真朱の灯火   作:クロサナ

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巻末:ゴーストタイプポケモンの死とは?

最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

ここから少々、ポケモンたちの視点では不自然で描ききれなかったポケモン世界への夢想を書き留めておこうかと思います。

物語の枠を超えて作者の口から語ることは私自身好ましくないと思っていますが、どうかご容赦ください。

 

ゴーストタイプのポケモンは死を迎えるのか。

私自身書き進めながら疑問に思い、色々と考えてみました。

 

このお話のそもそものきっかけは、ポケモン世界でも色が違うことに意味があって欲しいという考えでした。

ここから、元の色が完全燃焼の青であり、色違いが不完全燃焼の橙であるシャンデラに的が立ち、不完全燃焼であるならば代謝が十分でなく体が弱いだろう、という流れでこの物語が始まりました。

他はともかくシャンデラ族に限っては、色違いは皆体が弱いのではないか、という推測です。

これらは科学屋でもない私のただの似非科学理論ですので、本当に現実に基づいているのか確証があるわけではないのですが。

それでもポケモンの世界が本当に存在しそうな説得力が少しでも出ていたらいいなと思います。

 

話は戻って、ゴーストタイプの死について。

私は一度死んだ魂が霊体を持ったというタイプのポケモンも含めて、全てのポケモンに死があると考えています。

これはポケモンが本当にリアリティを持って存在しうるならそうだろうという、半ば私の空想になります。

 

まず一つ、ポケモンは“ふしぎなふしぎないきもの”です。

体の構造はニンゲンと違っても、生き物としての原則は変わりないと思っています。

タマゴで生殖をし、物を食べるなら、私たちのいる世界の生き物と同様に死があってほしい。

伝説のポケモンなどはタマゴを産まない、生殖をしない点で生き物から少々離れている気がするので置いておくとして。

死まで含めて生き物、ポケモンも生き物である、だからポケモンも等しくいつか死ぬ、というのが考え方の一つめです。

 

もう一つ、ポケモンがなぜ生き物として動いているのかという点でもやはり死はあると思っています。

ポケモンの世界に存在するかは怪しいですが、私個人としてはエネルギー保存則は絶対だと思っています。

というより、エネルギーがきちんと保存する世界=現実味のある世界として考えている節があります。

私たちの住む世界では発生し得ない事象も、私たちの世界にはない物質が作用しているだけで、世界の仕組み自体は変わっていないという仮定です。これに則って考えていきます。

ポケモンにはこちら側の生物のように有機物で動いているポケモンもいれば、無機物で体が構成されているポケモンもいます。

特に無機物のポケモンは有機物を摂取する必要がないので、メンテナンスをすれば無限に生きられると考えています。

これはポケモンの体を構成する特徴なので、覆すことができません。

例えばこちらの世界にはない生命エネルギーという存在があちらの世界にはあり、それによってシャンデラは無機物でも生きて動いています。

この生命エネルギーを周りから摂取し続ければ、何か起こらない限りはシャンデラは無限に生きられていてもおかしくないと感じています。

ただ、作中のシャンデラのように生命エネルギーの摂取をやめれば、きちんと死は訪れるのではないかというのが考え方の2つめ。

こちらの世界でもロボットは電力供給や部品交換があれば永遠に生き続けますが、それらがなくなれば実質的に死ぬのと同じことがポケモンにも起こるのではないかと思っています。

ゴーストタイプのポケモンの死とは? という最初の問いに答えるならば、

ゴーストタイプポケモンの体を動かしている何かしらのエネルギーが欠乏すれば死ぬ、というのが私の考えです。

 

要約すると、ポケモンたちもこちらの世界の生き物と同じように、要因があれば死ぬ存在であって欲しいという妄想でした。

こういった面倒なことをぐちゃぐちゃと考える、現実の面倒な部分を意識した世界観は、公式のポケモンコンテンツがあまり好んでいない分野だと勝手ながら思っています。

お好きではない方もいることは存じていますが、もしこの世界観がお口に合えば、ぜひまたお読みください。

改めまして、ここまでお読みいただいてありがとうございました。

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