時間かかってる割には相変わらずの駄文でごめんなさい
良かったらどうぞ
黒い世界は毎日発生するのかと思ったが、そうではなかった
あの次の日は全く変化がなく1日終了
「何もなかったな。どういう事だ?」
『うーん、どうして何でしょうかねぇ〜?』
そんな事を話す泰斗とルミナだった
その次の日も相変わらずなのは達はイチャイチャしていた。
「お前はあれを見て何とも思わないのか!?」
昼休みになると何故か毎日私に話しかけてくる男子がいた。見た目普通の黒髪・黒目の少年。
「全く思わない」
「何でよ!? 何で思わないんだ!? 折角転生したのにー! 魔力も特典も何にも無いってなんでだー! ちぃくしょおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
某小○太夫ばりの号泣を出しながら全力疾走で教室を出ていった
廊下から"またお前か! 廊下を走るなと言ってるだろ! "と教師の怒鳴り声が聞こえた
「…………憐れだな」
「《……ですねぇ〜》」
「《しかし彼は毎日毎日昼休み私に話しかけるんだ? 私の事は転生者だとは知らない筈だが》」
「《う〜ん……話し相手が欲しいんでしょうか? マスターは学校でもそれ以外でも話はしませんから。話しても大丈夫と思ったのでは?》」
「《そうかもな……後で愚痴でも聞いてみるか》」
「《はい……(マスターは優しいですね)》」
その後も何も起きずに学校が終わった。
因みに例の男の子は既に帰っていた。何でもなのは達に声をかけたが全員にスルーされ泣きながら帰ったそうだ。
そして、帰宅途中突然黒い世界に変化した
「いきなりだな」
『そうですね。でも、いつかなると分かっているので、心構えが違います』
「最初の時は殆どパニックになってたな(それと、例の現象も)」
『あうっ……それは言わないで下さい』
泰斗の指摘に恥ずかしそうに声をだすルミナ
「そうだな……それより試してみたい事がある」
『試してみたい事……ですか?』
ルミナの返事に頷くとヘルファイアで全身を包む泰斗。炎が収まると
『ほぇ〜〜〜』
と間の抜けた声をあげた。泰斗の身体は9歳から18歳の身体に変化していたからだ
「上手くいったな。これでリーチが伸びて色々戦いやすくなると思うが……奴らの気配!?」
ヒドゥンの気配を感じ取り向かう泰斗。感じた場所が近いのですぐ辿り着いたがそこで見たものに絶句した
「……何をやっているんだ? ……あいつらは」
泰斗から約5m程離れた所に3体のヒドゥンが1ヶ所に集まり地面にへばりついていた。良く見ると、3体の中心には女性であったと思われる黒い物体が横たわっていた
身体の表面は至る所、硝子の様に割れており顔は左半分残し割れていて後は喰われていた
割れた所から黒い液体や塊らしきなにかがドロドロになって出てきている。ヒドゥンはグッチャグッチャ、バリバリとその黒い何かと身体の表面を喰っていた
「B級ホラー真っ青な光景だな」
『あ、あの食べられてる人は大丈夫なのでしょうか?』
「分からん」
と言いながらルミナの下を左手で握りチェーンを引っ張りだす泰斗
『ふぅにゃあぁぁぁ//』
引っ張りだされたルミナは又もや場違いな艶のある声を出した
「出す度に声をあげるのどうにかならないか?」
『……はぁ……え? その〜何と申しましょうか〜引っ張り出される時に奥からゾクゾクしたものが込み上げてくる様な何かが目覚める感覚があって……その……』
「……目覚めなくていい。それは、目覚めなくて。それより」
言いながら、チェーンを後ろに振るうと側まで近付いていたヒドゥンの顔に巻き付いた。ヘルファイアにより巻き付いた所から燃えていきあっという間に全身炭になり崩れ落ちた その間も目の前のヒドゥン達から目は逸らさずにいたが、1体のヒドゥンが突然立ち上がり壁の側に立っている3人の女性に襲い掛かった。
瞬時に駆け出す泰斗。
チェーンを構えヒドゥンに振るう瞬間……いきなり元の世界に戻った
「なっ!? くっ……」
走り出した勢いが抑えきれず3人の女性に当たる直前、咄嗟に横に跳びそのままごみ置き場に突っ込んだ
「な、何いきなり!?」
「突然人が現れたのよ!?」
井戸端会議ならぬ道端会議をしていた奥様方は突然現れゴミ置き場に突っ込んだ泰斗に驚いていた。ゴミ置き場から立ち上がった泰斗を見て
「大丈夫……みたいね あらっ? 外国の人かしら」
「なかなか格好いいわね」
何事もなかった様に泰斗は頭や肩にのっているゴミを落としていた。その姿にホッとした奥様方だが泰斗の容姿から外国人かと思った
「すいません。少しいいですか?」
「はい? 何かしら」
一瞬日本語で声をかけられ驚く奥様方の1人に
「変な事をお聞きしますが貴女方は4人でお話されてなかったですか?」
言われて不思議そうな顔になる奥様方の1人が
「いいえ、私達は"最初から3人"ですよ」
一瞬考える泰斗
「分かりました。おかしな事を聞いてすみません。ありがとうございました」
軽く会釈をして立ち去る泰斗。ある程度離れてから
『マスターあの方々は……』
「ああ、3人じゃない。いつも4人で立ち話をしていた。それが、始めらか居なかった事になっている」
おずおずと聞くルミナにきっぱりと答える泰斗
『やっぱりヒドゥンに食べられたからでしょうか〜?』
「多分そうだろう。確認しに行くぞ」
そしてある場所に向かった泰斗とルミナ。そこは食べられた女性の家だった。幸か不幸か食べられた女性の息子が泰斗と同じクラスでありそこそこ話す仲だったが
家に伺いクラスメイトの男の子に母親の事を聞こうとした泰斗
しかし家から出て来たのは老婆でありそんな人間はいない、孫もおらんと言った答えだった
その家では老夫婦と男性が1人住んでるだけであり食べられた女性も同級生も存在していなかった
その日の晩泰斗のアパートで
『結構大変な事になって来ましたね。マスター』
「そうだな。黒い世界で奴らに食べられたら存在そのものがなかった事になる。食べられた人に子供がいたらその子も消えてしまう。それは、この世界の主人公高町なのは達も例外ではないな」
『そうですね〜黒に染まって固まってましたからね』
「何か対策はないものか」
その日は遅くまで考える泰斗達だった
同じ日の深夜
鳴海市全体を見渡せる丘に2匹の猫が並んでいた。灰色に近い色をした猫と青色をした猫だが、その身体には約5㎝幅の布らしきものが身体のあちこちに巻き付けられていた。更に灰色の猫の両腰にはカードホルダーが取り付けられていた
灰色の猫はカードホルダーを器用に後ろ足で掻きながら
「ねぇ、リーシェこれ持ってないと駄目?」
「貴女が持つと言ったんでしょ。アリアの二の舞になりたくないなら持っていなさい」
少し呆れた目で見ながら答える青色の猫、リーシェ
「アリア……わかったよ。でも、この姿のままで居ないといけないのは不便だよ」
「ロッテ、アリアの様に奴らの餌になりたくないなら我慢しなさい。いつ例の世界になるかわからないんだからね」
姉妹の名前が出て泣きそうになる灰色の猫ロッテはリーシェに言われ力なく頷いた
「今はグレアムさんの言う通り例の世界を調べるしかないわよ、いいわね」
「もちろん!」
リーシェの言葉に今度は力強く答えるロッテ
嬉しそうな表情をしたリーシェ
ふと夜空を見上げると三日月が目に入ったリーシェには淡く光る三日月が不気味なシルエットに感じていた
―次―
ここまで読んで頂きありがとうございます
さてどうなる猫猫コンビ
次話もゆっくり制作中(笑)です
では