散りゆく陰と闇と天才への鎮魂歌(アーリーアクセス)   作:ただの厨二病A

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第4話分岐2

アレクシアがデルタにやられた。

アレクシア「がはっ!?」

ベータ「アレクシア王女、、、!!」

アレクシア「っ、う、、、ひゅ、、、ぐ、、、ぁ、、、」

リリ「!?、、、治療します!」

ナイト(ネスへの警戒で、デルタの事を忘れていたっ、、、だが、まだシャドウガーデン側に被害は出ていない。)

デルタ「グルルル、、、1匹ィィィ、、、次はァァァ、、、お前だァァァッ!!」

ドゥーエ「うっ!?く、、、なんて、重い攻撃、、、ッ!」

ネス「さて、俺は文字の通り『高みの見物』をするとしよう。」

ネスが空を飛び、姿を消した。

ナイト(ひとまず、最大の脅威は去ったか。魔人化デルタだけなら、原作と大きくは変わらない。)

ペンテ「っ、離れて!」

ペンテがデルタに攻撃を放つが、避けられた。

ペンテ「当たらない、、、!?」

デルタ「ガアァァァ!!」

オリヴィエ「何!?」

オリヴィエ「ぐっ、、、!こちらを見ずに攻撃してくるとは、、、!」

イータ「、、、なんの、予備動作もなく、、、攻撃した、、、これまでの、、、デルタより、、、冴えてる。」

イプシロン「野生的な感が鋭くなっているのかしら?」

デルタ「グルァァアアア!!デルタの獲物ォォ、、、!」

ベータ「デルタ!やめて!どうしてこんなことするんですか!」

デルタ「グルアアアア!うるさいっ!!!デルタより弱いお前が、デルタに命令するな!!!弱い奴、死ぬ。強い奴が、殺す。それだけ!それで、全部!」

ナイト「デルタ。最後の警告だ。『止まれ』」

デルタ「ガルルルァァ!!!」

ナイト(まぁ、聞くわけないか。)

・・・(原作でもそうだったように、最初よりもパワーアップしている様子を感じるな。スライムの槍と剣盾で対応しきれるかどうか、、、デルタの魔人化を抑えてストーリーを進めれないものだろうか、、、)

スライムの槍を構えるが、

突如爆発して一部スライムが欠損した。

ナイト「何がっ、、、!?」

ネス(『文字通り』とは言ったが、『言葉通り』とは言っていない。あのバカみたいな戦い方だけでこいつら全員を倒せるとは期待できないからな。対魔剣士ライフルで上から射撃支援するとしよう。と言っても、エックスやアーク、ハイカだけを避けるという訳にも行かない。デルタへの攻撃を妨害する程度で抑えておくか。)

 

 

そして、戦いが夜まで長引いた。

デルタ「グ、ガ、、、アアァァアァァ!!」

ベータ「っ、う、、、デル、タ、、、ど、して、、、」

デルタ「ガルルルァァ!!!あとぉ、、、4匹ィィィ、、、」

ナイト(デルタに攻撃しようとすると、突然爆発が起こる謎の現象のせいでスライムの喪失が80%も、、、明らかに意図的なことだろうが、原因を突き止める余裕がない、、、)

ネス(適当な実力に制限してる分身アークの方はともかく、ハイカもやられたか。撤退方法は最優先で教えたはずなんだがな。)

デルタ「全部、殺す!デルタが殺す!全部殺したら、デルタがいちばん!デルタがいちばんなら、ボス、褒めてくれる!」

・・・「殺すっ!!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!!!ウガアアアアアア!!!」

オリヴィエ「く、、、無尽蔵の体力か、、、」

アルファ「っ、、、ベータまで、、、」

ナイト「そろそろスライムの底も尽きる。デルタを捕まえる余裕はない。殺す気でいくぞ。」

ネス(全員が疲労してきてるし、そろそろ直接攻撃するか。)

オリヴィエ「5秒だ。」

ナイト「了k...」

その時、上空から撃たれた弾丸がオリヴィエの頭を貫き、爆発した。

 

ナイト「上からか!」

残りのスライムを使って上方向にエリアクロークをした。

ネス(流石に上からの攻撃だと気づいたか。)

ナイト「エックス。合図をしたらデルタの足をハッキングして動きを止めろ。」

・・・「アルファはその隙に、デルタにとどめを刺せ。」

アルファ「え?」

エックス「これまでの魔力ハッキングから、制御を奪えるのは7秒が限界。僕の魔力的にも、これ以上チャンスは作れない。任せた。アルファ。」

 

アルファ「・・・」

ナイト「3、、、2、、、1、、、」

 

・・・「今だ!!」

デルタ「グルァァアアア!!」

エックス(ctrl(foot))

・・・「奪った!」

ナイト「アルファ!」

アルファ(本当に、こうするしかないの、、、?デルタを生かす道だって、もっとよく考えれば見つかるかもしれないのに、、、)

ナイト(万が一『デルタを生かす』分岐の選択をしたとしても、心臓を刺せる程度のスライムは手元にある。いくらこの分岐が犠牲になるとは言え、犠牲になる俺を増やす必要はない。)

デルタ「グルァァアアア!!!」

アルファ(デルタ、、、まるで本物の獣のようだわ。仲間を手にかけた意識すら、今のあなたにはないのね、、、)

デルタ「ウガアアア!殺すっ!!グルァァアアア!!!死ねっ!!ガルルルァァ!!!」

アルファ(こんな姿を晒して、仲間を殺めてまで生きるのを、きっとあなたも望んでいないはず、、、なんて、そんな言い訳をするのはずるいわよね、、、)

アルファ「ごめんなさい、デルタ。」

デルタ「ガッ、ハ、、、!?」

 

ナイトがエリアクロークを解除し、スライムを杖代わりにして立つ。

ナイト「終わった、、、か。」

ネス(やはりやられたか。闇堕ちによる力の増幅は良さそうだが、理性的な戦闘ができるかどうかだな。)

デルタ「グ、、、ゥ、、、う、、、っ、、、ア、、、ファ、、、さ、ま、、、」

アルファ「デルタ、、、?あなた、自我が、、、」

ネス(ファーストの持っていた無線機から聞こえる様子からするに、、、自我はありつつも体が動いた感じか?なるほど。よくある闇の力の代償か。)

デルタ「、、、め、ん、、、なさ、、、の、、、です、、、でも、、、ボス、は、、、あん、な、、、のに、、、負けない、っ、、、の、です、、、アルファ、様、、、な、んで、、、信じ、な、、、」

アルファ「デルタ、、、?」

・・・「そう、、、よね、、、」

ナイト「なるほど。デルタは、ディアボロスよりシャドウの方が強いと信じ続けていた訳か。」

・・・(まぁ、あらかじめ知っていたが。)

アルファ「でも、その信頼を、、、私が否定した。デルタは、私のことも信じてくれていたから、混乱してしまったのね、、、自分がありえないと思うことを、信頼する人が肯定する、、、それがそれだけ残酷なのか、デルタの心を壊すのか、気付けたかった、、、」

エックス(???、、、氾濫曰く、それは『信用の判断を己が間違えただけ』の自己責任じゃないのか?実際、みんなが僕の信頼を裏切って天才ハッカーに憧れなくなった事もあったし、、、案外、信用信頼は過信しない方が良いって言うのは正しいと思う。)

アルファ「私が、、、判断を、誤ったから、、、イータも、イプシロンも、ベータも、デルタも、、、みんな、死んでしまった、、、」

 

・・・「っ、くっ、、、うっ、、、は、、、アアアアッ!!!」

ナイト「What!?アルファが魔人化!?」

ネス(お、さらに闇堕ちが現れたか。サンプルが多いと言うのは良いことだ。)

ナイト(まぁ、どの道この分岐は終わりか。ここで死のうが変わらないな。)

そして、段々とナイトの意識が薄れていった。

ネス(だが、アルファは記憶を保持するもう1人だったな。自分で行動せずに都合の良い結果に導く為にタイムリープを続けているなら、必ず記憶の継承者を中心にアーティファクトを操作する。つまり、急いだ方が良い。)

・・・(闇式奥義、攻撃型『残像斬り』)

上空から一気にアルファへと接近し、首を斬った。

・・・(闇堕ちした瞬間の動揺している時間はかなりの隙になりうるか。もしもの時のチャンスでもあるが、気をつけないとな。)

・・・(それよりも、、、)

 

・・・「よし、成功した。発火、俺らも記憶を継承するぞ。」

エックス「一体どうやって?」

ネス「これだ。」

エックス「マント、、、のアーティファクト?」

ネス「あぁ。これは過去にこのアーティファクトがあった場所に転移できるアーティファクトだ。」

エックス「転移。それと記憶の継承がどう関連してるの?」

ネス「もちろん、マントのアーティファクトだけでは過去には戻れない。」

エックス「つまり、、、」

 

・・・「時間軸が4次元方向に存在していると仮定するなら、マントの3次元空間上の転移では不足。どこからか、4次元方向の情報を入手する必要が、、、っ!、、、不可逆の懐中時計によって記憶を継承しているアルファから4次元方向の情報を取得して、マントの3次元空間上を転移する構造に組み込めば、、、4次元空間上を転移する事が可能?!」

ネス「大まかにはそうだ。実際に、4次元方向の情報を取得できるかは賭けだったが、、、成功した。」

・・・(もし失敗したとしても、記憶の継承ができていないという事実が次の分岐の俺へと伝わる。そうなれば、さらなる仮説を立てるだけだ。たとえ死に戻りをするような敵だったとしても、その程度にやられるつもりはない。)

 

・・・「だが、マントの機能は転移するだけだ。それに4次元方向を追加したとしても、記憶の継承にはならない。」

エックス「転移するという構造上、過去の自分達と入れ替わるくらいしかないんじゃないの?」

ネス「いいや、あっただろう?重複した存在を融合できるアーティファクトが。」

エックス「、、、っ!跳躍の伊達眼鏡、、、!」

ネス「そうだ。」

・・・「今、誰がそれを使っているかは知らないが、俺はそれを修復した事があるからな。構造は分かっているし、それをマントに組み込むのに必要な物もあった。」

エックス「流石、完全無欠だね。」

ネス「当然だ。死に戻り程度の力では完全無欠の悪を越せないという事だ。」

 

エックス「ところで、どこまで過去に戻るの?」

ネス「さあな。4次元方向の情報を魔力に変換はできたが、それがどのくらいの単位になるのかは分からない。」

・・・「4次元方向のデータを何時何分何秒という単位に変換するには実際に記憶を継承するまでは分からない。だが、少なくともここに逆戻りしてくることなら可能だ。検証におけるリスクは少ない。それに、1人よりも2人の方が可能性が高い。」

エックス「なるほどね。」

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