奥義かめはめ波   作:茂三

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特急梁山泊号

 気絶から起きたら、知らないベッドで・・・という展開はなかった。

 

先程と状況が変わってないから、数分寝てたのかな。

 

 

御堂さんが苦しそうにしてる。瀕死な御堂さんを若奥様が手当している。

 

これが、歳の差カップルという奴か・・・お幸せに。

 

緒方が俺の体中に開けた穴に、変な草入れられてるんだけど

 

マジ草生えてる。

 

 なんとなく周りを見渡す。この家の道場でかいよなー。

 道場の隣にもかめはめ波の被害受けてない建物

 あるし。まぁ殺人未遂した緒方に請求されるだろ、俺は正当防衛なのだ。

 

 御堂さんが瀕死な身体を俺に向ける。

 

「武人同士の戦いとは言え助けてくれてありがとう。長老から話は聞いているよ。

 

 君は、悟君だね。流石長老の教え子だ、緒方との戦いで見せた気の技はどれも常人では辿り着けない物

 

 ばかりだったよ。 ケホッ・・・」

 

御堂さんが血の咳をする。瀕死なのに動けるのは、やはり達人や・・・。

 

この雰囲気は、俺が壊した道場について聞ける雰囲気ではない。俺は空気が読める男なのだ。

 

「御堂さんが無事で良かったですよ。それと重症の俺に手当してくれて、ありがとうございます。

 

 俺は緒方のところに行きますよ」

 

奥さんが俺の道を遮る。

この人速い・・・正にしぐれさん位かも。

そして怖い顔で、奥さんが俺に話す。

 

「緒方を殺す気ですか?恩人を殺人道に行かせる訳には行かない。

 もし、その気なら全力で止めます」

 

 え、気まずいから離れる口実なんだけど。

 

「殺しませんよ。あの人には、伝えないといけないことがあるんです。

 すみませんが、梁山泊の皆さんに連絡お願いします」

 

それっぽい事を言ったら、動の気が納まった。

奥さんは何も言わず緒方の所へ行くのを見ている・・・勝った。

 

俺の身体は、気の技術の一つで止血しているので血が出ることはない。

俺には必要ない技だったんだけど、家庭科の授業で、指を包丁により

切ってしまったのが恥ずかしくて、身に着けたんだよね。

気は実戦の極限状態にこそ更に開花するのだ。

 

時間かけながら歩いてると、緒方がいた。

全身血だらけで、体内の気を練れる状態では無さそうだな。

 

「やぁ悟君、私の完敗だ。私は間もなく死ぬだろうが、そんな些細な事は

 どうでもいい事だ。私の死が君に刻み込まれ更に武は発展する。私が武の礎と

 なれるのだ、悔いのない人生だった」

 

瀕死なのによく話せるな。確かに、止血出来てないから死ぬかも・・・。

 

 

「助けろと言わないんだな。誇りで死ぬのは勝手だが、今日生き延びて

 見える明日もあるんじゃない?」

 

俺は緒方の肩に手を置き、体内の気を支配し止血する。

 

「な、なぜ・・・」

緒方が驚愕する。

 

どうやら、何故生かすのか理解出来ない様だ。

 

「食事は一人よりみんなで食べたほうが、ずっと美味しいんだよ」

 

俺は緒方を背負い全壊した道場の元へ戻るのだ。

緒方は、血を失いすぎたのか眠ってしまった。




お疲れ様です。

今日バイトから帰ってきたら凄い評価増えてて驚きでした。
まさか、ここまで見て貰えるとは・・・。
感想の方も楽しく読ませてもらっています(返信中々出来ていない)。

この小説が僕の処女作になりまして、緊張しながらUPしたりしてました笑
誤字脱字等多いけど、許してね( ´艸`)

正直、緒方倒した後は全く考えていなかったですが、いいアイデア思いつけば
少し書いてみたいと思います。

以上
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