緒方をボコして3日後になった。今日は月曜日である。
皆勤賞を目指しているので、学校を休めないのだ・・・体中痛いけど。
俺は、あれから秋雨の寂れた病室で休日を過ごしてた。
かめはめ波の練習も出来なかった・・・。
ようやく秋雨と剣星が病室に来た・・・あの今8時なんですが。
秋雨が身体のチェックをするために、俺の身体を触りながら診察する。
少し驚いた顔をしながら・・・
(傷口が塞ぎかけている、もう・・・)
10時間くらい寝てたら塞ぎかけてた・・・あの雑草凄かったんだな。
(いやぁー、重症だと思ったけど意外と早く治ったな)
俺はストレッチしながら言う。
「ん・・、問題ねぇ」
「身体は概ね問題ないようだ、今日で退院だよ」
「今日から問題なく修行を行えるね。でも、緒方と戦った罰として以前の修行の5割増しね」
剣星が恐ろしいことを言う。
「分かりました。いってきます!」
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悟が学校に行ってる間に梁山泊で会議が行われる。
「悟ちゃんの身体は、問題なさそうじゃな。全治一カ月程の怪我を
3日程でほぼ完治させるとは、あれも気の運用の一つなのじゃろう」
「緒方との戦いで妙手が特A級の達人に勝利した話は既に闇に広まっているでしょう」
逆鬼は深刻な顔をして話す。
「あいつは逃げるのは上手いが実践経験が全くねぇぞ。実際この戦闘が初めて
だろうしよ」
「ほんとね。回避能力は本当に高いんだけどね。如何せん攻撃がワンパターンすぎるね」
剣星の意見も逆鬼と同様のようだ。
「アパ、アパチャイならかめはめ波を躱せるよー」
「ぼく・・・も」
「そうじゃの。あの技は特A級の達人は回避出来るものじゃからのう・・・。悟ちゃんの身のためにも後二・三種類攻撃の技を身に着けさせるべきじゃろうな」
「悟君が武術に対してやる気がないのは知っての通りですが、彼のためにも教えるべきでしょう」
梁山泊は全会一致で技の伝授をすると決めたようだ。
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長老にビンタされた時にも薄々感じてはいたが、体内の気が無意識にでも
様々な部位に動かすことが出来ている・・・。
やはり、気は実戦の極限状態にこそさらに開花するってのは本当みたいだな。
まー、気で遊ぶのは趣味だから態々危険に飛び込む気ないけどね。
今日も梁山泊でジムトレーナーに鍛えて貰うために向かったのだが・・・。
なんか珍しく道場内に全員いるんだけど・・・怖。
長老が深刻そうな顔で話す。
「先日、悟ちゃんが緒方に勝利したじゃろ?あれのせいで闇の武術家が
悟ちゃんに目をつけたみたいでのぉ」
「悟君、君の気の運用の才は誰もが認める物。しかし、身の安全を守るための武術がまるでない」
「回避能力は、その辺の達人にも引けを取らないね」
「つまり、攻撃の技を増やせってことだ・・・誰の技を学びたい?」
先生達の性格上一度教えると、しつこく他も教えてきそうだからね。
そうなると、俺のかめはめ波の練習の時間がなくなる。
この極限状態の中俺は閃く、緒方の抜き手を・・・あれはフォーク。
初めてだがいけるか・・・俺に。
否!見せるしかない今・・・ここで!
俺は庭にある秋雨作成のクソデカ地蔵に向かう。
思い出せ聖書の力を・・・
「フォーク!!」
「ナイフ!!」
地蔵等は貫通・両断され後ろの木々にも届いてた。
かめはめ波と同様に気を放出するように出したが、上手くいった。
「俺には武術の才能がない。一つできれば万々歳で、一つのことしかできないなら、それを極め抜く。俺は今後も気を極めますよ」
長老達が驚愕している・・・。
まさか、俺がかめはめ波の練習時間を削りたくないのがバレたか。
「悟ちゃんの覚悟は、よう分かった。なら、ワシらから話すことはもうない。但し、お主にはワシらの攻撃を回避し続ける修行をしてもらう」
「なるほど、回避する事だけには才能がある悟君の能力を底上げするわけですな」
「回避特化なら特A級達人の攻撃も回避できるように仕上げないとね」
「アパ、アパチャイ沢山殴るよ!」
「ぼくも、切・・・る」
俺の筋トレ時間が減って組手の時間増えちゃった・・・。
皆さんの感想楽しく読ませて貰ってます!
なんか、お気に入り数増えてて少し怖いですw
あと日間ランキング1位嬉しいです。
ケンイチの漫画は実家にあるから少し違ったりするかもですが
ご了承ください。
この先の展開ですが、無理やり捻り出してみました。
もしよければ読んでいただけると幸いです。
ご都合主義満載ですが、よろしくお願いします。
以上