ヤベーイ奴と共に進化し続ける少年のヒーローアカデミア 作:ルオン
今回は個性把握テスト回になります!
それでは本編をどうぞ!
『『『個性把握テストォオオ!?』』』
グラウンドへ来た翔平達は、既にいた相澤からの発言に驚く。
「入学式は!?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるなら、そんな悠長な事をしている時間はないよ」
緑谷へと声をかけていた少女が、驚きながらも相澤へと。
だが相澤は、あっさりとしないと言い放つ。
「雄英は“自由”な校風が売り文句でな··········爆豪」
「あ″?」
「中学の時、ソフトボール投げ何mだった?」
「···········69m」
「じゃあ円の中に入って、個性を使ってやってみろ。円から出なきゃ、何してもいい」
相澤そう言われ、円の中へと入る爆豪。
相澤からボールを受け取り、手に力を込めた。
そして
「んじゃまぁ…………死ねぇえええ‼」
『(((…………死ね?)))』
爆をは物騒なことを言い放ちながら、個性を使ってボールを吹き飛ばした。
「まず自分の“最大限”を知る。それがヒーローの素地を、形成する合理的手段だ」
そう言った相澤は、翔平達に見えるように端末の画面を向ける。
そこに表示された記録は、705.2mとなっていた。
「なんだこれ‼すげー
「705mってマジかよ!?」
「“個性”思いっきり使えるんだ‼さすがヒーロー科‼」
翔平と幸星以外の生徒達は、個性を使用した事で出た記録を見て盛り上がっていた。
「…………面白そう……か」
『『『ッ‼』』』
盛り上がっていた生徒達だが、相澤から発せられた静かなプレッシャーに気圧される。
「ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのか?…………よし、トータル成績で最下位の者は、見込み無しと判断し、除籍処分としよう」
『『『はぁああああ!?』』』
相澤の発言に生徒たちが驚く。
「生徒の如何は、
相澤その言葉を合図に、翔平達の個性把握テストが始まった。
―第1種目:50m走―
「次、蛙吹と石動」
「はい」
「はい」
名前順で始まった個性把握テスト。
相澤に呼ばれ、順番が回ってきた翔平は1人の少女と共に前に出る。
「石動翔平だ。よろしく」
「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」
隣の少女、
「ケロ?それはなに?」
「脚を速くするアイテム」
翔平はそう言うと召喚した2つのボトル、ラビットフルボトルとラビットエボルボトルを上下に振ってから体に押し当てる。
それによって翔平の体が一瞬赤く光り、右目にラビットフルボトルの、左目にラビットエボルボトルのマークが浮かび上がる。
「準備はいいか?」
「はい」
「はい!」
相澤に聞かれ、スタート地点につき走る体制に入る翔平と蛙吹。
そして
「よーい…………スタート‼」
「ッ!!」
相澤の合図と共に翔平は地面を蹴り、一瞬にしてゴールしてしまった。
「ふぅ」
「なっ!?」
「いつの間に!?」
「先生‼彼のタイムは!?」
翔平が一瞬にして50m走り抜いた事に対して驚く一部のクラスメイトと、鬼気迫ると言った感じで相澤に聞く、教室で飯田天哉と名乗っていた少年。
「石動 翔平、50m走…………0秒55」
「よし‼」
『『『はぁああああああああ!?』』』
「0秒55·······確か100mやってみた時のタイムが1秒55だったから·········1秒タイムを縮めたわね翔平」
翔平のタイムを聞き、驚く幸星以外のクラスメイト。
相澤はそんな生徒達を無視し、次々と走る生徒達の呼び続けた。
「次、峰田と緑谷」
「おう!」
「は、はい」
相澤に呼ばれた緑谷と峰田と呼ばれた少年は、共にスタートラインに立つ。
「オイラは峰田 実!よろしくな!」
「ぼ、僕は緑谷 出久。よろしくね!」
少年、
「準備はいいな?」
「問題ないぜ!」
「は、はい!(ワン・フォー・オール······フルカウル!2%!)」
「ッ!?」
緑谷は個性であるワン・フォー・オールをコントロールする上で生み出した状態、【フルカウル】を現在をコントロールできる出力の2%で発動させる。
その状態を見た爆豪は目を見開き、驚いていた。
「よーい·········スタート!」
「ッ!」
相澤の合図で緑谷は地面を蹴り、駆け抜ける。
そのまま並んで走り同時にゴールした。
「緑谷 出久、4秒13」
「なっ!?」
「スゲェ!!爆豪と同じタイムだ!」
「や、やった(上手く行った!)」
「峰田 実、5秒21」
「は、速いな緑谷」
上手くワン・フォー・オールを使えて喜ぶ緑谷を、自身と同じタイム出した事に対して信じられないといった視線を向ける爆豪。
そして緑谷の笑顔が癪に触ったのか、爆豪は怒りの形相で、手の平を爆破させながら緑谷に掴みかかりにいった。
「デェぇぇクゥぅぅ!!」
「ッ!?」
フルカウルを解除し反応に遅れた緑谷は、爆豪から逃れる事ができないと判断し、咄嗟に腕をクロスする。
しかし
「ロックチェーン」
「チェーンバインド」
「がっ!?」
翔平はフルボトルの1つ【ロックフルボトル】から生み出したチェーンを、幸星は自身の個性である【夜天光の魔導書】を出現させ、個性を使用するのに必要な【魔力】で形成したチェーンで爆豪を拘束した。
「コノ!離しやがれボトル野郎!本女!」
「やだ」
「断る」
「んだとぉ!」
翔平と幸星の言葉にイラついた爆豪は、手の平から小さな爆発を起こそうとしたが、それに気づいた翔平と幸星が拘束する力を強められてしまう。
「てか、何に怒ってるんだお前?同じタイムだったのがそんなに嫌なのか?」
「うるせぇ!おいデク!テメエ、俺を騙していやがったのか!」
「い、いや」
「無個性って騙してて、楽しかったか!?えぇ!?このクソナーd「馬鹿なのか?」んだと!?」
緑谷に怒鳴り散らす爆豪だったが、翔平の言葉に反応し標的を翔平に変えた。
対して翔平は、爆豪を呆れた目で見ていた。
「あのさ?普通、個性が発現しただけと考えない訳?」
「馬鹿な事言ってんじゃねぇ!個性の発現は5歳だろうが!」
「それはあくまでも平均でだ。日本は勿論、海外でも5歳になる前の年齢で発現する人もいれば、10歳を超えてからの人や20歳に発現する人もいる。現に個性が人々に知られるようになった切っ掛けとなったのは0歳の赤子だったし、その後に様々な年齢の人々が個性を発現している。個性についての勉強の際に、教科書に書いてたろ?てか、テレビでも報道してるし」
「だったらあの動きはなんだ!?発現して1年前後の奴ができる動きじゃねぇ!」
「それは分からん。誰かに教わったんじゃないか?どうなんだ緑谷?」
「う、うん!偶然知り合った人が似たような個性で、扱い方を習ったんだ」
急に聞かれ、驚きながらも翔平の質問に答える緑谷。
そこへ相澤がやって来る。
「石動、八神、良く止めたな」
「いえいえ」
「愚行を止めたかっただけですので」
「そうか。爆豪、次同じ事をしたら、最下位関係なく除籍にするぞ」
「ちっ!」
「··········石動、八神、拘束を解け」
「了解」
「分かりました」
相澤に言われ、翔平と幸星は爆豪の拘束を解く。
拘束を解かれた爆豪は、翔平と八神、緑谷を睨みながら離れていき、個性把握テストが再開された。
「次、八百万、八神」
「「はい」」
相澤に呼ばれ、スタートラインに立つ幸星と八百万と呼ばれた少女。
「八百万 百と申します。よろしくお願いしますわ、八神さん」
「八神 幸星だ。よろしく」
「2人とも、準備いいか?」
「はい!」
「はい」
「よーい·······スタート!」
相澤の合図と共に、幸星は魔力で身体能力を底上げして走り、八百万は自身の個性【創造】で生み出した、全自動式のローラースケートと走り抜けた。
「八神 幸星、1秒ジャスト」
「よし!」
「八百万 百、4秒3」
「早いですわね、八神さん」
「いや、八百万も凄いだろ」
互いに褒め合う幸星と八百万。
これにて全員の50m走の記録をとり終えた為、一同は別な記録をとる為に移動する。
―第2種目:握力―
「よっ‼」
―グシャ―
「ありゃ?」
「先生、翔平が測定機を壊してしまいました」
「石動、一応コレ、2トンまで計れるんだが?」
「アハハ……すみません」
『(やり過ぎんなよ相棒?)』
「「……………………」」
翔平はフルボトルの1つである【タンクフルボトル】と【ゴリラフルボトル】を取り出し、振ってから体に押し当て手に赤黒いエネルギーを纏わせて握ったら、測定機が壊れてしまった。
それを見ていた、周りよりデカイ数字を叩き込んでいた、2人の男女が唖然として見ていた。
―第3種目:反復横とび―
「反復ならコレだな」
翔平はそう言うと最初に出したラビットフルボトルと、フルボトルの1つである【ニンジャフルボトル】を召喚し、振ってから体に押し当てる。
それにより翔平の体が赤から黄へと一瞬光、右の瞳にラビットフルボトルの、左の瞳にニンジャフルボトルのマークが現れる。
「よし……準備完了」
「じゃあよーい…………スタート」
「ッ‼(能力全開!)」
翔平はフルボトルの能力を全開にし、左右に跳んだ。
やがてアラームが鳴り、翔平は動きを止める。
「そこまで…………記録、631回」
「ふぅ····600は超えたか」
「ちょっとやりすぎじゃないか?」
『(少しは自重しろよ相棒?)』
「オイラの十八番がぁあああああ!」
呆れる幸星をよそに、結果にまずまずと思う翔平。
そしてその傍らでは、峰田が膝をついて絶望していた。
―第4種目:立ち幅跳び―
「立ち幅跳びならコレだ」
翔平はフルボトルの1つ、【タカフルボトル】を召喚し体に突き当てる。
すると両目にタカフルボトルのマークが浮かび上がり、背中にオレンジカラーの翼が生えた。
「今度は翼が生えた!?」
「試験の時の翼とは違う!?」
「いったいどんな個性なの!?」
「よっと!」
次々に起きる翔平の能力に驚く、幸星を除いた周りの生徒達。
そんな生徒達をよそに、翔平はその場から飛んだ。
「·········石動、いつまで飛んでられる」
「何もしなければ5日間です」
「·········試験時に出していた翼と違うが、あの翼ならどれくらいだ?」
「何もしなければ4日間ですね」
「…………石動、
「もう自重しろというのが無理か」
『(やれやれ)』
∞を叩き出した翔平。
それに対して幸星は自重する事を願うのを諦め、体内にいるエボルトは呆れていた。
―第5種目:長座体前屈―
「体前屈ならコレだな」
翔平は生み出したレジェンダリーフルボトルの1つ、仮面ライダーダブルの力が宿った【ダブルフルボトル】を召喚し、振ってから体に突き当てた。
それにより両目に仮面ライダーダブルのライダーシンボルが浮かび上がり、仮面ライダーダブルが使用するアイテム【ガイアメモリ】の1つである【ルナメモリ】の能力で腕を伸ばした。
「えっと……270だね」
「なんでもありだな、石動の奴」
「奴が何しても、俺は驚かん」
翔平の記録を見て、障子や常闇等の周りのクラスメイト達が、諦めたような雰囲気になってしまう。
―第6種目:持久走―
「持久走ならコレだな」
〔フルボトル!スチームアタック!〕
翔平はトランスチームガンを召喚し、フルボトルの1つである【バイクフルボトル】を装填しトリガーを引く。
それによりトランスチームガンの銃口から煙が放出され、放出された煙が1箇所に集まる。
やがて煙が晴れるとそこには、フルボトルの力で変身し戦う戦士の1人、【仮面ライダービルド】が乗っていたバイク型マシン【マシンビルダー】があった。
「こ、今度はバイクを出しやがった!?」
「どうなってんだ石動の個性!?」
「というか石動!お前免許持ってんのか!?つーか、サポートアイテム使うのアリかよ!」
「ちゃんと持ってるよ。それにコレはサポートアイテムじゃない。エネルギーで形成したバイクだ」
「では、私と少し似てますわね」
「ん?」
抗議する峰田に対応している翔平の横で、八百万が体の一部からバイクを生み出していた。
「八百万はバイクも生み出せるんだな?」
「はい。石動さんもバイクを生み出せるなんて驚きました。改めて、よろしくお願いします」
「よろしく、八百万」
「おい、驚いてないで準備しろ」
『『『は、はい!』』』
相澤に言われ、クラスメイト達もスタート地点に移動し、相澤の合図で一斉にスタートした。
マシンビルダーに乗った翔平はグラウンド10周を2分で、幸星は魔力強化で50m走の時よりも身体能力を強化をして10周を2分30秒で走り抜いた。
―第7種目:上体起し―
「次は上体起しだ········石動は切島と組め」
「分かりました。よろしくな切島」
「こっちこそよろしくな石動!」
相澤に言われ、翔平は赤髪の少年こと
翔平は再びラビットフルボトルとラビットエボルボトル、ニンジャフルボトルを振って体へ押し当る。
それにより右目にラビットフルボトルの、左目にラビットエボルボトルの、額にニンジャフルボトルのマークが浮かび上がり能力を宿す。
「では石動、始めろ」
「おりゃぁあああああ‼」
「うぉおおおお!」
相澤に言われた翔平は、3本のフルボトルの能力を全開にして上体起しをやり始めた。
足をおさえている切島は、自身の個性を使用して飛ばされないようにする。
「そこまで…………333回」
「大丈夫か切島?」
「な、なんとかな。にしても、凄いな仮面」
「まだまださ。次は俺がおさえる番だな」
「おう!頼むぜ!」
創一は切島と位置を代わり、今度は切島の足をおさえるのだった。
―第8種目:ハンドボール投げ―
「えいっ」
―ヒュゥ~~~~―
「麗日、∞」
「すげぇ‼また∞出たぁ!?」
「凄いわお茶子ちゃん‼」
「えへへ♪」
「次、石動」
「はい」
ハンドボール投げで∞を叩き出した少女、
翔平は試験時に使用したドラゴンフルボトルと、エボルボトルの1つである【ドラゴンエボルボトル】、フルボトルの1つである【タンクフルボトル】と【ゴリラフルボトル】を振って体へ押し当てる。
それにより、右目にはドラゴンフルボトルとドラゴンエボルボトルの、左目にはタンクフルボトルとゴリラフルボトルのマークが、それぞれ重なるように浮かび上がる。
翔平は円の中へ入り、用意されていたボールを拾い上げる。
そして
「オラァアアアアア!」
―ドォオオオオオオオオオン―
翔平はボールを上へ投げてから右手にエネルギーを集中させ、落ちてくるタイミングを合わせて拳を叩き込み、ボールを吹き飛ばすした。
「石動の記録、2001m」
「2000超え!?」
「麗日の記録には負けるけど、石動も凄い!」
翔平の記録に盛り上がる周りの生徒達。
2回目の記録を出そうと、近くに置かれていたボールを拾い上げようとする翔平を、相澤が待ったをかける。
「待て石動」
「なんです?」
「石動、2回目は本気を出せ」
『『『は、はぁああああああ!?』』』
相澤の発言に、幸星以外の生徒達を声を上げながら驚く。
信じられなかった生徒達の中から、峰田と切島が相澤に聞く。
「ど、どういう事だよ先生!?」
「石動が本気じゃないって、あの記録でも本気じゃないってのかよ!?」
「あぁ。正確に言えば、もう1つの姿での本気だな」
「も、もう1つの姿?」
「あぁ。石動、試験時に0Pの仮想敵を破壊した時の姿、あの姿で2回目をやれ」
「分かりました」
相澤に言われた翔平は、腰にオルタリングを出現させる。
そして
「はぁぁ·······変身!」
『『『へ、変身したぁああああ!?』』』
ポーズを取り、意識を集中して翔平はアギトへと変身した。
翔平が変身できる事を知っていた幸星、芦戸、障子、耳郎、常闇、葉隠以外の生徒達が驚く。
そんな驚く生徒達をよそに、トランスチームガンとドラゴンフルボトルを召喚し、トランスチームガンへドラゴンフルボトルを装填する。
〔フルボトル!〕
「龍血!」
〔ミストマッチ〕
〔ドラゴン····ドラ·····ドラゴン〕
〔ファイヤー〕
トリガーを引いた事により、トランスチームガンの銃口から青い煙が放出され、翔平を包み込む。
煙が晴れると、翔平は仮面ライダーアギト ドラゴンブレイズフォームの姿へと変わっていた。
「更に姿が変わった!?」
「どうなってんだ石動は!?」
翔平が更に姿を変えた事に驚く、翔平のアギトの姿を知らない生徒達。
そんな生徒達をよそに、翔平は先程出していたタンクフルボトルとドラゴンエボルボトル、ゴリラフルボトルに新たにレジェンダリーフルボトルの1つ、伝説7人ライダーの1人である【仮面ライダー2号】の力が宿った【2号フルボトル】を振り、体へ突き当てる。
それにより、黒いライダースーツに青・茶のラインが浮かび上がり、右肩に仮面ライダー2号のライダーシンボルが、左肩にタンクフルボトルのマークが浮かび上がる。
翔平はボールを拾い上げ、思いっきり上空へ投げ上げる。
頭部のクロスホーンが展開し、足下にアギトの紋章が浮かび上がり、右手にエネルギーを集中させる。
そして
「オラァアアアア‼」
―ブォオオオン―
―キラーン☆―
ボールが落ちてきたタイミングに合わせて、ボールに拳を叩き込む。
それにより、ボールは先程よりも勢いよく吹き飛び、空彼方へと消えていった。
「石動……∞」
「む、∞って、さっきより距離が伸びただけじゃないんですか?」
「それがな、さっきのボールは大気圏を突破した。よって石動の記録は∞だ」
『『『お前は万能超人か何かか!?』』』
再び∞の記録を叩き出した事に、生徒達に一斉に言われる翔平。
これにて全種目を終えた翔平達は、1ヶ所に集まり相澤による結果発表を待っていた。
「じゃあパパット結果発表な。コレがトータル結果だ」
相澤がそう言ったと同時に、端末から映像が映し出された。
結果としては1位は翔平であった。修行仲間である幸星は3位となっていた。
そして最下位には峰田の名前があり、峰田は膝をつきながら涙を流していた。
「因みに、除籍処分は嘘な」
『『『えっ?』』』
「君等の全力を計るための合理的虚偽」
『『『はぁああああああ!?』』』
相澤の言葉に、翔平と幸星、八百万以外の生徒が声をあげながら驚く。
「あんなの嘘に決まってるじゃない。ちょっと考えれば分かりますわ」
さも当然かのように言う八百万。
しかし
「残念だけど八百万、相澤先生は本気で除籍処分する気だったよ」
「えっ?」
「確かに他の教師は除籍処分はしないけど、相澤先生だけは違う。ヒーローになれるかなれないか見極めて、除籍処分をするかどうかを考えて見ていた。理由は簡単。単純に面白そうだからヒーローになったヒーローは、誰も守れないし、ヒーロー自体も死んでしまう。それを無くすために、先生は見極めていたんだ。面白そうだからという理由では、誰も守れないから…………ですよね先生?」
「……やはりお前等は知ってたか、仮面、八神。2人の言う通り、俺はお前達にヒーローになれる要素がなかったら除籍処分にする気だった。だが、あいにくお前らには要素があった。だから除籍はなしにした」
「じ、じゃあ俺たち」
「要素がなかったら、マジで除籍処分にされてたのかよ」
「そうだ。だから除籍されなかったとはいえ、気を抜くんじゃないぞ」
『『『『『はい‼』』』』』
「では今日は解散だ。家でゆっくり休め」
そう言い、グラウンドを後にしようとする相澤。
だがそれを、先程教室へ来ていた女性が止めた。
「待ちなさいイレイザー。まだちゃんと自己紹介してないでしょう?」
「教室で名乗ったろ?」
「本名はね?ヒーロー名とか言ってないわ。現に皆、あなたがどんなヒーローか分かってないわよ」
「はぁ······分かったよ」
ため息をつきながら、翔平達に向き直る相澤。
「改めて、お前達の担任を勤める相澤だ。ヒーロー名はイレイザーヘッドだ」
「イレイザーヘッド?」
「何か、聞いた事あるような?」
「メディアにはあまり映らないヒーローだ。確か個性は、相手の個性をつかえなくする個性、でしたよね?」
「正確には違うが、だいたいそんな感じだ。で、さっきからうるさいコイツが、お前達の副担任だ」
「うるさいは余計よ、イレイザー。あーしは副担任の
『『『カリオストロ!?』』』
相澤のヒーロー名を聞いても反応しなかったかのに対し、美神のヒーロー名を聞き驚く翔平と幸星以外の生徒達。
「カリオストロって、あのヒーロー事務所【パヴァリア】の三女神と呼ばれてる1人ですよね!?」
「そんな人が副担任!?すげぇ!!」
「ふふ♪ありがとう♪じゃあ皆、教室に戻ったら各々帰っていいわよ♪」
『『『はい!』』』
「それからし······石動君は教室に戻ったら、職員室に来て。渡したい物があるから」
「分かりました」
翔平にそう言い、相澤と共にその場を後にする美神。
2人が立ち去った後、翔平達も更衣室に行き、着替えてから教室へと向かった。
to be next episode
今回はここまでになります!
次回は放課後のひと時を書く予定です!
次回も是非読んでください!
それと、もしよろしければアンケートのご協力、よろしくお願いします!
主人公である石動翔平のヒーローコスチュームについて、皆さんのご意見をお聞かせください!(コスチュームにはアギトとエボルのライダーシンボルがつきます)
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ワールドトリガーの空閑遊真の隊服(玉狛)
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仮面ライダーエターナルのNEVERの衣装
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仮面ライダーゴーストの眼魔衣装
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ワールドトリガーの太刀川隊の隊服
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ワールドトリガーの風間隊の隊服
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作者の好きなようにしていいよ!