突然だけど山田リョウの話をしようと思う。山田リョウ、下北沢高校の1年生で俺と同じクラス、隣の席の青髪の女の子。性格はまぁ好き嫌いが分かれるような何とも言えない性格だったりする。俺の彼女の虹夏と親友でよくお昼に虹夏のお弁当を集るくらい仲いいと思う。いつもはおっとりとしてるのにベースを弾かせると姿が変わるかっこよくなる。どうして俺が山田リョウの話をしてるかと言うと最近学校で山田リョウに付きまとっわれてるからである。それに気づいたのは頼まれてバスケ部に入ったのだけど2階から俺のプレーを観戦する山田リョウを見つけたのある。最初は暇つぶしか、単純にバスケ観戦が好きなのかって思ったけど、よくよく考えてみると暇つぶしなら曲を作ったりしてるだろうし、バスケ観戦が好き性格でもない。それに、俺がふとリョウの方を見ると目が合うから俺を見に来てるって分かった。それから学食に行く時にも、授業の合間合間の休み時間にも少し離れた距離で付いてくる。それがトイレに行こうとしてたとしても。
「おいりょうさんよ、トイレまで付いてくるのはちょっと駄目でしょうよ…」
「大丈夫、私は困らない。」
はぁ…この子何なんです?この自信満々の感じ確かに自信満々の感じがかっこいいって思うの人もいるかも知れないけど、男子トイレにズカズカと入ってくる女の子なんて俺は全然かっこいいと思わないけどな。
「いや、こっちが困るんだよタコ」
軽く頭を叩いてそう言った。叩かれたことが嬉しかったのか頬を赤らめた山田リョウ、それを見て俺はこいつМ何じゃね?って思ってしまった。
「はぁ…すぐ戻るから外で待っててよ」
「…わかった」
俺がそれ言うとトイレに入ろうとせずドアの横の壁で待つらしい。トイレに入る男子的には気まづくてしょうがないと思うけど俺に関係ないから気にしな~い。俺がトイレから出ると本当に待っていた。
「いや、お前は飼い主を待つ忠犬か」
「…わん。」
「お前みたいな忠犬は要らん。何処へでも行ってしまえ」
それを言って俺は教室に戻ろうとしたら俺の腕を掴んできた。
「どうしたの?」
「…ううん、何でもない。」
「そう、じゃあ俺教室に帰るね」
俺はリョウの手を振りほどいて教室に戻った。リョウ振りほどかれてその場に立ち尽くしたままだった。俺は結構冷たい人間なのかも知れない。かってに付いてきたとはいえ男子トイレの目の前に女の子を置いてきてあまりどうも思ってないんだから。
「って事があったんだけどさ、どうかな?」
俺はこれまでのリョウの事を虹夏に聞いてみた。リョウとは同じクラスで隣の席で友達だけどリョウの事半分も知らない。だから、ストーカーまがいなリョウの行動を虹夏なら知ってるんじゃないかと思い聞くことにした。
「ん~~私にはリョウの行動概念が分からないけど、リョウも何も考えずに理久くんの後を付けてるだけじゃない?」
「いやいや、それめっちゃ怖いやつだから。それに俗に言うストーカーってやつよそれ」
「あはは、そうだね!じゃあリョウに直接きいてみたらどう?」
えーって顔をしたら虹夏が「いまめんどくせぇって思ったでしょ?」って的確な図星を突かれた俺は冷や汗をかいて体温が少し下がった気がした。
「大丈夫だよ、理久くん。確かにめんどくせぇつわて思うのも分かるし、リョウ意味分かんねぇ〜って思うのも分かる。でも、紳士に聞けばリョウも真剣に答えてくれるからさ聞いてみようよ、ね?」
「いや、聞かなくていいや…俺的にあんまり興味ないからいいかな」
「ふーんいいなら良いけど」
「でも、先に言っとくよ。俺はリョウに興味ないよ?もしリョウから行為を向けられたとしてもそれに応えるつもり1ミリもないから」
「そ、そっか」
「心配じゃないの?リョウは俺に好意を抱いてるかもしれない。逆に俺がリョウの事が凄く気になって好き好き大好き~♡って好意を抱いていたらどうするよ。心配にならん?」
「え?え?」
「ありえないって話じゃないでしょ?リョウの事を一番知ってる虹夏に聞いてるわけだしさ」
「……」
全然答えが返ってこなかったから虹夏の顔を見てみるとめっちゃ泣いていた。生憎ここが人がいっぱいる教室じゃなくて誰もいない屋上でよかった。少しからかってやろうと思って言っただけのつもりだったんだけどやり過ぎたらしくて泣かせてしまった。だって虹夏って抜けてて怖いくらい警戒心なさ過ぎるし無防備で心配になるから、ついからかったつもりがやりすぎたのかもしれない。
「嘘だから泣くなって虹夏ちゃん」
「だ、だだって…理久くんがぁ…りくくんがァぁァァぁァわだじのごどヲ…」
「ほらこっちおいで」
俺はその場に立ち上がり手を広げて虹夏さんが迎え入れるポーズをしたら虹夏さんは立ち上がり手を広げた中にゆっくり向かってきて俺の胸の中に収まったので俺は抱きしめた。
「ごめん…やりすぎた…。」
「ッグスン…本当だよ…イ…ジメないでよ…」ナデナデ
「からかいすぎたよ…本当にごめん」
「…嘘じゃない?……本当に…すき?」
「当たり前だろ?虹夏以外興味ないよ…」
「…本当に?」
俺は抱きしめるのを解き口と口だけでするフレンチなキスをして俺の誠意を見せることにした。何で俺がこんな事したのかと言うと何故だが言葉では誠意を見せるって言うのは何か駄目きがしたから行動にしてみた、って言うか…こうなった原因は俺なんだけどね~なんて。
「これじゃ駄目かな?」
「ううん、理久くんすき〜♡」
そう言って虹夏ちゃんは俺に抱きついてきた。
「そろそろ昼休み終わるから教室に戻ろっか」
「うん、戻ろう♪」
そうして俺達は屋上を後にした。5、6時間目の授業をちゃんと受け放課後は体育館でバスケ部の部活動。そして家に帰る。最近そう言う流れで過してる気がする。そして家に帰ると虹夏ちゃんが俺の家にいてご飯を作ってる。…うん、うんうん最高かよぉぉぉ!!!
「おかえり〜理久くん!ご飯できてるよぉ」ギュッ
俺が玄関の鍵を開け中に入ると俺が帰ってきた事に気づいたのかキッチンの方からバタバタと走ってきた。
「てか、今抱きつかない方がいいよ?俺絶対汗臭いから」
スンスン「うん、大丈夫だよ!全然臭くない!寧ろ私的にいい匂い」ニコッ
「まぁいいけどさ…」
何で自然と会話が続いてる?って思ってるかもしれないが、説明するとめんどくさいから端的に言うと俺と一緒にいる時間を増やしたいと、バイトがない日とバンドの練習で疲れてない時は俺の家に来てご飯作りに来たり泊まりに来ているって言う半同棲みたいな感じなんだよね〜けど、俺は嫌じゃない寧ろご褒美だから最高まである。
「さぁさぁご飯食べよう」
俺の手を掴んで強引にリビングまで連れてっていった。リビングまで行くと凄く美味しそうな匂い。部活で疲れた体には効果抜群なくらいに美味そうな匂いがしてついには俺のお腹がグゥ~と鳴ってしまった。何故だか恥ずかしい気持ちになった。
「お腹空いてるんだね」
「う、うん…。お腹なって凄く恥ずかしい…」
「ん~可愛い」
「からかわないでよ…」
「そうやって照れてる理久くん好きだよ♪」
「ご飯用意するね」
そう言って虹夏はキッチンに向かった。皿におかずをよそいリビングに運んできた。
「本当に俺は手伝わなくていいの?」
「うん、もう運ぶだけだから大丈夫だよ!」
テーブルに運ばれてきたのはほくほくの白ご飯に、おふくろの味代表定番の肉じゃが、そしてお味噌汁。そしてサラーダ。やっぱり虹夏の作る料理は凄く美味しそう…手を合わせて合掌。
「いただきます!!」
「バンドの方はどうよ」
「ん~、まあまあって感じかな?」
凄く曖昧な感じで返ってきた。こんな曖昧な感じの返答でバンドがあんまりうまくいってないって事に俺は気づいた。
「そっか…練習もメンバー集めも大変だけど虹夏とリョウが折れずに頑張ればちゃんと成果が出るからあまり思い詰めたりしちゃダメだよ?」
「ってこんな俺に言われてもって感じだろうけど、でも俺は虹夏が頑張ってるの知ってるから」
「…あリがとう。理久くん」
まぁ、これからどんどん成長していくでしょう。だから、俺は静かに見守る事にしようと思った。それに俺には俺のやるべき事もあるからね。そして虹夏は俺の家に泊まっていった。虹夏は次の日が休日の時だけ俺の家に泊まる。だから俺の家には虹夏の私物が半分を占めている…。半同棲に近い感じなのか俺はそう思ってる。偶に平日ご飯を作りに来て泊まって朝早く家に帰る。虹夏はそう過ごしてる。でも、泊まりに来て休日の朝を迎えた時の俺の幸せの一時は…
「はぁ…可愛い…。寝顔でこんなにも天使と思わせる女性他にいないよな…」
そう俺の休日の幸せな一時は早く起きて隣で寝てる虹夏の寝顔を見る事。好きだからこそなのだろうけど何回寝顔を見ても飽きが来ない。
「ん〜……ぉはよぅ…」
「おはよ…んっ」
虹夏は朝起きると取り敢えず俺にキスをする。おはようのチューって奴だと思う。虹夏は面倒見が良く誰にでも優しい女の子。幼い頃もかなり苦労した女の子。それに多分…ストレスや嫌な事を溜め込んで上手く吐き出せないのだと思う。だから俺と過ごしてる時間は物凄く甘やかし虹夏にはやりたい事が出来る過ごしやすい空間にしたいって俺は思ってる。要は俺にだけ弱音を吐ける様に頑張ってる。って言っても今そうで来てるのか俺には分かってないのが問題かも。
「今日って理久くんSTARRYに来るんだっけ?」
「そうだね、今日は部活も休みだからやることないかな?家でダラダラするしかないかな…」
「やったー!!!久しぶりに理久くんとSTARRYに行ける〜!」
虹夏の作った美味しい美味しい朝ごはんを2人で食べて2人でSTARRYに向かうのであった。
久しぶりに投稿いたします。自己満で書かせていただいておりますので、読んでくれる人には感謝です。