秋雨達の指導を受けなんとか合格を果たした!
これで暫く勉強しなくて済む・・・やったぜ。
高校生になって、やりたかったことの一つ、バイトだ!
5000円のお小遣いじゃ足りないのだ。
少し前なら偶に襲ってきた野生の武術家の財布を抜き取っていたのだが、
最近は凶暴性が増してて隙が無いのだ・・・。
真面目にバイトしようかと考えてたこともあったが、かめはめ波の修行と
筋トレと遊ぶ時間を確保したい・・・。
頭の中を整理しよう。聖書の教えにこう書いてある。
「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休む」
真面目に働けとは書いてないのだ。
月に1・2回だけで済み高時給なアルバイトがやりたい。
だが先生達に相談しても常に金欠なので参考にならない。
ここはブルジョワな緒方に聞くしかない。
思い立ったが吉日、俺は緒方に電話した。
「緒方、月1・2の高時給バイト知らない?」
「いきなりなんだい、悟君。あることにはあるが、殺しはしないだろう?
そうだね、闇の弟子級がしている建設現場の作業員とかはどうだい?」
詳しく話を聞くと、昨今の日本は人手不足らしく建設現場も同様らしい。
深夜作業等は騒音のため重機を使用することが出来ないため、マッチョメン
な武術家に依頼しているらしい。
これが・・・日本の闇・・・。
「そこそこ筋肉付いてきたし楽そうだな、やるよ!」
「それじゃ、手配しておくよ」
流石緒方だぜ、俺は上機嫌になってしまった。
その日に撃った俺のかめはめ波は過去一だった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
高校に入学して暫く経ったある日。
梁山泊の皆から代わる代わる組手させられている。
翌日に治るからと梁山泊の皆は加減を知らないのだ。
俺は我慢が出来るとはいえ、痛いことに代わりないのだ。
だから、ちょっと頭きた・・・見せてやるよ俺の秘儀。
今、組手している相手は強面ツンデレな逆鬼だ。
ずっと回避してると見えてくるのだ・・・隙の糸。
隠し玉使って反撃してやるか。
逆鬼の技を回避した俺は反撃のため、逆鬼に攻撃を仕掛ける・・・
大当たりだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
逆鬼は油断せずに攻撃をしていた。
悟がニヤニヤしてるから何かする気だと気づいてたのだ。
悟が突如反撃してきた、これは同レベルの達人同士なら当たるが
悟の攻撃速度なら回避可能だったはずなのに・・・。
見えない拳が逆鬼に当たる。
「おめぇ拳の周りに気を纏いやがったな、しかも見えないように細工までしやがって」
梁山泊の皆に衝撃が走る、隙を見せた瞬間不可視の攻撃が来るのだ。
防ぐには相手より速く動くか隙を見せないくらいしかないのだ。
悟は逆鬼に煽るように話す。
「散々痛めつけられたので、少し反撃してみました。先生達も攻撃ばかりだと鈍るでしょう?
これからは俺も時々反撃しますね」
その日から梁山泊の組手の激しさがより一層増したのだった。