<英知LV1:神へと至らんとするn%の力。自身の知覚領域内に存在するものすべての閲覧レベル1までの情報を取得可能にする。また、Wのシステムを凌駕し、MA領域への干渉権限を得る>
<英知の支配者:取得スキル:「魔導の極みLV1」「星魔LV1」
取得条件:「英知LV1」の獲得。
効果:MP、魔法、抵抗の各能力上昇。魔法系スキルの熟練度に+補正。支配者階級特権を獲得。
説明:英知を支配せしものに贈られる称号>
<魔導の極みLV1:システム内における魔力制御補助、及び術式展開各種能力値が最大となり、スキルレベル上昇によってシステムを超えることが可能。また、MPの回復速度が最速になり、消費が最低となる。ただし、スキルレベルの上昇によってさらに速く、さらに低くなる>
<星魔:MP、魔法、抵抗の各種ステータスにスキルレベル×1000のプラス補正が掛かる。また、レベルアップ時にスキルレベル×100の成長補正が掛かる>
すごーい。
蜘蛛子さんはちょっと疑ってるけど、これの構築に干渉したの私だからね。
大丈夫。管理者Dとやらは不穏だけど。
……蜘蛛子さんの考え事を邪魔したくはないんだけど、燃えてるから薬合成で消火する。
HPが0になったらしいけど、最悪私の魂がダメージを肩代わりして死んでくれるよ?
いやー、それにしても忍耐があってよかったね。
それが無かったら私の魂がダメージを肩代わりして何匹が死んでたかも。
まあどうせすぐ増やせるんだけど。
蜘蛛子さんと英知について話しながら歩く。
どうやらこの英知は、鑑定さんと探知さんを足して二でかけたような性能をしているらしい。
よし、様をつけよう。
強化された感じだけど、詳細やら検索やらオートマッピングやらもう盛り沢山。
私の得意、苦手属性がここで知れる。
まあ、苦手属性なんて私には存在してなかったけど。
氷も火も大して苦手じゃなかった。
流石万能。これはもう万能様と呼んでもいいのでは?
ちなみに冗談で言って本当にあった「不死」っていうスキル。
それを獲得するためのポイントが1000万。
ないわー。
まあこれは置いといて、大罪って検索したら出てくるスキルは1000以上だったけど魂を消費したら取れないこともない。
うん……私の分体、なにかやらかしてないといいけどなー。
これは皆そろって不死ルートなのでは?
やばー。
他にも、星魔のおかげでステータスがすごい伸びた。
これを最大限に活用してくれるのが魔導の極み。
まあ、私はこれを使う気ないけど。
ここは自分の力でやらなきゃ駄目でしょ。
外道魔法を自分に撃ってみて、どんな感じかは理解した。
外道魔法の派生スキルが禁忌だったのはビックリしたけどね。
魔力を粘土みたいにこねこねする。
よぉし、なんかいい感じな気がする。
多重魂魄十人でようやく制御できるけど……。
まあ十人いようが百人いようが私なら複製できるけど。
ということで発射!
なんか黒いナニカが前方に飛んでいった。
なにあれ。
魔力をそのまま出したような気がするし、虚空魔法とでも呼ぼうか。
それがいい、無属性の魔法だね。
『私、姫蜘蛛ちゃんくらいしかコミュニケーション取ったことないよ……。管理者とかも気になるし、この世界の言語が日本語と同じなのかも分からない……』
呑気なことを考えている私と違って、蜘蛛子さんはちゃんと未来を見てるみたいだ。
でもそっか、この世界って私達と同じ言語だとは限らないのか。
じゃあ伝わらないかもしれないって私の分体に伝えてきて、私。
よし、私も蜘蛛子さんを助けるために頑張らなきゃ。
進化ツリーってやつでも私の種族は載ってなかった。
だから、進化は自分で切り拓かないといけない。
うーん、レベル30超えたのにまだ進化しないのかなぁ。
万能も進化してからが本番だって書いてあったし。
それにしても、あの万能だけが説明文が歪だったような。
なんか多少表示がバグってたような気がする。
万能の姫も、システムにハッキングかけた多重魂魄みたいにバグってたよね。
誰かがシステムにハッキングして作ったのかなぁ。
とりあえず、全てのスキルの入手を目標にしようかな。
金色に輝く炎の魔法みたいな感じで、魔法の開発もしたいよね。
その内魔王になっちゃったりして。
私が魔王なら蜘蛛子さんは大魔王だね!