奥義かめはめ波   作:茂三

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数えれない抜き手

本日も先生達と殴り合いの修行をしている。

 

休憩中に突如緒方から電話来たので出た。

 

「やぁ悟君、今大丈夫かい?」

 

やや疲れた様子の緒方が話す。

 

「おう、休憩中だから手短に」

 

どうやら2週間前に界王拳を使って感謝の正拳突きをしようとしたら楽しくて制限時間を超えてやってしまったらしい。

 

その結果が半身不随になってしまったと・・・アホだなぁ。

 

色んな闇の医者達に診察してもらったが、完治させることが

出来ないみたいだ。

 

「多分、気の巡りが悪くなってるだけだから外部から

 制御すれば自己治癒するはず、俺も何回かミスって筋肉痛になったし」

 

治せるかもと伝えると翌日ブラックジャックと謎の女の人と共に梁山泊に来た。

 

気の巡りを調べたが、簡単に治せそうだ。

 

「気の巡り整えたから多分明日くらいには動けるようになるよ」

 

車椅子の武術家になる覚悟をしてたみたいだ・・・。

 

緒方達は長老が帰ってくる前に、即帰宅していった。

 

ところで、報酬は?

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

それから数カ月経ち都内も寒くなってきた。

 

最近になって、パンチの達人アパチャイと逆鬼が

組手中に時々不満の声をあげる。

 

どうやら俺のパンチが身体能力が達人級であるのに

威力が一段低いというのだ。

 

パンチの基本をもっと学べば今の二段階上の威力が出せる

だとか・・・。

 

そこは、界王拳で火力上げるから・・・だが、この技は梁山泊内では

禁止なのだ。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

高1の冬のある日・・・御堂戒さんのお葬式に梁山泊の皆で向かった。

 

そういえば大病を患ってたとか言ってたな・・・。

 

久々に会った田中君は、前よりムキムキだった。

 

二度と大切な者を失わないため、以前より厳しい修行をしたのだとか・・・。

 

善逸君の髪の色は黒だった・・・金髪にならないことを祈るよ。

 

善逸君を抱いてる奥さんが俺を常に睨んでいる・・・何かしたっけ?

 

恙なく葬式は終わった。

 

流石に葬式に野生の武術家は来ないようだ・・・良識があるな。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

何やら緒方の様子が変なのだ・・・ソワソワしているのだ。

 

俺は緒方に問う。

 

「おい、さっきから様子が変だぞ?発情期ですかコノヤロー!」

 

「いや、違うとも言えないかな」

 

こ、こいつゲイだったのか・・・。

 

尻を守るようにして達人級の走力で壁際まで引く。

 

「あぁ・・・そういう意味じゃないんだ。どうやらね、私の子供が

 生まれるらしいんだ」

 

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・何・・・だと・・・・

 

「以前悟君、私が界王拳をミスって重症になり君に治療して貰っただろ?

 その時一緒にいたのが妻だ・・・」

 

その人は、日本有数の会社のご令嬢さんのようだ。

 

時期的には界王拳で動けない時期らしい。

 

流石は数え抜き手の緒方である。

 

これは梁山泊の皆に報告だ!

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

あと少しで春になる季節になったころ俺に私闘禁止と言い渡され組手が禁止となった・・・やったぜ。

 

これでジムトレーナー秋雨が本業に戻ってくれる。

 

秋雨は天才なのだ、様々な重りを開発してくるジム界の界王様だ。

 

私闘禁止になったので長老と秋雨の囲碁に混ぜて貰ったのだが

ルールが全く分からなくて初手天元しか打つことしか出来なかった。

 

4月で高校生になる美羽と料理バトルを月1でしているが、師匠として

まだまだ俺は負けない・・・。

 

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