キヴォトスでの日常   作:竹野小太郎

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先生とグッズ

どうも、突然ですが私ことシャーレの先生は今お金不足に陥っています。普段から私はロボ集めなどの趣味でお金を使いよくユウカに怒られています。ですが今回は期間限定品だった為散財してしまって食べるものも買えなくなるかもしれません。

 

先生「どうにかしてお金を稼がないと、これじゃあもやしすら食べられなくて死んでしまう!」

 

数日前もセリナに食生活には気をつけ体調を崩さないようにとこっぴどく怒られたばかりだ。食生活のせいで体調を崩せば他の生徒達にも心配をかけてしまい、最悪の場合救護騎士団にもお世話になってしまうことになる、流石に仕事をこれ以上溜めるわけにもいかないしこれ以上徹夜をするわけにもいかない。

 

先生「うーん…どうしたものかなぁ」

 

黒服「クックック、先生お困りの様ですね」

 

先生「うわぁ!なんだ黒服か。いきなりどうしたんだ?返答次第ではぶん殴るぞ」

 

黒服「いやいや、先生が少しお困りの様でしたので手助けでもしてあげようと思っただけですよ」

 

先生「いや、何か裏があるんしゃないのか?生徒に危害を加える事なら絶対に許さないぞ?」

 

黒服「いや、今回は逆に生徒が喜ぶ事をするつもりなので大丈夫ですよ。」

 

黒服「ククク…それに今回したいことは先生のグッズを出すということなんですから」

 

先生「は?」

 

いきなり黒服から突拍子もないことが発せられ少し困惑をしてしまった。いやコイツは何を言ってるんだ?

 

先生「まぁ、それなら生徒にも危害が加わらないけど、こんなおじさんのグッズが出ても誰も買わないでしょ、それに黒服のメリットがないじゃないか」

 

黒服「いや先生、あなたは自身の影響力をもっと知ったほうがいいです。それに今回は先生のグッズを手にした生徒達がいかに喜ぶかを観察したいだけなのでこちらもメリットがありますよ。」

 

先生「そうかい、まぁ生徒達にも危害がないのなら受けてやってもいいかな」

 

黒服「クックック、流石は先生です。そう言ってくれると信じていましたよ。あと売上の半分は先生に差し上げます。」

 

先生「まぁ、こんなおじさんのグッズが売れればだけどね?」

 

黒服「それでは、先生から了承を得たのでグッズを制作してきます。出来次第先生に連絡いたしますね」

 

先生「わかったよ」

 

 

ーー2日程経った頃ーー

 

黒服からグッズが完成したのでそちらに向かいますと連絡が来た

 

黒服「クックック、先生お待たせいたしました」

 

先生「それで?早速教えてくれるかな?私のグッズはどんなのができたの?」

 

黒服「そうですね、まず小物のアクリルとファイル、大きいので人形を作りました」

 

先生「よくこんな多く作ったね…でも本当に私のグッズが売れるのか心配になってくるよ」

 

黒服「その心配は大丈夫だと思いますよ。」

 

黒服「まぁ、この売れ行きを見れば嫌でも分かりますがね…」

 

先生「それじゃ早速売ってみようか。初めは初回で10個ずつ売ってみればいいんしゃないかな?」

 

黒服「そうですね、では今から出品しますね。」

 

先生「アロナもモモッターでこのグッズのことを宣伝しといてくれ」

 

アロナ「わかりました!グッズの宣伝は私に任せてください!」

 

先生「よろしくね」

 

黒服「では、少し待ってみましょうか先生」

 

 

ーー数分後ーー

 

先生「あれ?早くない?」

 

一分が経過した頃、私のグッズはみるみる売られていきすぐに完売してしまった。

 

黒服「おぉ…やはり先生はよく慕われていますね。」

 

黒服「それでは次の販売は時間を置いてから売ってみるとしましょうか」

 

先生「あはは…」

 

それからというもの、普通の販売が始まってから1時間で全て完売してしまった。

 

黒服「先生のグッズは全て完売しました。まぁ、考えていたとうりの結果ですね。」

 

先生「皆こんなおじさんのグッズをよく買うね…私びっくりしちゃって声も出ないよ。まぁ、とりあえずは完売したことをモモッターで知らせておこうかな?そしたら少し生徒達の反応も気になるかなぁ」

 

黒服「どうやらもう生徒達もレビューをしているらしいですよ」

 

 

ーーーー

 

《くじらおじさん》☆☆☆☆☆

 

『先生のぬいぐるみの完成度やアクリルも可愛さがあり凄く満足度が高かった。これからはぬいぐるみと一緒にお昼寝をしようと思います。』

 

《先生のお姫様》☆☆☆☆☆

 

『先生のぬいぐるみがいることで先生とずっと一緒に居られるような気がしていい気分になれる。悩んだ時や悲しい時は先生のぬいぐるみと一緒に過ごそうかな☆』

 

《空崎》☆☆☆☆☆

 

『先生に囲まれることでいつもの疲れがよく癒えるように感じた、またファイルはいつでも使えるので仕事の時にでも使ってみようと思う』

 

ーーーー

 

 

黒服「クックック、生徒の方もよく満足していただいたらしくだいたいの人が高い星をつけてくださりました。今回の計画も成功ですね。」

 

先生「まぁ、そうだね。生徒の反応を見るに成功だろうから…とりあえず良かったのかな?」

 

黒服「では、生徒達の反応と神秘の変化の観察もできたのでここらで私はお暇させてもらいますね。あと売上は後日振り込みますね。」

 

先生「わかった、今回は良かったがもう悪いことはするなよ!」

 

黒服「クックック、善処しましょう」

 

そうして黒服はどこかへ行ってしまった。私はとりあえず反応を見ながら仕事に戻る事にした。

 

ーー後日ーー

 

いつもの様に仕事をしているとリンちゃんから電話が掛かってきた

 

先生「あれどうしたの?リンちゃん?」

 

リン「先生リンちゃんはやめてください!それよりも今キヴォトス中の生徒達から先生グッズの第二弾を出せと殺到が来てます!連邦生徒会ももう押さえ込むのは難しいです!」

 

先生「えぇ!?なんでそうなってるの?とりあえず今からそっちに行くよ!」

 

リン「できるだけ急いでください!お願いします!」

 

それから私はなるべく急いで連邦生徒会まで着くことが出来た。だが扉の前では人だかりが起きておりデモのようになっていた、その上すでに中まで侵入されていた。

 

先生(うわぁ、なんか凄いことになっているな…とりあえずそこに居る生徒に聞いてみるか。)

 

先生「あの…この騒動はどうしたんですか?」

 

生徒A「あぁ、昨日に発売された先生グッズがすぐに完売してしまってな…そこで私達も手に入れる為にグッズの第二弾を出すように交渉をしに来たんだ………ところであんたシャーレの先生に似てないか?」

 

生徒B「あれ…シャーレの先生じゃない?」

 

生徒C「あっ!ホントじゃん!皆そこに先生がいるよ!」

 

生徒達「なんですって!」

 

先生「ありゃ…少しまずいことになったなぁ。仕方ないか…私一度逃げようかな」

 

生徒達「先生を逃がすな!捕まえろ!」

 

こうして生徒から逃げれるはずがなく私はあっという間に捕まった。この後グッズの第二弾をいつか出すと宣言しその日のデモは解散した

 

 

ーー一方黒服の方ではーー

 

黒服「クックック…今回はいいデータがよく取れましたね。これも先生のお陰です。」

 

ドドドドドドド

 

黒服「ん?なにやら外のほうが騒がしいですね?」

 

ユウカ「やっと見つけた!貴方が黒服ね!」

 

黒服「おやおや、あなた達がどうして此方に来たのでしょうか?」

 

ミカ「アハッ☆決まってるじゃんね!貴方に私たち専用の先生グッズを作ってもらうために来たんだよ!」

 

ヒナ「言っておくけど拒否権は無いから」

 

黒服(クックック、先生貴方はこんなにも生徒達にも愛されているのですよ…)

 

黒服(とは言えこの好意に先生が気づくのはまだ先の事でしょう。まあその様子も後で観察して楽しみましょうかね…)

 

黒服(クックック…)

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