【一発ネタ】エイリアンは非術師に入りますか?   作:かりん2022

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ショタとロボの友情こそジャスティス! ホントにぃ?

夏油はひとまず、ピアスを外して妙な力を操れないか試す事にした。

快く実験に協力してくれる事になり、特殊な加工のされた広い部屋に移動する。

呪霊をしっかりとしまい、ピアスを外す。

ぺかー。ピアスが光る。だがそれに惑わされてはいけない。

ピアスはあくまでなんかよくわからんすげー力を封印できるすげー石。

なんかよくわからんすげー力があるのは夏油の方なのだ。

 

夏油は集中して、自分の内側を探った。

呪力ではない力を発見し、引き出し、丸める。

両手で包んだ中、パリパリと白い光が紫電を放った。

 

「すごいわ。機械に当ててみて」

 

 差し出されたるは、犬型のロボットのおもちゃ。

 そっとそれを当てると、若干大きくなり、複雑な体へと変化して遠吠えした。

 そして夏油が望んだ通りに夏油にすり寄る。

 

「マザー。好き」

「いい子だね。でも私はマザーではないよ」

「マザー。好き」

 

「実験は成功ね。素晴らしいわ。貴方は新たな機械生命体の母となるのよ」

「素晴らしい! 是非、秘密国際地球防衛軍に入隊を」

「なりませんが?」

 

 レナは感動した様子で告げる。

 そこで、送った呪霊が戻ってきたので、実体化しないようよくわからん謎力を抑えつつ夏油は傾聴した。

 

『いかなる場合でも呪術規定に反する事は許さない。こう、うまいことフェードアウトして早く任務に戻れ』

 

 悲しいお知らせである。

 術式使わずにどうしろと?

 

 戸惑っていると、基地が俄かに騒がしくなった。

 

「夏油くん。貴方に会いたいと言っている人がいるわ」

「誰です?」

「銀河宇宙警備隊の隊員アルバと、秘密国際地球防衛軍の軍人テイカーと、機械生命体部族シュラの族長シュラと、機械生命体部族ババロアの族長ババロアよ」

「嫌な予感しかしないラインナップですね」

 

 

 

 

 

 

 

 ということで、まずは機械生命体シュラとババロアに会う事となった。

二機の戦闘機が変形して巨大人型ロボットになる。もっかいやって。

 

「ふん! なんと脆弱な人間よ。生命の石は機械生命体のもの。早々に心臓を抉り出して献上せよ!」

「マザーになんということを言うのだ、ババロアよ。こうなった以上、彼は我らが同朋として受け入れるべきだ」

「まず、私が受け入れて欲しいなんて言ってないんだけどね?」

「此奴がマトモである保証などない! 脆弱な人間だぞ! 邪悪なる神の二の舞だ!」

「そうとは限らない!!」

「はいはい、二人とも退場ね。マザーが困っているよ」

 

 元無人ヘリで会議室位にいたエリックくんが注意をする。

 彼もまた別の部族らしい。滅びたけど。機械生命体多すぎだろ。

 

 まだ何か言い合っていたが、どうにか帰ってくれた。

 

 そして、テイカーさんである。

 

「君は素晴らしい! 君の力があれば、地球はロボット軍団を作り、地球を守ることが出来る!! 万歳米国! いやむしろ米軍に入らないかね!?」

「何を言っているんだね、君は」

 

 テイカーさんは連れて行かれた。

 

 最後に会ったのはアルバさんである。

 アルバさんはバッタっぽいエイリアンだった。そしてやさぐれてボロボロ感があった。

 

「あー。まず、謝ろう。すまなかった。君に罪はない……だが、君が私達のやったことの報いを受ける事になるだろう」

「過去に何があったんです?」

「時は10年前に遡る。君のお兄さんは、宇宙人と付き合っていた」

「10年前なら兄も子供では?」

「ーー宇宙人がショタコンだったんだ。ちなみに宇宙でも犯罪だ。異種族、同性、年齢、保護惑星の現地人と、付き合うだけでダースの犯罪を犯している」

「クソですね」

「そうだ。だから私は逮捕しようとした。戦いに、君が巻き込まれて大怪我をした」

「クソですね」

「機械生命体だった彼、アレスは、盗んでいた秘宝を君に使った」

「どれだけ罪を重ねるんです?」

「地球人と相性が良くなかった……いや、良すぎたのかもしれない。恐慌状態に陥った君は、何故か数多の化け物を生み出し続けた」

「はい」

「私たちは協力して、機械生命体だったアレスは生命の石を隠した暗黒石を使い、生命の石を封印し、記憶を消した。そして、既に色々改造を受けていたお兄さんを預かって、責任もってヒーローに育てる事にした。そして、君のお兄さんは、立派なヒーローになって今必死に機械生命体の部族アスマに返す為の代わりの生命の石と、君を人間に戻す方法を探している」

 

 また新しい機械生命体の部族出てる……。

 

「あの」

「なんだい?」

「全部そのアレスって人が悪いのでは?」

「彼は私が責任もって豚箱に放り込んだので安心して欲しい。アスマに生命の石が返還されるか、代替の品が捧げられるまで彼は出てこられない。そして、残念なことに……近々、優が、君のお兄さんが目的を達成して戻ってくるらしい。アレスも解放される……。そして、お兄さんが成長してヒーローになった事で、合法になる……。二人の仲はとてもラブラブだ」

 

 私は、キリッとした顔でアルバさんに答えた。

 

「大丈夫です。私は強いので両方殴れます」

「そうか」

 

 

 

 さて、私はこの状況下で、呪術界に目立たず地味に帰還しなくてはならない。

 もちろん、術式は秘匿しながら。

 無理では?




マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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夏油はこの後

  • 教祖堕ちラスボス化
  • バレないように頑張るU‘・x・`U
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