博士/薬子サヤ   作:田舎民

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1話:ついに悲願達成!!

  山海経高級中学校、錬丹術研究会の研究室にて。

 

 

「で、できた…完成した、完成したのだ!」

 

やっぱりぼく様は天才なのだ!

不老不死の霊薬を作ろうと決心して幾星霜…

思えばたくさんの失敗を積み重ねてきたのだ

 

例えば若返りの秘薬。あれは元々肌を少し若々しくして維持できるような効能を付与したかったけれど、本当の意味で若返ってしまったのだ。

 

例えばありとあらゆる毒に耐性ができる薬。でも、あの薬を塗ったら肌が毒カエルみたいな色に変わってしまったのだ。

 

例えば素手で刀剣を防げるようになる薬。あの薬も強力すぎて、塗ったら肌が石みたいに割れ始めたのだ。

 

例えば特製ダイエット薬。あれも同様、カロリーを摂取し続けなければ倒れてしまう程効能が強すぎたのだ。

 

 

でもその失敗もここまで!ぼく様の頭脳をフル回転させて今までの薬の効能を調整して、かつ上手く効能が噛み合うように調合を繰り返し…ついに不老不死の霊薬が完成したのだ!

 

「おっと、こうしちゃいられないのだ。早速効果を試さないと…」

「ネズ助ー!…ネズ助~?」

 

…全く、この重要な時にネズ助はどこに行ったのだ?また商会で大きなひまわりの種を貰いにでも行ったのだ?

 

「仕方ないのだ、こんな時は…」

 

ピピッ…

 

 


 

 

「ピコン!」

 

“…連絡?”

 

梅雨も中盤になり、ムシムシとしてもうすぐクーラーが必要かと思われる季節になってきたこの頃

今日も私は仕事に追われて疲れ果てていた

 

“サヤからだ。”

 

山積みの仕事から目をそらし、ぐったりとしつつモモトークを開く

 

 

MomoTalk

_サヤ

◀︎
先生先生!ついに不老不死の霊薬が完成したのだ!

先生_

▶︎
…また?

▶︎
今度は灰色の毛が生えたりしない?

_サヤ

◀︎
またとはなんなのだ!

◀︎
ぼく様は同じミスを繰り返したりはしないのだ

先生_

▶︎
ほんとかなぁ…

_サヤ

◀︎
今回ばかりはほんとのほんとなのだ!

◀︎
とにかく、暇が出来たら研究室に来て!

絆イベント

サヤの絆ストーリーへ

 

 

 

“今回はどんな薬を飲まされるのやら…”

 

ユウカに叱られることを半ば覚悟しつつ、仕事を放り出してシャーレを抜け出した。

 

 

 




「博士/博士」を初めて視聴して、すぐにやっつけで書いたので短いです。
反応が良ければ続き作成します(たぶん)。

参考元
〇佐藤ちなみに様「博士/博士(CV:重音テトSV)」
https://youtu.be/QzyRrsDuajc?si=FSCwdry5_DBajaq9

〇江芹ケイ様「モモトーク風レイアウト」
https://syosetu.org/novel/334672/
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