BanG Dream!! ~rose of shadow~   作:tora酸

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すいません、急遽今回は優視点から美咲視点となっています。

理由ですか?

最近、東野圭吾さんの「白夜行」を読んで、もろに影響を受けました。


第四話 笑顔を君に

大抵の場合、バンドというものは理由はそれぞれだが、基本は音楽が好きでそれを追求していくものだと思う。

 

しかし、アタシ………奥沢 美咲が所属している場所は少し違う。

 

音楽に対して関心がないというわけではないが、うちのリーダーの行動理由は、人を笑顔にすることらしい。

 

そんなバンドなわけなので、メンバーは一癖も二癖もある人物が多い。

 

というか、ドラムである花音さんを抜いたあの3人は所謂バカである。

 

そして、何故かその中に至って普通であるアタシがいるのだが……………これもまた色々あり、アタシはバンドに参加する時、奥沢 美咲ではなく。

 

「ミッシェルー、どこにいるのー?」

 

その言葉が聞こえ、アタシはサークルのある個室で急いで例のものを着込む。

 

そして、勢いよく扉から飛び出す。

 

「あ、そこにいたのね!早く行きましょう!」

 

そうアタシは、このバンドでは奥沢美咲ではない。

 

ミッシェルという謎のピンク色のクマ(着ぐるみ)となっている。

 

きっかけはあまりにも突拍子だった為か、もうほとんど覚えていない。

 

そして、今アタシの手を引いているのは弦巻こころ。

 

アタシ達のバンド、ハローハッピーワールドのボーカルであり、発起人。

 

弦巻財閥の1人娘で所謂お嬢様である。

 

しかし、彼女はそんな言葉とはかけ離れた性格をしており、普通の人が見たら、まずご令嬢だとは思わない。

 

その性格は笑顔バカ。

 

人を笑顔させるのが大好きでそれ故か、思いもよらない発言を放ち、アタシと花音さんを困らせている。

 

だが、彼女はそんなアイデアも実現させるほどの財力がある。

 

そのせいか、巷では異色のガールズバンドとして有名になって来ている。

 

「皆んなが待ってるわ!」

 

「はいはい、わかったから。そんな引っ張らないで。」

 

こころはいつもハイテンションだが、今日はそれが特段な気がする。

 

何故かというと、今日はサークルライブの為の合同練習であるからだ。

 

その相手のバンドはRoselia。

 

アタシはよくわからないのだが、どうやら音楽雑誌にも取り上げらるほどの実力を持ったバンドでプロ顔負けレベルらしい。

 

そんなのが相手だと、こっちとしては気が滅入る。

 

確実に馬が合わない。

 

はっきり言って、うちは実力云々というより、人を楽しませることに重点を置いてる。

 

向こうとしては、それが気に食わない可能性だって全然ある。

 

そんなアタシの思い虚しく、こころはスタジオに勢いよくリングインした。

 

「皆ーミッシェルを連れて来たわよ!!」

 

スタジオ内にこころの快活とした声が響く。

 

「そんなことはどうでもいいので、この人達を何とかしてください!」

 

恐らく、Roseliaのメンバーである人物が喋る。

 

エメラルドグリーンの長髪に、整った顔、白い肌は雪の様に儚く写っている。

 

相手が言いたいのは、たぶんこの2人のことだろう。

 

「優君、コロッケまだ食べる?」

 

「いや……そのありがたいんですけど……これから練習。」

 

「ごめんね、はぐみ。優に無償でそこまでコロッケをあげるのはまりなさんの財布事情的にすごくありがたいけど……ね。」

 

まず目の前には、否定の言葉を述べつつもはぐみの持っているコロッケが入っている袋に手を伸ばす小学生ぐらいの男の子とそれを止めようとしているが、はぐみの勢いに押されている茶髪でギャル風の人がいた。

 

次には。

 

「どうだい子猫ちゃん?私と一緒に一曲。」

 

「え………あの……私は………。」

 

「はは、薫先輩おもしろーい。」

 

「あこ、笑ってる場合じゃないのよ!」

 

薫さんの雰囲気にタジタジな黒髪のロングヘアーの人、それを見て面白がっているツインテールの少しアタシより年齢が下の女の子、そして、きっとこのバンドのボーカルであろう人がそこにはいた。

 

「ちょっと、あなた!」

 

不意にこっちに来られ、アタシはびくんと体を揺らす。

 

「は、はい。」

 

「どうなってるんですか!? 私達は練習をしに来ているんです。それなのに………こんな……。」

 

「うちの馬鹿どもがすいません。あれが平常運転なんです。……うん、あれが………。」

 

「何だかあなたも苦労してるみたいね………。」

 

向こうからの同情が痛い。

 

「あれ?そういえば花音さんは?」

 

「あぁ、ドラムの方ですか?それなら。」

 

彼女が左手の方を指差す。

 

「ふぇぇ〜どうしよう〜。」

 

案の定だったー!!

 

花音さんは、隅の方でどうしていいかわからず、ただあたふたしている。

 

「ホントーにすいません!!今すぐ止めさせるんで!」

 

アタシは、はぐみと薫さんをとっ捕まえ、一旦あの人達から離す。

 

「………まだ食べたかった。」

 

「今度アタシが作ってあげるから、今は我慢して⭐︎」

 

「……助かりました。」

 

「りんりん、顔を真っ赤だよ。」

 

「……何とかなったわね。」

 

いや、マジですいません。

 

アタシは心の中で謝罪する。

 

流石にRoseliaの方々なら、あの3バカにも負けないと思ったが、それは見当違いだった。

 

「………やっと練習できますね。」

 

アタシの隣のエメラルドグリーンの少女が、呆れたように呟く。

 

その前に、これは合同練習な為とりあえず皆で自己紹介を軽く済ませる。

 

その後、湊さんが口を開いた。

 

「さっそくで悪いのだけど、あなた達の演奏を見せてくれないかしら?」

 

「え、あ……アタシ達の演奏ですか?」

 

意図を掴みかねて、アタシは素っ頓狂な声で答える。

 

「ええ。」

 

「それは……どうして?」

 

「まずは、あなた達がどんなバンドか見たいと思った。それだけよ。」

 

要するにアタシ達を見極めたいってことか。

 

「まぁ、これをしとかないと。After growの時の二の前になっちゃうんですよ。」

 

と優君が。それを喋る彼の顔は、何処か苦しげだった。

 

何故だかわからないが、彼のことをじっくり観察すると、違和感を感じる。

 

Roseliaの他のメンバーにはない違和感が。

 

他の皆が前に向かっている中、彼だけまだ後ろに取り残されている。

 

そんな感じだ。

 

いや、違う。

 

進もうとしてるのだ。でも、何かが足枷になって思うように前に進めていないんだ。

 

それがどんなものなのかはアタシにはわからない。

 

少なくとも普通に生きてきたアタシには想像のつかないものかもしれない。

 

「…………」

 

そんなことを考えていると彼がこちらをじーっと凝視している。

 

「な、何かな〜?」

 

どう答えていいかわからず、いつも商店街の子供達と接するのに近い喋りになってしまう。

 

「……着ぐるみ。」

 

「優君どうかしましたか?」

 

「大丈夫、何でもない。」

 

そう言って、彼はやや後ろの方に下がった。

 

とりあえず大丈夫かな。

 

アタシは一息吐き、こころの方を見る。

 

どうやら準備万端らしく、早く始めようよという波動をひしひしと感じる。

 

「………はいはい、わかったよ。」

 

アタシはやれやれと肩をすくめ、スタジオ内のターンテーブルに立つ。

 

「さぁ!行くわよ!!」

 

こころの掛け声ともに演奏が始まる。

 

辺りに軽快なリズムが刻まれる。

 

それに合わせて、こころはボーカルとは思えないほどアグレッシブに体を動かす。

 

その様子には、Roseliaの人達も目を見張っている。

 

驚くかもしれないが、これがハローハッピーワールド(アタシ達)だ。

 

恐らくどんなバンドにもないであろう魅力を持ち合わせている。

 

最初はそれが煩わしかったけど、今はそれさえも心地よい。

 

演奏は佳境に入り、皆のボルテージが上がっていく。

 

そして、その勢いのままフィニッシュ!

 

気がつくと、体中に汗が滴っていた。着ぐるみだから、他の人にはわかんないけど。

 

ややたったあと、Roseliaから拍手が溢れた。

 

「凄いね〜。いやーびっくりだよ!」

 

「とても………良かった………です。」

 

「こころん、かっこいいー!!」

 

「湊さん……。」

 

「ええ、彼女達は私達にはない強さがある。」

 

「………………。」

 

ほとんどが賛辞を送る中、彼ーーー月島優ーーだけが何も言わず、ただ黙っている。

 

そんな彼を見て、こころは真っ先に近づいていく。

 

顔を間近に近づけ、表情を伺っているのだ。

 

そして、こう放った。

 

「あなた、笑顔じゃないわ。」

 

あまりにも唐突な発言に、アタシは慌てふためく。

 

その言葉を聞いた優君は、少しだけ顔を歪めると、すぐにいつも通りの表情に戻した。

 

どうしてだか、その時の彼は別人のように感じられた。

 

「こころ! 急にそんなこと言わないの!ごめんね、うちのこころが。」

 

アタシは、すかさずフォローを入れる。

 

「いえ、大丈夫です。…………大…。」

 

最後の言葉は、小さくてあまり良く聞き取れない。

 

そして、こちらの番だと言わんばかりに湊さんたちが準備をし始める。

 

優君は、ちょっと後退りすると、すぐにギターを背負い、シールドを差し込む。

 

彼の背丈には、ギターは少し大きく見えた。

 

Roseliaには、アタシ達には絶対持ち得ないだろうシリアスで高貴な雰囲気がある。

 

一人一人から覚悟と気高さを感じる。

 

ただ、優君にはその中では異質だった。

 

彼女達が、頂点に優雅に咲く青い薔薇だとしたら、彼はその薔薇の下にできた影。

 

薔薇達が形を変えれば、自らも形を変え、見えないところで彼女達を守ろうとする。

 

でも、そこには彼女達とは何か一線を引いているような気がする。

 

それは浅く交わることはあっても、決して深く交わることはない。

 

そんなことを考えていたら、演奏が始まった。

 

ロック調の音楽が辺りを突き刺す。

 

そんな音にアタシはひたすらに圧倒されていた。

 

根本的な実力が違う。

 

洗練された技術に息のあった演奏。

 

それを支えているのは、彼女達に絶え間ない努力だろう。

 

アタシには計り知れない苦労もあったかもしれない。

 

アタシ達の音楽が人々を笑顔にするのなら、彼女達の音楽は人々を感動させる。そんな気がした。

 

気がつくと演奏はあっという間に終わってしまった。

 

「・・・・凄い・・・。」

 

その言葉だけが口から洩れた。

 

私だけではない、こころ達も興奮している。

 

花音さんなんて口をポカンと開けたまま固まってしまっている。

 

「どうだったかしら?」

 

湊さんが、髪をたなびかせて言う。

 

彼女の髪から汗が滲む。

 

「・・・・なんかレベルが違い過ぎて、言葉が出ないというか・・何というか・・・。」

 

「凄いわー!!」

 

「ねぇ!!もっかいもう一回やって!!」

 

「美しい演奏だ。」

 

「・・・・かっこよかったよ。」

 

皆それぞれに感想を述べていく。

 

しかし、湊さんは当たり前だと言わんばかりの表情をしている。

 

そして。

 

「これで何となくだけど、互いの音楽の方向性がわかったわね。」

 

「そうですね。僕たちも彼女たちに見習わなきゃいけない所もあるし、ハロハピの皆さんはうちの技術から学べることがあると思います。」

 

と優君と話している。

 

するとこころが。

 

「それなら、アタシ達と一緒に歌いましょう!」

 

「ええ!?」

 

アタシの間抜けた声が響く。

 

「何か可笑しいかしら?」

 

「いや、だって向こうとアタシ達とではレベルが違い過ぎるって。Roseliaさんだって迷惑だろうし。」

 

アタシが目配せすると。

 

「え、いいじゃん☆」

 

「問題ないと思いますよ。何せこれは合同練習ですので。」

 

「楽しそう~あこもやりたい!!」

 

「・・・・・わ、私・・・頑張ります・・・。」

 

「僕、あそこまでアグレッシブに動ける気が・・・。」

 

「ということで大丈夫みたいよ。」

 

なんか、一人おじいちゃんみたいな心配してる人いましたけど!!

 

Roseliaの中であの子は、地位低めなの!?

 

「決まりね! じゃあー黒服さん達ー。」

 

こころがそう叫ぶと、部屋の中のいたるところから黒い服にサングラスをかけた人たちが出てきた。

 

一人は普通にドアから、はたまた一人は謎に壁から、もうまた一人は天井からと。

 

「うちのライブハウスにそんな仕掛けあったの!?」

 

優君が目をぎょっと張って、ツッコむが無駄である。

 

ちなみにこの人たちは、こころのボディーガードみたいな人達で、彼女の無茶な願いは基本的に彼らが叶えてくれる。

 

つまり、どこぞの猫型ロボットみたいなものである。

 

かくいうアタシも彼らにはお世話になっている。

 

基本的にミッシェルの管理は彼らが行っているため、アタシは彼からそれを受け取る形になっている。

 

そして、こころは黒服さん達に指示を出し始める。

 

「皆に衣装を着せてあげて頂戴。」

 

「わかりました。皆さまではこちらに。」

 

その瞬間、天井から鋭い轟音が発生した。

 

天井を貫通して、出てきたのは試着室の様なものだった。

 

「まさかのポータブル試着室!!!」

 

「というか、もっとマシな方法なかったの!!」

 

アタシと優君のツッコミが炸裂する。

 

他のRoseliaの人たちは状況の混沌さに思考が停止している。

 

「では・・・失礼いたします。」

 

全員がものすごい勢いで試着室に入れられ、次々と出てくる。

 

そこにはいつもアタシ達が身に着けている様な衣装に袖を通したRoseliaの姿があった。

 

そして、最後に優君が出される。

 

「!?」

 

アタシは驚愕した。

 

彼も何故か女性用に採寸された衣装を着ているからだ。

 

ただ、これが案外様になっており、パッと見は女の子にしか見えない。

 

彼は顔を赤らめ。

 

「な・・・何で僕も////」

 

「すいません、女性用しかありませんでして。しかし、お似合いですよ。」

 

「それあんま嬉しくないんですよ!!」

 

彼の悲しみがうかがえる。

 

ご愁傷さまです。

 

そして、同じく衣装を身にまとったRoseliaが優君の前に群がる。

 

「・・・ふふ・・・ごめんなさい・・・・ふふ・・。」

 

「優にはこういう系も似合うんだなー。お姉さんはまた新たな知識を得たよ。」

 

「可愛い!!!」

 

「・・・・まずい・・・・抑えなきゃ・・・・このまま・・・だと・・。」

 

「スマホの待ち受けにします。」

 

どうやら、大絶賛らしい。

 

一部ヤバいこと言っている人がいるけど、無視しよう。

 

湊さんに至っては、笑いをこらえきれてない。

 

可愛い・・・・確かにそれは共感できる。

 

それがなんだかわかんないけど、なんかわかった。

 

某クアックスに乗った時の様なセリフが出るが、アタシは問題ないだろう。

 

ニュータイプは伊達じゃないし。

 

 

 

 

 

 

この後、Roseliaとハロハピを交えた演奏が行われた。

 

Roseliaがアタシ達に合わせてくれはしたが、普段とは違う雰囲気に戸惑っていた。

 

しかし、数分して慣れたのか、直ぐにノリノリになっていた。

 

不満を垂れていた優君も後半は楽しそうだった。

 

この時の彼は年相応の笑顔だったと思う。

 

しかし、こころは何故あんなことを?

 

アタシの疑問は消えぬまま、合同練習はお開きとなり、皆々で解散した。

 

 

 

 

 

 

※練習終了後。

 

 

「やば、スマホ置いてきたかも・・・。」

 

帰り道、自分のポケットにスマホが無いことに気づき、アタシは元来た道へ踵を返し始めた。

 

「ついてないな~。」

 

我ながら、ドジだと思った。

 

今日はいろいろありすぎて、注意が散漫になってたのか。

 

そんなことを考えながら、再びサークルのスタジオに到着した。

 

しかし、アタシはそこで不自然な感覚に襲われた。

 

ドアが少し開いている。

 

閉め忘れたのかな?

 

アタシは不思議に思って、隙間をちょっと覗いてみる。

 

「!!!」

 

そこには、一人佇む()()いた。

 

優君何してるの?

 

声を掛けようと思ったが、出来ない。

 

なぜなら、振り向きざまに見えた彼の瞳には光がなかった。

 

影・・・・どこまでも真っ暗な・・・。

 

出てきたのはそんな感想だった。

 

佇んだ彼は、急に涙を流し始めた。

 

アタシは訳が分からず、ただ立っていることしかできない。

 

彼の声が聞こえる。

 

「・・・・笑顔じゃない・・・・か・・。」

 

その声は、寂しそうだった。

 

「・・・・・・なれるわけないだろ・・・・・」

 

少し聞き取りずらい。

 

何て言ってるんだ?

 

「・・・・・なれるわけないだろ・・!!! 僕は・・・・僕は・・・・・・・。」

 

彼が何かを吐露しているのはわかる。

 

だが、声がスタジオにこもって、所々が聞こえない。

 

「……僕は・・・・・・」

 

アタシは聞き逃すまいと耳に神経を集中させる。

 

「・・・・・・僕は・・・・・明里ちゃん・・・・殺したんだから・・・・。」

 

 

・・・・・・・・こ・・・殺した?

 

殺したってあの殺した?

 

訳が分からない。

 

彼は人を殺している?

 

アタシはスマホのことを忘れ、ただ無我夢中に家に帰った。

 

アタシは見てはいけないものに手を出してしまった。

 

家に戻って、アタシはその日は一日中部屋にこもっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告

皆さん、お盆休みは満喫しているでしょうか?

私は、遊ぶ暇があまりないのです。

せっかくの休みが・・・・・・。

ちくしょう、人生辛いぜ。

と私の愚痴はどうでも良いですね。

それでは。

‘Roseliaの次なる合同練習の相手はPoppin'Party。新星バンドの中でも一際輝きを放つ彼女たち。
そんな彼女たちと切磋琢磨することになるRoseliaの面々。友希那の熱血指導を香澄はどんどん吸収して行って。そんな中、ポピパのドラム山吹沙綾は彼女の店の常連である優に言葉にできない恐怖を感じていた。‘




                  次回!!

                「君はダレ?」







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