転職したら、転職先が予想以上に楽しい仕事だった件(後上司が可愛い) 作:魔王零
事件は今表向きはリネたちが犯人なんじゃないかとなっているが、原告側のフリーナ様に事情(元々ヌヴィレット様の秘書をやっていると嘘をついているが)を話しているのでリネのカバンに原始大海の水を入れたやつが共犯者であるということが原告側+大審判官の共通認識になっている。
ん?警察官がヌヴィレット様になんか話してるな。
あ、ヌヴィレット様からサインが出たな。
「たった今、ある警察隊員から連絡が入った。新しく見つかった証拠を提示したいとのことだ。部隊の真ん中に来てもらい、調査の状況を説明してもらおう」
そうヌヴィレット様が言ったあと、ある警察官が現れた。
「大審判官、ありがとうございます。ついさっき、他の関係者の荷物を調べさせたところ「原始大海の水が入ってたって言いたいんだろ?」!?」
俺が先回りして言ったことにびっくりしているな。
「あんたが共犯者だったなんてな。気づきにくかったよ.........あ、ちなみに言っておくがあの少女は窃盗罪で先ほど捕まえている。お前に弁解の余地なんてない。大人しく白状するんだな」
そしてその警察隊員は白状し、ボスの名前を言おうとしたところで、水となった。
溶けそうになったのを察知してフリーナ様の目を覆って見えないようにした。
あいつら.......やりあがったな.........
「な、なにが起こったんだい?」
「捕まっただけですよ」
嘘をつく。ここで真実を伝えない方がいいように感じた。
あの件から数日後.........
「見つけたぞ!追え!」
「なんでだよっ!」
そういいながら俺は逃げる。
俺は連続少女失踪事件の犯人とされていた。
1日前
ある警察官に呼ばれ、俺は刑務所前まで来ていた。
「.........何も知らずに来るなんて、いい度胸だね?」
そこにはなぜかフリーナ様や、ヌヴィレット様などがいた。
「フリーナ.........様?」
「まさか君が連続少女失踪事件の犯人だったとは.........」
フリーナ様の目からは、俺を蔑み軽蔑するような目をしていた。
「.........」
俺はどうしてこんなことを言われているのだろうか.........いや、そんなことはすぐにわかる。
誰かが、俺を陥れた.........それしか考えられなかった。
「.........ちなみに、証拠は...」
「.........まだわからないのかい?証拠が出たからこそこう言ってるわけだけど」
こうなれば、俺が無実かどうかなど関係がなくなる。
「.........では、フリーナ様、"最後"に一つ.........死ぬことは許さないですよ」
「!?」
フリーナ様が目を見開いて驚いたことを見て俺は煙玉を地面に投げて目くらましをし、その場から逃げた。
そして今に至る。
逃げた理由?俺が殺し屋だからだけど?
それはそうと、フリーナ様から受けたあの目は、俺の心を抉った。
あはは.........もう死んだほうがいいのかな.........こんな人がいるところじゃなくて、誰もいないところで.........
.........ああ、そうしよう.........
そう心に言い聞かせ、俺は警察官を巻いていった。
ここまでくれば.........
「マンマトヒッカカッタナ、ニンゲン」
「!?」
まったく気づけなかった.........くそっ、これ睡眠薬入りのやつか.........
そのまま俺は気を失った。
フリーナの自室
「.........グスッ.........なんでなんだい?なんで、きみが.........」
そう、フリーナの声が部屋に響いた......
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