私は聖女じゃねえんですよ   作:苦闘点

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 設定厨の独り言です。
 各キャラとの関係についてはごめんなさい。語り過ぎちゃうので今回はオリジナルキャラのみです。
 いつか必ず勇者パーティのもやります。


聖典史料 ─第一章─

 

 

 ステータス

 

 名前:カレン

 

 同じ名前だし、聖女とか毒舌とか色々連想されるかもしれないが、某スカートを履いてない修道女とは全く関係ない。流石にカレンもあそこまではしない。

 

 

 

 種族:人間 ─ 聖人

 

 一般的に聖人になるには、

 ・長い長い修行の果てに精神と肉体を極限まで鍛え上げることか

 ・絶望に打ちひしがれても不屈の心を保ち、精神的に急成長を果たすか

 が必要なのだが、まさかの名付けによる進化を果たした。

 

 ヴェルダナーヴァはそう結論付けたが、“死”という状況に置かれても魂と心核(ココロ)を保ち転生したと考えるならば、もしかしたら後者には当てはまっていたのかもしれない。

 

 本来経由する半精神生命体である仙人を飛ばして進化した為、まだまだ物質体に依存している。そのうち直ぐに肉体を捨て去り、剥き出しの精神体の躍動を見せるだろう。

 

 

 

 加護:星王の紋章

 

 カレン曰く、「ヴェルダナーヴァ(ノンデリクソドラゴン)専用GPS付き盗聴器」。

 カレンとヴェルダナーヴァとの間の繋がりを補強するものであり、これのおかげでヴェルダナーヴァは“魂の回廊”を通じてカレンのアレコレを弄れる。カレンが聞けばゴミを見るような目を向けるような事も出来る。やってないけど。まだ。

 

 本人は否定するだろうが、カレンがこの世界の魔物にも恐怖心を感じないのは、この加護によるものが大きかったりする。

 

 

 

 称号:“聖女”

 

 「私は聖女じゃ(省略)

 

 言わずと知れたカレンの二つ名。もう本人が何と言おうがただの謙遜と受け取られるレベルになっている。

 第20節の後は、一般人から「聖女様!」と呼ばれても返事をするようになった。呼ばれて振り返ると毎回黄色い悲鳴が起きる。

 

 ルドラやヴェルダナーヴァに呼ばれても無視する。

 ルシアやヴェルグリンドに呼ばれたら嫌そうな顔をしながら振り返る。

 (ノワール)に呼ばれたら無言で殴りながら魔法を撃ちまくる。

 

 

 

 魔法:

 

 ・元素魔法

 元は教会にあった本から独学で学んだもの。最近はルシアというイカれた先生のおかげで、順調にイカれてきている。

 種類も然ることながら、威力も一般的な魔導師(ウィザード)*1と比べて段違いに強力である。

 

 ・神聖魔法

 後述のもう一つの方がバケモノ過ぎて霞んでいるが、カレンはこちらの才能もぶっ飛んでいる。

 これから全魔法の中でも最強格の霊子崩壊(ディスインテグレーション)という伸び代も控えているので、今後の成長が楽しみである。

 

 ・聖化魔法

 ぶっ壊れ。

 ユニークスキル『聖者(キヨキモノ)』による聖霊属性を付与された元素魔法。魔法により変化の仕方が微妙に違うが、基本的には威力が割増になり、魔属性を持つものに対して特効となる。

 中には聖弔炎(イグニス)のように予想できない変な効果に化けるものもある。

 魔法の数だけ可能性がある、カレンをカレンたらしめている重要な要素である。

 

 

 

 能力:

 

 ユニークスキル

 『聖者(キヨキモノ)』……

 ・“思考加速”

 目立たないけど便利な権能その一。近接戦において必要不可欠な能力。

 切羽詰まっても一旦落ち着きたい時に使うことも多い。子どもに答え辛い質問をされた時にはほぼ確実に使う。偶にヴェルグリンドの惚気話を聞いてる時もバレないように使って別の事を考えてる。

 現在の倍率は五千倍。

 

 

 ・“詠唱破棄”

 目立たないけど便利な権能その二。これが無かったらルシアの魔法を迎撃できない。尚、有ってもまともな戦いにはなっていない。

 

 

 ・“聖属性付与”

 クッソ目立ってるヤバい権能その一。その二は無い。

 聖属性と言っているが、実際には霊子を一切媒介としない為、『聖者(キヨキモノ)』に紐づけられた“聖”属性と似た別の属性となる。ルシアにより“聖霊属性”と名付けられた。

 独自性があり過ぎる為、まだ不明瞭な事が多い。ルシアと(ノワール)を中心に興味津々である。

 

 無生物なら基本何でも付与が可能であり、魔法の術式でも闘気でも魔素でも、何なら村を丸ごとでも聖霊属性にすることが可能である。カレンを循環する魔素は勝手に聖霊属性になっており、常時回復状態になっている。

 また重ね掛けも可能であり、カレンがいつも着ている修道服や子どもの時から実験台にしている教会などは、とんでもない聖霊属性漬けになっている。触れれば上位魔将(アークデーモン)でも身体が焦げるレベルである。

 

 

 

 『贖罪者(アガナウモノ)』……

 ・“量刑審判”

 不便だけどヤバい権能その一。

 弱肉強食の社会の魔物だろうが、カレン基準の罪を押し付けられる。使う度少しだけ申し訳なくなっている。

 本来『罪過者(ツミアルモノ)』にあった権能であり、これだけなら特に攻撃性能は無く、個人情報の閲覧にしか使えない。

 

 

 ・“罪業浄滅”

 不便だけどヤバい権能その二。

 これは『赦罪者(ユルスモノ)』にあった権能。対象の罪が分かっていなければ使えないので、裁判の場か懺悔室でしか使う事がなさそうな権能。“量刑審判”と組み合わさることで本来の資質を最大限発揮出来るようになった。

 

 現在、実験以外で“(ユルシ)”を与えたのは村のキリングベア(マスコット)のみ。神父に対しては指定した罪が存在しなかったので不発になっている。

 “(バツ)”は罪の重さに依るが完全ランダムである。今のところこれで即死したことは無い。

 

 

 

 エクストラスキル

 『魔力感知』……

 索敵用能力。対魔物に特化させているので細かな情報はキャッチ出来ないが、人や魔物がいれば直ぐに分かる。

 本気を出せば半径一キロまで効果範囲を広げられる。王都を丸ごと範囲に収められるように修行中。

 

 

 『多重結界』……

 “聖人”になったことでボーナス的に入手したが、そもそもあまり被弾を気にしないし、周りにはバケモノしかいないからほとんど空気。結界も自動展開なのでカレンも八割方忘れている。

 

 

 

 耐性:痛覚無効 物理精神攻撃耐性 状態異常無効 

    自然影響耐性

 

 痛覚無効以外は、前述の『多重結界』と同じくほとんど存在を忘れている。それもこれも、カレンの周りにいるのが悉く耐性を貫通してくる奴だからである。

 

 

 

 備考

 存在値:ギリギリ100万。

 

 “聖人”とはいえ異例の進化の為、最低限の値。恐らくこれから破竹の勢いで値を伸ばしていくだろう。

 

 

 

 

 オリジナルキャラ紹介

 

 神父

 

 カレンの育て親であり、カレンを聖女にした本当の立役者。実力もそれなりに備わっていたので、神から未来の聖女の教育を任された。

 カレンの生き方の根幹にはいつもこの人がいる。年々カレンの中で存在が大きくなっているのを感じている。修行中に見る三途の川に居るので顔を合わせる機会も割と多い。

 

 信仰者としてはシモンレベルの異端であり、あちらとは違い静かに狂っているタイプ。享年89歳というあの世界でも破格の長寿は、カレンへの心配と神への強過ぎる信仰による意地に由来している。

 現在は聖女になって奔走する愛娘を草葉の陰から見守っている。

 

 

 ライラ

 

 自他ともに認めるカレンの親友。村の第二お姉ちゃん。

 物心ついた時から友達。カレンの精神が成長の過程で男と女の割合が6:4くらいになってるのは、この子と一緒にいる時間が長かったせい。

 カレンが聖女になったという話を聞いても、祝福より先に心配が出るくらいには、カレンの理解度が高い。恐らくヴェルダナーヴァに次いで二番。

 

 最近そろそろ結婚を考えているが、カレンの仕事の手伝いをしていたせいで、もう残ってるのが一人しかいない。

 

 

 

 ジェイル

 

 カレンにとっては比較的仲のいい男友達。思春期男子キラーに初恋を奪われたド健全男。村の第一お兄ちゃん。

 他の男と比べカレンと一緒にいることが多かったからか、早めにドギマギを克服できた。けど今でも近くに寄られ過ぎると顔を背ける。

 初恋は憧れへと進化し、カレンが聖女になったことで少しだけ近寄り難く感じていた。話してみれば相変わらずな口の悪さだったので正気を取り戻した。

 

 カレンに代わり元気な子どもたちの相手をしていた為、完全に行き遅れ状態。村で独身が自分と幼馴染しかいないので、近々覚悟を決める時が来る。

 

 

 

 クラリス

 

 委員長タイプの村の第三お姉ちゃん。

 カレンに影響を受けた子どもの中でも、しっかり度と行動力が高い。年下の子とよく遊んであげているので、ライラやジェイルからもよく褒められる。

 カレンが帰ってくる時は魔法を教わったりしている。拳での解決方法もこれから教わる予定。

 

 普段は真面目だがカレンといる時は全力で甘えるので、そのギャップで少しずつ気になり始めている同年代の男の子が多いらしい。保護者たちはその様子を暖かい目で見守っている。

 

 

 

 シモン

 

 ナスカ王国における聖女信仰の第一人者。オーバーリアクションと高い演説力、そしてやり過ぎなレベルの信仰心により、順調に王都での信徒を増やしている。

 元はただの善良な一般建築家。根がクソ真面目で融通が利かない所があるが、その好青年っぷりから近所からの評判も良かった。なので布教もスムーズに進んだ。

 カレンも性格が良いことは重々理解しているので、やってる事にあまり強く言えない。 

 最近は聖書を書き始めた。三日で(ページ)数は千を超えたらしい。

 

 

 

 聖化魔法(第05節以降登場)

 

 ・聖霊拡散光(サンクトゥスショット)

  ……聖霊閃光砲(サンクトゥスレイ)の派生技。十発前後の閃光が対象を蜂の巣にする。一発一発の威力は据え置き。爆発はしないが、見た目はほぼミリムの竜星拡散爆(ドラゴバスター)

 

 ・絶対封魔聖域(プリズン・サンクチュアリ)

  ……万物隔離結界(マテリアルエリア)に聖霊属性を付与した結界魔法。神聖魔法の聖浄化結界(ホーリーフィールド)と似たような効果を持つが、元の魔法の効果の分、こちらの方が閉じ込める力が強い。

 

 ・灼輝聖炎(イグニス・ブレイズ)

  ……炎の輝きが増した聖弔炎(イグニス)の強化技。特性に変わりは無いが、火力が比べ物にならないくらい上がった。くらったヴェルダナーヴァの感想は、「焚き火の近くにいる感じかな」

 

 ・聖炎集束光(イグニス・レイ)

  ……聖炎嵐葬(イグニス・テンペスト)の拡散する炎を一点に集めた魔法。集束した超高熱により、橙色に輝く炎は蒼い稲妻のように変化する。

 

 ・防陣聖域(プロテクト・サンクチュアリ)

  ……光の壁を作り攻撃を無効化する結界。言うまでもなく普通の防御結界と断絶性能は桁違いのはずだが、ルシアの魔法にぶち破られた。これは比較対象の問題である為、参考にしない方がいい。

 

 

 ・聖光収斂霊槍(ロンゴミニアド)

  ……無数の聖霊閃光砲(サンクトゥスレイ)を束ね合わせて放つ、現状のカレンの最強の対個人攻撃魔法。

 束ねる数は変えられるが、魔人形(ゴーレム)に対し放ったものは、約一万本分の光を集めた。

 ただ束ねるという性質上、発動までに多少のラグがある。集めている間に別の閃光で足止めしておき、最後にそれらも全て合わせることで、そのデメリットは帳消しになっている。

 代わりにエネルギーロスが激しいという欠点が生まれた為、これからルシアと一緒に要改善な魔法である。

 

 名前の通り、見た目は完全に“最果てにて輝ける槍”の縮小版。

 

 

 

 

 カレンの容姿

 

 鏡を見て「うわっ、顔良っ……あ、私か」ってなるくらいに顔が良い(本人談)。前世ではそんな気配が無かったのに、今世では立派なナルシストになった。雰囲気だけヴェルダナーヴァに似ている、ような気がする。

 

 

 髪は太ももまで伸びる白金色(プラチナブロンド)の長髪。同色でレオンがいるが、カレンのはほとんど白。

 また、もみあげの部分に左右対称の金のメッシュが入っている。ディーノの紫メッシュを右にも付けたような感じ。

 

 髪型はだいたいSAOのユウキ。特にセットもなくセンター分けになる。側頭部に垂れた猫耳のような触覚があり、ライラが横に座るとピョコピョコして遊んでいる。

 

 瞳は黄金色。ヴェルダナーヴァと同じ色である。

 

 服装は神父が作った真っ白な修道服と、神父の着ていた司祭服を改造した上着(ローブ)をいつも着ている。

 身に纏う聖霊属性のオーラによる浄化作用と、浄化魔法もある為、カレンは寝る時以外はこれしか着ていない。ルシアやルドラも薄々気付いているので、そう遠くないうちに姉二人に着せ替え人形にされる。

 シスターが被りがちな頭の布は被ってない。子どもの頃に神父が修道服と一緒に作っていたが、カレンが「いや普通に邪魔」と言って早々に被るのをやめたから。

 

 

 全体的に真っ白。見る人が見れば神の御使いと言われても頷いてしまう程。

 

 黒基調のヴェルダナーヴァや(ノワール)と並ぶと映える。どちらの場合でもカレンは嫌そうな顔をする。

 

 

 

*1
魔法を使う者の中でも、三系統以上の魔法体系を習得している者。この基軸世界じゃ比較的強者寄り。





 カレンのキャラデザはpicrewで既に作ってます。挿絵で載せるかは分かりません。

 第二章の途中くらいで、勇者パーティ含めたキャラ紹介と、カレンの個人情報を載せた聖典史料を公開する予定です。

 第二章は完成次第適宜投稿するので、またお待ちください!
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