先生が死んで何日が経過しただろう…今のキヴォトスは皆活気がなく、銃声一つもない、そんな中一人の少女は枕を濡らす毎日を過ごしていた。
ホシノ「なんで!なんで死ねないの?」
ショットガン如きでは少しダメージが入る程度で半日すれば完治してしまう。私、小鳥遊ホシノはキヴォトス内で最高の神秘を持っている。無駄に体が硬いせいで簡単に死ぬことが出来ずにいた。
ホシノ「先生はもう居ない、守りたかった人が私のせいで死んだ…なのに私はなんで死ねないの?どうすれば先生のもとにいける?」
自問自答をする。だが幾度か頭にダメージを入れた。そのせいで正常に脳が働かなかった
ホシノ「あと…二発しか弾が無い…」
家にある弾は全て体に撃ち込んだ、だが傷はすぐに癒えてしまってダメージにもならず、死ねないという絶望だけが広がっていく。
ホシノ「この一発で終わらしたいなぁ…」
自分のヘイローに弾を撃ち込む、少し削れた様に感じた、だが激痛とこれまでの疲労でホシノは意識を失ってしまった
〜〜アビドス高校〜〜
先生が死んで数日が経つそんな中、対策委員会はホシノ以外が揃っていた
ノノミ「今日もホシノ先輩は来ませんね」
アヤネ「仕方ないです…あの日先生に会いに行くのを私達が止めていれば…」
セリカ「でも、あんなに傷ついたホシノ先輩を見てたら、一度でもいいから先生に会わせてあげたかっただけなのに…」
シロコ「ん、ホシノ先輩が心配だから見に行ってもいい?」
アヤネ「シロコ先輩、今は一人にしてあげた方がいい気がします。」
シロコ「でも、万が一があったら…」
ノノミ「ホシノ先輩なら気お取り戻してくれますよ、だから帰ってくると信じましょう?」
アヤネ「ホシノ先輩が帰ってこれるこの場所を守っていきましょう!」
セリカ「そうね、対策委員会はこんなことでめげないんだから!」
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ホシノはいつも意識を失うと見てしまう夢がある。既にいなくなった先生と先輩が私のことを攻めてくる夢だ。
ユメ「ホシノちゃん?なんで見捨てたの?」
ホシノ「いや…」
先生「あぁ…目が痛いなぁ体も動かない…誰がこんなことしたんだろうねぇ…」
ホシノ「いや!」
ユメ・先生「なんでホシノは生きてるの?」
ホシノ「いやぁぁあ!」
悪夢から逃げるように目を覚ます。体中が汗で濡れ気持ち悪い感覚に陥る
ホシノ「はぁ…はぁ…早くしないと…」
自分を落ち着かせる為に刃物で手首を切り刻む、こうしていると少しでも罪から逃れるように感じていた
ホシノ「先生……ユメ先輩……」
枯れたはずの涙が込み上げる、乾いた声で二人の慕っていた人物の名前を繰り返し呼ぶ
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あれから何日たっただろう…銃でも死ねず刃物で切り刻んでいた所も完治してしまった。だがホシノは一つの考えが出ていた
ホシノ「空腹、餓死…キヴォトス人の体でも抗えない死……」
空腹や病気などの体内で起きること、外傷が駄目なら体内から崩していこうと考えていた。
ホシノ「あぁ、弱っていくのを感じる…後何日この地獄が繰り返されるんだろ…早く先生達に会いたいなぁ…」
ホシノは空腹の中眠る、そこはいつもと変わらず暴言を吐かれ続ける地獄であった
先生「私も独房の中ではいつも空腹だったなぁ、ホシノも存分に味わってよ…」
ユメ「ホシノちゃん?まだ来ないの?早く消えて楽になろうよ…私達も待ってるからさぁ」
ホシノ「あぁ、行けるならすぐにでも行きたい。でも後もう少しで先輩達に会える、楽しみだなぁ…」
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ホシノが空腹になり、1週間が経過した。普通の人なら既に死んでいる、だがまだこの現実はホシノを縛り付けていた。
ホシノ「ケホッ…体がやせ細って来てるのがわかる…水分や食料を欲している…だけど絶対に許さない。早く先生に会いたい…」
刃物でのリスケ跡や銃痕の跡は既にない。あるのは空腹感ともうすぐ先生達の所に行けると考えるだけで出る幸福感だけであった。
ホシノ「ふふっ…先生またおじさんとお話したいの?駄目だよ?おじさんよりもっと可愛い子がいるんだから…」
ホシノ「ユメ先輩?また宝探しですか?仕方ないから付き合ってあげますよ…その後は一緒に砂祭り行きましょうね……」
ホシノは空腹の中幸せなユメを見る…
弱ってきたヘイローに最後の一発を撃ち込む。あんなに丈夫だったヘイローが砕ける感覚に陥る
ホシノ「あぁ、やっとだ…先生…ユメ先輩今行きますね?」
少女の姿をしていた物は部屋の中一人寂しく命を削った。