奥義かめはめ波   作:茂三

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SUNDAYじゃねーの

んー、流石に体外で気を練りながら界王拳は無茶だったな。

 

もう気の残量が全然ないや。

 

いやぁ、先ほどの技の衝突でこの大きな砦どころか周辺の森の木も倒れてるな・・・請求は緒方で!

 

緒方から俺のカバンを受け取り、ジュナザードの気の元へ向かう。

 

少し歩くと地面に背を向けたまま倒れていた。

 

「お、いたいた。大分気が弱ってるけど・・・まだ戦う?」

 

「カッカッカッ、我の負けだわいのぉ・・・。かつて、師匠に我を倒す者がいるとしたら、その者は武への執念で勝ると言われたが、気の才の小僧に負けるとはのぉ」

 

負けたくせに清々しい顔をしている・・・長年の鬱憤が晴れたようだ。

 

「そうだな、俺は武術は一切修めていないからな。気だって、梁山泊で見かけたのと漫画の影響だからな」

 

腹減ったなぁ・・・柿入ってたはず。

 

「これいる?」

 

「・・・貰うわいのぉ」

 

「柔らかいのと硬いのどっちがいい?」

 

「柔らかい方・・・」

 

俺たちは一緒に飯を食いながら話す。

 

「なんで、美羽攫ったの?」

 

「・・・我を超える者を作るためじゃ。まぁ小僧に負けたので無駄骨じゃわいのぉ」

 

「ふーん、ところで武術楽しんでる?」

 

伝説の王子様のセリフを言ってみる。

 

ジュナザードは驚いた顔で何も言わない。

 

「俺は気で遊ぶの好きだから修行してるだけ。お前って殺し合いじゃなくて戦いが大好きなんだろ?お前が人を殺さないなら、きっと長老はいつでも相手してくれるさ」

 

長老・・・後は任せたぜ!

 

(殺人拳を極めたが負けた・・・この若い小僧にリベンジするために今までと違うことをするしかないわいのぉ)

 

重症中のジュナザードを担ぎ、急いで人の気が多いところへ運ぶ。

 

有名人なのか直ぐに病室へ通してくれた。

 

ベッドに横たわっているジュナザードに置き土産を送る。

 

(ずっと無言なのが気になるのだが・・・)

 

「どうせお前重症なんだから、暫く寝たきりだろ?この漫画やるよ!俺が気で遊ぶようになったきっかけだから」

 

「・・・おい、悟よ・・・また戦ってくれるかのぉ?」

正直俺は戦いには興味がないが・・・

 

「いいよ!それより面白い漫画見せてくれたらな!」

 

聖書(ジャンプ)にある伝説の決め台詞のオマージュだ。

 

皆勤賞な俺は明日から学校だ。

 

「さて、日曜日だから俺は日本に帰るよ・・・。そういえば、今日の戦いは楽しかったか?」

 

「そうじゃのぉ・・・最高に楽しかったわいのぉ」

 

ジュナザードは純粋な笑顔で笑った。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

緒方達がいる方へ向かう。

 

「美羽も取り返したし、さっさと日本へ帰るぞ」

 

ケンイチが深刻そうな声で叫ぶ。

 

「悟さん、美羽さんがジュナザードに記憶操作されてるんです!」

 

床で寝ている愛弟子美羽の頭に手を置き気を整える。

 

「うん、気の巡りが悪いだけだなぁ――完治」

 

ケンイチは砦に入る時にした気の攻撃のこと等しつこく聞いてくるので・・・眠らせた(怪我も酷いしね)。

 

多分一週間くらいは起きないと思うけど、言わないでおく。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

逆鬼達は、帰らず残るらしい。

 

途中会った長老にも凄い感謝されたけど、これから大変なのお前だから・・・・。

 

やや筋肉痛の俺と緒方は空港に向かいパイロット君と共に日本へ帰るのだった。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

あの決戦から少し経ったころ・・・

 

ティダード王国が出版したとある雑誌が日本で人気になり始める。

 

その名も「サンデー」!

 

日本が誇る聖書(ジャンプ)に匹敵する人気となり、ティダード王国は漫画大国と言われるようになった。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

――後にティダード王国の歴史に刻まれる戦いと

 

――神と神の戦いが

 

――終結した

 

――その後「ティダード王国」は…

 

諸国も目を見張るばかりの速度で

 

実に見事な復興を遂げる

 

 




かなり雑に纏めたけど一応最終話です。

後日修正するかも?


設定集(ジュナザード戦後)

(主人公から見た)

長老:最近ではジュナザードの方が活人拳してる気がしてる?負けてない?と思っている。

緒方:困ったら闇の力で解決してくれるドラゴンボール
   
   年の離れた友人

ジュナザード:面白い漫画を提供してくれる良いやつ。

       面倒な戦いさせられるが、勝ち越している。

櫛灘美雲:この人誰?
 
ケンイチ:あんま話したことないや。

(周囲から見た主人公)

長老:ジュナザードと仲直りできて感謝している。結構な頻度で戦わされているこになったのは許さぬ。

緒方:失われた青い春を取り戻している。

   友人なのと同時にライバル。
   
   主人公と戦うために新たな聖書を作成中(後のマガジン)

櫛灘美雲:完全に歳相応になってしまった。
     
     手を組んでいた伝説の男に抹殺依頼を出す。     

ジュナザード:殺しをしなくなり、旧友との仲が戻り感謝している。

       聖書(サンデー)が広まり、子供が楽しく武術をするようになった。

       亀仙人の教えに強い影響を受けた模様。

       少し遠い未来に天衣無縫ジュナザードと呼ばれる。
       
       絶対超えるべき存在(ライバル)。

ケンイチ:気の扱いが凄い人
   
     あまり話したことないが、美羽が悟の事をよく話すので嫉妬している       
  
主人公:片桐悟

ジュナザードを倒した次の月に、伝説の野生の武術家(二刀流使い)が出現した。

海辺の戦いは10分間の神と神の戦いが繰り広げられた・・・

武術界では、超人を超えた存在となっている。
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