戦姫絶唱シンフォギアGinga   作:ベンジャー

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13Eve 銀河、夢のために明日のために、そして

「みんなの歌声がくれたギアが私に負けない力を与えてくれる、クリスちゃんや翼さんに、コウマくんに、もう1度立ちあがれる力を与えてくれる! 歌は戦う力だけじゃない、命なんだ!!」

「高レベルのフォニックゲイン、こいつは2年前の機種返し」

 

フィーネはそんなことを呟きながら翼で空を飛ぶ響達を見上げ、クリスは口を動かさずに「んなことはどうでも良いんだよ!!」と言い放った。

 

「念話までも……、限定解除されたギアを纏ってそれでどうなる!?」

 

フィーネはソロモンの杖を使い、複数のノイズを召喚し、それを見た翼は「世界に尽きぬノイズの出現は全てお前の仕業なのか?」と念話でフィーネに問いかけ、同じくフィーネも念話でノイズとは一体なんなのかを響達に話し始めた。

 

『ノイズとはバラルの呪詛にて総合理解を失った人類が同じ人類を殺戮する為のみに作られた自立兵器』

『人が、人を殺すために……?』

 

響はそれを聞いて驚きの表情を浮かべ、フィーネは「バビロニアの宝物庫は扉が開け放たれたままでなら、そこから間伸びいずる偶然を必然と変え、純粋に力と使役しているだけのこと」と言い、それを聞いたクリスとギンガは2人声を揃えてフィーネに言い放った。

 

『『また、訳の分かんねえことを、なに言ってんだお前?』』

『見事にハモったね、クリスちゃん、コウマくん、何時の間にそこまで仲良くなったの2人ともー?』

 

響が茶化すようにクリスとコウマに言い、クリスは顔を真っ赤にして「別に仲良くなったとかそんなんじゃ……!?////」と響の言葉を否定しようとするとコウマは「えーッ? 仲良くなってなかったの俺達?」と残念そうに言ってきたためにクリスはコウマに申し訳ない気持ちになり、そのまま彼女はなにも言うことが出来なかった。

 

『そんな会話をしている余裕があるのか?』

 

フィーネは呼び出したノイズ達で響達を攻撃するが、響達はあっさりとノイズ達の攻撃をかわす。

 

「堕ちろおおおおおお!!!!」

 

フィーネはソロモンの杖を上空へと掲げるとそこから花火のように光が放たれ、街中に大量の飛行ノイズ、小型ノイズ、大型ノイズが出現した。

 

「あちこちから!?」

「おっしゃー!! どいつもこいつも纏めてぶちのめしてくれる!!」

 

クリスはそう言うと響や翼よりも先にノイズ達に向かって行き、翼はそんなクリスを見て口元に笑みを浮かべていた。

 

そんな時、響が「翼さん」と自分の名を呼び、彼女は響の方へと振り返る。

 

「私、翼さんに……」

 

響は謝りたかったのだ、自分が翼を、彼女を殺しかけてしまったことに、謝って済む問題でないのは分かっている、それでも響は翼に謝りたかった。

 

だが、翼は「そんなこと気にしていない」とまるで言ってるかのように彼女は響の笑みを浮かべ、微笑み「どうでも良いことだ」と、響にハッキリと言ったのだ。

 

それを聞いた響は「へっ?」と間の抜けた声を出した。

 

「立花は私の呼びかけに答えてくれた、自分から戻ってくれた。 自分の強さに、胸を張れ!」

「翼さん……」

「一緒に戦うぞ、立花! 雪音や、来元も一緒だ!」

「……はい!!」

 

翼の言葉に強く頷いた響は、翼やクリスと共にノイズ達に向かって行き、3人同時に「歌」を歌いだす。

 

響は一列に並ぶ巨大ノイズに向かって行き、先頭にいる巨大ノイズに拳を叩きこむと拳から衝撃波が放たれ、先頭にいた巨大ノイズの身体には穴が空き、そのまま後ろの方にいる巨大ノイズも貫通して穴が空き、消滅する。

 

続いてクリスが飛行ユニットからレーザーを一斉射撃する「MEGA DETH PARTY」を飛行ノイズ達へと撃ちこみ、次々と飛行ノイズ達は消滅し、響は「凄い! 乱れ撃ち!!」と念話でクリスに言うがそれを言われたクリスは苦い顔をする。

 

『全部狙い撃ってんだ!』

 

クリスにそう言い返されて響は苦笑し、彼女はその後両腕にエネルギーをチャージして腕部ユニットからエネルギー弾を地上にいる小型ノイズ達に撃ちまくる。

 

『だったら私が、乱れ撃ちだあああああああ!!!!!』

 

翼も空中にいる巨大飛行ノイズよりも空高く上空へと飛びあがり、巨大化させたアームドギアを振るってエネルギー刃を放つ「蒼ノ一閃」を巨大飛行ノイズへと放ち、一気に2体巨大飛行ノイズを切裂いた。

 

そして響は敵を殴り、クリスは撃ち、翼は切裂き、ノイズ達は次々と消滅し……やがて、殆どが全滅した。

 

「どんだけ出ようが、今さらノイズが!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響達がノイズ達と戦っている頃と同じ頃、コウマが変身した宇宙のオーロラを纏った最強形態のギンガ、「ギャラクシー・オブ・ギンガ」はザギへと駆けだして行く。

 

ギンガは右拳をザギへと放ち、ザギはそれをかわして逆にギンガの胸部目掛けて右拳をギンガに叩きこんだが……。

 

『ッ!?』

 

ギンガはそれを左手で受け止めており、ギンガは膝蹴りをザギの腹部に叩きこむとザギはそのまま大きく吹き飛ばされ、宇宙まで吹き飛ばされる。

 

『シェア!!』

 

ギンガはそこから目にも止まらぬ速さで宇宙まで吹き飛ばされたザギを追いかけ、ギンガに超高速の連続パンチをザギに何度も何度も繰り出し、ザギもギンガと同じように超高速の連続パンチをギンガに繰り出してお互いのパンチは何度もぶつかりあう。

 

そしてギンガとザギの拳が互いの顔面へと直撃し、2人は何千メートル言うほど大きく吹き飛ぶが、ザギとギンガはテレポート能力を使用し、ギンガとザギはどこかも分からない砂だけが広がる砂漠へと降り立つ。

 

『ギンガギャラクシーサンダーボルト!!』

 

ギンガは全身のクリスタルを輝かせ、頭上に発生させた雷の渦を敵に向かって投げつける電撃光線、「ギンガサンダーボルト」をさらに強化させた「ギンガギャラクシーサンダーボルト」をザギへと放つが、ザギは両拳から超重力光線「グラビディ・ザギ」を放ち、ギンガとザギの技はぶつかり合ってお互いの光線は相殺される。

 

『ギンガテレポーテーション!!』

 

ギンガはテレポート能力でザギの背後へと廻り込むがザギも同じくテレポートを使用し、ギンガの背後へと廻り込み、チョップを繰り出したがギンガは振り返りざまにザギの腕を掴み、今度は2人同時にテレポートを使い、2人は今度はマグマが溢れる火山の中へと移動した。

 

『あっつ!? って、あんまり熱く感じねえな。 なら!! このマグマを利用してぇ!!』

 

今度は全身のクリスタルをギンガは赤くさせて右手を掲げ、右手の先にマグマが集まり、巨大なマグマの塊を生成する。

 

『ギンガギャラクシーファイヤーボール!!』

 

「ギンガファイヤーボール」の強化版「ギンガギャラクシーファイヤーボール」をザギへと放つが、ザギはそれを受け止めて空へと投げ飛ばし、ザギは超高速でギンガに接近して強烈なパンチを繰り出し、ギンガは顔面を殴りつけられる。

 

『やりやがったな!!』

 

だがギンガも負けじと超高速でザギへと接近し、ザギの顔面を殴りつけ、ザギは吹き飛ぶ。

 

ギンガはそのまま吹き飛ぶザギへと接近し、ザギに掴みかかってザギと一緒に宇宙空間まで出るとザギを蹴り飛ばし、ギンガはザギから離れる。

 

ザギは腕に暗黒の炎を纏って相手に叩きつける「ザギ・インフェルノ」をギンガへと放つが、ギンガはそれを両腕を交差させてザギの攻撃を受け止め、ギンガは自身の身体を金色に一瞬輝かせて強烈な衝撃波を放ち、ザギを自分から離れさせる。

 

『ギンガライトフラッシュ!!』

『グウウウウ!!?』

 

さらにギンガは全身のクリスタルを青く輝かせて両腕のクリスタルから巨大になった「ギンガギャラクシーセイバー」を出現させる。

 

『ギンガギャラクシーセイバー!! 焼きを入れてやるぜ!!』

 

その巨大となったギンガギャラクシーセイバーをザギへと振るうが、ザギは2本のギンガギャラクシーセイバーの刃を両手で掴み、そのままギンガギャラクシーセイバーを腕力のみでヘシ折る。

 

『ギンガギャラクシー……!! ブラストォ!!』

 

両腕にエネルギーを集め、両腕を前に突き出して放つ光線「ギンガギャラクシーブラスト」をギンガはザギに放ち、ザギは「グラビディ・ザギ」を放ち、2人の光線はぶつかり合い、そのぶつかり合った瞬間、2人の間で大爆発が起きてその衝撃でギンガとザギは響達のいる学院の近くへと落下した。

 

『ぐおおおおおお!!? クソッ、ダメだ、これじゃ決着がつかねえ!! どの技も決定打にならない』

『そこで弱気になるな、コウマ!!』

 

その時、そんな声が聞こえてギンガは声の聞こえてきた方向を見るとそこにはスパークドールズに戻ったタロウが空中に浮いており、コウマはタロウが無事だったことに喜んだ。

 

『タロウ! 無事だったんだな!!』

『あぁ、それよりも、コウマ!! そこで弱気になるな、君ならば、必ずダークザギに勝てる!!』

 

タロウの言葉にギンガは力強く頷き、再びザギへと向かって行く。

 

(だけど、まだこのギンガにはなにかある気がする。 もっと別の、違う力を使える気が……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方でフィーネはというと、なんと……ソロモンの杖を自身へと突き刺し、フィーネは不敵な笑みを浮かべていた。

 

すると生き残っていたノイズ達が一斉にフィーネへと集まり、ノイズを取り込み始めたのだ。

 

フィーネはピンク色の泥のようなものに包まれ、その泥を使って響達に攻撃を仕掛けるが、彼女達にはアッサリかわされた。

 

『来たれ! デュランダル!!』

 

泥はカ・ディンギルに設置してあったデュランダルをさらに取り込み、ソロモン、ネフシュタン、デュランダルの3つの完全聖遺物を取り込み、フィーネを包んでいた泥は蛇のような形へと変化し、フィーネは異形の姿「黙示録の赤き竜」へと変貌したのだ。

 

赤き竜は街の方へとレーザーを放つと街は大爆発を起こし、破壊され、脅威的なパワーを発揮したのだ。

 

『逆さ鱗に触れたのだ、相応の覚悟は出来ておろうな? だが、これで終わりでは無いぞ? 来たれ! ダークザギよ!! 今こそ、割れと1つに!!』

 

ギンガと戦っていたザギはフィーネの言葉に答えるかのように一度スパークドールズへと戻るとフィーネの手に戻り、彼女は再びダークザギをライブさせる。

 

『ダークライブ! ダークザギ! パーフェクション!!』

 

するとスパークから黒い煙のようなもの現れて黙示録の赤き竜とフィーネを包みこみ、やがて煙が止むとそこには身体が全体的に血のように赤くなり、腹部には赤き竜を思わせる模様、背中には翼のような「ザギイージス」が加わった姿……「邪悪なる暗黒破壊神・ダークザギ・パーフェクション」が立っていた。

 

『『ヴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!』』

 

ザギはザギとフィーネの声を合わせたような雄たけびを上げ、ザギは威力が強化された握り拳から強力な光弾を発射する「ザギ・シュート」を響達に放ち、響達3人はそれをかわしたが、その際に放たれた衝撃波だけで響達は吹き飛ばされてしまう。

 

「「「うあああああああああ!!!!?」」」

 

クリスはレーザーをザギへと放つも、ザギは強化された円形のバリア「ザギ・リフレクションパーフェクト」で防ぎ、そのままレーザーはクリスの方へと跳ねかえる。

 

「えっ!?」

『クリス!!』

 

ギンガは跳ね返されたクリスのレーザーを片手で受け止めるが、ザギは背中のザギイージスを赤く発光させ、そこから無数のレーザーを放つ「ザギ・パーフェクトショット」をクリスとギンガへと放ち、ギンガは直撃を喰らい、クリスはギンガのおかげで直撃は間逃れたが風圧だけで軽く吹き飛ばされてしまう。

 

『ぐあああっ!?』

「うあああ!!?」

 

ギンガは拳に青いエネルギーを溜めこみ、ザギへと駆けだして行き、同時に翼がアームドギアから放つエネルギー刃「蒼ノ一閃」をザギの胸部のエナジーコア目掛けて放ち、ギンガもそこを目掛けて拳を放つ。

 

『グオオオオオ!!!?』

 

結果、蒼ノ一閃がザギのエナジーコアに直撃した後に続けざまにギンガの拳が叩きこまれ、ザギのエナジーコアが僅かながらにヒビが入った。

 

『よし!!』

 

だがザギのエナジーコアはネフシュタンの力によって再生し、ザギは足を振り上げてギンガを宇宙まで蹴り飛ばす。

 

『ぐあああああああッ!!?』

 

宇宙まで吹き飛ばされたギンガだったが、すぐにテレポートして地上へと戻り、ギンガは自身を光の粒子へと変えてその粒子を響へと纏わせる。

 

『ギンガミラクルパワー!! 響、このままあいつをぶん殴れ!!』

「OK!! コウマくん!! うおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

響はコウマに言われた通り、ザギへと右拳を放ち、ザギもまた、右拳にエネルギーを溜めてその拳を響へと放ち、2人の拳は激突し合うが……、響は弾かれるようにザギに殴り飛ばされてしまい、響に纏っていた粒子となっていたギンガも元の姿に戻って地面へと倒れこむ。

 

『ぐう、大丈夫か響?』

「う、うん、ギンガの粒子を纏ってたおかげで」

『しかし、あいつに攻撃が全然通用しねえ、また振り出しかよ、クソ。 どうすればあいつを倒せる? どうすれば……』

 

そんな時のことだった……、コウマの前の前が真っ白になったのは。

 

突然のことに、コウマは困惑し、一体なにが起こったのか訳が分からなかったが、背後に気配を彼は感じ、振り返るとそこには1人の、ダークブルーの制服を着た男性がコウマの前に立っていた。

 

「諦めるな!! 僕等は、1人じゃないから……。 君は、1人じゃないから。 だから、諦めるな!!」

 

男性……「ウルトラマンネクサス/弧門一輝」はコウマにそれだけを言うと姿を消し、次に金髪で弧門とは違うが、似たような服を着た男性が現れる。

 

「知ってるか? 限界を超えた時、初めて見えるものがある、掴み取れる……力が。 本当の戦いは、これからだぜ?」

 

そうれだけをコウマに伝えると「ウルトラマンダイナ/アスカ・シン」は姿を消し、また別の人物がコウマの目の前へと現れる。

 

「大丈夫、この世界は……決して滅んだりなんかしない」

「みんなで、この地球を守るんだ」

 

「ウルトラマンガイア/高山我夢」と「ウルトラマンアグル/藤宮博也」はそうコウマに伝えた後、姿を消し、そしてまた別の人物、今度は男女2人が入れ替わるようにして現れる。

 

「夢を叶えるために、夢を追いかけるために、君達だけに出来るなにかがきっとある! だから、頑張れ!」

「儚い命を守るためにも、なっ。 お前達の勝利を、私達は信じている」

 

「ウルトラマンコスモス/春野ムサシ」と「ウルトラマンジャスティス/ジュリ」がコウマにそう言うと2人は再びそこから消え、次にまた別の男性が2人現れた。

 

続いてまた別の人物が現れる。

 

「地球の未来は君たち自身で掴んでくれ! 君達の、夢と未来を目指して!」

 

「ウルトラマンマックス/トウマ・カイト」がコウマに伝えるとまた別の人物が入れ替わるように現れる。

 

「コウマくん、最後まで諦めず、不可能を可能にする……。 それが、ウルトラマンなんです!」

「そう、それに君には仲間がいる、仲間と一緒なら、必ず勝てる!!」

 

「ウルトラマンメビウス/ヒビノ・ミライ」と「ウルトラマンヒカリ/セリザワ・カズヤ」がそう言ってコウマに伝えると彼等も消え去り、次に現れたのはウルトラマンだった。

 

『よう、初めましてだな? 来元コウマ! 俺はウルトラマンゼロ。 コウマ、お前にはまだ守るべきものがある、お前まだ、飛べる!! だから、こんな所でつまずいてんじゃねえよ』

 

それだけを言うとゼロも消え去り、そして最後は……「彼」が現れた。

 

「ウルトラマンティガ/マドカ・ダイゴ」が……。

 

「君達に出来ること、人としてできることを精一杯やるんだ、人間はみんな……自分自身の力で光になれるから」

「アンタ達、もしかして……」

 

次の瞬間、ダイゴがコウマに笑みを浮かべると同時にコウマの目の前が再び白い空間へと包まれ、コウマは元の空間へと戻って来たのだった。

 

『本当の力……、響!! 翼さん!! クリス!! 俺に、力を!! いや、俺達の力を……1つにするんだ!!』

「はあ!? なに言ってんだよお前は!」

「1つにするとは、一体どういうことだ来元?」

『みんなの力を、光を、ギンガに……!!』

 

そこにザギが「グラビディ・ザギ」の強化版「グラビディ・ザギ・パーフェクト」をギンガと響達に放ち、ギンガは響達を守るように立ち、その光線を両手で受け止める。

 

「なんだか、よく分からないけど……やってみよう!! クリスちゃん、翼さん!!」

「「……、あぁ!!」」

 

響の言葉に翼とクリスは頷き、3人は自分達を守ってくれているギンガの背中にそっと手で触れる。

 

『私も、微力ながら力を貸すぞ!』

 

さらにそこへタロウも加わり、響達同様ギンガの背中へと触れる。

 

すると、彼女達3人とタロウ、ギンガの身体は光へと包まれ、ザギはギンガ達がなにかをすると考えてグラビディ・ザギ・パーフェクトの威力を高める。

 

そして……、やがてザギの光線はギンガ、響、翼、クリスを飲み込み……、その場には跡形も無く、ギンガ達は消え去った……。

 

『フフフ、フハハハハハ!! なにをするかと思えばあっさりと!! ただのこけおどしか!!?』

 

フィーネはそう言いながら笑い声をあげるが……。

 

『そいつはどうかな?』

『ッ!!?』

 

挿入歌「LIGHT IN YOUR HEART」

 

『ウルトライブ! ウルトラマンダイナ! グリッターバージョン!!』

 

ザギは上空を見上げるとそこには金色に輝く光の戦士……「ウルトラマンダイナ・グリッターバージョン」がこちらに向かって拳を放ってきており、ザギはダイナの攻撃をどうにかその場から離れて攻撃をかわした。

 

ザギはザギ・シュートをダイナに放つがダイナはそれを片手で受け止める。

 

『喰らえ!!』

 

翼がそう叫ぶと同時にダイナは両腕を振るって放つエネルギー刃「蒼ノ一閃」をザギへと放ち、ザギも腕を振るって放つ光刃「ザギブレード」を放ち、蒼ノ一閃を打ち消す。

 

『なら今度はこいつだ!!』

『ウルトライブ!! ウルトラマンコスモス! フューチャーモード!!』

 

クリスがそう言うとダイナ・グリッターバージョンは「ウルトラマンコスモス」の最強形態「ウルトラマンコスモス・フィーチャーモード」へと変わり、コスモスは高速でザギに接近するとザギの腹部を殴りつけてザギを吹き飛ばした。

 

『ぐううう!!? 小賢しい!!』

『未来を!! お前なんかに奪わせはしねえ!!』

 

コスモスは空へと殴り飛ばしたザギに向かって右腕を前に突き出し、放つ青い最強光線「コスモストライク」をザギに放ち、ザギはコスモストライクを喰らってさらに吹き飛ばされるがザギはあっさりとコスモストライクを打ち消す。

 

そしてザギは空中からザギ・シュートをコスモスに向かって連射し、コスモスは大ダメージを受ける。

 

『ウアアアア!!?』

『ウルトライブ! ウルトラマンマックス!』

 

コスモスは姿を変えて最強最速のウルトラマン、「ウルトラマンマックス」に変身し、右腕に装備した「マックスギャラクシー」から放つ光線「ギャラクシーカノン」をザギに撃ちこみ、ザギは光線を受け止めて打ち消すが、マックスがザギに高速で接近し、マックスギャラクシーから出す光の剣「ギャラクシーソード」で擦れ違いざまにザギを斬りつける。

 

ザギはマックスを追いかけて腕を掴み、マックスを地上へと叩き落とす。

 

『グウウウウ!!?』

『今度は私が!!』

『ウルトライブ!! ウルティメイトゼロ!!』

 

響がそう言い放つとマックスは姿を変え、銀色の鎧を纏った赤と青の戦士「ウルティメイトゼロ」となり、ゼロはザギのいる場所まで飛び立ち、左腕の剣「ウルティメイトソード」を超高速でザギに振るい、ザギも同じ位のスピードでゼロの攻撃をかわし、ザギはゼロの首を掴みあげて地面へと投げ飛ばし、ゼロは地面に叩きつけられる。

 

『くあああ!!? くっ、まだまだああああああああ!!!!』

 

響は叫び、ゼロは再び立ちあがって空中からザギ・シュートを放つザギの技をソードで弾きながら再びザギに接近し、右足に炎を纏わせて繰り出す跳び蹴り「ウルトラゼロキック」をザギに叩きこんだ。

 

『がはっ!!? なぜだ!? なぜここまでの力をいきなり!?』

『みんながいてくれるから!! みんなの力が、光が!! 俺達に力をくれるから!! 俺達は、どこまでも強くなれるからなんだよおおおおおおお!!!!』

 

コウマがそう叫ぶとゼロはソードを振るってザギを斬りつけた後、すぐさまザギから離れる。

 

『凄い、凄いよ!! 私がウルトラマンになってる!! 私がウルトラマンだ!!』

『私も、ウルトラマンに……』

『あたしが、ウルトラマンになってる……!』

『ウルトラーイブ! ウルトラマンメビウス! フェニックスブレイブ!!』

 

ゼロの姿が変わり、今度は赤と青の身体をした「仲間達との絆で生まれた戦士」「ウルトラマンメビウス・フェニックスブレイブ」となり、メビウスは左腕の「メビウスブレス」と右腕の「ナイトブレス」から2本の剣「メビュームブレード」と「ナイトビームブレード」を出現させ、ザギに何度も斬りかかる。

 

『光だと!? 下らない!! そんなものが一体なんの役に立つ!!?』

 

ザギはメビウスの腕を掴んで再びメビウスを地上へと投げつけるが、メビウスはどうにか途中で踏みとどまる。

 

『そんなこと言うお前の言葉が、1番下らねえんだよ!!』

『ウルトライブ! ウルトラマンメビウス!! インフィニティー!!』

 

するとメビウスの姿が変化し、メビウスはウルトラ6兄弟と融合した時に誕生する戦士「メビウス・インフィニティー」となり、ザギは暗黒波動の雪嵐で相手を芯まで凍らせる「ザギ・ブリザード」をメビウスに放つが、メビウスはそれを避けてザギへと接近し、ザギは接近して来るメビウスにザギ・シュートを何発も発射。

 

だがそれはメビウスにごとごとくかわされ、全身を膨大なエネルギーで包み、敵目掛けて突っ込んでいく「コスモミラクルアタック」をザギに繰り出した。

 

『ぐはあああああああ!!!!?』

『私達は決して負けはしない、みんなが応援してくれているのだ、だから……、必ず勝つ!!』

 

タロウがそう叫ぶと今度はメビウスは赤いオーロラを纏った「スーパーウルトラマンタロウ」へと変わり、スーパータロウは宇宙最強の光線「コスモミラクル光線」をザギへと放ち、ザギは「グラビディ・ザギ」を放ってコスモミラクル光線に対抗するが、徐々にコスモミラクル光線がグラビディ・ザギを押して行き、ザギにコスモミラクル光線が直撃する。

 

『お次はこいつだぁ!!』

 

クリスの言葉に答えるかのようにスーパータロウは姿が変わり、「ウルトラマンジャスティス・クラッシャーモード」となり、ジャスティスは空高くザギよりも上空に飛び上がると急降下しながら放つ破壊力抜群のキック「クラッシャーハイキック」を喰らわせ、ザギは両腕を交差して攻撃を防ぐがザギは地上へと落下し、ジャスティスは落下するザギに向かって驚異的威力を誇る必殺光線「ダグリューム光線」をザギに放ち、ザギは地上に落下しながらザギ・ブリザードで対抗する。

 

『『『『『うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』』』』』

 

だが、コウマ、響、翼、クリス、タロウの叫びに答えるかのようにジャスティスの光線の威力が上がり、ザギは光線を押し返され、ジャスティスの光線を喰らって地上へとそのまま落下し倒れこんだ。

 

『ガアアアアアアアアアアアアア!!!!?』

『クリス、行くぜ!!』

『おう!!』

『ウルトライブ!! ウルトラマンレジェンド!!』

 

次にジャスティスの姿が変化し、今度はコスモス、ジャスティスが融合して誕生する伝説の戦士「ウルトラマンレジェンド」となり、体を回転させ、全身のエネルギーを一気に放つ宇宙最強の究極技「スパークレジェンド」を空中から地上にいるザギへと撃ちこみ、ザギは「ザギ・リフレクションパーフェクト」で防ぐが、あっさりとバリアは砕かれてスパークレジェンドはザギを飲み込んだ。

 

『うわああああああああああああああ!!!!?』

 

そして、ザギの身体には大きな丸い穴が空き、ザギは膝を突くが……、瞬時にその傷は再生し、元通りになる。

 

『フン、幾らギンガが限定解除したお前達と融合したと言えど、所詮は欠片に過ぎないガング、こちらは完全聖遺物を3つ取り込んでいる、それに対抗出来ると思うな!!』

 

だが、フィーネのその言葉はそれがこの状況を完全に逆転するためのヒントになったのだった。

 

『聞いたか!?』

『あぁ、だが念話は使うなよ?』

『よし、もっぺんやるぞ!』

『しかし、そのためには……!』

 

そう、そのためには過去に一度、「デュランダル」を起動させた響の協力がいる。

 

『あっ、えっと、やってみます!!』

『よし、行くぜ!!』

『ウルトライブ!! ウルトラマンガイア! スプリームヴァージョン!!』

 

レジェンドは海と大地の力を持つ戦士「ウルトラマンガイア・スプリームヴァージョン」へと姿を変え、ガイアはザギへと駆けだし、こちらに向かって接近して来るガイアに腕から牽制用の光の刃を放つ「ザギ・スパーク」をガイアに繰り出そうとするが、それよりも早く、ガイアの周りに赤い球体が幾つも浮かび、その球体からレーザーを放つ「MEGA DETH PARTY」がザギの身体に直撃し、ザギの攻撃の阻止をした。

 

『ジュア!!』

 

ガイアはザギの腕に掴みあげると背負い投げを繰り出し、ザギを地面に叩きつけ、さらにもう1度ガイアはザギを持ち上げて背負い投げを繰り出し、再びザギを地面に叩きつける。

 

『ウアアア!!』

 

ザギは足を振り上げてガイアを蹴りつけ、自分から引き離し、ザギはすぐさま立ち上がるが何時の間にかガイアが自身の背後に立っており、ガイアは後ろからザギに掴みかかるとザギの身体を持ち上げて投げ飛ばす。

 

『デアアアアア!!!』

『グウウウウ!!?』

 

さらに地面に倒れこんだザギの足を掴みあげてガイアは持ち上げ、スウィングし、ザギはまた投げ飛ばす。

 

『ダアアアアアア!!!!』

『ウアアアア!!?』

『ウルトライブ! ウルトラマンアグル! V2!!』

 

ガイアは姿をさらに変えて青き巨人「ウルトラマンアグル」に変身し、ザギに連続蹴りを喰らわせ、さらに廻し蹴りを喰らわせた後、スクリュー状の波動弾「フォトンスクリュー」を3連発ザギに喰らわせる。

 

『グオオオオオ!!?』

『ウルトライブ!! ウルトラマンノア!!』

 

アグルは姿を変え、ザギと殆ど同じ姿をした銀色の巨人「ウルトラマンノア」へと変身し、ザギは雄たけびをあげてノアへと駆けだして行き、蹴りを放つがノアはそれを防ぎ、超高速で決める肘打ち「ノア・エルボー」をザギの腹部に叩きこむ。

 

『ハアアアアア、ダアアアア!!!!』

 

ノアはザギの肩を左手で掴みあげて右拳に1兆度の炎を纏い、拳と共に敵に叩きつける「ノア・インフェルノ」をザギの胸部に炸裂させる。

 

『ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!?』

 

するとザギのエナジーコアは砕け散り、胸部に風穴が空き、その中からフィーネが姿を現した。

 

ノア・インフェルノを喰らって生きているのはギリギリかわすことが出来たからである。

 

「くっ、おのれ……!!」

『今だ!! クリス、翼さん、響!!』

 

ノアは一度同化していた響、翼、クリスと分離させる。

 

ザギはエナジーコアを破壊されたにも関わらず、再生を始め、クリスがザギが再生する前にザギの体内へと侵入し、レーザーを放ちまくる。

 

「くっ、出て行け!!」

 

フィーネはクリスをザギの体内から追い出そうとするが、それよりも早くクリスは外へと出て行き、フィーネは頭に疑問符を浮かべたが……、クリスはただの囮だった。

 

翼がさらに巨大化させたアームドギアを振るって放つエネルギー刃、「蒼ノ一閃 滅破」をザギの体内にいるフィーネへと放ち、フィーネはバリアを張って攻撃を防いだがバリアは砕かれてしまい、その時の衝撃でフィーネは自身が持っていた「デュランダル」を手放し、デュランダルは外に放り出されてしまったのだった。

 

「そいつが切り札だ!! 正気を零すな!! 掴み取れ!!」

 

翼が響に向かってそう叫び、響はデュランダルを恐れずに手を伸ばし……、そして、掴み取った。

 

挿入歌「Synchrogazer」

 

すると響は再びあの時、以前にデュランダルを握りしめた時と同じ衝動に飲み込まれそうになるが、なんとか響は耐える。

 

そして再生を完了させたザギはデュランダルを奪い返そうと響に襲い掛かるが……。

 

『ウルトライブ!! グリッターティガ!!』

『チャッ!!』

 

黄金に輝く光の戦士「グリッターティガ」は両腕を外回りに回転させながらカラータイマーに光のエネルギーを集めてパンチを繰り出すことで金色の螺旋状の衝撃波を生み出し、敵を一撃で吹き飛ばす威力の衝撃波を伴う技「グリッター・ボンバー」をザギへとグリッターティガは炸裂させる。

 

『グウウウ!!?』

 

ザギはグリッターティガを睨みつけて体から放つ闇で相手を吸収する「ダークネス・ザギ」をグリッターティガに放つが、全身を守る黄金色に輝く光「グリタリングシールド」に防がれてグリッターティガには全くの無効だった。

 

『ハアアアア、ジュア!!』

 

カラータイマーに光のエネルギーを集め、同様の金色の螺旋状の衝撃波をキックと共に放つ技「グリッターバニッシュ」でザギを吹き飛ばす。

 

『ウアアアアア!!?』

『邪魔は、絶対にさせない!!』

 

そこに、弦十郎がシェルターの扉を破壊して未来や響の他の友人達、オペレーターの人々が現れて黒い衝動に飲まれそうになっている響に声援を送った。

 

「正念場だ!! 踏ん張り所だろうが!!」

「強く自分を意識してください!!」

「昨日までの自分を!!」

「これからの自分を!!」

 

弦十郎、緒川、朔也、あおいの声援を受ける響。

 

「ううう……ううぅ!! みんな……!!」

 

そこに翼とクリスが響の元へと行き、2人は彼女の手を握りしめる。

 

「臆するな立花!! お前が抱えた胸の覚悟、私に見せてくれ!!」

「お前を信じ、お前に全部賭けてんだ!! お前が自分を信じなくてどうすんだよ!!」

 

響にそう声をかける翼とクリス、次に響に彼女の友人達が声をかけた。

 

「あなたのお節介を!!」

「アンタの人助けを!!」

「今日は私達が!!」

 

詩織、弓美、創世が響にそう言い放ち、フィーネは「黙らせてやる!!」と背中から触手のようなものを出して響達を攻撃するが、触手は全てグリッターティガの放つ手刀によって切裂かれる。

 

『お前が、最後の希望だ!! 負けるな、響!!』

 

コウマも響にそう言い放ち、そして響は……、みんなの声援空しく、デュランダルに飲み込まれて彼女は黒く包まれた……、だが……。

 

「響イイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!」

 

未来の叫びを、親友の叫びが響に聞こえた。

 

『そうだ、今の私は……私だけの力じゃ無い!! そうだ、この衝動に……塗りつぶされてなるものかああああ!!!!』

 

すると響を包んでいた黒い物は無くなり、デュランダルを完全に制御することに成功し、響のシンフォギアの翼がさらに大きく広がり、光輝く。

 

『ウルトラーイブ!! ギャラクシー・オブ・ギンガ!!』

 

ティガは「ギャラクシー・オブ・ギンガ」の姿へと変わり、ギンガは響、翼、クリスを再び同化させる。

 

そしてタロウとコウマも、自分の手を響達と一緒に重ね、ギンガはその手に巨大となったデュランダルを実体化させ、さらには響達のシンフォギアの翼と同じものがギンガの背中にも出現する。

 

『シュア!!』

 

ギンガは空中へと飛び立ち、デュランダルを両手で握りしめる。

 

『その力、なにを束ねた!!? なんだその力は!? なんなのだ!!?』

 

フィーネは上空へと飛んだギンガを見上げながらそう叫び、それに応えるように響は言い放つ。

 

『響あうみんなの歌声がくれた……! シンフォギアだああああああああああああああああ!!!!!』

『そしてこれが!! みんなの光を1つにした、俺達のォ!! 光だああああああああああああああああ!!!!!』

 

そしてギンガはデュランダルの光輝く刀身を伸ばし、それを振り下ろして相手を切裂く必殺技……「SynchrogazerGinga」をザギへと放ち、ザギは左手を水平垂直に立て、右拳を左手首に当てて放つ必殺光線「ライトニング・ザギ」で対抗し、デュランダルを受け止める。

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』

『『『『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』』』』』

 

やがて……ライトニング・ザギは真っ二つに切裂かれ、そのままギンガはデュランダルでザギの身体も切裂き、ザギは身体中から火花を散らして倒れこむ。

 

『グウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!?』

『完全聖遺物同士の遂消滅……、どうしたネフシュタン!!? 再生だ!! この身、砕けてなるものかああああああああああ!!!!!』

 

そしてザギは……、そのまま大爆発を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから戦いを終え、響、クリス、翼、タロウはギンガと分離し、ギンガもコウマの姿へと戻った。

 

だが、響は敵であった筈のフィーネに肩を貸して歩いており、フィーネはなにをバカなことをと力無く言う。

 

因みにそれを見たクリスは苦笑しながらそんな響を「あのスクリューボール」が評し、響はフィーネを座り場になれそうな岩を見つけ、そこに座らせる。

 

「みんなに言われます、親友からも変わった子だって。 もう終わりにしましょう? 了子さん?」

「私はフィーネだ」

 

響の言葉にフィーネはそう不機嫌そうに返すが、響は……。

 

「でも、了子さんは了子さんですから! きっと私達、分かり合えます」

 

フィーネは立ち上がり、ノイズを作り出したのは人間、統一言語を無くした自分達は手を繋ぐよりも相手を殺すことを求めたと話し始める。

 

「そんな人間が分かり合えるものか?」

「分かり合えるよ、きっと」

 

そこで口を開いたのはコウマだった、彼はクリスの頭にポンっと手を置く。

 

「だって、俺とクリスが分かり合えた、響と翼さんも分かり合えた、そして響と翼さんとクリスが分かり合えたんだからな」

「私はそう思わない、だから私はこの道しか選べなかったのだ!!」

 

フィーネはネフシュタンの鞭を握りしめ、クリスは「おい!!」と怒鳴るように言うが、彼女は翼に止められる。

 

「人が言葉よりも強く繋がれること、分からない私達じゃありません」

 

響は笑みを浮かべてフィーネにそう言うが、フィーネは振り返りざまに鞭を響に放ったが響はかわしてフィーネの腹部に拳を突きつける。

 

「私の勝ちだ!!」

「っ!?」

 

フィーネが狙ったのは響ではなく、月であり、彼女は鞭を月の欠片まで伸ばして突き刺すとそれを引っ張り、月の欠片を地球目掛けて落とす。

 

「月の欠片を落とす!! 私の悲願を邪魔をする者共を纏めてここで潰す!! 私はここで果てようと魂までは耐えやしないのだからな!! 私は私の悲願を邪魔をする者共を纏めてここで潰す!! 何処かの場所、何時かの時代、何度でも甦る! 私は永遠を生き続ける巫女、フィーネなのだからなぁ!!」

 

すると、響は止めていた拳をそっとフィーネの胸へとぶつける。

 

「うん、そうですよね。 何処かの場所、何時かの時代、甦る度に何度でも私の代わりにみんなに伝えてください、世界を1つにするのに力なんて必要ないってこと、言葉を超えて……私達は1つになれるってこと。 私達はきっと未来に手を繋げられるということを! 私には伝えられないから、了子さんにしか、出来ないから」

「……お前……!」

「了子さんに未来を託す為にも私が今を……守ってみせますね!」

 

不敵な笑みを浮かべる響に、フィーネは目を見開き、彼女の表情が変わった。

 

「本当にもう、放っておけない子なんだから。 胸の歌を……信じなさい」

 

それはフィーネではなく、「櫻井了子」としての言葉……、彼女は響の胸を指差し、それとフィーネはコウマの方へと振り返る。

 

「気をつけなさい、まだ戦いは終わった訳では無い、私はただ、『奴』に利用されていただけに過ぎないのだから」

『あなたは、闇の力を持つ者についてなにか知ってるのか!?』

「さあ? 私はスパークとザギのスパークドールズを貰っただけだから分からないわ。 まあ、せいぜい、頑張りなさい……」

 

タロウの言葉にフィーネはそう返し、彼女はその言葉を伝えた後……彼女の身体は砂となり、消滅した。

 

例え裏切り者だったとしても、一緒の時間を過ごしてきた、だから弦十郎や、他の二課のメンバー、クリスは涙を流したのだ。

 

また、二課のオペレーター達の調べた結果によると月の落下の直撃は間逃れられないらしく、響は月を見上げた後、未来達の方へと振り返る。

 

「なんとかする! ちょっと行って来るから? 生きるの、諦めないで!」

「待て、響、それは俺の仕事だろ?」

 

月へと向かおうとする響をコウマは止め、彼は「自分が行く」と言い出した。

 

「けど……!」

「俺だったらそこまで危険なことじゃないからな。 だから、ちょっと行ってくる。 クリス!」

 

コウマはクリスを呼ぶと彼は彼女にジャンナインのスパークドールズを渡し、コウマはクリスに笑みを浮かべながら「じゃあ、行ってくる!」と言い、クリスも笑みを浮かべて「あぁ、行って来い!!」とコウマに返した。

 

「帰ってきたら、もう1度、お前の夢を聞かせてくれ」

「あぁ、じゃあ代わりにお前の夢も俺は聞かせて貰うぞ?」

「はっ、上等だよ」

 

コウマはギンガスパークを構えるとギンガスパークのブレードが展開し、そこからギンガのスパークドールズが現れる。

 

「ギンガ? そうか、最後まで力を貸してくれるか、行くぜギンガ!!」

『ウルトライブ!! ウルトラマンギンガ!』

 

コウマは「ウルトラマンギンガ」へと変身し、月の欠片へと向かって飛行する。

 

しかし、その時……遅れてザギの倒された場所から……黒い腕が飛び出していた。

 

そして月の欠片の近くまで来た時、ギンガは光線技で月の欠片を破壊しようとするのだが……。

 

『ヴアアアアアアアアアアアア!!!!!』

 

聞き覚えのある唸り声をギンガは聞き、後ろを振り返るとこちらに向かって高速で通常形態に戻ったザギが向かってきており、ザギはギンガの胸部を殴りつけてギンガは吹き飛ばされ、月の欠片に激突する。

 

『ウアアアッ!!?』

 

ザギはグラビディ・ザギをギンガに放とうとするが……、突如、ザギの背中にレーザーが直撃し、ザギは光線を中断する。

 

「やっぱり来たぜ、コウマ!!」

『クリス! お前なんで……!』

 

そこに現れたのは「ジャンスター」に乗ったクリス、ジャンスターはジャンナインへと変形し、ジャンキャノンからレーザーを発射する。

 

『ジャンキャノン!』

 

しかし、ザギは「ザギ・リフレクション」で攻撃を防ぎ、一度ジャンナインは攻撃の手を止めるとギンガの元へと行き、ギンガに手を差し伸ばす。

 

「一緒に、やろうぜ?」

『……あぁ!!』

 

ギンガはその手を掴むとジャンナインはギンガを引っ張り、ギンガとジャンナインは肩を並べる。

 

『グオオオオオオオオオオオ!!!!』

 

ザギはギンガとジャンナインに襲い掛かってくるが2人はザギの攻撃をかわし、ザギの背後に回り込むが、ザギはすぐさま振り返ってザギ・シュートを2人に放つ。

 

どうにかギンガもジャンナインもザギの攻撃の直撃を避け、そして……、クリスはガンパット・ガンモードを構え、ジャンナインに巨大な実体化させたガンパット・ガンモードをクリスは持たせ、ガンパットから放つ赤い光弾を連射する「ジャンスターダスト」をザギに放つ。

 

『ジャンスターダスト!』

「ジャンスターダスト!!」

 

同時にギンガは全身のクリスタルを青く輝かせ、両手を交差させた後、大きく両腕を広げた後、左腕に右肘の拳を当てる構えをとって放つ必殺光線「ギンガクロスシュート」をザギに向かって放つ。

 

『ギンガクロスシュート!!』

 

対するザギも必殺光線である「ライトニング・ザギ」を放ち、ジャンスターダストとギンガクロスシュートの合体光線がライトニング・ザギとぶつかり合う。

 

「『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』」

『ヴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』

『俺も、クリスも!! みんなも!! 明日に向かうための夢がある!! だから、こんな所で立ち止まれる訳には……いかねえんだよおおおおおおおお!!!!!』

 

するとギンガは再び宇宙のオーロラをその身に纏った「ギャラクシー・オブ・ギンガ」となり、ギンガクロスシュートの威力がさらに高まる。

 

『ギンガギャラクシークロスシュート!!!!!』

 

そしてギンガとジャンナインの合体光線はザギの光線を押し戻して行き、やがて完全に押し戻されるとザギはギンガとジャンナインの合体光線に貫かれ、エナジーコアを破壊されて空中で大爆発を起こした。

 

『ヴアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!?』

 

そのままギンガとジャンナインの光線は月の欠片に直撃し、月の欠片を破壊したのだが……、ザギの爆発の炎ににギンガとジャンナインは巻き込まれそうになる。

 

『クソ、もうテレポーテーション出来る力も殆ど残ってねえ! エネルギーが足りない!』

「このままだと巻き込まれるぞ!」

 

するとあろうことか、ギンガは隣にいるジャンナインの腕を掴み、力一杯にジャンナインをスウィングし、地球へと投げ飛ばした。

 

「うあああああああ!!!? コウマ、お前なにしてんだ!!?」

『クリス、お前の夢、叶えろよ』

 

それだけ言うとギンガは爆発の炎に巻き込まれ、ジャンナインはそのまま地上へと叩き落とされるとクリスは空を見上げてコウマの名を、その瞳から涙を溢れださせながら叫んだ。

 

「コウマアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 




ゼロは敢えてシャイニングにしませんでした。
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