作者のモチベ、無事死亡……
あの、誰か高評価ください……
ラ♪ラッ♪ラーラッラー♪
らっらっらラッララー♪ラー♪
ラ♪ラッ♪ラーララッラッラーラ♪
yay ya yay yeh♪
ラ♪ラッ♪ラーラッラ♪
らっらっらラッララー♪ラー♪
ラーラーララッラッラッラ〜♪
「ねぇセレン、それはなんの歌なの?」
「このまえアビドス高校に行った時、対策委員会の子達がみんなでハミングしてたんだよね!」
「へぇ、いい歌だね。こんど私も聞かせてもらいにいこうかな?今日はもう遅いからね」
「ボクもまた聴きたいな!一緒に行こうね!」
「うん、じゃあ今度アビドスに来た時は行こうか」
「うん!」
読者の皆さんこんにちは!セレンだよ!
現在ボクと先生は、アビドスに美味しいものを食べにやってきております!
「で、結局どこにいくの?」
「もう少ししたら見えてくるよ」
大通りを進むボクと先生。
「ほら、あそこ」
先生が示した先には、『柴関ラーメン』の文字の書かれた屋台が。
「……ねえ、先生?確かにボクもラーメンは好きだよ?でもさ、女の子とご飯でラーメン行くのはなんか違くない?」
「うっ……ま、まぁ確かに……」
「…………」ジトー
「…………」メソラシ
「…………まぁいいけど。先生がわざわざここを選んだってことは、美味しいんでしょ?」
「うん、すごく美味しいよ」
「じゃあ、早くいこっ!」
「柴大将、やってる?」
「おお、先生じゃないか!それに生徒さんまで連れて!」
「おじゃましまーす♪」
暖簾をくぐり、屋台の中を見れば、柴犬の大将がラーメンを作っていた。
「先生、注文はどうする?」
お冷を置いた大将が、先生に聞く。
「うーん、どうしようかセレン」
「ボクわからないから、先生のおすすめでいいよ?」
「じゃ、柴関特製ラーメン2つで」
「あいよ!少し待っててな!」
テキパキとラーメンを作っていく柴大将を眺める。
「セレンはさ、どうしてシャーレに入ってくれたの?」
「ん?」
先生が唐突にポツリと呟いた。
「私とセレンがあった時、まだ私は何もしていない状態の、ただの大人だったでしょ?」
「そうだね」
「なのに、なんでシャーレに入ってくれたのかなって。しかも、セレンは矯正局から脱走してるから、連邦生徒会所属のシャーレになんで入ったのか余計にわからないんだ」
「ふむふむ?」
「だから、教えてくれる?」
「えっとね、最初は同じ七囚人のワカモさんがなんか暴れてたからその現場を見にきただけだったんだよ」
「うん」
「そうしたら、先生がシャーレの建物に、トリニティ、ゲヘナ、ミレニアムっていう違う学校の生徒たちを引き連れて向かおうとしてたのを見つけてさ、興味を持ったんだよね。あの大人はなんなんだろー?って」
「なるほど……?」
「そのあとしばらく見てたら、冷静に指揮をしてたり、生徒を大事に思ってるのが手に取るようにわかってね?今まで見たことのある【大人】とは違ったんだよね」
「…………」
「それで、シャーレで先生に突撃して。先生はボクが歌うっていうのをバカにしなかったし、
生徒たちの味方だって答えてくれた。今までボクの味方はケルちゃんくらいしかいなかったからさ、もっと先生のことが知りたくなったんだよね」
「そっか……」
「ま、そんなところかなー?これでいい?先生」
「うん、大丈夫だよ。それに、そろそろラーメンも出来上がるからね」
そう先生が言ったと同時に、テーブルにラーメンがコトリと置かれる。
「あいよ、柴関特製ラーメンだ!」
「わぁ……美味しそう!」
出てきたのは、赤い器に入った一杯のラーメン。
もやしとメンマが麺を彩り、綺麗に切られた半熟卵がスープに浮かんでいる。
器の淵に沿って海苔やチャーシューが並べられ、器の中央にはコーンが盛られていた。
「あれ、大将。海苔とかコーンとかって乗ってましたっけ?」
「そこの嬢ちゃん、初めてだろ?せっかくだからトッピングは全部つけてやろうと思ったんだよ。先生はサービスだ!」
「大将太っ腹だね!ありがとっ♪」
「おう!」
割り箸を割り、すぐに食べ始めるボクと先生。
「ふぅー……ふぅー……」
すこし冷ましてから、口に運んだ。
「ん!おいしい!」
「ありがとよ嬢ちゃん!」
ラーメンを食べ切ったボクたちは、シャーレに帰るために屋台を出た。
来る時は夕方だったけれど、出てみれば外はもうすでに日が落ちていて、夜。
「じゃ、セレンは家に帰るの?」
「ん?ボクは家ないよ?」
「えっ???じゃあ、どこで寝泊まりしてるの?」
「今ボクが寝泊まりしてるのは、ブラックマーケットの適当な建物の屋上とかかな。荷物置き場というか隠す場所みたいな拠点自体はあるけど、寝れるほど広くないんだよね」
「……ひとりじゃあぶないよ」
「まぁ確かに……誰か偶然屋上に来たりしたら寝てるボクはすぐ見つかるだろうけど……でも、安全に寝れる場所とかないんだよねー。お金もあんまりないし」
「衣食住どうしてるの???」
「服は今着てるやつと同じのがもう1着あって、それを順番に洗って着てるよ?」
「……住んでるのはさっき言ってたよね、食事は……?」
「廃棄弁当!コンビニに行くともらえるんだ!結構美味しいよ!」
そう元気よくボクが言った瞬間、ボクの両肩を先生ががっしりと掴んで、しっかりと目を正面から覗いてきた。
「せ、先生?」
「セレン、シャーレに住もうか」
「えっ???」
「今のままじゃ危ないし、ちゃんとしたところで生活するべきだよ」
「う、うん……確かにボクもそうしたいけど……いいの?ボク、脱獄犯だよ?」
「指名手配は私が頼んで取り下げてあるから大丈夫。それに、私が怒られることよりもセレンの生活の方が大事だから」
「せ、先生……」
「もし嫌でも、設備の貸し出しとか支援はするけど、どうかな、セレン?」
「いや、嫌じゃないよ!大丈夫!だからちょっとはなして!?」
か、顔が近い!
「あ、ごめんね」
「い、いや……いいけど……」
「じゃあ、今日はシャーレの適当な部屋で泊まって、明日荷物とか持ってきてくれる?」
「う、うん……わかった」
その後、シャーレに帰ったボクは、とりあえず休憩室で寝ることになった。
なんか先生がさっき、
「改装を……」
みたいな電話してたんだけど?ボクほんとにここに住んでいいの???
あ、シャワーで久しぶりにあったかい水を浴びれたのは素直に嬉しかったかな。
最近は川に飛び込んでたから……
翌日。
ボクはブラックマーケットに行き、自分の荷物を回収していた。
まぁ荷物っていっても、いつも着てる服のもう1セットに、寒さを凌ぐために拾った毛布と、水筒ぐらいなんだけどね。
あ、今着てる服は昨日、先生が出してきた一般生徒用のジャージ。下着は先生にお小遣いもらってコンビニで買った。
今まで着てた服は、先生が今日の当番の子に頼んで洗濯に出してもらってる……ま、まぁ、洗濯しなきゃいけないのはそうだし……
そんなこんなでシャーレに帰ってきたボクが見たのは、改装中のシャーレ居住区。
「せ、先生?これは……?」
「あ、セレン。今、空き教室をセレン用の部屋に改装してるところだから」
「……なんで???」
「セレンがちゃんとしっかりした環境で住めるようにだね」
「いや、そういうことじゃないんだけど……というか、お金とか大丈夫なの?」
「あ、全部経費で落ちてるよ」
「なんで!?」
「連邦生徒会に相談したら、七囚人が1人確保できるだけでだいぶ大きなメリットらしくて。私がしっかりとセレンのことを見て、犯罪しないようにすれば、セレンの要求くらいは経費で落ちるらしいよ」
「え、えー……」
ぼ、ボク個人のために大金が動いてる……???
「家具とかは倉庫にあった簡易的なやつを置く予定だけど、本当に簡易的なものだから、後で一緒に買おうか」
「か、家具……ま、まぁ必要なものだし……?」
す、すごい遠慮したいんだけど……先生の勢いを見てると断れない……
「それと、今日の当番だったミレニアムの子にセレンの境遇を話したんだけど──
『ユウカ、ちょっといいかな』
『なんですか、先生?』
『今日からシャーレで引き取るのになった子がいるんだけど、その子の服を洗濯に出してくれないかな?私がやるのは流石にダメだと思うから……』
『い、いいですけど……引き取る?』
『ブラックマーケットで暮らしてた子なんだ。寝床は適当な建物の屋上で、服は2着しか持ってなくて、ご飯は廃棄弁当に頼ってた子なんだけど』
『え、えぇ!?』
『一応連邦生徒会に、経費でその子関連のものは落ちるようにしてもらったんだけど、私は女の子の生活はわからないからアドバイスしてくれないかな?』
『わ、わかりました……って、さっき2着しかないって言ってた服、洗濯するんですか!?今は何をして、というか着ているんですか!?』
『今その子はブラックマーケットに荷物を取りに行ってるよ。服は、一般生徒用のジャージがあったからそれを着てるはず。下着は……セレンにお小遣いを渡して昨日コンビニで買ってもらったけど……』
『それじゃダメです!ちゃんと身嗜みとかを整えないといけないんですよ!?』
『そ、そうだよね……』
『そうです、家具や生活用品なども必要ですし、その子とちゃんと買いに行ってください!それと、下着を買ったレシートはちゃんと渡してください!』
────ということがあってね。明日は服を買いに行こっか」
「う、うん……」
「シャンプーやコンディショナーなんかはシャワー室にあるけど、他の生活用品だったりも買うからね」
「え、えっと先生?なんでそこまで……」
「……セレンを放って置けないから、かな?」
「ボクを?」
「セレンは七囚人とか言われているけど、私から見たら生徒の1人だし、元気で歌が好きな普通の女の子だから。ブラックマーケットで家もなくて、着替えもほぼ持ってない。ご飯だって廃棄弁当で足りてるのかわからないし……」
「先生……」
「それに、私はセレンのプロデューサーだから」
「!」
「だから、私はセレンの我儘だって応えてあげたいし、セレンのやりたいことを叶えてあげたいんだ」
「……ふふ、そうだね!先生はボクの味方!じゃあいっぱい我儘いうから、覚悟しといてね!」
こうして、ボクはシャーレに移り住み、先生のお世話になることが決まったのであった。
我儘をいうタイプの明るい女の子かと思いきや、いざ何か自分のせいで大きなことになるとヘタれるし遠慮がちになるセレンちゃん。(歌関連を除く)
番外編は
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メインが完結するまでは最初にして
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一番最後でも良い