散りゆく陰と闇と天才への鎮魂歌(アーリーアクセス)   作:ただの厨二病A

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第3話分岐3

ベータ、イータ、エックス、ネス、意識を失っているアレクシア、その他現地人のグループの移動中にて、

ベータ「ところで、、、なぜあなたが平然とついて来ているのでしょうか。」

ネス「答えは単純明快。ここが1000年前という特殊環境だからだ。お前達だって、このまま1000年前に居座るつもりはないだろう?最終的には現代へ帰るという点では、目的は共通しているはずだ。」

ベータ「確かに最終的にはそうですが、、、なぜそれがあなたと協力する理由になるのでしょうか。」

ネス「どうした?七陰5人を殺られた恨みに囚われでもしたか?合理的に考えてみろ。この状況下において、お前らには量があり、俺には質がある。協力した方が効率的だとは思わないのか?」

ベータ「だからと言って、ラウンズであるあなたを信用できると思いますか?とても信用できません。」

ネス「『信用する』?ハッ、俺が他人を信用したことがあると思うか?『信用』とは、『道具』の正しい使い方を知らない奴が使う物だ。協力関係に信用は必要ない。必要なのは、利害関係だ。互いに自分の利益の為に合理的に協力する。実に分かりやすい。」

ベータ「っ、、、!」

ネス(シャドウガーデンのアルファを中心に懐中時計が動いている以上、シャドウガーデンの奴らとは協力関係を築いておいた方が良いだろう。ここはそうだな。発火とサードに頑張ってもらうとしよう。ちょうど、相手の脳に直接情報を書き込むという機密性の高い情報伝達方法も発火のを真似られそうだからな。)

ネス→エックス[エックス。俺の方から説得するだけでは時間をかなり消費することになる。さらにタイムリープで記憶がリセットされたらやり直しというのも面倒この上ない。ゆえに、そちら側からも説得した方が良さそうだ。]

エックス(そうやな。タイムリープするごとに、いちいちやっていたら大事な本題になかなか入れない。ここの亀裂は早めに無くしておいた方が良い。)

ネス→イータ[サード。分かっているな?そちら側からも協力するように働きかけろ。]

歩き疲れていたイータだが、その疲れが一気に吹き飛び、冷や汗が止まらなかった。

ネス(伊達眼鏡によって裏切っていない世界線のイータと混ざったとはいえ、心臓に仕掛けた監視機能つき制御装置は有効だ。イータがサードであるとの情報を漏らそうものなら、それより早く息の根を止める事だってできる。)

 

エックス「ベータ。状況が特殊すぎる。協力関係とまではいかなくても、敵対関係であるべきではない。」

イータ「そそそ、そう。ここ、この状況で、あ、争うのは、危険。」

ベータ「エックス様、、、!ですが、、、っ」

ネス「感情に囚われるから合理性を失う。目的を見失う。だから失敗するんだ。目的には合理的に動かなければならない。目的に対して合理的に動いてこそ、目的の達成を確実なものとできる。」

エックス「そう。僕達の一番の目的は、現代の悪魔憑き達を治療して、その元凶の『現代の』ディアボロス教団を倒すこと。」

イータ「その為には、現代へ、戻る必要が、ある。」

ベータ「ですがっ!、、、もし、、、このまま元の世界に戻ったら、、、アルファ様と私だけでは、、、」

ネス「ふっ、逆に戦力の揃っている今の状況であれば、俺に勝てるとでも思っているのか?ならばそれは、大きな間違いだ。」

ベータ「言っている意味を分かりかねます。事実、王都であなたは私たち4人に対して逃げていたでしょう。」

ネス「それは一対多を極力避けようとしていた過去の話だ。そんな懸念を放置したままにするはずがないだろう?」

・・・「それに、お前らは現状シャドウという戦力を失っている。その中で戦うと?」

エックス「今は何よりも、シャドウと現代へ戻る事が大事。」

イータ「マスターを、復活させて、陰の叡智を、得た方が、勝率、高い。」

ネス(陰の叡智を裏切った奴がよく言うもんだな。)

ベータ「、、、そうですね。ひとまずは協力しましょう。ただし、裏切るような行為があればその限りではありません。」

ネス「それはお互い様だろう?」

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