〜秀の精神世界〜
「てな訳で皆んなに集まったもろた!」
ここは居酒屋「木馬」、主に連邦やガンダムタイプのMS稀にジオン系のMSが集う場所とガンダムは語る。今この場にいるのはガンダム、G-3、ガンキャノンとジムと言った連邦のMSが集まり、風見幽香の件について話し合っていた
「誰か!いい案がある奴!おるか?」
「はい!」
「おっ?じゃあ、ジム!言うてみろ」
「今すぐ逃げた方がいいと思います!」
「それが出来たら苦労はせぇへん!」
「痛ッ!!!」
いつの間に用意していたハリセンでジムの頭を思いっきり叩くガンダム、スパーンッ!といい音が鳴る
「今の坊は怪我人や、万が一襲われたらどないする?!」
「ならガンダムさんが指導すれば……」
「嫌……こいつに指導は向いていない…」
ガンキャノンの提案に待ったをかけたのは、静かに飲んでいたG-3。
「アイツが他人に教える時、分かりやすく伝えられると思うか?後ろにも目をつけろ、ビームの雨の中を真っ正面から突き進んでいく奴だぞ?」
「確かに…」
「そこッ!聞こえとるぞ!ワシが説明下手って言いたいんかワレェッ!」
「なら聞くが、ファンネルやビットの対象を秀の坊主にお前は何て説明する?」
「そんなんガァーっと真ん中突っ切って、サーベルでサクッと切り落とせばええねん。いくらファンネルやと言うても、ビームは真っ直ぐ飛んでくるだけやからな」
「それが出来るのはお前くらいだ。それに何だガァーとかサクッって、それで伝わると思うか?こののっぺり面が」
「誰がのっぺり面やと!!もういっぺん言うてみろ!」
「ああ!何回でも言ってやるよ!お前はあの風見って女に鼻の下伸ばしてたスケベ親父だってな!!」
G-3とガンダム、お互いがテーブルから身を乗り出し取っ組み合いの喧嘩に発展しそうな時に
「…もうガンダムさんが秀くんの代わりに戦えばいいのでは?」
このジムの一言がやけに響き両者は動きを止める。それどころかあれ程騒がしかった周りも静まり返り、沈黙だけがその場に流れた
「えっ……そんな不味い事言いました?私?」
「いや……ごもっともや」
どすっと座布団に座るガンダム、グラスにオイルを注ぎそれをグイッと一気に飲み干し、ポツリと話し始める
「本当は、ワシが代わりに戦ってやりたい。けどなぁ……それが出来ないんや…」
「出来ない?それは何で?」
キャノンの疑問に答えるようにG-3が口を開く
「秀の坊主は俺達の武器や装甲を呼び出し身体に纏ったり使う事が出来るが、直接俺達を外に呼び出す事は出来ない。これは坊主自体の問題でもあるんだが、単純に坊主の力不足。仮に今の坊主で呼び出してもSDサイズがやっとだ」
「だから自力で戦えるように坊を鍛えてやらんならん……」
ーこの短期間で
「……なら俺達で面倒見てやらなくちゃな?」
「どこまで彼が吸収できるか分かりませんが……私も出し惜しみはしませんよ!!」
「ジブンら…よしッ!!明日から特訓や!!気合い入れろ!」
静かだった雰囲気が一変し、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎのガンダム達。それ故か、彼らを静かに見ていた二機の影に誰も気づかなかった……(尚、二日酔いでグロッキー状態で秀の特訓に付き合う事になる事になるとは、この時のガンダムは知らない)
あっ、そうだ(唐突)まだキット化してない、立体物になってない物も出てきます。リジェレネイトガンダムキット化まだですかね。後感想お待ちしております(承認欲求)