしょうね!?」
「言ってない、言ってないからマジで! さすがにそこは弁えてるから!」
だから力込めるのやめてくだち! ミシミシいってる! 肩の骨ミシミシいってるから!!
「ほんとにもう……デリカシーの無い真似しないでよね……。連合がおおらかなのは知ってるけど、恥ずかしいものは恥ずかしいんだから……」
「ごめんて。しっかし前世で妻帯者だったのにほんと免疫ないね、そこまで赤くなることないと思うんだけど」
あたしは前世で普通に色々遊んだし、カレンちんは元お水でしょ?
初心なねんねじゃあるまいし今更だと思うけどなぁ……っていうとまた怒られるのでお口チャック。
あれ? でもシオリっちって例のボンボンと結構良い仲だったような――
「――命子?」
「うい、命子ちゃんは良い子なので静かにします」
マジモンの石にされる前に大人しくしまーす。
◇
その後も何度か悪魔の襲撃を受けつつ進んでいると、横手に小規模ながら結界が張られているのが見えた。
結界のおかげで都市機能が丸ごと残っているようだけど、それと照らし合わせるに此処はどうやら長万部町の辺りらしい。
よく見れば遠くに湾岸が見えるし、湾に沿って南北に平地が伸びていることからも長万部町に間違いなさそうだ。
この辺は水産業が盛んだからある程度海を含む形で結界を張ったのだが、その甲斐あって比較的地殻変動も少なく済んだらしい。
せっかくなのでここで一泊しようとクルマを寄せたら、到着するなり大勢の人間に出迎えられた。
「あんたら外の人間か!? 悪魔じゃ……ねぇよな、そんな感じはしないし」
「我々は道南支部の者です。十勝支部への遠征中に立ち寄らせてもらったのですが、こちらは長万部シェルターで間違いありませんか?」
「ああ、そう言うってことはあんたらガイアっちゅうトコの人間だな? なら話が早ぇ、派出所にあんたントコの所属だっちゅう奴がいるからそっちと話してくれねぇか。おいらぁざっと話は聞いちゃいたが、まだ飲み込みきれてねぇもんだからよ」
「わかりました。では案内をお願いします。それとこちらのクルマも……ああ、ガソリンは不要ですので停める場所さえいただければ」
彼らは終末に際して悪魔の存在を知らされただけの一般人なんだろう、こちらを見る目には不審の色があるが、現状生存圏を支えているのがガイア連合だということは周知されているらしく、訝しみながらもこちらを邪魔する様子は無い。
まぁここに結界その他諸々を設置するときに上とは話つけてあるし、当人が無事なら身の安全のためにも混乱は抑えようとしたんだろう。
「にしても『外の人間か!?』なんてリアルで聞くことになるとは思わなかったわ、完全にRPGじゃんね」
「RPGはよくわかんないけど、故郷の村だと結構言ってたわよ? ほとんど人の寄り付かない村で、外から来た人はすぐわかったから」
「そういやシオリっちンとこも相当なド田舎だったっけ。まぁそれを言ったら
「さ、流石に電気は通ってたわね……」
にしてもなんか物々しいな。道南の各市町村には派出所を置いてるし、小型ターミナルも設置してるからネットワークインフラも無事なはずなんだけど……。
こないだのリモート会議でも目立ったトラブルは無いって報告を受けてるし、こんなピリピリするこたぁないと思うんだが。
そう考えながら案内された町役場兼小支部に到着すると、そこには黒札を付けた
「あ、どうもご足労いただいて恐縮です! 一応ここの代表を務めさせていただいてます田辺です。
「あー見覚えあんね、道南支部起ち上げ当初にウチで依頼受けてくれてた子じゃん。レベルどんくらいいった?」
「ご無沙汰してます、カス子ネキさん。ってリアルで呼ぶのもなんだか妙な感じですけど。レベルはデスマもあって30の大台には届きました」
「おーやるじゃん、ばっちり一端じゃんね。それとデスマの件はごめんねー、あたしのことは命子でいいよ。こっちはシオリとカレンね。普通は本名で呼び合うもんなぁ」
「お陰様で終末後もなんとか対応できてますから結果オーライですよ。通り名も一応呪い避けだってのはわかってるんですけどね、HN持ってないとなかなか馴染みが薄くて……それじゃあ命子さんと呼ばせてもらいますね。他のお二人も同様に」
「なんか真面目なやっちゃなー。別に上下無いんだしもっと緩くてええんやで?」
「面と向かって気安くできるほどコミュ強じゃないです……」
デスマの一言で頭が上がらないシオリっちと、高レベル相手に恐縮する田辺ちゃんとでペコペコしあう二人のことはさておき。
「田辺ちゃんがここの代表なん? ひょっとして地元?」
「実家がここの網元でして、一応地元の名士ってやつです。その縁で連合の派出所設置にも関わることになって……私が黒札だってことが知られてからは戦力も込みで代表やらせてもらってます」
「あーそれで移住拒否してたのか、なら納得。レベルも統治するには十分だし、見たとこ目立った問題もないみたいだけど」
「ええと、こないだ沖合に【レプンカムイ】が出て、船が一つ壊されちゃったんですよね。即応できたから幸い犠牲者は出なかったんですけど、身近に危険が潜んでることが改めて知れ渡っちゃって、それでピリピリしてるみたいです」
なるほどねー、つまり一種のジェネレーションギャップってことか。
悪魔に対する認識の温度差というか、これまで長年悪魔に対応してきた界隈と、今の今までその存在を知らなかった一般人ならそうなるのも無理はない。
終末を迎えてまだ間もないし、こういうのは時間を掛けて常識化させていくしかないからね。そんな中で田辺ちゃんはよくやってる方だと思うよ。
「ふむ……聞いた限りではレプンカムイ以外に目立った脅威は無いようですが、件の悪魔は今も沖合に?」
「ああいえ、幸い低位の分霊だったのか群れごと討伐できたので大丈夫です。でもいつまた海の向こうからやってくるとも限りませんから、そこが問題と言えば問題かな……次の定例会議で伝えるつもりだったんですけど」
「確かここに配属している金札は非戦闘員ばかりでしたか。現状は田辺さんだけが主戦力ですか?」
「そう……ですねぇ……正直終末ナメてました。地上全体が異界みたいなもんだからまるで勝手が違って……遠征中に申し訳ないんですが、戦力の方なんとかなりませんか? 私だけだとそろそろ手に余りそうで」
「道南で組んでたパーティーメンバーはどしたん? あの子らも結構いい線いってたと思うんだけど」
「いや、あいつらは現地で組んだだけなんで、それぞれ地元も別だから今はバラバラですね。今でもやり取りはしてますけど、流石にこっちに来てくれとは言えないかなぁ」
「ま、そりゃそうか。あたしらみたいに気軽に外出れるほうが希少なんだし。となると……せやね、カレンちん
「ああ、確かに暇していましたか。田辺さん、悪魔が追加戦力でも大丈夫ですか?」
「へ? ああ、住民に危害を加えないなら大丈夫ですよ。私も仲魔はいますし、その辺はちゃんと周知徹底してます」
「それはよかった。ならどこか開けた場所まで案内してください。そちらで喚びます」
というわけで沿岸に移動してサクッと召喚。
カレンちんに内蔵された悪魔召喚プログラムを通じて喚び出されたのは、ウリカスとの決戦で眷属化させた【ティターン】の一体。
『どしたのママー? てーちゃんに何か御用?』
「よく来てくれました、【テテュス】」
ギリシャ神話における十二柱のティターン兄弟が一柱、【テテュス】。
その名を付けられたカレンちん配下の
『……わ、ニンゲンだー! かわいー! ちっちゃーい!!』
「でっっっっか……!? ……あっこれあの決戦で仲魔に加えてた!?」
「私の
まぁその実態はただのガキンチョなんだが。
電脳異界に住む子供悪魔達と同様に、身体こそ悪魔だがそのメンタルはお子様である。
決戦で眷属に加えて以降デスマに勤しむ傍らで教育に励み、どうにか小・中学生くらいにまで情緒を発達させるに至った、カレンちんを母と仰ぐ特記戦力達だ。
と言っても図体がデカすぎるせいで*2表には出せず、終末後になってようやく一部で駆り出されることになった程度なんだけど、その中でまだお声が掛からず暇していたのがこの子ってワケ。
聞き分けが良い上の兄姉達に比べてより子供っぽさが目立つ末っ子テテュスちゃんは、ようやく大好きなママに頼られて喜色満面といったご様子だった。
「ひょっとして彼女をウチにつけてくれるんですか!?」
「ええ、ここは【シキオウジ】もいませんでしたしちょうどよいかと。水産業の盛んな地域なので、海との適性が高い子を召喚しました」
「あっ、確かテテュスってオケアノスの妻で……海や河川の神と言えなくもない、んでしたっけ?」
「勤勉ですね。なので漁業にご迷惑をかける心配はありません。どうでしょう、戦力としては申し分無いと思いますが」
「申し分無いも何も……流石高レベル、スケールが違いすぎる……」
「そうは言うがな大佐、これから先常識はどんどん壊れていくからこれくらいのことには慣れていくしかないよ? 第一海なんてデカブツ悪魔の温床じゃん。結界もいつまでも万全とは限らんし多少はね?」
「それはわかってるんですけど……いやすっごく助かる、助かるんですけどね!?」
まぁ住民との折衝はそちらで頑張ってくれ。今日一日はあたしらからも説明はするけどさ。
早くもデカブツを目にして住民が集まってきたが、当のテテュスはワラワラ集まったニンゲンを前に目を輝かせて興味津々にしていた。
『わー、ニンゲンいっぱいいるー! ちっちゃくてかわいー! てーちゃんはこの子たちを守ればいいのー?』
「は、はい……これから仲良くしていただければ……。あ、私は田辺です、タナベ。これからよろしくお願いしますね、ええと……」
『タナベ、タナベ……うん、てーちゃんおぼえたー! てーちゃんはてーちゃんだよ、コンゴトモヨロシクねー!』
テテュスの差し出した指先と乾いた笑いを浮かべながら握手する田辺ちゃんを見て、集まった住民達も改めて彼女がここの顔であることを認識したようだった。
それからはテテュスが危険な存在ではないことをアピールするために色々したけど、大人はともかく子供達の方は割とすんなり順応したようなのでひとまずヨシとする。
ま、田辺ちゃんもこれで箔が付いたし少しはやりやすくなるんじゃないかな? こういうのは始めにビシッと見せつけとけば余計なトラブルも抑えられるもんだし。
その後は裏事情に精通してる人員から改めて歓迎を受け、養殖ホタテをご馳走してもらった。
生憎毛蟹やホッキなんかはまだ漁に出れないせいで水揚げされてなかったみたいだけど、テテュスもいることだしゆくゆくは漁が出来るようになればいいね。
その酒の席では新たに重責を負うことになった田辺ちゃんから絡み酒で延々愚痴を聞かされることになったが、どうか強く生きてほしいと思う。
とりあえず支部に戻ったらちゃんとサポート検討するからそれまで頑張ってね。あたしも海の幸食べたいし。
・カス子
終末後でも相変わらずのカス。デリカシーが無ければ色気も無い女。
でも邪視ネキとはなんやかんやあったらしい。
モヒカンにすら見向きもされなかった事実は流石のカス子も傷ついた。
・邪視ネキ
終末後でも相変わらずのピュア。連合にはおおらかな連中が多いのでちょっと居心地が悪い。
カス子とはなんやかんやあったらしい。ついでにボンボンとも。
三人の中では一番人並みの感性が強い。なのでオフだと良くも悪くも一般人メンタル。
・魔人ネキ
終末後でも相変わらずの女傑。大正義巨人軍団の親玉。
周囲の色恋沙汰は温かく見守っているが、本人にその気はまるで無いらしくすっかりシンママスタイルに。
実を言うと道南支部におけるレッドジャケットの扱いはかなりホワイト。懲罰が必要なのは理解するが、それはそれとして働きに応じて公平に処分する。
・テテュス
魔人ネキ配下の威霊十二体の一人、末っ子てーちゃん。
兄弟の中で一番子供っぽく、ニンゲン大好きで人懐っこい性格。
威霊十二体はそれぞれ固有の自我を持ち、ティターン十二神の名を与えられている。
各々でスタンスは違うが母の教育の甲斐あって人類には友好的。
また十二体でワンセットかつ、母たる魔人ネキとも強固に結びついているので、いずれかが欠けても他の兄弟が無事ならそのうち復活する特性を持つ。
誰が言ったか【十二巨兵防衛圏】、道南を守護する十二の巨神達による防衛網の一角。
・田辺
長万部町出身にして、同地の守護を担う黒札。実は22話で三人娘の強さを質問した子。
レベル30の壁を越えた一端の戦力だったが、終末後の世界では自身の力量にやや不安を覚えていた。
そこにたまたま訪れた三人娘に提示された脳筋極まる解決策のせいで「落ち込んでる場合じゃねぇ!」となり、なんやかんやこの後もしっかり強くなっていった。
割と、どころか普通にめちゃくちゃ有望株なアタリ黒札。
今後は週一で更新があればいいな、ってくらいの認識でお願いします。
高頻度で更新できていた前年がおかしい……どうやったんだ自分(