【一発ネタ】エイリアンは非術師に入りますか?   作:かりん2022

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傑を守る。傑の生命に反しない限り傑の言うことを聞く。傑の生命と命令に反しない限りに自分を守る。それが俺のジャスティス!

「傑くん、また会ったね!」

「九十九さん」

「仕事をする代わりに、君と研究をする許可を得たよ」

「私は許可を出してないんですけど……」

「まあ、まあ。色々試そうじゃないか」

「まあ、いいですけど……」

 

 

「九十九さん、いっそ、生命の石を輸入して飾りませんか?」

「なぜ?」

「もう片っ端から具現化して、皆で倒しましょう。術師、非術師の区別なく」

「夏油くん……それはアリだ!」

 

「九十九さん、呪力を持った種族を生み出して、人間と置き換えるのはいかがでしょう?」

「夏油くん……それもアリだ!」

 

 

「九十九さん、逆に呪力の全くない種族で置き換えるのは?」

「素晴らしいね! どのプランも君さえいれば可能かもしれない。人類の未来は明るいよ! げっふぅ!」

「明るいよじゃねーんだわ」

 

 五条は夏油を後ろに庇い、九十九を殴り倒す。

 

「生徒の個性を変なふうに伸ばさないでいただきたい」

「監視は何してたんだよ、何を」

「悟。君もそう思うだろ?」

「ちゃんと最初から話せよ。話し合おう」

 

 夏油は五条による精神鑑定です。

 

「こんな状況でアメリカまで出張というのは可能なのか」

「むしろ何を見て可能だと思うんですか。夏油の目ぐるぐるですよ」

 

 硝子は夜蛾に問いかける。

 

「うむ……五条と揃って休みを申請しておく」

「ずるい。主治医枠で私も休み欲しい」

 

 夏油を抑えられるのは、同じ特級である五条だけである。九十九は煽る側だし。

 硝子も主治医枠で休みを、というのも納得できる理由だ。当然、五条は精神科医ではないのだし、硝子はメンタルケアも勉強し始めているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで、五条と夏油は休暇中にアメリカまで行く事になった。

 休暇中にたまたまアメリカを手伝うことになったという筋書きである。飛んだ欺瞞!

 

「夏油くん! これはアメリカ一、物凄いスーパーコンピューターだ! これに君の力を使い、意志を与えて最強のアメリカの政治アドバイザーにするのだ!」

「うわーおめめぐるぐる。傑、帰ろ」

「待ちたまえ! 平和の為なんだ! 愚かな人間にとって変わり、機械が平和な世界を実現するに違いない!」

「平和な世界……」

 

 ふらふらと向かう夏油を全力確保。

 

「傑が力使うと、スパコンが傑の僕になるけど、アメリカの政治アドバイザーが日本人の部下でいいんですかぁ!?」

「ダメだな。駄目だ。盲点だった!」

「盲点だったじゃねーよ、自明だろ」

「えっ」

 

 傑は既にコンピューターに手を伸ばしていた。

 スーパーコンピューターがロボットに変形していく。

 

「話は聞いた! 人間は愚か! 私が人間を導き、世界征服してマザーに世界を捧げるのだ!」

「にんげんはおろか」

「はいはい、愚か愚か。帰るぞ、傑」

 

 こんな穴だらけの作戦が独断でないはずがない。悟はさっさとアメリカ上層部にチクリ、後を任せて帰還した。悪は滅びた。

 

「にんげんはおろか」

「正気に戻ろう? 傑」

「あっ 戻ったかい、傑くん。スーパーコンピューターに援助を頼むのはいい案だと思ってね! とりあえず、いくつかのスパコンを用意したからロボットにしてみてよ。それで仕事を手伝わせてみる」

「この惨状を見て言え、九十九」

「にんげんはおろか」

「傑! 俺の目を見て!」

「おろか」

「傑!」

 

 流石にちゃんとした休暇が認められた。

 五条と夏油、そして硝子が休暇を終えた後、戻ってみるとロボット達が仕事の効率化と術師のサポートに全力を尽くしており、もはや機械生命体は術師と切っても切れない関係となるのだった。

 この事により、術師の死亡率は下がるのだった。もちろん、夏油はロボット達にま守られて安全である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッピーエンド!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 機械生命体と近しい優は夏油の術師としての仕事を知る事となった。

 

「全てわかった! お兄ちゃんに全て任せるがいい! 要は呪霊の可視化と攻撃ができればいいんだろう? 大船に乗ったつもりでお兄ちゃんに任せろ!」

「泥舟の間違いでは?」

「はぁーはっはっは!」

 

 こうして、優は傑自動助け機の開発に着手した。

 10年後。

 

「これは、傑の悲鳴に反応して自動的に救助に行く装置だ! 名付けて傑自動助け機!」

「嘘くせー。傑、硝子。俺の後ろにいろ」

「大丈夫だよ、悟。にしても、悟そっくりのロボットだね。これ許可取ってんの?」

「全然聞いてなかったんだけど?」

「スイッチオン!!」「聞けよ」

「ガガピ! 並行世界の夏油傑の悲鳴を検知。救助に向かいます」

「え?」

 

 傑自動助け機は消失する。

 

「はぁーはっはっは! 傑自動助け機、頑張ってくれたまえ!」

「探しに行くよ、悟。あれで暴れられると悟の風評被害が」

「地球平和だの宇宙平和だの、今度は並行世界かよ。いい加減にしろよ」

「ごめん。やっぱり私一人で」「傑のせいじゃないだろ、俺も行く」

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、並行世界では。

 

「救いは訪れるのです」

「傑! お前の涙は俺が止める! 傑自動助け機、ただいま見参!」

 

 説法中に唐突に五条悟に似たロボットが現れ、教祖、夏油傑は動きを止める。

 

「は? さと、る? を模った機械、なのかな」

「夏油傑のストレス値を下げるのに適した外観をしてんだよ」

「むしろ私の友達の猿真似をされて私のストレス値は天元突破なのだけどね」

 

 すると、五条悟に似たロボットは外観をガンダム的に変えた。

 

「これでいいでしょうか」

「まあいいだろう。少し待っていてくれ。話を聞くから」

 

 表面上は落ち着いたふうに。

 内心は十分にパニックになりながら、夏油は信者達を帰らせた。




マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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夏油はこの後

  • 教祖堕ちラスボス化
  • バレないように頑張るU‘・x・`U
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