ヤベーイ奴と共に進化し続ける少年のヒーローアカデミア   作:ルオン

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お待たせしました!
今回は短めで、前回の個性把握テスト後の話になります。

それでは本編をどうぞ!


Episode4︰放課後と先代達

個性把握テストを終え、なんとか除籍を免れた翔平達ヒーロー科1年A組。

プロヒーローであり、雄英ヒーロー科1年A組の副担任であるカリオストロこと美神 麗子に職員室へ来るように言われた翔平は、更衣室で制服に着替えを終えた後、教室に置いてある鞄を持って職員室を探しながら廊下を歩いていた。

 

「えっと職員室は·········あったあった」

 

職員室を見つけた翔平は、扉をノックして開ける。

 

「失礼します。ヒーロー科1年A組、石動 翔平です。美神先生はいらっしゃいますか?」

 

「し·······石動君、こっちよ」

 

職員室に入った翔平を、手招きする麗子。

翔平が顔を向けると、椅子に座る麗子がいた。

場所を確認した翔平は麗子の元へ歩み寄る。

 

「美神先生、何かありましたか?」

 

「貴方が学園へ申請していた件、校長とその他の機関から許可が出たわ。コレがその許可証よ」

 

「ありがとうございます」

 

翔平は礼を言いながら、麗子から運転免許証と同じ長方形の形をした物を2枚受け取る。

すると突然、麗子が翔平を胸元に抱き寄せ、強めに抱きしめた。

 

「ちょっ!?」

 

「ん〜♪()()()()()()()()()の抱き心地最高〜♪」

 

「ち、ちょっと()()()()()!?離して!!」

 

「············おいカリオストロ、何してる」

 

「あらイレイザー?」

 

翔平を抱きしめて麗子の元へ、1年A組の担当者である相澤がやって来る。

その際に麗子の力が弱まり、翔平はその隙をついて麗子の拘束から抜け出した。

 

「あ〜危なかった。窒息するところだった〜」

 

「あ〜ん、もう少し抱きしめていたかったのに〜」

 

「おいおい、何やら大胆なことしてんなカリオストロ?」

 

翔平が息を整えていると、今度はプレゼント・マイクが近寄って来た。

 

「カリオストロと石動は知り合いなのか?」

 

「はい。麗子姉さん········カリオストロ先生は昔、家の近所に住んでたんです。小さい頃は良く遊んでもらいました」

 

「へ〜そうだったのか。じゃあ歳の離れた幼馴染み的な感じか?」

 

「ふふん♪そんな安っぽい関係じゃないわよ?」

 

「え?」

 

「ショウちゃんは〜私の〜こ・ん・や・く・しゃ♪なんだから♪」

 

「なっ!?」

 

『『『えぇええええええええええ!?』』』

 

麗子のとんでもない発言に、その場にいた教師達と翔平が盛大に驚く。

あまりの驚き発言にその場にいた麗子以外の全員がフリーズする中、再起動したプレゼント・マイクが翔平に詰め寄り、両肩を掴み揺らしまくる。

 

「おい石動!マジか!?マジなのか!?マジでカリオストロの婚約者なのか!?」

 

「ち、違います!」

 

「悪いこと言わん!焦るな!やめておけ!」

 

「だがら、俺と麗子姉さんはそんな関係じゃないです!!」

 

「ふふ♪ショウちゃんったら、恥ずかしがり屋さん♪」

 

「何を騒いでいるの?」

 

プチパニックにより騒がしくなった職員室へ、スーツを着た1人の女性が入って来た。

 

「麗子、また何かしたの?」

 

「あら麗華♪皆にショウちゃんとの関係を教えてたとこよ♪」

 

「はぁ~····あなたって子は」

 

麗華と呼ばれた女性は、麗子を見て深いため息をつき、プレゼント・マイクに詰め寄られていた翔平を助け出した。

 

「マイク落ち着きなさい。麗子の·····カリオストロの嘘言よ」

 

「サンジェルマン!?でもカリオストロの奴、石動を抱き寄せてたし」

 

「カリオストロは小さい頃から翔平に抱きついているのよ。だから別に婚約者だからじゃないわ」

 

「そ、そうなのか?」

 

「えぇ。それはそうと、久しぶりね翔平。入学おめでとう」

 

「ありがとう、麗華姉さん」

 

入って来た女性の名は美神(みかみ) 麗華(れいか)、ヒーロー名はサンジェルマン。

彼女は麗子の姉で、ヒーロー事務所【パヴァリア】の創設者である。

彼女も麗子同様、小さい頃の翔平達と良く遊んでいた。

 

「麗子姉さん、雄英の教師になったんだ?」

 

「えぇ。役職は教頭よ。まぁ、要請があればヒーローとして活動するけどね。そういえば、麗子から許可証は貰った?」

 

「貰ったよ」

 

「なら昇降口へ行きなさい。幸星達が待ってるわ」

 

「ありがとう、麗華姉さん。失礼します」

 

翔平は麗華に礼を言い、職員室を後にして昇降口へと向かう。

昇降口へ着くと、幼馴染みである幸星と涼太、立香と束、クラスメイトの緑谷と2人の男女が話をした。

翔平は7人に近づき、声をかける。

 

「よぉ皆。何してるんだ?」

 

「翔平、職員室での用は済んだのか?」

 

「あぁ。皆は何を話してたんだ?」

 

「今日のA組での出来事についてだ」

 

「聞いたよショウくん?今日いきなりテストされたんだって?」

 

「入学式にいねぇと思ったら、まさかテストしてたとはなぁ」

 

「大変だったね?」

 

「ああ。まぁなんとか除籍されずにすんだよ」

 

聞いてきた束達の質問に答える翔平。

その翔平に、クラスメイトの男女が近寄る。

 

「まだちゃんと自己紹介していなかったな?俺は飯田天哉だ。宜しく頼む!」

 

「うちは麗日お茶子!よろしく!」

 

「石動 翔平だ。此方こそよろしく」

 

「ああ!」

 

「うん!」

 

互いに自己紹介し、飯田(いいだ) 天哉(てんや)麗日(うららか)茶子(ちゃこ)と握手するした翔平。

2人と握手を交わした翔平は、緑谷へと近寄り、手を差し出す。

 

「緑谷も、改めてよろしくな」

 

「うん!此方こそ改めてよろしくね!」

 

そう言い、緑谷は翔平の手を握った。

その時だった。

 

―ビリッ!!―

 

「「ッ!?」」

 

握手した翔平と緑谷の2人に電流が流れたような感覚が襲い、2人は咄嗟に手を離す。

 

「???どうかしたの2人とも?」

 

「えっ!?あ、いや····」

 

「静電気かな?緑谷と握手した瞬間ビリッときてね?」

 

「そうやったん?大丈夫?」

 

「問題ないよ。折角だし、駅まで一緒に行かないか?」

 

「う、うん」

 

「えぇね!」

 

「いいとも」

 

そう言った翔平を先頭に、8人は雄英を後にした。

 

その日の夜、店の手伝いを終え夕食と風呂を済ませた翔平は、窓から夜空を見上げながら緑谷と握手した時の事を思い出していた。

 

「(あの時、間違いなく体に電流が走るような感覚がした。あの反応からして、緑谷も同じ感覚がしたに違いない。しかし何故だ?俺と緑谷は初対面で繋がりもない筈だ。いったい何なんだ?)」

 

あの時の感覚に疑問を持ち、考える翔平。

すると、翔平の体からエボルトが出てきた。

 

「エボルト?」

 

「相棒、先代達が話したい事があるってよ」

 

「先代達が?分かった」

 

翔平の返事を聞いたエボルトは翔平の体へと戻り、翔平はベッドに横になって瞳を閉じる。

それにより一瞬だけ、海に落ちるような感覚に襲われた翔平は、その感覚を感じてから瞳を開く。

すると視界にうつったのは、翔平の部屋の天井ではなかった。

そこには大きく長いテーブルがあり、翔平と同じオルタリングをつけた8人の男女と、色んな格好をした様々な年齢の男女、小さな妖精や5体の巨大な存在がおり、妖精と5体の巨大な存在以外が備えつけられた椅子に座っていた。

 

「来たね、翔平」

 

「待ってたぜ、翔平」

 

「やっほ〜♪ショウ君♪」

 

「よぉ、翔平」

 

「お待ちしていました、翔平さん」

 

「うむ、待っていたぞ翔平」

 

「やぁショウ君♪」

 

「学校お疲れ様、翔平君♪」

 

「初代、2代目、3代目、4代目、5代目、6代目、7代目、8代目」

 

翔平に声をかけたのは、翔平と同じくアギトに変身し、生前まで戦っていた歴代のアギト達である。

「皆さん、エボルトに言われて来たのですが?」

 

「あぁ。今日の事についてね?」

 

「今日の事?」

 

「あぁ·········では、話を始めよう」

―パチン―

 

初代と呼ばれた人物が指を鳴らすと辺りが暗くなり、翔平は意識を失うのであった。

 

to be next episode

 




今回はここまでです!

前回から出ている美神麗子の容姿は、『戦姫絶唱シンフォギア』のカリオストロ、今回出てきた美神麗華の容姿は、『戦姫絶唱シンフォギア』のサンジェルマンになります。

次回は先代達との会話回を予定しています。
次回も是非読んでください!

もしよろしければ、アンケートへのご協力をお願いします!

主人公である石動翔平のヒーローコスチュームについて、皆さんのご意見をお聞かせください!(コスチュームにはアギトとエボルのライダーシンボルがつきます)

  • ワールドトリガーの空閑遊真の隊服(玉狛)
  • 仮面ライダーエターナルのNEVERの衣装
  • 仮面ライダーゴーストの眼魔衣装
  • ワールドトリガーの太刀川隊の隊服
  • ワールドトリガーの風間隊の隊服
  • 作者の好きなようにしていいよ!
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