奥義かめはめ波   作:茂三

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ギャラクシーインパクト

昨日の戦いが終わった頃・・・緒方が家にやってきた。

 

日曜日の朝4時にである・・・全く非常識な武術家だぜ。

 

なんと、美羽の居場所が分かっただとか・・・

 

「緒方、どうやって美羽の居場所を見つけたんだ?」

 

緒方は困り顔で答える。

 

「いや、それがね・・・悟君、君が昨日倒した美雲から電話があったんだよ」

 

緒方は、昨日の深夜のことを回想する。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

美雲に勝利したと闇に広まる話を聞いてから身体の疼きが止まらず、緒方は育児の合間に修行をしていると、スマホが突然鳴り出した。

 

スマホの表示には、櫛灘美雲とあった・・・緒方は訝しげに電話を取る。

 

「これは、これは・・・美雲殿。私に何か用ですかな?」

 

「お主、無敵超人風鈴寺の孫娘の居場所を探して居ったな?」

 

美雲の声の調子が悪いのか、別人と話してるような気分に陥った。まるで、高齢な女性と話してるようだ。

 

「はい、私の友人からの依頼でしてね・・・私に居場所を教えて下さるので?」

 

「あぁ、拳魔邪神は現在ティダード王国の砦にいる。座標は後ほどメールで送る」

 

 

「そうですか、ところで話は変わりますが、悟君との戦いはどうでした?」

 

「その話はするでない。わしは今腹の虫が治まらぬのじゃ・・・。情報は伝えたのでな、後は主らの好きにしろ」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

悟との戦い後、美雲は身体に異変を感じていた・・・老化しているのだ。

 

だが、美雲の肌に皺が出来始めるのと同時に身体能力が向上しているのだ。

 

(恐らく、あのクソガキが最後に、わしの体内の気を無理やり弄ったのじゃろう)

 

美雲は自身の容姿に絶対の自信があり、自身が老化することに耐えられないのだ。

 

そして忌々しい悟を殺す方法を思いつく。

 

(確か・・・緒方が無敵超人の孫娘の居場所を探してたな。ならば・・・あの拳魔邪神にあのクソガキを始末して貰うとするかのぉ)

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

俺は急いで初めての海外に行く準備をしている。

 

パスポート?闇の武術の世界だと不要だよ・・・。

 

流石は緒方である、プライベート飛行機も手配してくれている。

 

「ところで、ティダード王国まで何時間くらい?」

 

「今から飛行機で行き、12時頃には着くだろうね」

 

「意外と時間かかるんだなぁ。某武道漫画の単行本と軽い食料持っていくか・・・」

 

お菓子はアパチャイに食べられて無かった・・・許さん。

 

仕方ないので冷蔵庫にあった柿を幾つか持っていく。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

本日は日曜日であるため、俺と緒方は明日の聖書の展開について話していると、若いパイロット君も話に入ってきた。

 

数時間、緒方とパイロットと三人でアニメや漫画の話で盛り上がっていると・・・。

パイロットが俺たちに話す。

 

「いやぁ、この展開で二人が飛行機から飛び立ったら、あのシーンじゃないですか?」

 

パイロット君は興奮を抑えきれずに言う。

 

俺と緒方に衝撃が走る・・・。

 

「緒方・・・俺飛ぶよ」

 

「申し訳ない悟君・・・私は月歩が出来ないんだ」

 

話し合った結果俺が緒方を背負うことになった・・・今度から月歩マスターしてくれよ?

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

パイロット君が言う。

 

「ティダード王国の砦まで後2分です。本日の天候は一日中曇り・・・ご武運を」

 

パイロットがカウントダウンをする。

 

カウントダウンの度に、3人の目は明るくなり、喜びを抑えきれないようであった。

 

パイロット君が叫ぶ!

 

「GO!!」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

ティダード王国はるか上空を飛行機から、二人の信者が飛び降りた。

 

月歩しながら砦へと向かう。

 

そして悟の気の捕捉範囲に砦が入る。

 

(美羽とケンイチが戦っている?拳魔邪神は、二人を見ているようだ)

 

「界王拳3倍!」

 

(以前、私に発動した気とは比べ物にならない量)

 

「行くぜ!王子戦法」

 

月歩で降りながら、悟が気弾を撃つ。

 

ズドドドドドドドドっと激しい音がティダード王国に響く。

 

(どうせ闇の武術家の砦である・・・破壊しても緒方がなんとかしてくれる)

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

ケンイチと美羽の戦いを苛つきながら見ていると・・・

 

突然ジュナザードは天井を見つめる。 

天井を見上げた理由は、特にない。

 

超人であり、長年の戦闘勘により、何か来ると予感があった。

 

悟が気を練り始めた段階で確信に変わる。

 

気弾が砦に降り注ぎ、ジュナザードは即座に美羽を守るため動く。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

気弾を砦の至る所に撃ち終えたが・・・全壊にはならなかった。

 

悟は背負ってた緒方をジュナザードのいる場所に投げる。

 

砦に向けて緒方は奥義を出す。

 

「界王拳2倍!数え抜き手!四、三、二、一ィィィィ!」

 

砦の中央を破壊しながら緒方は頭から落ちていく。

 

その空いた大穴に向かって悟は月歩でゆっくり降りていく。

 

悟は砦全体に気の炸裂を行い、妙手以下全てを気絶させる。

 

ジュナザードは怒りのあまりに気が昂っている。

 

そんな中悟は言い放つ。

 

「お前誰を攫ってるんだ?美羽は俺の愛弟子(料理)だ!返してもらおう」




やってここまで来た。。。

最終話まで2話です。

スマホで読んだり文書作るの難しいですね。

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