七囚人『泡沫の歌鳥』   作:めろんムーン

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 さらに続きました。高評価や感想、ここすきをください!

 今回から冒頭の歌には元ネタがあります。諸事情により答え合わせなどは行えませんが、ぜひ考えてみてください!


In the Blackmarket

 

「ふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふーんふふーん♪」

 

 歌はいいね……人間が生み出した叡智の結晶……おっと寒気がした、これ以上言うのはやめておこうかな!

 

 

 

 読者のみなさんこんにちは!セレンだよ!

 

 

 

 ボクは今、ブラックマーケットにいます!!

 

 え?先生はどうしたかって?

 

 なんかアビドスに用事があるとか言って行っちゃったんだよね〜。

 1人でシャーレオフィスにいて捕まるわけにもいかないし、一旦ブラックマーケットに来たってわけ!

 

 前に作った拠点もあるしね!向かうついでにちょっと探索とかしようかな?

 

 

 

 ふんふん、ここはこうなってたんだね……お、あそこはマーケットガードの駐屯所。

 

 ん、あれは……

 

「た、助けてください〜!」

 

 ……トリニティの制服着た子が不良に追いかけられてる……

 

「テメェ待ちやがれー!」

 

 なんでこんなところにトリニティの生徒がいるんだろ?

 

 あ、やばい行っちゃう!追いかけなきゃ!

 

 

 

 

 

「あわわわわ!」

 

 頑張って逃げてるけど、捕まるのも時間の問題かな?なら、シャーレに入ってる身としては……

 

「そこの君!助けてあげるね!」

 

「えっ?だれ──」

 

【小さき大海♪ 美しき濁湖♪♪無限の水滴♪♪♪】

 

 歌うと同時に愛銃にセットしたタンクから水が200ml装填され、()()()()()薬室に送り込まれる。

 

「ちゃんと避けてよね!」

 

「えっ!?」

 

「なんだおま──「Fire!」

 

 放たれた弾が逃げているトリニティ生徒と不良たちの間の地面に着弾し、巨大な爆発を生み出した。

 

 

 

「うひゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!!???」

 

 

 

 粉塵が収まった後に残っていたのは、凄まじい爆発によって大きなクレーターとなった地面と、吹き飛ばされてひっくり返っている不良たち。

 そして同じく吹き飛ばされてうつ伏せに倒れた1人のトリニティ生徒だった。

 

「あれっ?やりすぎちゃったかな?」

 

 ちょーっと罪悪感を覚えながらも、トリニティ生の方へ近づくボク。

 

「おーい、大丈夫ー?」

 

「あ、あうぅ……一体何がどうなって……って、あなたは……?」

 

「君が不良に追いかけられてたからボクが助けてあげようとしたんだけど……吹っ飛ばしちゃってごめんね!」

 

 なんとか起き上がり、後ろを振り返るその子。

 

「……あ、あれ……戦車砲とかで撃ったんですか……?」

 

「ううん、これだよ」

 

 ひょいと、肩にかけていたスリングの先についた愛銃の水鉄砲を見せる。

 

「……?????」

 

 ハテナを出しながら固まっちゃった……

 

「ね、とりあえず移動しない?そろそろマーケットガード来ちゃうよ」

 

「あ、は、はい!」

 

 

 

 急いで離れるボクたち。すると、向かっている方向から見覚えのある人と、それが引き連れている4人の一団がやってくる。

 

「あれっ?先生?」

 

「セレン?どうしてここに?」

 

 やってきたのは、先生。

 

「先生、知り合いなのー?」

「ん、どこかで見たことがある」

「こんなところで先生のお知り合いと出会えるなんて、奇遇ですね〜♪」

「ちょっと、そんなこといってる場合じゃないでしょ!?早くさっきの爆発音を調べなきゃ!」

 

 ん〜?胸につけてるのはアビドスの校章かな?

 

「って、爆発?」

 

「ああ、セレンたちが来た方から爆発が聞こえてきて……」

 

「ああ〜……先生、たぶんそれボクたちだね」

 

「ええっ!?アンタたちなの!?」

「あら〜」

 

「とりあえず、ここは一旦離れよう?」

 

「わかったよ、セレン。みんな、行こう」

 

「「「「はーい」」」」

 

 先生が音頭とってくれると楽でいいね♪

 

 

 

 

 

「で、セレン。何があったか教えてくれる?」

 

「まぁその前に。ボクたち名前も知らないしさ、自己紹介しない?」

 

「あぁ……まぁ、そうだね。状況を説明するにも、名前も知らないんじゃ不便かな?私は、連邦捜査部シャーレの先生。よろしくね?」

 

「じゃ、次!ほら!トリニティちゃん!自己紹介して!」

 

「あわわ、私ですか!?えっと……トリニティ総合学園二年生、阿慈谷ヒフミです!よろしくお願いします!」

 

「はい、じゃあ次は……そっちの子達を教えて欲しいかな!」

 

「んへ、じゃあおじさんからいくよ〜。アビドス高校三年、小鳥遊ホシノって言うんだ〜。よろしくね〜?」

 

「ん、アビドス高校の二年生、砂狼シロコ」

 

「同じく二年生の十六夜ノノミです〜」

 

「一年生の黒見セリカよ!」

 

「それとあと1人、通信で繋がってる生徒がいるんだけど……」

 

『一年生の奥空アヤネです。よろしくお願いします』

 

 

 

「うんうん、じゃあボクの番だね?ボクは、オデュッセイア海洋高等学校の一応三年生!矯正局から脱走したと噂の七囚人【泡沫の歌鳥】なんて呼ばれてるよ!」

 

 ボクが名乗ると、場の雰囲気が変わった。

 

「うへ、歌鳥……っていえば、3ヶ月くらい前の24時間ライブの子かぁ……うん、歌は良かったよ〜?」

「けど、騒音被害を考えないのはダメですね♪」

「ん、最高ランクの賞金首……」

「アンタ、犯罪者だったの!?」

 

 おんやぁー?なんで一斉に銃を向けられてるのかなー?

 

「あ、あの!ブラックマーケットで騒ぎを起こすと、マーケットガードっていう治安組織がくるので……!それに、まだ事情の説明もできてませんし……」

 

「うん、そうだね。みんな、いったんここは休戦して?あと、セレンはあとで詳しく聞かせてもらうからね」

 

「はいはーい♪じゃ、説明してねヒフミちゃん!」

 

「は、はい!えっと……まず、わたしはペロロ様の販売停止された限定グッズが、ここではまだ売ってると聞いて来たんです」

 

「ペロロ様?」

 

「モモフレンズですね〜♪私も大好きです〜♪」

 

「まぁ、そこは置いておいて。続きお願いね」

 

「えっと……それで、ブラックマーケットに来たまではいいんですけど……トリニティの生徒にお嬢様が多いせいか、誘拐されそうになって……不良から逃げてたんです」

 

「そこを、私が助けたってわけ!」

 

「ふーん……」

 

 まぁ、こんな感じかな?

 

 

 

「ところで、先生たちはどうしてここにいるの?」

 

「アビドスの問題を解決しにちょっとね……アビドスを襲撃しているヘルメット団に武器を流しているのが、ブラックマーケットからかもしれないから、その黒幕探しをね」

 

「へー!面白そう!私も手伝うよ!」

 

 うん、絶対楽しいやつ!!

 

「あ、あの……私も手伝います!困っている人を見過ごすわけにもいきませんし……それに、ブラックマーケットは広大な場所です!案内ができる人がいたほうがいいと思いますから!」

 

「うへ、本当?助かるよ〜」

「ん、ありがたい」

 

 

 

「じゃあみんな、黒幕探しに行こうか」

 

「レッツゴー!」

 

 

 

番外編は

  • メインが完結するまでは最初にして
  • 一番最後でも良い
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