散りゆく陰と闇と天才への鎮魂歌(アーリーアクセス)   作:ただの厨二病A

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第5話分岐4

アルファ「―――というわけなの。」

ゼータ「つまり、不可逆の懐中時計を持っている黒幕を捕まえて、奪い取ればいいってことだね。」

イプシロン「元の時代に戻るための手がかりも、その辺りにありそうです。今後の指針にするとして、、、ガンマはどうします?」

ナイト「ガンマは引き続き牢屋に入れておくしかないだろう。現状、元に戻す手立ては何もない。」

・・・(ベータの方は、、、ネスへ明らかな殺意を向けている。シャドウ様キングダムよりもネスへの警戒感が強いのか?これに関しては情報を集めないとな。)

ゼータ「見張りはつけておく?」

ナイト「見張りは、、、ユキメ。頼んで良いか?」

ユキメ「はいはい、お任せを。」

 

ナイト「一度目的を整理すると、我々は黒幕を探し出し、不可逆の懐中時計を奪取する必要がある。そしてその為に、フレイヤ。我々は君達に協力し、ディアボロスを倒す。」

ネス「もちろん俺も協力してやるとしよう。」

フレイヤ「分かりました。」

クレア「ちょっ!待って待って!」

ナイト「何だ?」

クレア「展開が急すぎてついていけないんだけど、、、何でさらっと流しているわけ?」

アーク「そんなに難しい話じゃないと思いますが、、、」

 

ナイト「簡単に言えば、お互いのメリットだからだ。」

リリ「あのー、、、わからないんですが。不可逆の懐中時計を見つけるという話が、なぜディアボロスを倒すという話に?」

・・・「私たちにとっては、ありがたいのですが、、、」

ナイト「アルファの話によれば、シャドウは不可逆の懐中時計を手に取ってすぐに魔力を流した。つまりそれは、シャドウに使うことを求めた存在が居る。」

・・・「それが黒幕だとして、黒幕はシャドウを呼んだものの、ディアボロスに負けた。そこで、その直後に時間を巻き戻した。」

・・・「そしてシャドウが死んだ後の時間に巻き戻った。」

フレイヤ「黒幕の目的がシャドウという男なら、不可逆の懐中時計でシャドウが死ぬ前に戻るはずです。ですが、そうしなかった。それはなぜか?」

・・・「しなかったのではない。できなかったのだと思います。」

ネス(要考察ではあるが。)

サラサ「つまりぃ、ディアボロスが不可逆の懐中時計に影響を与えて、時間素行の邪魔をしている、ってことね。」

フレイヤ「その通りです、サラサ。」

サラサ「せっかく強力な魔力を取り込んで、パワーアップしたんだもの。やっぱナシで!ってことにされたら、たまらないわよねえ。」

ナイト「だからこそ、シャドウの生きている時間に戻るには、障壁となっているディアボロスを倒さなきゃならない。そしてその間に黒幕を見つける。」

フレイヤ「ディアボロスを倒す、黒幕を見つける、そのどちらも、わたくしたちの目的と合致しています。だから協力する。」

・・・「、、、もっとも、黒幕はあなたたちの中に潜んでいると、わたくしは考えていますがね。」

アルファ「あら。私はあなた達の中にこそ、黒幕はいると思っているわ。」

ネス「黒幕は直接動こうとせず、記憶の継承者に代わりに動かせるような行動を取っている。そこから考えるに、外部に居るから継承者に任せるしかない、もしくは内部でとことん身を潜めているか。どちらにせよ内部を疑った程度では露見しないだろうとは思うが、疑う分は悪いことはない。」

リリ「お互いに協力するんですよね?疑うことをやめて、もっと歩み寄りましょう。」

ネス(ふんっ。とんだ理想主義者だな。)

オリヴィエ「本来ならディアボロスは、私たちだけで倒せた。お仲間が余計なことをしたせいなのに、共闘を持ちかけるのか。」

ネス「少なくともシャドウが足を引っ張っているのは事実だが、俺までお仲間認定されることには異議を申し立てておこう。」

ベータ「なんですって!?」

ルージュ「彼の魔力を吸収したことで、ディアボロスが手に負えないくらい、強力になってしまった。少し迂闊だったかもな。愚かというか、蛮勇というか。」

ネス「ふっw」

ナイト(原作で知っているとは言え、我らがシャドウ様を侮辱するとは、、、気分が悪いな。)

ベータ「愚か?蛮勇?まるでデルタを指すような、その単語はシャドウ様を表すのに非常に不適切です。即座に撤回してください。」

ネス(wwwシャドウの擁護に回るばかりで、同じ七陰であるデルタを罵倒しているぞw)

デルタ「今、デルタの名前呼んだ?難しい言葉いっぱい、、、何言ってるかわかんないのです。」

ベータ「シャドウ様は偉大なお方です!叡智に富み、崇高な理念のため粉骨砕身(ふんこつさいしん)お働きになり、比類なき力を持ちながら驕ることがない、人格者!今回の件も自分の死を予測し、復活するまで全て織り込み済みの計画に違いありません。つまり!愚かでも蛮勇でもないのです!」

ネス「『比類なき力』?寝言は寝ている時に言うものだぞ?」

ゼータ「ベータ?ちょっと落ち着きなよ。ナイトも、頷いてないでさ。」

ベータ「何故ならシャドウ様は全てを超越した方ですもの!彼が歩けば花は咲き乱れ、星は流れ落ち、敵は地に伏せる!そして鳴り響く管弦楽団のファンファーレ!!」

イプシロン「、、、呆れた。話している内に妄想の世界に入ってるわね、これ。」

ネス(こういうのは黙らせるのが手っ取り早いが、まぁ良いだろう。)

 

フレイヤ「はあ、、、全く。本当によくわからない人たちですね。聖教の上の方々にどう報告したものでしょう。」

・・・「討伐できませんでした。謎の未来人を取り込み、超進化しました。私たちもディアボロスの犠牲になりましたが、時間遡行の能力により蘇りました。頭が、、、痛い、、、」

ネス(聖教。過去のディアボロス教団に関わる手もあるにはあったが、不可逆の懐中時計という存在がある限り、こちら側で動いた方が良い。しばらくは保留だな。)

 

オリヴィエ「分かりません、でいいだろ。どうせ説明できないんだ。」

フレイヤ「それは聖教への背信行為ね。ねえオリヴィエ、いつも言っていますが、私たちは聖教に拾われた恩が、、、」

ネス(恩程度を気にしてどうする。)

リリ「いえ!全てありのままに報告しましょう。みなさん、きっとリリ達を信じてくれます。だって同じ聖教の仲間なんですから!」

エックス「性善説?」

ネス「何言ってんだお前。」

オリヴィエ「だと。好きにしてくれ。」

 

フレイヤ「、、、もういいです。初めからあなたたちは頼りにしていません。わたくしがなんとかします。」

 

イプシロン「、、、少し驚きました。素の彼女はあんな感じなんですね。」

ゼータ「それを言うなら、最初からイメージとは違ったよ。」

・・・「歴史上伝わるフレイヤといえば、ミドガルを建国し、民に寄り添う優しき人格者だ。でも、目の前の彼女はそれとは違う。まあ、フレイヤにだけ言えることじゃないけど、、、後世にまで伝わるものにh、もしかすると虚像や脚色が入り混じるのかもね。」

ナイト「記憶は美化されやすいからね。」

 

オリヴィエ「とにかく、好きにしてくれ。」

フレイヤ「どこに行くんですか?」

オリヴィエ「その辺にいる。話がまとまったら呼べ。」

フレイヤ「呑気に昼寝でもする気ですか。」

オリヴィエ「そんなところだ。」

アレクシア「ねえ、聞きたいんだけど。」

オリヴィエ「誰だ、お前。」

アレクシア「あなたはなんのために戦ってるの?」

オリヴィエ「なぜ、そんなこと、、、」

アレクシア「答えて。」

 

オリヴィエ「・・・暇つぶしだ。」

アレクシア「暇つぶし、、、?それだけの、才能を持っていながら?」

ネス「才能を持っているならば使えとでも言いたいのか?」

アレクシア「私の理想とする人は、決して驕らず、常に努力をして自分自身を磨いていた。なのに、あなたは、、、」

オリヴィエ「はあ、、、努力で振るう剣は美しく、才能で振るう剣は傲慢だとでも?」

アーク「相変わらず、凡人の剣に固執しすぎですよ。」

アレクシア「っ!!」

 

オリヴィエ「未来人はよく喋る。力を得た過程がそんなに重要か?話し合いの結果には従う。勝手にしてくれ。」

アレクシア「っ、、、許せない、、、」

ネス「実力は結果が全てだ。手段を選んでいるようでは力を得ることはできないぞ?」

 

クレア「アレクシア王女、、、!?」

アーク「ひとまず協力しようとしているのに水を刺すようなことをしないでもらって良いでしょうか?」

アレクシア「退いて。」

アーク「あなたの行動の結果、僕達が不利益を(こうむ)ることに」なりかねないのでお断りします。」

ユキメ「あらあら、、、手を組みましょうって時に、切り合いはご法度でありんすよ。」

アレクシア「そんなの、どうでもいいわ。もっと大事なことがあるのよ。」

ネス(後で巻き戻っても面倒だ。さっさと片付けよう。)

・・・「であれば俺が相手をしてやろう。実力とは努力だけではない。才能は前提条件だと言うことを見せてやる。」

ナイト(本来ならオリヴィエと戦って負けるところだけど、ネスも似たような凡人の剣否定。それならストーリーには問題ないはず。)

・・・「未来人同士でやり合う分には問題ないな。」

アーク「、、、オリヴィエではなくネスとやる分には良いでしょう。で、どうするんですか?」

アレクシア「分かったわ。そうしてあげる。」

 

 

・・・「はああああっ!!」

アレクシアがネスに斬りかかるが、当然防がれる。

ネス「もしお前がシャドウを目指しているのであれば、まだまだだな。」

・・・「奴の剣の根本は同じようだが、厚みがまるで違う。そんなのでどうやって天才の剣、オリヴィエに勝つつもりだったんだ?」

そしてもろに反撃を喰らう。

アレクシア「っ、ぐあっ、、、!」

ネス「おいおい、どこをどう見ればオリヴィエに勝つビジョンが見えるんだ?」

アレクシア「ぐっ、、、どうして、、、どうして!?どうして彼の剣が敗れて、あなたの剣が生き残るの、、、?天才の剣の道の方が、優れているとでも?」

・・・「彼がいなくなってしまったのなら、、、私が証明する!この剣の道が、劣ってなんかいないってことを!」

ネス「シャドウに無理なことを、なぜお前ができると思い込める。完全無欠である俺に敵う訳がないだろう?」

アレクシア「はあああああ!!」

アレクシアが再度斬りかかる。

ネス「実力は正確に把握しろ。」

その剣をネスに強く弾いかれ、膝をつく。

 

クレア「アレクシア王女、傷の手当てをしましょう。今、肩を、、、」

アレクシア「必要ない!」

クレア「え?」

アレクシア「っ、、、いえ、ごめんなさい、、、肩を貸してくれる?」

クレア「ええ、もちろんです。」

 

ナイト(オリヴィエじゃなくてネスであっても、やっぱり相手にならないな。これならこの後の魔人化も原作通り起きるだろう。)

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