夏合宿がいよいよ開始した。本当にトレーナー親子は合宿に参加せず、担当ウマ娘たちも残った。
それ以外の生徒たちはバスに乗り込んだ。アルダンは一人、自分はこれからどうするべきか考えていた。
メジロアルダン(チームに入れるのであれば…入ります)
メジロパーマー「おーい。アルダンさーん」
メジロブライト「私たちを見捨てないでくださ~い」
メジロドーベル「ていうか、そこは辞退するべきでしょう!」
メジロアルダン「嫌です!!」
とまあ、メジロ同士でしょうもない争いをしていて、マックイーンとライアンは困惑していた。
メジロライアン「まあ…それはそうとマックイーン。あたし達も秋の天皇賞に向けて頑張らないとね…」
メジロマックイーン「ええ…。私はまだ出走資格はございませんが、目指す道は同じです」
メジロライアン「……!」
凪「そう。目的を見誤らないようにな!」
メジロマックイーン「なんであなたが普通にいますの!!」
凪「え? こっちに乗れって言われたんだよ」
メジロライアン「あ、よく見たら男子何人かいる…」
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そしてウマ娘たちが出発した後、トレーナー達はトレセン学園のレース場にいた。
トレーナー父「よし、それじゃ今日は合同練習だ」
トレーナー父のもとで、練習をすることになった。
トレーナー父「今回は1対1での練習試合をしてもらう」
ナイスネイチャ「練習試合…」
格上との試合をすることになり、ネイチャがビビっていると、ラモーヌが横で見ていた。
ハルウララ「よーし! がんばるぞー!!」
自分と同じく実力もなければ戦力に差があるウララであったが、前向きだった。
ライスシャワー「ウ、ウララちゃんが頑張るならライスも…」
トレーナー父「それじゃオーダーを発表する」
第1試合:ハルウララ VS ビワハヤヒデ(ダート・マイル)
第2試合:ライスシャワー VS ウイニングチケット(芝・中距離)
第3試合:メジロラモーヌ VS ナリタタイシン(芝・中距離)
第4試合:ナイスネイチャ VS ナリタブライアン(芝・中距離)
ナイスネイチャ「……!!」
よりにもよって、昨年の『クラシック三冠ウマ娘』であるナリタブライアンとあたることになってしまい、ネイチャは目玉が飛び出していた。
まあ、ネイチャに対してはトレーナー父も思う所があったようだ…。
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トレーナー父「…まあ、こんなもんか」
ナイスネイチャ「ハァ…ハァ…」
勝負としては2対2の引き分けだった。第1試合はハヤヒデが勝利し、第2試合はライス、第3試合はラモーヌ、第4試合はブライアンが勝利した。
メジロラモーヌ「ウララとライスはともかく、やはりネイチャね」
ラモーヌがネイチャを見つめる。
メジロラモーヌ「この夏の間、徹底的に根性も叩き直してあげるから覚悟なさい」
ナイスネイチャ「え、ええええ…」
メジロラモーヌ「返事は」
ナイスネイチャ「は、はい…」
ウイニングチケット(こわい)
ラモーヌの圧を見てタイシンは困惑し、チケットは涙目になった。
トレーナー父「まあ、今回の練習試合でそれぞれの課題点は見つかったと思う。8月末にまた同じ組み合わせで練習試合を行うから、それまでしっかり鍛えておけ」
「はいっ!!」
こうして合同練習は終わり、それぞれ親組と子組で別れた。
トレーナー「…まあ、そんな訳でまずネイチャは経験を積むことだな。こればっかりは実践を積み重ねないと自信も生まれない」
ナイスネイチャ「わ、わかりました…」
トレーナー「ライスは…まあ、とにかく長距離頑張ろうか」
ライスシャワー「は、はいっ!」
トレーナー「で、ウララは…」
ハルウララ「わたしも頑張るよ!」
ウララが意気込んでいたが、トレーナーはある事を懸念した。
トレーナー「先に言っておく。夏休みの宿題が終わるまで、遊びに行くのはなしだ」
ハルウララ「え…えーっ!!?」
トレーナーの言葉にウララが絶叫した。
メジロラモーヌ「そうね。宿題をやってない悪い子に、夏休みを楽しむ資格なんてないわ」
ハルウララ「う、うぅぅぅぅ…」
ウララがうなだれると、ライスが苦笑いした。
ライスシャワー「ウ、ウララちゃん…。ライスも宿題見てあげるから一緒にがんば…」
ハルウララ「トレーナー」
トレーナー「なんだ?」
ハルウララ「ウララが夏休みの宿題してる間に、トレーナーだけ行くって事はないよね?」
トレーナー「あまりにもやってなかったらあるかもな。まあ、りんご飴の棒くらいはやるよ」
ナイスネイチャ「いらねえ!!!」
トレーナーの言葉にネイチャが突っ込むと、
ハルウララ「宿題やるもん! 今日から!」
トレーナー「それがいつまで続くことやら…」
ハルウララ「トレーナーも一緒に宿題してね!」
トレーナー「まあ、そりゃあ構わないけど…」
トレーナーとしてもどっちみち宿題を終わらせないといけないので、それに関しては賛成だった。
メジロラモーヌ「トレーナーの家でやりましょうか」
トレーナー「親父がなんて言うかな…」
するとトレーナー父がやってきたが、ちょっと嫌そうにしていた。
トレーナー(やっぱり…)
メジロラモーヌ「交換条件を出しますわ」
トレーナー父「門限を守れ。それが絶対条件だ」
トレーナー「親父。それフラグなんだよ…」
とまあ、そんなこんなで夏休みが本格的に始まるわけだが…。
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夕方。トレーナー家で合同の食事会が行われていた。
ハルウララ「バーベキュー!!」
トレーナー「明日からは本格的に宿題だからな」
ハルウララ「うん。分かった」
トレーナーが自分だけ夏祭りなどを楽しもうとするのがそれほど嫌なのか、ウララも真面目にやる事にした。
ビワハヤヒデ「そういえばトレーナーくん」
トレーナー「なんです?」
ビワハヤヒデ「もうそろそろあの時期だが、4人目はどうするんだ?」
ハヤヒデの言葉にトレーナーははっと気づいた。
トレーナー「そうですね…。もう皆合宿に行ってるんで、加入だけしてって感じですかね」
ウイニングチケット「誰がなるんだろう…」
メジロラモーヌ「できれば中等部がいいわね。若手も育てないといけないから…」
ビワハヤヒデ「まあ、それもそうだ…って、ブライアン! 肉ばかり食べるんじゃない!!」
さて、次のアンケートで1番票が多かったウマ娘が4人目です。
つづく