腹減り少女はSEED世界で爆発少女にレベルアップする   作:サボテンダーイオウ

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小説タイトル変えてみたんですが、いかがでしょうか?
分かりやすいかなと思ってるんですが。


PHASE-44悪夢は再び

本来であれば、Nジャマー・キャンセラーのデータは復讐心に燃えるラウ・ル・クルーゼの手元に残されているはずだった。

だが、物語の終焉を望む者の悪戯により、そのデータはアズラエルの元へと渡る。

彼はそれを、さも自分の手柄であるかのように地球軍へ提出した。

起こる悲劇の幕開けなど気にも留めず、各国代表が集う会議の場で、さらなる発破をかける。

 

「Nジャマー・キャンセラーのデータを手に入れたというのは、確かにお手柄だよ、アズラエル。しかし……」

 

「ん?」

 

「その、核による総攻撃というのは……」

 

「それよりも、地上のエネルギー問題の解決を優先すべきでは……」

 

そうだ。代表たちは、平和条約に違反する選択を自ら望みはしない。

人道に反するという建前の裏には、恨まれることへの恐怖がある。

逆恨みを受け、自国が標的となれば本末転倒だ。

だが、アズラエルは今さら何をと、小馬鹿にしたような顔を浮かべる。

 

「何を仰ってるんですか皆さん、この期に及んで。撃たなきゃ勝てませんよ、この戦争。敵はコーディネーターなんですよ?徹底的にやらなきゃ。だいたい、核なんてもう前にも撃ったじゃないですか。それを今さら躊躇う理由があるんですか?」

 

「いやぁ…あれは君達が…」

 

歯切れの悪い反論が飛び交うが、結局は保身のためのくだらない会議に過ぎない。

 

「核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃあない。強力な兵器なんですよ?兵器は使わなきゃ。高い金かけて作ったのは使うためでしょ?さあ、さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい。こんな戦争は」

 

アズラエルは、長引く戦争に辟易していた。

だからこそ、大手を掛ける。核という最大の武器を用いて、すべてを終わらせるために。

 

「明一二00を期して、第六ならびに第七機動艦隊は、月周回軌道を離脱。プラント防衛要塞ボアズ、及びプラント本国への直接攻撃を開始する」

 

地球軍司令官の命により防衛要塞ボアズへの進行が開始される。

 

◇◇◇

ボアズでは、月艦隊による侵略部隊が防衛作戦の実行に移ろうとしていた。

あらゆる機体が戦闘へと駆り出され、戦場は刻一刻と混沌を増していく。

 

『作戦コード、レッジオックワン。展開フォーメーションはシシリアン3。以後、指示はゴーメンガスト暗号によって伝達される。全機、ナチュラル共の細胞を真空にぶちまけてやれ』

 

激しい戦闘が繰り広げられる中、クルーゼ捕縛の報告を終えたイザークの元に、ボアズ侵攻の情報が届く。

クルーゼの不在により、イザークは自然と一隊長として部下を率いる立場となっていた。

 

「ボアズへの侵攻が始まっただと!?」

 

騒然とした室内にイザークが入ると、部下たちは焦りの色を隠せず詰め寄る。

 

「ジュール隊長!」

 

「くっそー!ナチュラル共め!」

 

「状況は?敵の規模はどれくらいなんです?」

 

「我々への出撃命令は?]

 

事態の深刻さを肌で感じるイザーク。

一方、パトリック・ザラもクルーゼ捕縛の報を受けてはいたが、状況はそれに構っている余裕を与えない。

アスラン、クルーゼといった手駒を失い、残された者だけで対応せねばならない現実が、彼をじわじわと追い詰めていた。

そこへ、イザークの母・エザリアが彼を伴い、議長室へと現れる。

 

「ザラ議長閣下!」

 

動揺する議員たちに対し、パトリックは怒声を飛ばし、招集状況を確認する。

 

「狼狽えるな!月艦隊のボアズ侵攻など想定外のことではなかろう!全軍への招集は?」

 

「完了しております」

 

「報道管制!」

 

「は!既に」

 

「詳細を報告しろ」

 

「は!」

 

上層部の対応が整いつつある中、戦闘はさらに過激化し、憎悪の種は膨れ上がっていく。

そして、機嫌の良いアズラエルを乗せたドミニオンからは、三機の新型が戦場へと投入され、戦況をかき乱す。

その混乱に乗じて、新たな作戦が始まろうとしていた。

地球からシャトルで送られた核兵器を、戦闘に投入するという禁忌の一手——。

 

◇◇◇

 

エターナルでは、再び始まるであろう戦闘に備え、三人のパイロットがスーツ姿で待機していた。

そこへ、カガリからの通信が入る。

 

『月艦隊がボアズに侵攻を開始したようだ』

 

「ボアズに侵攻…?」

 

『ああ。彼らの話では、そろそろか、もしかしたらもう始まっているかもしれない』

 

通信を受けた三人は、互いに顔を見合わせる。

 

「……」

 

「……まずいな」

 

「ラクスは?」

 

キラの問いに、カガリが答える。

 

『今、アークエンジェルと話してる』

 

新たな情報が入ったのかもしれない——そう考えたアマキは、静かにヘルメットを脱ぎ、二人に声をかけた。

 

「……ラクスのところへ行くぞ」

 

「うん」

 

「ああ」

 

三人が部屋を出た直後、間もなく——残虐な作戦が、静かに決行されようとしていた。

 

◇◇◇

 

ボアズに向けて放たれた核は、眩い閃光とともに軍内部を根こそぎ破壊していく。

人間も機体も、一瞬で吹き飛ぶその光景は、まるで悪夢の再来。

生きとし生けるものを一切許さず、すべてを薙ぎ払う——それが核の力だった。

要塞が壊滅状態に陥るその瞬間を、離れた位置から観察していたドミニオン艦内。

そこに同乗していたアズラエルは、自らが核のスイッチを押したも同然の立場でありながら、

まるで煩わしい虫が死んだことを喜ぶかのように、満足げな笑みを浮かべていた。

 

「流石に早い早い。あっという間だね。核を撃たれちゃ、ザフト自慢の要塞もさ」

 

「ふーん。その所業、神のごとし……ですかね」

 

「ん?」

 

「いえいえ。やること、凄いっスね」

 

艦長の言葉に込められた軽蔑にも気づかず、アズラエルは気にも留めずに言い放つ。

 

「ああ、核のことですか。そりゃ勝ち目のない戦いに、死んでこいって部下を送り出す人たちより、僕の方がよっぽど優しいと思いませんか?核なら一発だ。さ、次はいよいよ本国ですよ。これでやっと終わるよ、この戦争もさ」

 

それは、かつて自分が差別を受けた時の屈辱を晴らすかのような、歪んだ期待に満ちた声だった。

 

◇◇◇

 

壊滅状態のボアズが画面に映し出された瞬間、パトリック・ザラは憤怒のままに怒声を上げた。

 

「おのれ、ナチュラル共め!」

 

「議長閣下!」

 

エザリアが縋るように叫ぶ。

血のバレンタインの再来——それだけは、絶対に避けなければならない。

だが、パトリックはすでに次なる一手へと動き出していた。

 

「直ちに防衛戦を張れ!ヤキン・ドゥーエへ上がる」

 

「……では!」

 

「ジェネシスを使うぞ!」

 

その言葉は、周囲の空気を一瞬で凍りつかせた。

事態は、ついに最終局面へと突入しようとしていた。

 

◇◇◇

 

オペレーターの放送が響き渡ると、三艦内は慌ただしく人員が動き出した。

 

『全艦、発進準備。各艦員は至急持ち場に就け。繰り返す、全艦発進準備。各艦員は至急持ち場に就け』

 

ブリッジにはラクスの他に、シーゲル、ラウの姿もあった。

駆け込んできた三人に対し、彼らの表情は厳しく、緊迫した状況であることは明白だった。

 

「来たか。状況は逼迫している」

 

「それで、ボアズは!」

 

「今、どうなっているんだ」

 

アマキがラクスの背もたれに手をかけ、状況を尋ねる。

だがラクスは、沈痛な面持ちで静かに答えた。

 

「遅かったです。事態は、もっと最悪な状況となりましたわ」

 

「……撃たれたか」

 

アマキの言葉に、ラクスは静かに頷く。

続いて、バルドフェルドが重い口を開いた。

 

「こっちのルートから入った情報だと、ボアズはもう落ちた。地球軍の核攻撃でな」

 

「!!」

 

驚きを隠せないキラとアスラン。

アークエンジェルからは、平和条約を踏まえたマリューの声が届く。

 

『でも、核だなんて……』

 

『あんま驚きはしないがね。ジョシュアの後だし』

 

ジョシュアでのサイクロプス起動を目の当たりにした彼らにとって、

あの無慈悲な残虐さが再び起こったとしても、もはや不思議ではなかった。

双方、退くに退けないところまで追い詰められているのだ。

 

「ザラ議長は、きっとジェネシスを使うだろう」

 

ラウが深刻な表情で告げる。

 

「ジェネシス?それは?」

 

キラたちの問いに、シーゲルとラウが説明を始めた。

 

「もともとは、私が造らせたものだ。外宇宙探索のための宇宙船加速装置——レーザー推進装置としてね」

 

「だがザラ議長は、それに原子爆弾の起爆設備とガンマ線収束機器を追加し、戦略兵器として秘密裏に造り上げていた。手段を選ばぬ方だ。即、使用に踏み切るだろう」

 

シーゲルは顔を歪ませ、声を震わせながら目元を手で覆い、謝罪した。

 

「まさか、こんなことになるとは……私の責任だ。すまない」

 

「お父様が謝ることではありません!兵器として使うことを目的にしたわけではないのですから」

 

ラクスがふわりと寄り添い、シーゲルを慰める。

それは、皆が同じ気持ちだった。

始まりは単なる羨望。そこに憎しみが加わり、夢は絶望と終焉へと姿を変えた。

なぜ、人は兵器を欲するのか——そんな疑問が、キラの胸に浮かび、言葉となって漏れた。

 

「……なんで皆、そんなもんが欲しいんだろうね」

 

キラの呟きが、ブリッジを静寂に包む。

 

「人が人を憎み、恨むことを根絶するには、力が必要だ。その力の使い方を見誤れば、あのようになる」

 

アマキの言葉は、核心を突いていた。

 

「……」

 

「けれど、わたくしたちは諦めないのでしょう?そうして、皆ここに同じ気持ちで集まったのですから」

 

「ラクス……」

 

「ほら、辛気臭い顔しないで行くよ。守るための戦いだろ?」

 

「アマキ……そうだね!」

 

「ああ、行こう」

 

だからこそ、行動する。

多くの幸せを守るために。

 

皆、その思いを込めて、強く頷き合った。

それぞれの役割を果たす中で、集まった力が大きくなればなるほど、統率は難しくなる。

だが今は、同じ志のもとに動いている。すべては、平和のために。

キラたちはそれぞれ機体に乗り込み、出撃準備に取り掛かる。

 

折れない心——その大切さを教えてくれたのは、一人の少女。

 

だからこそ、歌姫はここまで来られた。

そしてこれからも、共に在りたいと願い、戦う。

決して一人ではないと、勇気づけられて。

 

「わたくしたちは決して諦めはしません。それぞれが抱える想いは違います。ですがわたくしたちを導く光は決して消えはしません。皆がその光を求める限り煌々と照らしていくのです。それは世界へと繋がっていくはずとわたくしたちは信じています」

 

自分を認めてくれた存在がいる限り、それが彼の原動力となる。

誰もが笑って暮らせる世界——当たり前の世界を得るために、優しい彼は彼女と共に戦場へ舞い降りる。

 

『キラ・ヤマト、フリーダム、行きます!』

 

この世界に降り立った以上、自分にできることをやり遂げる。

それが彼のため、彼女たちの為になるなら、自分は阿修羅になるだろう。その覚悟もある。

 

『アマキ・カンザキスノーホワイト行くぞ!』

 

かつて袂を分けた友との再会を機に自分たちのような者を出さないためにもその正義を翳す。

願わくば、これ以上の犠牲が出ないよう尽くすのみ。

 

『アスラン・ザラ、ジャスティス、出る!』

 

父親の所業を背負いながらも、その被害者となるラウ・ル・クルーゼを救ってくれたアマキの力になりたい。

愛する者と共に未来を生きたい。その願いのため、彼は全快した体で機体に乗る。

 

『ムウ・ラ・フラガ、ストライク、出るぞ!』

 

友に銃口を向けられても、彼の気持ちは揺るがない。

むしろ、正義感はより強くなる。

言われるままに戦うのではなく、自分のために、他者のために力を尽くす。

ナチュラルとコーディネーターの境目がないことに気づけたことに、心から感謝しながら。

 

『ディアッカ・エルスマン、バスター発進する!』

 

新たな道しるべを示してくれたアマキへ敬意を。

アイシャと新しい生き方を提示してくれたラクスへ感謝を込めて。

艦長として大任を拝し、この戦争を止めるために尽力を尽くすと誓った。

 

「ミーティア、リフトオフ!」

 

フリーダム、ジャスティスがそれぞれミーティアと合体する。

 

「そして平和を叫びながら、その手に銃を取る。それもまた悪しき選択なのかも知れません。でもどうか今、この果てない争いの連鎖を、断ち切る力を!」

 

ラクスの願いと共に、部隊は総力戦へと突入することになる。

 

◇◇◇

 

ドミニオンの補給作業が終了し、地球軍艦隊に出撃命令が下された。

 

「閣下、全ての作業、終了致しました」

 

「よし、全艦出撃!」

 

おびただしい艦隊が、プラントを目指して進軍を開始する。

ザフト側もまた、迎撃の準備を整えていた。

エザリア・ジュールの演説が、兵たちの士気を高めるために響き渡る。

 

「ナチュラル共の野蛮な核など、もう一発たりとも我らの頭上に落とさせてはならない!」

 

「母上……」

 

母の声を聞きながら、イザークは新型プロヴィデンスガンダムに搭乗していた。

本来はクルーゼが乗るはずだった機体。パトリックの命令により急遽任された。

カスタマイズされた機体は使い慣れない部分もあるが、デュエルよりは格段に動きやすい。

 

「血のバレンタインの折、核で報復しなかった我々の思いを、ナチュラル共は再び裏切ったのだ!」

 

「ジュール隊、出るぞ!」

 

イザーク率いるジュール隊が宇宙へと飛び出していく。

 

すべては、祖国を守るために。

 

「もはや、奴らを許すことはできない!」

 

地球軍対ザフト軍、全面対決が始まった。

ジンやMA部隊が激しく交戦し、ビームとミサイルが飛び交い、次々と機体が墜ちていく。

その中には、例の三機も参戦していた。

快楽に溺れ、殺すことだけを楽しむ薬漬けのパイロットたち。

常にリミッター解除状態で活動時間も限られている。

 

『はああああ!抹殺!』

 

『オラオラオラ!』

 

『てぇぇい!』

 

『彼奴ら!くっそー!』

 

イザークは奮闘するも、乗り慣れない機体では三機の相手は難しい。

その時、モニターに映ったのは、プラントへ向かう多数の核搭載ポッドだった。

 

『あん?』

 

『く……くっそー、あれは!?核か!?あのミサイルを落とせ!プラントをやらせるな!!』

 

ジン部隊が核破壊に動き出す。

だが、それを気に食わない三機が行く手を遮り、執拗にジンたちを撃墜していく。

 

『おっと』

 

『駄目だよ、あれは。綺麗なんだぜ?』

 

『くっ!』

 

そこへ、ミーティアを装備したフリーダムとジャスティスが現れ、圧倒的な火力で核をすべて破壊した。

その凄まじさと光の奔流に、戦場の者たちは言葉を失う。

 

さらに、ネオバード形態で高速接近してきたスノーホワイトが通常モードに戻り、翼をはためかせて堂々と姿を現す。

 

『間に合ったみたいだね』

 

『アスラン!?それに……お前ら……』

 

『あいつぅぅ!!』

 

激高する三機のパイロットたち。

そして、エターナルからラクスの声が響き渡る。

 

「地球軍は、直ちに攻撃を中止してください」

 

『この声!?』『ラクス様!?』

 

その声に動揺し、戦場の動きが一瞬止まる。

 

「あなた方は、何を討とうとしているのか——本当にお解りですか?」

 

「……どういうつもりだ、ラクス・クライン!」

 

土壇場で現れたラクスに、エザリアは苛立ちを隠せない。

 

「もう一度言います。地球軍は、直ちに攻撃を中止してください」

 

通達を受けたアズラエルは、顔を顰めた。

 

「何ですか?この声?……まあ、何であれ邪魔をするのは敵です。あれも厄介なモビルスーツだし、ちょうどいい。一緒に消えてもらいましょう。プラントと共にね」

 

「勝手に決めんなタコ」

 

「はい?今、何か言いましたか?」

 

「いいえ、何も」

 

心の声が漏れてしまった艦長だったが、この任務も、もうすぐ終わりが近いと予感していた。

 

◇◇◇

 

ヤキン・ドゥーエのパトリック・ザラは、突然の介入に一瞬驚いたものの、すぐに気を取り直した。

彼にとっては、もはや些末なこと。

今、彼を突き動かすのはただ一つ——ナチュラルへの報復。

愛しい者を奪ったナチュラルどもを、根絶やしにする。それだけが目的だった。

 

「あ?ラクス・クラインなどが?ふん、小賢しいことを。構わぬ、放っておけ!こちらの準備は完了している」

 

「ジェネシスは最終段階に入る。全艦、射線上から退避!」

 

オペレーターが指示を飛ばす中、パトリックはエザリアに命じる。

 

「部隊を下がらせろ、エザリア!我らの真の力、今こそ見せてやる!」

 

その情報は、すぐにイザークにも伝達された。

 

『全軍、射線上より退避!?ジェネシスだと!?』

 

戸惑う暇もなく、ジェネシスの起動準備が進められていく。

 

「ジェネシス、照準用ミラー展開」

 

「起動電圧確保。ミラージュコロイド解除」

 

「フェイズシフト展開」

 

『下がれ!ジャスティス、フリーダム、それにスノーホワイト!ジェネシスが撃たれる!』

 

『『『!?』』』

 

イザークの通信に、三人は咄嗟に反応し、退避行動を取る。

 

「Nジャマー・キャンセラー起動。ニュークリアカートリッジを撃発位置に設定。全システム接続、オールグリーン」

 

「思い知るがいい、ナチュラル共。この一撃が、我らコーディネーターの創世の光と成らんことを——発射!」

 

パトリックの命令により、まもなく巨大な核のビームが地球艦隊へと放たれた。

それは、憎しみの連鎖に新たな火を灯す一撃だった。

 

 




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