【一発ネタ】エイリアンは非術師に入りますか?   作:かりん2022

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迷う。ブレる。乱れる。それはまるで、春の嵐のように。

生命の石を得て、まず初めに勧められたのが各地のスパコンの奪取だった。

機械に命を与えた事で、部下としたのである。

 

ついで、呪霊の物質化の実験。

これは呪力のある新生物も呪力のない新生物を生み出すこともできた。

 

そして、スパコン富士とスパコン都の奮闘により、呪力を科学的にどうにかする方法も考えられている。

 

すなわち。

 

夏油傑による新世界創造が可能になったのだ。

これにより、夏油が無意識下に建てていた、計画に失敗して死ぬという事が難しくなってしまった。

夏油は自分を騙していただけで、本当に望んでいたのは殺戮ではない。

 

「私は……」

「傑。ストレス値が増大しています。嫌なことはしなくて良い。貴方はもはや神。望みたい事を、望みたいように出来るのですから。それに、この子達も非術師です」

「偽悟……」

「傑自動助け機です」

「呼びにくいし恥ずかしいよ、そんな名前」

「優様がつけてくださった由緒正しき名前です!!」

「わかったわかった。じゃあ、名前の一部を取ってタスクって呼ぶよ」

「まあ良いでしょう」

 

 タスクのささやく繰り言はまさしく悪魔の誘惑だった。

 

「マザー。僕の作ったプランを見てください!

「自分のプランも見てやぁ。あと、集会所の下に研究室作らせてや」

 

 富士と都が夏油に侍る。

 

「その位置は私達の場所だぞ!」

「夏油様の袖は私達のもの……」

 

 美々子と菜々子が抗議する。

 

「先輩こわぁ。機械差別やんな」

「僕達、まだ子供なので優しくしてください」

「夏油様より大きいくせして何言ってんだ」

「これ以上圧縮できないんですよね」

 

 

 それから、夏油はロボット達に促されるまま日本一周の旅に出た。

 車やパソコンの機械生命体化が目的である。

 

 呪力を探知できるロボットを作ってしまえれば良いのだが、術師が長く使ったスマホを術師にするのが精一杯だった。

 

 また、富士や都は端末を作ったので元の研究所へと戻った。

 元の持ち主達への愛着もあるのだ。本来の仕事もきちんとしたいという要求を夏油が受け入れた形だ。

 

 Xデー。

 

 傑達は、一斉にロボット達を人化させて人間の友達面させた。最も、元からロボット達は人類の友達である。

 

混乱はしたものの、彼らは無理やり日常に浸透していった。

それは呪専でも同じ。

呪専でも、ロボットたちは手伝いを申し出て、無理やり仕事を手伝っていた。

 

そして。

 

 ロボット達の助けにより、確かに術師の負担は減ったのである。

 壊すのはいつでも出来る。出来てしまう。

 だから、もう少しだけ様子をみよう。

 

 夏油は自身に言い訳をする。

 

 だが、エイリアンは待ってはくれなかった。

 夏油を、より詳しく言うなら、夏油の心臓と同化した生命の石を狙って、エイリアンたちが訪れようとしていたいのである。

 




マシュマロ
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夏油はこの後

  • 教祖堕ちラスボス化
  • バレないように頑張るU‘・x・`U
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