「らららら〜ん♪らららら〜ん♪」
やあ読者の皆さんこんにちは!セレンだよ!
え?前回は僕の自己紹介がなかったから話がわかりづらかったって?はて、そうだったかな……
じゃあ、ご要望にお応えして、自己紹介でもしようかな!
ボクの名前は
オデュッセイア海洋高等学校の、一応3年生だよ!
え?なんで一応かって?
さっきボクの親友、ケルちゃんに電話したら、『言いづらいんだけどね……セレンちゃん、停学扱いになってるよ……?』って言われちゃって!
まぁあんな船のことしか考えてない学校、いてもいなくても関係なかったしいいかな!
さて、続きだね?えっと、何言えばいいのかな……
あ、年齢は17歳!誕生日は7月13日!
歌うのが大好きな一般生徒だよ!
え?持ってる銃の説明だって?
ミレニアムのあたりで拾った水鉄砲さ!2Lのタンクが付いてて、1発で200ml使うから……
……えっと?ああ、10発は撃てるよ!
え?それでヘリ撃墜できるわけないだろって?
たかがヘリの3つ、水鉄砲で撃ち落として見せるっ!
ミレニアム製は伊達じゃないっ!!
ま、自己紹介はこのくらいにして……
今ボクは、騒動が起きているというD.U.シラトリ区の外郭に来ております。
眼下ではなぜか不良たちが集まってどんぱちやってますね……お祭り騒ぎだよ。
どうしてこんなに集まってるんだろう……と思って、集まっている集団の中核の方をひょいと見たら、お面を被った黒い狐の人と目が合っちゃった……
……まぁ、眺めているだけならば襲われることもないだろうし、観戦させてもらおうかな〜?
ん?クロノスのヘリ……?あっまず
『ご覧ください!不良たちが集結し、外郭地区で暴れております!おや、あのビルの屋上にいるのは……水面セレンさんではないでしょうか!?』
あーあ、見つかっちゃった……
『矯正局から脱走したと噂の停学中の生徒がここにいるということは、これは彼女が起こしたことなのでしょうか!?』
違うよっ!確かに起こしたのは私と同じ七囚人だけどさぁ!?
うーん、でも私いま報道されてるんだよね……
ってことは、今歌えば見てる人全員に私の歌を聞かせられるってことだよね!?*1
「らんらんら〜ん♪ら〜ん ら〜ん♪」
『と、突然歌い始めました!!これはあの24時間のコンサートの再来を意味しているのでしょうか!?』
またやりたいなぁコンサート。楽しかったし、前より曲も増えたし!
「らんらんら〜ん♪らんら〜ん♪」
ん、だれか不良たちの方に向かって行ってるな?あれは……
「なんで私たちが不良たちと戦わなきゃいけないの!!」
「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部室の奪還が必要ですから……」
たしか、ミレニアムのセミナー?と、あのワッペンはゲヘナの風紀委員会……それに、
「落ち着いてください。今は先生が一緒なので、先生を守ることが最優先です。あの建物の奪還はその次、堅実に行きましょう」
トリニティの正義実現委員会の制服……しかもあの人副委員長じゃなかったかな?
それに、あそこにいるのはトリニティの自警団?とかいう組織だったかな。噂程度には聞いたことあったけど、
なんでこんなとこにいるんだろう……ん?もう1人いるね?
「みんな、気をつけてね。怪我はしないように」
……だれだろう、あの大人……?
『先生』って呼ばれてたけど……うーん?
……ちょっと興味湧いたかも♪
そのあと、その大人と4人の生徒たちは不良たちを突破しながら、不良たちの集まっている連邦生徒会の建物に向かって進んで行った。
先生と呼ばれていた大人は、見事な指揮で生徒たちを導いてる……不思議だね。
……あの各学園連合みたいなのが向かう先にあるものってなんなんだろ?
その後、彼女たちと大人はお面の狐の人と戦闘したり、戦車と戦ったりした。
……あれ、お面の人がビルの中に入っていく……お目当てはあそこだったんだね?
何があるかは気になるけど、それよりもボクはあの大人に興味があるから……まぁ、あとで残骸程度でも見つけられればいいなぁー。
あ、大人たちも入って行った……ふーむ……
うん、ボクが細かく考えるのはなんか違うよね!気になるなら行く!レッツゴー!
〜〜〜〜〜〜
ガシャーーーーン!!!!
「!?!?!?」
窓ガラス破壊してダイナミックエントリー!!!!
「やぁ!」
「だ、だれ!?」
目の前に立っているのは、生徒たちを指揮していたあの大人。
「ふふふ、誰と聞かれたら答えなければなるまい!」
「何そのテンション!?」
「ボクは水面セレン!みんなの歌姫にしてこのキヴォトス1のトップ歌手さ!」
「えっ!?」
ん?なんかキラキラした目で見られてる?やっぱわかるのかな、ボクの凄さ♪
「歌姫……?歌姫がなんで窓から……???」
「ふふん、派手な演出はファンサの基本だよ?」
「……たしかに」
ん?これで納得するってことは、先生はアイドルとかが好きなのかな?
残念ながらボクのソウルフレンド、ケルちゃんはそこらへんにはあんまり興味なかったからね……
「それでそれで、君はどんな人なのかな?ボクに教えてよ!君みたいな大人を見たのは初めてなんだよね!」
「えっ!?えーっと……私は、連邦捜査部シャーレの先生だよ」
「シャーレ?」
聞きなれない名前……新しくできたのかな?
「うーんと、わかりやすくいうと生徒の味方……かな?」
「ふーん?」
生徒の味方……?生徒全員のってことかな……
「まぁ、リンちゃんには『一種の超法規的機関。キヴォトスの生徒たちを再現なく加入させることができる。各学園の自治区で、制約なく活動できる』って言われたけど……」
「へぇ、すごい組織なんだね?じゃあさじゃあさ、ボクもその組織に入れてよ!」
「えっ?いいけど……」
「んふふ、決まりだね!ついでに先生は、ボクのプロデュースもしてくれない?」
「プロデュース?」
「そう!ボクはソロの歌姫なんだけどね?支援してくれる人がだーれもいないんだ!だから、プロデュース!」
「……それじゃアイドルじゃない?」
「あんまり変わらないと思うよ?歌姫とアイドルなんて、歌う比率が多いか、踊る比率が多いかの違いじゃないかな?」
「……確かに」
「じゃ、受けてくれる?」
「うん、いいよ。じゃ、この書類に必要事項書いてね」
「はーい!」
こうして、ボクはシャーレの先生と出会ったのだった。
番外編は
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メインが完結するまでは最初にして
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一番最後でも良い